北村匠海のキスシーンまとめ！吉高由里子との共演が話題に！初キスは子役時代？

『君は月夜に光り輝く』(2019)や『明け方の若者たち』(2021)など恋愛映画に数多く出演する俳優「北村匠海」。最近では吉高由里子と共演したドラマ『星降る夜に』(2023)での大人なキスシーンが話題となりました。 この記事では北村匠海のキスシーンが見られる作品、シーンの内容、感想など徹底的に深堀りしていきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、作品を未視聴の人は注意してください。

2023年1月から放送された『星降る夜に』で吉高由里子と共演しました。産婦人科医・雪宮鈴と耳の聞こえない遺産整理士・柊一星による大人のラブストーリーです。 放送当時から話題となったのが「キスシーンの多さ」。1話冒頭からソロキャンプで夜空を見ていた鈴に近づき、初対面にも関わらず一星は上を向く鈴にキスしたのです。 他にも一星が「鈴がほんとに俺を好きだと思うまで、キスはステイします」と伝えて鈴がおでこにキスするシーンや最終話では星空のもと一星が現れ、手話で『愛してる」と伝えて濃厚なキスを交わすシーンがあったりとほぼ毎話最高のキスが見られる作品でした。 ちなみに北村匠海は会見で『蛇にピアス』(2009)を学生時代に見て以来、吉高由里子は憧れの俳優だったと明かしており、キスシーンは「ドキドキです」と語っています。

2021年公開の『明け方の若者たち』では主人公の「僕」を演じています。学生最後の飲み会で出会った「彼女」との甘酸っぱい5年間の恋の物語。本当のカップルかのようなリアルな演技が話題となりました。 2人で突発的に計画した旅行の夜、ベッドの上でお互いバスローブ姿で他愛もない話を始めます。しかし彼女を見つめ、僕から軽くキスするとお互いスイッチが入り激しいキスへと変わっていき……。和やかな雰囲気からキスでムードが変わる流れや激しいリップ音など「リアルすぎる」キスシーンが味わえます。 また初めてのキスのシーンでは、良いムードからキスで歯がぶつかって笑い合うなど等身大な恋愛シーンがたくさん詰まった作品です。

2020年公開の『思い、思われ、ふり、ふられ』では、浜辺美波演じる山本朱里の血の繋がりのない弟・理央を演じています。理央は密かに朱里に恋をしていました。一方で同じマンションに住む市原由奈(福本莉子)は理央に、そして朱里も乾和臣(赤楚衛二)に興味を持ち始めるという複雑な恋模様を描いた恋愛映画です。 キスシーンは朱里と理央が雨の中一緒に帰るシーン。理央は朱里の傘に入ります。兄弟で恋バナは気持ち悪いという朱里に対して「なりたくてなったわけじゃねーよ」と語気を強めた理央。車が通ったため、朱里の腕を掴んで体を寄せたところで振り向きざまに優しくキスします。 『君の膵臓をたべたい』(2017)で浜辺美波と共演していますが、キスシーンはなく本作が初のキスとなりました。

2019年公開の『君は月夜に光り輝く』では、発光病で入院中の渡良瀬まみず(永野芽郁)に寄せ書きを渡しに行く岡田卓也を演じました。卓也はまみずのやりたいことを代行して彼女を喜ばせ仲を深めていきます。しかし一方でまみずの余命も少なくなっており……。 キスシーンが登場するのは終盤。体調が悪くなっていたまみずが深夜病院の屋上に卓也を呼びます。そして自分の代わりにきちんと生きて人生を送って欲しいと卓也に託してキスしました。最初で最後とわかっている2人は何度も唇を重ねます。 月に照らされる2人と体が発光するまみずを遠くから映すシーンは神秘的で美しい場面。北村匠海ファンの間でも根強い人気のある涙なしには見られないキスシーンとなっています。

2018年1月から放送されたドラマ『隣の家族は青く見える』ではゲイの青木朔を演じました。集合住宅に住む4世帯それぞれが「夫婦仲」「親との確執」など悩みを抱え、ともに成長していくストーリーとなっています。 1話では恋人となる広瀬渉(眞島秀和)に壁ドンスタイルでキス。その後同棲することとなり、3話では目を閉じて「んー」といいながら渉にキスのおねだりをするかわいすぎるキスシーンも登場しました。 そして最終回は関係性を隠す必要がなくなった2人の幸せ回。ソファに座る渉の上から抱きつく朔が可愛すぎる……。実はこのシーンには続きがあり、北村匠海いわく「俺史上一番濃厚なキスシーン」があったそうで、テレビではカットされDVD収録となりました。

2018年に公開された『春待つ僕ら』では「イケメン四天王」の1人、浅倉永久を演じました。主人公の春野美月(土屋太鳳)はバイト先でそのイケメン四天王に気に入られます。 そして永久は美月を好きになり2人は接近しますが、アメリカ帰りで美月の幼馴染・神山亜哉（小関裕太）が現れ恋のバトルへと発展しました。 亜哉と永久の対決となったバスケ大会決勝後、美月は亜哉の告白を断ります。そして時は流れ、大晦日。 年越しパーティで永久は「これからも一緒にいてくれる？」と問いかけ「うん」と美月も泣きながら返答します。 年越しのカウントダウンから残り1秒で「好きだよ」と伝え美月にキス。2人の恋は最高のハッピーエンドを迎えます。

2017年公開の『恋と嘘』では、政府通知によって結婚相手が決まる世界で幼馴染の仁坂葵(森川葵)に恋する司馬優翔を演じました。通知によって決められた結婚相手・高千穂蒼佑(佐藤寛太)と優翔の間で心が揺れながら、葵は結婚相手を選びます。 病気の治療で海外へ向かうため空港のロビーに座る優翔のもとに現れたのは蒼佑との結婚式を抜け出した葵でした。式場に戻れと伝える優翔の言葉を遮るように葵からキスします。 目が点になる優翔ですが、葵の「司馬くんじゃなきゃだめ」という言葉に納得した表情を見せて、今度は優翔から唇を合わせるように2回目のキス。戸惑いから嬉しさを噛みしめる姿まで北村匠海の表情豊かなキスシーンが見られます。

2013年公開の映画『陽だまりの彼女』では松本潤演じる奥田浩介の中学生時代を演じています。浩介は中学時代にいじめから守った渡来真央(葵わかな)と10年後再会。浩介と真央は付き合い結婚の約束をしますが、彼女には大きな秘密がありました。 いじめから守った後、浩介と真央は2人ともクラスからのけ者にされます。公園でお互い東京に進学することを決意し、真央は浩介に「かまってくれてありがとう」と伝えるのです。 そしてジャングルジムに寄りかかっていた浩介は、立ち上がり真央にキスします。2人が直立不動でキスする姿やキスのあと伏し目がちになる表情、そしてバックで流れるビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」などエモさ満点のキスシーンです。

『星降る夜に』では3話で鈴からおでこにキスされたあとの嬉しさが隠せない表情から「子犬感最高」「年下子犬感で母性が溢れる」といったSNSの投稿が話題に。 『隣の家族は青く見える』でも隣に座る渉に我慢できず笑顔でほっぺにキスするシーンもまさに感情が抑えられない子犬感。年上パートナーのいる役どころでのかわいいキスシーンは北村匠海の大きな魅力です。

北村匠海のキスシーンで度々話題になるのが「手」。『星降るように』では鈴の頬を大きな手で包みこみキスしたり、車内のシーンでは腕を抑えながらキスしたりと手の使い方でキスをさらにセクシーに見せています。 北村匠海自身もインタビューで自分の体で好きなパーツを「手」と回答しており、監督に気に入られて手のカットが増えた現場もあったと語っています。

北村匠海のファーストキスは子役時代の『太陽と海の教室』(2008)です。岡田将生が演じた根岸洋貴の幼少期の役で出演しています。 ファーストキスは教室で椅子に座るシーン。キスの前に相手の唇を確認する目線や鼻同士が少しぶつかっている様子など初々しいシーンとなっています。 その初々しさを出すため監督は撮影前にキスシーンはないと伝えており、さらにマネージャーの代わりに母親がキスシーンをみていたとのこと。この特殊なファーストキスによって今では演技のキスは「無の境地。芝居で自分の思いを覆いかぶせる」と笑いながら答えています。

役どころによってセクシーさや可愛らしさ、さらには初々しさまでどんなキスシーンもこなす北村匠海。『星降る夜に』のキス連発によって、北村匠海の過去作のキスシーンも再び注目を集めています。 まだ見たことがない作品があった方は、この機会に配信で視聴してみてはいかがでしょうか。