『葬送のフリーレン』断頭台のアウラが死亡?自害の理由や声優を解説
『葬送のフリーレン』断頭台のアウラとは
断頭台のアウラは、魔族の中でもトップクラスの実力を誇る「七崩賢」のうちのひとり。少しキツめの可愛らしい顔立ちで、三つ編みの房をいくつも作った独特の髪型やへそ出し・ふわりとしたチュール付きの衣装など、おしゃれな印象もあるキャラです。 500年以上生きた「大魔族」で、「服従させる魔法(アゼリューゼ)」という特別な魔法と、それを使いこなすのに欠かせない圧倒的な魔力量を誇っています。
見た目はもちろん自信満々な態度がかわいい~!
【死亡】アウラは自害した?フリーレンに服従したのはなぜ?
死亡シーン | 3巻22話 |
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魔族の中でも特に強いとされているアウラですが、フリーレンとの戦いで敗れてしまいます。その最期は、フリーレンに自害を命じられて自分の首を斬り落とすという悲惨なものでした。 アウラがフリーレンに服従して敗北したのは、皮肉にも彼女自身が使用した「服従させる魔法(アゼリューゼ)」の効果。魔法の内容については次の見出しで説明しますが、簡単に言えばアウラは魔力量でフリーレンに劣ってしまったため、その命令に従うしかなくなったのでした。
泣きながら自害するシーンは敵ながらちょっとかわいそうだった。
【強さ】アウラの魔法:服従させる魔法(アゼリューゼ)
「服従させる魔法(アゼリューゼ)」は、「服従の天秤」に自分と相手の魂を乗せ、魔力量が多いほうが少ないほうを操ることができるというもの。もちろんアウラにも操られるかもしれないリスクがあるわけですが、500年以上生き圧倒的な魔力量を誇る彼女に勝てる者は、基本的には存在しません。 1000年以上生きた魔法使いであるフリーレンだからこそ、彼女相手に魔力量で上回り、自害を命じることができたのです。
服従させる魔法に対抗するには?
服従させる魔法を使うには「服従の天秤」が不可欠で、これをアウラの手元から離させることさえできれば、発動を妨害できるようです。そうすることで、魔力量が少ない者でもこの魔法に対抗できます。 実際に作中の回想シーンでは、ヒンメルが天秤を持ったアウラの腕を斬り落とし、魔法の発動を回避する場面もありました。ただしこれも、人並外れたスピードを誇る彼だからこそできたことです。
魔法の発動さえ許さないヒンメル、さすがすぎる…!
【セリフ】アウラ「ヒンメルはもういないじゃない」を解説
フリーレンはアウラとの戦闘中、彼女が操る「不死の軍勢」をかつてのように吹き飛ばすのではなく、魔法を解除することで彼らをその支配から解放していきます。その理由を尋ねられたフリーレンの答えは、“ヒンメルに怒られたから”。 対するアウラは「ヒンメルはもういないじゃない」と返しますが、これは共感性に乏しく人間の心や絆を理解できない魔族だからこそ出てきたものです。これを受け、フリーレンは魔族が「化け物」であることを再認識し、容赦なく殺せると発言しています。
【来歴】アウラと勇者一行の関係性とは
アウラは80年前にヒンメル率いる勇者一行と戦っています。このとき彼女は配下のほとんどを失って撤退し、その後しばらくはおとなしく身を潜めていました。 アウラとしては、「服従させる魔法(アゼリューゼ)」が通用しないヒンメルの存在がよほど恐ろしかったというか、邪魔だったのでしょう。表舞台から退場し力を取り戻してから、彼の死後に再び活動を再開しています。
【声優】アニメ『葬送のフリーレン』アウラ役:竹達彩奈
アニメ『葬送のフリーレン』でアウラを演じるのは、リンク・プラン所属の竹達彩奈です。ツンデレキャラに定評がある声優で、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃役や『五等分の花嫁』の中野二乃役などで知られます。 本作では魔族であるアウラの「人外っぽさ」を巧みに演じており、ファンの間でも「ヒンメルはもういないじゃない」と心底不思議そうに尋ねるシーンの演技が高く評価されていました。
『葬送のフリーレン』アウラの死亡シーンが壮絶すぎた…
フリーレンの圧倒的な魔力量を前に敗れ、「自害させられる」という壮絶な最期を遂げたアウラ。その死亡シーンは漫画でも十分に衝撃的ですが、アニメ版はその気合いの入りっぷりから「もはや芸術」との声も上がっています。ぜひどちらもあわせてチェックしてみてくださいね。