漫画『春待つ椿は恋に咲く』4巻まで全話ネタバレあらすじ＆感想！イケメン跡取りの家で住み込み生活！？

森埜ひつじが御曹司と庶民の恋模様を描いた『春待つ椿は恋に咲く』は、ブックライブで配信中。2023年5月現在の最新話は6巻です。 本記事ではそんな『春待つ椿は恋に咲く』のあらすじを紹介していきます。感想やネタバレも含むので、どんな作品か詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね！

野原なこは、美術館で働く26歳。他人に都合よく扱われることに辟易としながらも、現状を変えることができないでいます。何かと仕事を押し付けられる自分を変えたいけど、どうしたらいいのかわからない……。そんななこの前に現れたのが、華道の家元の跡取り・九条椿でした。 イケメンの御曹司がやってくると聞いて美術館の女性スタッフは浮足立ちます。しかし、九条の素顔は、ざっくばらんな関西弁でぐいぐい距離を縮めてくる気のいい青年。なこは、毎日会いに来る青年が九条と言うことには気づかず、心の中でイチゴミルクさんと呼んでいました。 すっかりなこのことが気に入った九条は、仕事を辞めることを決意したなこに次の就職先を紹介すると言い出してーー。

超好待遇の仕事を紹介してくれるという九条。しかし、その交換条件として出されたのは、「俺の彼女になること」という突拍子もないものでした。間髪入れずお断りしたなこでしたが、九条は引き下がりません。 実際に付き合うのではなく、庶民のデートを教えて欲しいという九条。なこは、顔のいい九条のお願い攻撃に押され、ひとまず友達としてお付き合いをすることを承諾します。 九条に頼る前に自分の力で仕事を探してみたい！と頑張るなこでしたが、なかなかうまくいきません。やっとのことで見つけたのが宴会場で働く派遣の仕事です。新しい職場で早速ミスをしてピンチに陥ったなこを助けてくれたのは、またしても九条でした。

九条の家で住み込みで働くことを決めたなこ。出勤初日のなこを待っていたのは、九条のマネージャー代行の仕事でした。ウェディングブランドの撮影現場で背景に使われる生け花を生けるため、式場にやってきた九条となこ。そこで新郎役のモデルが来られなくなるというハプニングが発生します。 急遽新郎の代役をすることになった九条。そしてなんと新婦役のモデル・都梨華は九条の婚約者でした。突然の婚約者の登場、ドキドキしますね！修羅場への発展もあるのでしょうか……。 さらに九条の着替えを手伝うことになったなこは、密室で九条と急接近。あわやキス！？というくらい近い距離で顔を合わせた2人はーー。

都の突然の結婚宣言にざわつく撮影現場。しかし九条は、「僕は結婚する気ないんで」とバッサリ切り捨てます。どうやら九条の父が勝手に決めた婚約だったようですね。 一方なこは、都からのキツめの指導に落ち込み、撮影現場を飛び出してしまいました。なこがいないことに気づいた九条は、大慌てでなこを探し回ります。いつもクールな九条の焦った顔に、周囲の人間も驚きを隠せません。 翌日から本格的に九条の家で働き始めたなこ。しかし、家の中を案内している途中で九条が倒れてしまいます。高熱に浮かされる九条を看病するなこでしたが、朦朧とする意識の中で弱気な姿を見せる九条にドキドキしてしまうのも事実で……。

名家の御曹司として登場する九条椿がとにかくイケメン。主人公のなこも、九条の顔の良さに押し切られてついついお願いを聞いてしまいます。こんな綺麗な顔で迫られたらそれも仕方ない！ 表の顔は品行方正な完璧人間なのに、素は関西弁の気楽なお兄ちゃんなところにもキュンとします。そして素の顔をみせるのは、なこの前でだけ……というのにもグッときますよね。 ギャップのあるイケメンに読んでいるこちらまで翻弄されてしまいます。

華道の家元の息子に気に入られた主人公が、イケメン御曹司の家で住み込みで働くことになる『春待つ椿は恋に咲く』は、気になるシーンが目白押しの少女漫画です。2人の関係がどのように進展していくのか、ぜひ見届けてください！