韓国ドラマ「ボーンアゲイン」の全話あらすじ・ネタバレ！最終回の結末も考察

1980年代に出会った3人の男女が、2020年に生まれ変わった姿で前世の記憶を取り戻すサスペンスラブロマンス「ボーンアゲイン」。 ここからは、そんな本作の全話あらすじ・ネタバレや最終回の結末を解説していきます！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ★最終回のネタバレはこちら ★結末の考察はこちら

1988年、刑事であるチャ・ヒョンビンは世間を恐怖に陥れている黄色い傘連続失踪事件の真相を追っていました。 そんな彼は、恋人であるチョン・ハウンに4年間プロポーズし続けています。しかしチョン・ハウンは心臓病を患っており、心臓を移植しなければ生きることはできません。 ある日、教会へやってきた彼女はコン・ジチョルという青年に出会います。コン・ジチョルはチョン・ハウンに一目惚れしますが、心臓病で先がないことを知るのでした。

チョン・ハウンが病院に搬送されたことを知ったコン・ジチョルは、彼女が心臓移植をしなければ生きられないことを知ります。彼女を救うために、同じ血液型の近所の女性を殺害して警察に連絡するコン・ジチョル。 しかしその現場をチョン・ハウンに見られてしまい、急いで病院へ連れていきます。しかしチョン・ハウンの証言によって逮捕されるのでした。 裁判の後、監護施設へ入れられたコン・ジチョルでしたが、チョン・ハウンとチャ・ヒョンビンのもとへ向かいます。

時は2020年、ソヨン大学で講師として働くチョン・サビンはこの日も仕事に追われていました。 展示会に遺骨を届けるはずだった彼女でしたが、講義があったため遅れてしまいます。しかし優秀な生徒のチョン・ジョンボムが手伝ってくれたことで、難を逃れるのでした。 数日後、江原道の東江で遺骨が発見されます。骨考古学者でもあるチョン・サビンは事件の真相を追うことになりますが、翌日奇妙な出来事が発生。それは遺体が1日で白骨化したというもので……。

ニュースで事件を知ったチョン・ジョンボムは、実習のためにチョン・サビンのもとを訪れます。そこで捜査員のキム・スヒョクと出会いますが、関係者ではなかったため追い返されてしまいました。 友人のイム・ファヨンと飲むことになったチョン・ジョンボム。その後イム・ファヨンは遺体で発見され、目撃者の証言もありチョン・ジョンボムが容疑者となります。 そんな中、チョン・サビンは白骨化遺体が持っていた本から書店を割り出し、キム・スヒョクとともに向かうのですが……。

チョン・サビンとキム・スヒョクが乗っていた車がトラックと衝突し、事故に巻き込まれてしまいました。しかし運転していたキム・スヒョクが助手席側へハンドルを切ったため、チョン・サビンは軽傷で済みます。 意識が戻ったキム・スヒョクは早速仕事に復帰していました。そして容疑者として挙げられていたチョン・ジョンボムの身辺調査をおこないます。 すると父親が検事長のチョン・ソクテ、母親がソヨン財団のホ・ジンギョンだと判明し……。

聖堂へ向かったキム・スヒョクが発見したのは、乳児の遺骨でした。神父から話を聞くと、どうやらチョン・ジョンボムが犬の骨だと言っていたとのこと。 すぐさまチョン・ジョンボムを呼び出して任意で事情聴取をおこないますが、容疑を否認します。「遺骨を掘り起こしたのは本当ですが、イム・ファヨンに頼まれただけです。」ーー。 一方チョン・サビンは、チョン・ジョンボムが毎朝飲んでいるジュースに弟のチョン・ジョンウが洗剤を入れていることを知ります。

弟の件で励まされたチョン・ジョンボムは、チョン・サビンのことを気にしていました。 彼女が落とした日記を確認していたチョン・ジョンボム。そんな中、キム・スヒョクは殺人グループ親分・テハの部下に襲われていました。 絶体絶命のところに現れたのはチョン・サビン。一瞬動揺したテハを見逃さず、キム・スヒョクは彼女を守りながら必死に抵抗します。そこへチョン・ジョンボムが現れて2人を逃がしますが、一方的に殴られてしまうのでした。

チョン・ジョンウを池へ落として殺そうとするチョン・ジョンボム。しかしチョン・ハウンが助けに向かったことで、チョン・ジョンウは命を救われます。そしてチョン・ジョンボムはチョン・ハウンに抱きしめられました。 テハの部下に襲われたとき、ナイフで重傷を負わせていたチョン・ジョンボム。入院先を突き止め、テハの部下にキム・スヒョクに関する情報を伝えます。 キム・スヒョクはチョン・サビンのことが心配になり、彼女のもとへ向かいますが……。

チョン・ジョンボムが現場へ駆けつけると、そこにはチョン・サビンが倒れていました。どうやらキム・スヒョクがテハの部下に襲われていたところに現れ、彼を庇ってナイフで刺されたようで……。 そしてチョン・ジョンボムはテハの部下に情報を与え、殺害を諭したことを後悔します。病院へ搬送されたチョン・サビンは一命を取り留めますが、目を覚ましたときにチョン・ジョンボムに関する悪い噂を耳にするのでした。 その後チョン・ジョンボムはチョン・サビンと待ち合わせをします。

書店で会うことになったチョン・ジョンボムは、うきうき気分でチョン・サビンのもとへ向かいます。しかしそこで見たのは、彼女とキム・スヒョクがキスしているところで……。 翌日、殺人課刑事のチュ・インドを刺した凶器がポストから発見されます。スマホを確認したところ、チョン・ジョンボムからの犯行メッセージが。 一方チョン・ジョンボムは、殺人事件の犯人を小学校に呼び出していました。呼び出した女性は、キム・スヒョクの婚約者であるペク・サンアで……。

チョン・ジョンボムが小学校へ到着すると、そこにいたのはペク・サンアではなく気を失ったチョン・サビンでした。そこへキム・スヒョクが現れ、チョン・ジョンボムの頭に発砲します。 チョン・サビンを連れてその場を後にするキム・スヒョク。一方意識を失ったチョン・ジョンボムのもとに、彼を利用しようと企むソ・テハが現れます。 1年後、停職処分が解けたキム・スヒョクは突然倒れてしまいました。目を覚ますと、チャ･ヒョンビンの記憶を保持しており……。

キム・スヒョクとソ・テハに助けてもらって意識を取り戻したチョン・ジョンボム。そして彼もまた前世の自分であるコン・ジチョルの記憶を保持していました。 そんな中、白骨化遺体が発見されます。科捜研に呼び出されたチョン・サビンは、偶然出会ったチョン・ジョンボムとともに現場へ向かうのでした。そこにはコン・ジチョルの遺体があり……。 そしてキム・スヒョクの中にはチャ・ヒョンビンの記憶があるのに対し、チョン・ジョンボムの中にはコン・ジチョルの記憶しかないことが判明します。

1980年代に起こった連続殺人事件の犯人であり、コン・ジチョルの父親でもあるコン・イヌ。 そんな彼は、チョン・ジョンボムの中にいるコン・ジチョルと再会を果たします。父親を恨んでいたコン・ジチョルは殺そうとしますが、チョン・サビンの言葉を思い出し、留まるのでした。 一方キム・スヒョクは、黄色い傘事件の犯人としてペク・サンアを逮捕します。その頃、チョン・ソクテのもとにチョン・へミがやってきて、娘の釈放を命令するのでした。

ペク・サンアを釈放させるために、ありとあらゆる手段で警察に罠を仕掛けるチョン・へミ。チョン・ソクテを始めとし、さまざまな権力者に根回しして裁判で優位に立ちます。 その頃、コン・イヌはペク・サンアのもとを訪れていました。そこでチョン・サビンを殺してほしいと頼まれた彼は、早速作戦を実行します。しかし危機一髪のところにチョン・ジョンボムが現れ、コン・イヌを警察に引き渡すのでした。 その後チョン・サビンは「古い未来」へ向かいます。

「古い未来」でボイスレコーダーに録音されていたチョン・ハウンの声を聴いた瞬間、チョン・サビンは倒れてしまいます。そして彼女もまた、前世の自分であるチョン・ハウンの記憶を保持するのでした。 キム・スヒョクが殺害現場へ向かうと、コン・イヌの殺害現場の写真を発見します。そしてチョン・ジョンボムと相談した結果、写真を世間に公開することに。 その後チョン・ジョンボムが殺害現場の写真を証拠品として提出したため、ペク・サンアは無期懲役となります。

チョン・サビンの協力もあって、コン・ジチョルを殺したのは今の自分の父親であるチョン・ソクテだと気付いたチョン・ジョンボム。しかし頭の中にある銃の弾が動いたことで、余命が1か月だと宣告されました。 一方チョン・サビンも心臓に病気があることが発覚し、心臓移植しなければ生きられないと言われます。そのことを知ったチョン・ジョンボムは、自らの心臓をチョン・サビンに移植しようと考えていました。 違和感に気付き彼を問い詰め、心臓移植の計画を知らされるチョン・サビン。しかしともに手術をし、ともに幸せになることを約束します。 1年後、チョン・サビンが店をオープンすると聞いたキム・スヒョク。彼女のもとへ向かうと、そこにはチョン・ジョンボムもいました。

チョン・サビンが本屋をオープンして幕を閉じた「ボーンアゲイン」。キム・スヒョクは刑事を辞職し、弁護士になっていました。 そして「古い未来書店」の開店祝いとして花束を持っていきます。店にはチョン・サビンだけではなく、長い眠りについていたチョン・ジョンボムもいました。 この時点で不明なのは、チョン・ジョンボムは手術をおこなったのかということ。そして最後にはチョン・ジョンボムは目を覚まします。しかしチョン・サビンの名を聞いた瞬間に驚いていたため、おそらく記憶がなくなっているのだと思われます。 とはいえ2人で本屋を経営することを決意していたので、ハッピーエンドと言っても良いのではないでしょうか！

実の母親に捨てられ、継母から虐待を受けて育った青年。連続殺人犯の父親を心の底から嫌悪しています。教会で出会ったチョン・ハウンに一目惚れし、彼女の影響で本を読み始めました。

「古い未来」という古本屋を経営する女性。本が大好きで、本屋に置いてある本はほぼすべて読み終えています。心臓病を患っており、心臓移植を受けなければ死んでしまいます。

チョン・ハウンの婚約者で刑事。正義感は周りの刑事よりも人一倍あり、連続殺人犯の容疑者であるコン・ジチョルを追っています。チョン・ハウンは彼にとってのすべてです。

ソヨン大学医学部に通う、超優秀な2年生。天才的な頭脳だけではなく、誰もが羨む美しい容姿を兼ね備えています。しかし闇が深そうな雰囲気を漂わせており、子供の頃に人を殺したという噂も。

ソヨン大学で教授として働いている骨考古学者。考古学の授業を受け持ちながら、国立科学捜査院の骨解剖の仕事をおこなっています。かつて心臓移植をした経験があるとのこと。

犯罪DNAを信じる捜査員。綺麗な顔立ちをしていますが冷血な性格をしており、周りとは一線を引いています。とある事件の容疑者であるチョン・ジョンボムからチョン・サビンを守ろうとし……。

過去と現在の記憶を保持しながら、殺人事件に隠された真実と自分の過去を知るサスペンスラブロマンス「ボーンアゲイン」。 エピローグは、ハッピーエンドかバッドエンドかの判断を視聴者に委ねる形で幕を閉じました。現在と過去が交差するストーリーに夢中になること間違いなしです！