2023年12月29日更新

「幽遊白書」鴉(からす)は死亡する?蔵馬との激戦から実写キャストまで徹底解説!

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幽遊白書 鴉 清水尋也
Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』独占配信中

『幽☆遊☆白書』にて主人公・浦飯幽助のチームは、決勝戦で強敵である戸愚呂チームと激突します。そこで先鋒として蔵馬と戦ったのが、爆弾を具現化して戦う妖怪・鴉でした。登場期間は短い彼ですが、人気はトップクラス。 そこで本記事では鴉の強さや名言、声優について徹底解説していきます! ※本記事には『幽☆遊☆白書』の重要なネタバレを含みます。

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『幽☆遊☆白書』鴉(からす)のプロフィール

声優 堀川りょう
実写キャスト 清水尋也
初登場 7巻60話
年齢 不明
誕生日 不明
身長 不明
所属 戸愚呂チーム

鴉は暗黒武術会編で登場した、戸愚呂チームの1人です。トーナメントでは最強である戸愚呂チームの先鋒を務めた人物で、鼻まで覆ったマスクが特徴的。スラっとした長身とサラサラの長髪が目を引くイケメンであり、決勝戦では蔵馬と対戦しています。 紳士的な話し方をするものの、好きな物の破壊に興奮するサディストです。過去には戸愚呂に勝負を挑んでおり、敗北した今でも命を狙っているとのこと。

【最後】鴉は蔵馬戦で死亡する!?

妖狐になった蔵馬を相手に……

エピソード 暗黒武術会編
死亡巻 11巻97話

始まった暗黒武術会決勝の先鋒戦。妖狐に戻るための時間を稼ぐ蔵馬を、鴉は圧倒的な強さで追い詰めます。しかし人間の姿のままでは死亡確実だった攻撃を、ギリギリで妖狐になった蔵馬はなんとか耐えました。 そして鴉の爆弾に周囲を取り囲まれた蔵馬は、魔界のオジギソウを呼び出します。オジギソウは動くモノと火気を感知すると、敵として襲いかかる植物。オジギソウに敵と認識された鴉は、襲われ一瞬で食べられてしまいました。 思った以上にあっけなかったと蔵馬は思います。審判も蔵馬の勝利を宣言しようとしたその瞬間、オジギソウを爆発した鴉が再び戦場に戻ってきたのでした。

人間に戻った蔵馬を圧倒

マスクも取り力を解放した鴉は、体を爆弾にして蔵馬を追い詰めます。そしてなぜか予定よりも早く人間に戻ってしまった彼を、圧倒的な妖力差でなぶり殺そうとしました。 しかし鴉は1つ勘違いしていました。蔵馬は、人間の姿でも命と引き換えに魔界の植物を呼び出せます。体術で鴉の心臓部分に傷をつけ、吸血植物を呼び出す彼。ここで鴉は植物に心臓を貫かれ、死亡しました。 一方の蔵馬は、想定以上に人間の体に妖狐の力が戻っていたため助かります。鴉は10カウントで勝負には勝利したものの、命を落としたのでした。

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心臓を植物で貫かれるのは、鴉らしいオシャレな死に方すぎる……!

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【強さ】鴉は実力をマスクで封印している!?

鴉は暗黒武術会編までに登場したキャラクターでは、屈指の強さを誇ります。物体を支配し創造するレベルの妖怪を「支配者級(クエストクラス)」と呼び、鴉も爆弾を支配する支配者級の妖怪です。 蔵馬は鴉と初めて会話した際、彼が背後に立っているのにまったく気づけませんでした。それもあり、蔵馬は人間の姿では鴉に勝てないと判断しています。 また鴉の象徴ともいえる、マスクにも秘密がある様子。オジギソウに食べられたとき、鴉のマスクが外れます。そこで戸愚呂兄弟は、「やばいな」と発言していました。その後鴉は口から火気物質を取り込み、体を爆弾にしています。 体を爆弾にしてから再度蔵馬を追い詰め始めたので、マスクを外し火気物質を体内に取り込むようになってからが彼の本当の実力なのでしょう。

【技】鴉は爆弾使い!その種類は?

支配者級である鴉は、物体を支配し、イメージを具現化して攻撃する能力を持ちます。彼は火薬を支配し、イメージした爆弾を具現化することで攻撃していました。精密な爆撃も可能で、複数枚の小さな花びらをピンポイントで爆破しているシーンもあります。 爆弾は眼や口がある物も多く、自ら動いている描写もありました。また基本的に爆弾は妖力が低い妖怪には視認できないため、蔵馬は当初爆弾での攻撃を妖気を内部に流し込んで破壊していると勘違いしていました。 鴉が妖気を強めて爆弾を具現化すれば、妖気が弱い妖怪でも爆弾を視認できます!

鴉の爆弾を一覧解説!
  1. 追跡爆弾(トレースアイ)追跡型の爆弾
  2. 手榴弾(パイナップル)オジギソウに使用した手榴弾型の爆弾
  3. 葬儀(ラストライツ)妖狐になる直前の蔵馬に放ったダイナマイト型の時限爆弾
  4. 地下爆弾(マッディボム)地中から出現し足元を爆破する爆弾
  5. 牢獄爆弾(プリズンボム)対象の周囲を取り囲む複数の爆弾
  6. 肢体爆弾(リンボム)口から火気物質を取り込み体を爆弾にする大技

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【かっこいい】鴉は何故あれ程人気なのか

鴉は、暗黒武術会編で登場しそのまま死亡した妖怪です。そのため登場回数は、あまり多くありません。しかし彼は、作中でも屈指の人気を誇るキャラクターです。その理由は、その外見と言動にあるでしょう。 まず鴉はイケメンです。サラサラの長髪も綺麗で、マスクを外した素顔も非常に美形でした。そして彼は歪んだ愛情を蔵馬に向け、数々の迷言を残しています。後に名言は紹介しますが、鴉は読者に語りきれないほどのインパクトを与えました。 愛しているがこそ殺そうとしたり、頭だけを自分のそばに残そうとしたり。本作が連載していた頃は、鴉と蔵馬のBLが腐女子の間で盛り上がったほどでした……!

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鴉の歪な考え方や独特な話し方は、中二病心に刺さる……!

【名言】鴉は名シーンを生みすぎ!

鴉のセリフは、名言の宝庫! そこでここでは、彼が残した名言のなかから特に印象に残る2つを紹介していきます!

トリートメントはしているか?

巻数・話数 10巻89話
語った相手 蔵馬

『幽☆遊☆白書』のなかでも、トップレベルに有名な名言です。 トーナメント観戦に来ていた蔵馬は、鴉、武威と初対面を果たします。そこで突如武威が壁を殴り、気づいたときには鴉が目の前から消えていました。そこで鴉はいつの間にか蔵馬の真後ろから髪を触っており、このセリフを口にしたのです!

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背後をとってこのセリフはシャレオツすぎる!

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ますます殺したくなってきた

巻数・話数 11巻96話
語った相手 蔵馬

妖狐となった蔵馬は、鴉を圧倒します。そして魔界のオジギソウを呼び出し、鴉の討伐に成功しました。しかし鴉は死んでおらず、オジギソウを爆発し再びリングに舞い降ります。 そこで彼は蔵馬を、より好きになった様子。「気に入ったよ」と前置きしたうえで、このセリフを口にしました。普通に考えれば、気に入った人間をますます殺したくなる奴はいません。この名言から、鴉の異常性がよくわかります。

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私は気に入った人間はできるだけ生かしたいけどな……

【モデル】鴉は誰がモデルになった?

『幽☆遊☆白書』のキャラクターに、モデルが存在するという情報はありません。桑原和真の名前が2人の有名な野球選手から取られているだけで、基本的には名前にもモデルはいないです。 また爆弾を使うキャラクターは、漫画界に多くいます。そのため爆弾というだけでモデルを特定するのも、難しいでしょう。鴉にはモデルが存在せず、完全オリジナルのキャラクターだと考えて間違いないのではないでしょうか。 ただファンには、似ている芸能人としてBUCK-TICKの櫻井敦司を挙げる人が多いようです!

【声優】アニメで鴉を演じるのは堀川りょう

アニメ『幽☆遊☆白書』で鴉に声を当てているのは、アズリードカンパニー所属で同社の代表も務める、ベテラン声優の堀川りょうです。 元々は1960年代から俳優として活動していた人物であるため、演技経験は非常に豊富。低すぎない若々しい声が特徴的で、青年役を多く演じています。代表的な役は『ドラゴンボールZ』のベジータ役や、『名探偵コナン』の服部平次役です!

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ベジータと鴉が同じ声!?演技の幅が広すぎる……!

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【実写】ドラマで鴉を演じるのは清水尋也

幽遊白書 鴉 清水尋也
Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』独占配信中

2023年から、Netflixにて本作初の実写映像作品となるドラマ『幽☆遊☆白書』が配信中です! そんなドラマでは、オフィス作所属の俳優である清水尋也が鴉を演じています。186センチの長身とスラッとしたスタイルが特徴的で、外見は鴉にぴったり。また第11回TAMA映画賞では最優秀新進男優賞を受賞しており、実力派俳優でもあります。 代表作は『東京リベンジャーズ』の半間修二役や、『さがす』の山内照巳役などです!

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ドラマの鴉、スタイルの良さが圧巻!

『幽☆遊☆白書』鴉は敵を愛す生粋のサディスト

幽遊白書
(C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社

鴉は愛せば愛すほど殺したくなる、生粋のサディスト。気に入られてしまった蔵馬ですが、彼は見事鴉に勝利してみせました。 2人の激闘を、作中のベストバトルに選ぶ人も多いです。気になる人は、ぜひ漫画をチェックしてみてください!