『Dr.STONE(ドクターストーン)』クロムの天才でかっこいいエピソードまとめ！死亡説や声優まで紹介！

『Dr.STONE(ドクターストーン)』のもう1人の主人公クロムは、天才・千空も認める根っからの科学バカ。本記事ではそんなクロムに焦点を当て、彼の活躍や死亡説、名言、ルリとの関係などを紹介していきます。 ※この記事は2023年4月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

早速、石神村の天才妖術使い・クロムについてヤベー詳しく見ていきましょう！

クロムは当初、「妖術使い」の主人公・石神千空(いしがみせんくう)に対抗意識を燃やしていました。しかし、千空の知る膨大な科学知識に並々ならぬ興味を示し、クロムは科学王国民第2号となります。 妖術使い改め「科学使い」となったクロムは以降、持ち前の知的好奇心と発想力を武器に次々と知識を吸収。原始的なストーンワールドにおいて、前提となる知識ゼロのところから発想して応用していく彼の力に、千空も大きな信頼を寄せるようになりました。 科学に対して熱く粘り強さを見せる2人は、作中屈指の科学タッグとなっていきます。

4巻32話。命がけの硫酸採集に自作のガスマスク装備で挑んだ千空とクロム。クロムは千空の装備が壊れかけていることを伝えようと一歩踏み込んだ瞬間、硫酸湖へとダイブしかけます。 さすがのクロムも「ヤベーこれはマジで」と死を覚悟。しかし次の瞬間、銀狼が槍を伸ばしてくれたことでクロムは命からがら死の湖から生還しました。

8巻68話。司帝国の捕虜となったクロムは氷月(ひょうが)の槍で滝壺に吊るされる羽目に。司は村人の安全を盾に寝返るよう提案しますが、クロムは「落とせよさっさと」と腹をくくって言い放ちます。 氷月はそれを聞いて本当にクロムを落下させますが、司の合図を受けた右京の弓矢がクロムの袖を射て、一命をとりとめました。

15巻133話。宝島到着直後、1度石化を体験したクロムは石化光線を観察して、光のスピードが一定であることを突き止めていました。 敵の宰相イバラが島全土を石化させようとした際、クロムはこの重要な情報を千空に託し、仲間に等間隔で並ぶよう指示します。これによって千空は光線の速度を測ることができ、勝機につながりました。

22巻192話。スタンリー率いるアメリカ組との戦いで、千空は地球全土を石化させる作戦に出ます。クロムはメデューサタワーを用いた時限式復活液シャワーを発案。 この作戦のカギとなるスイカを守るために、クロムは銃を構えたスタンリーをゲンやカセキとともに抑え込んで時間稼ぎをします。 具体的に撃たれた描写はありませんが、石化後のクロムは下腹部を押さえた状態だったので、そのあたりを撃たれたのかもしれません。石化には傷を治し、死んだ人すら甦らせる力があります。そのため、クロムも石化からの復活時に完全復活しました。

科学王国の「五知将」の1人して発想力を担うクロムは、原始時代レベルのストーンワールドにおいて、独学で17世紀相当の静電気発生機を発明しています。科学という概念すらない世界において、科学の法則にたどり着くには相当のひらめきがなければなし得ないでしょう。 もともと天才発明家レベルのクロムは、千空の科学知識をヒントに水車や金属探知機を発明したりと、相当にヤベー発明を次々としていきます。

宝島でクロムは自身が石になりながらも、光源から目を離さず光の広がり方を観察していました。そして2度目の石化光線の際、千空の「科学は再現性」という言葉を思い出し、クロムは1度目の石化で得た情報を千空に伝えます。 千空の言葉がきっかけではありますが、それを自分の頭で考えて答えにたどり着く鋭さと発想力は、やはりクロムのすごいところです。

クロムは幼馴染のルリに想いを寄せています。とはいえクロム自身は無自覚なので、年頃になっても一切2人の仲は進展していませんでした。 無自覚とはいえ彼のルリの幸せを願う気持ちは本物です。彼はルリの病を治したいという一心で妖術使いとなり、効果のありそうな薬草などを集めていました。 硫酸採集で死にかけた際も、クロムが最後に思い浮かべたのはルリの病が治って、彼女が幸せに生きること。無自覚ながらも一途な想いが伝わってきます。

最終回では大木大樹(おおきたいじゅ)と杠(ゆずりは)の結婚式が描かれ、クロムとの仲を問われたルリがプロポーズされたことを告白します。披露宴で同じテーブルに座ったクロムは、「今のヤベー科学クラフト仕上げたら俺らも結婚しようぜ」とプロポーズしたそう。 サラッとプロポーズするクロムに対し、ルリが動揺しながら「はい」と返事をした様子が描かれています。ちなみにヤベー科学クラフトとはタイムマシンのことです。

熱血かつピンチなときほど冷静で頭の冴えるクロムは、実は主人公ばりの名言メーカー！まっすぐな性格ゆえに彼の言葉は読む人の心に100億％まっすぐ届くのでしょう。ここからは厳選した3つの名言を紹介します。

3巻18話。千空から3700年前の人類に起こったこと、その頃の科学文明について聞いたクロムは号泣してこのセリフを言います。 千空はクロムのやってきたことを知り、どれだけ科学がリセットされようが「なんでも試すヤベぇバカが必ず興すんだ、科学文明をよ」と、人の心から科学の火が消えないことを悟りました。 このセリフの後に続く、科学は消えていない、自分やクロムの中に科学があると千空が伝えるセリフと合わせて熱いシーンです。

4巻27話。ルリの夫＝村長を決める御前試合を前に、コハクはクロムの(無自覚な)恋心を知りながらも金狼銀狼たちに稽古をつけていることを謝ります。それに対してクロムは一切の曇りがない表情でこのセリフを言いました。 自分のすべきことを貫きルリの幸せだけを願う姿は、その表情も相まってめちゃくちゃかっこいいです。このとき初めて科学使いを名乗ったクロムは、以降、千空との科学タッグでルリの薬作りに奔走します。

4巻31話。命の危険がある硫酸採集を前に、千空は自分の科学知識をクロムに継がせ、自分が万が一死んだときの科学の後継者にしようとします。それに対し、クロムはブチギレながら「継がねぇよ」と啖呵を切りました。 クロムは1番合理的な選択は科学使いが2人でタッグを組むことだと指摘すると、千空もハッとした様子で考えを変えます。クロムの仲間思いで熱い部分と、科学者らしく冷静な部分とが垣間見える、実に彼らしい名言です。

アニメでクロムを演じているのは佐藤元(さとうげん)です。クロムでは熱血な芝居が印象的ですが、初主演となった『弱キャラ友崎くん』友崎文也役ではローテンションの役も好演しています。 高めの声が特徴で、ほかには『よふかしのうた』の夜守コウ役や『天国大魔境』マル役など、近年主演を多数射止めている声優です。

千空の相方として最終回まで大活躍を見せる『Dr.STONE(ドクターストーン)』のクロム。ピンチになればなるほど冷静な判断力と閃きで現状を打破できるキレ者な彼に注目して読み返してみると、彼のヤベーかっこよさに唆らられるはずですよ！