「マッシュル」アビス・レイザーは死亡済?気になる性別や悪魔の目について解説
魔法がすべての世界を舞台に、魔法が使えない少年の活躍を描く「マッシュル」。本作にはさまざまな「魔法使い」が登場し、激しい戦いを繰り広げていきます。 本記事では作中でも高い実力を誇る魔法使いのひとり、アビス・レイザーについて詳しく紹介していきます! ※本記事は「マッシュル」の重大なネタバレを含みます。
「マッシュル」アビス・レイザーのプロフィール
アビス・レイザーはイーストン魔法学校レアン寮に所属する生徒で、その中でも特に優秀な者から成る「七魔牙」のメンバー。さらにグループ内でもリーダーに次ぐ「第二魔牙(セカンド)」という立場にあるエリートです。 水色の長い髪をポニーテールにしており、中性的な雰囲気が漂いますが、普段は仮面とフードで顔を隠しています。 アザは2本あり、それぞれ両目の下から顎にかけて何度か折れ曲がる独特の形です。また左目が赤いのも特徴で、これは「イヴル・アイ」と呼ばれる特別なもの。しかしこの目を持って生まれたせいで、本人はつらい経験をしてきました。
【死亡】アビス・レイザーはセル・ウォーに殺された?
アベルを庇って瀕死状態に
戦闘 | 5巻36話 |
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アビスが所属する「七魔牙」のリーダーであるアベルは、自分の信念のために敵である「イノセント・ゼロ」のセル・ウォーと手を組んでいました。しかしその途中、利用価値がなくなったと判断されたことで、あっさり始末されそうになってしまいます。 圧倒的実力差を前になすすべもなく、串刺しにされかけるアベル。そんな彼を庇ったのがアビスでした。瀕死の重傷を負ったアビスは、そこに居合わせたマッシュに「ごめんなさい…」「一緒にシュークリーム食べれそうにないです…」など、死を予感させるセリフまでこぼします。 マッシュのとっさの行動のおかげで致命傷は避けられたとはいえ、アビスはこのまま放っておけば命が危ういという状態に……。
マッシュのおかげで奇跡的に生存
復活 | 5巻39話 |
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その後マッシュがセル・ウォーと戦って撤退させるに至り、アビスは病院に運ばれることに。かなり危険な状態だったとはいえ、マッシュが的確な応急処置をしていたおかげで大事には至らなかったようです。 結果、39話ではしれっと祝勝パーティーに参加しており、意外と早い復活をしています。一時はどうなることかと思いましたが、元気な姿を見せてもらえて何よりです。
【性別】アビス・レイザーは男性?それとも女性?
ポニーテールや中性的な顔立ち、ていねいな口調などから、「性別がわかりにくい」とも言われるアビス。声優は女性が、舞台版のキャストは男性が務めていることも、よけいに混乱を招いています。 そんなアビスですが、結論から言えば男性である可能性が高いです。 アビスは祝勝パーティーにてレモンに話しかけられた際、普段からは考えられないほど挙動不審になっていました。曰く、女性を「おなご」と呼んでしまうくらい女性に慣れていないとのことで、この流れを踏まえれば男性だと考えるほうが自然でしょう。
クールビューティーな女性かと思ってたからびっくり!
【悪魔の目】アビス・レイザーのイヴル・アイとは?
効果 | 魔法を封じる |
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色・場所 | 赤色・左目 |
初登場 | 4巻27話 |
アビスの左目「イブル・アイ」は、相手の魔法を一時的に使えなくするという特別な力を持っています。いわゆる無効化系の能力であり、魔法がすべての「マッシュル」の世界で抜群の威力を誇るのは明らかです。 実際、その目は「悪魔の目」とも呼ばれており、アビスが皆から恐れられ遠巻きにされる原因となっていました。イヴル・アイの効力はあくまでも一時的なのですが、魔法使いにとって魔法が使えなくなるという経験はそれほどまでに恐ろしいことのようです。
【過去】魔眼がもたらした辛すぎる人生とは
過去回 | 4巻28話 |
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遠巻きにされるだけならまだしも、アビスはイヴル・アイのせいで幼少期からつらい人生を送ってきました。なんと子を守る存在であるはずの両親が彼を恐れ、地下室に監禁し続けていたというのです。それだけでなく、彼をその手で殺害しかけるところまでいきました。 こうした壮絶な経験のせいで、アビスは自分は生まれてくるべき存在ではなかったと考えるまでに。しかしそんな中、アベルが自分を必要としてくれたことで生きる意味を見出し、彼に揺るぎない忠誠心を抱くようになります。
実の両親に監禁されたうえ、殺されかけるって……。つらすぎる、今までちゃんと生きてきたことがもう偉いよ。
【戦闘】アビス・レイザーはマッシュに勝てた?
戦闘 | 4巻26話~28話 |
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アビスはマッシュとの戦いで、スピードを操る「アクセレイズ」などの魔法を駆使し、一時は相手を追い詰めました。しかしやはりマッシュは強く、アビスが繰り出したセコンズの「フォースフィールド」をあっさり攻略し、ゴリ押し攻撃で戦局をひっくり返します。 最終的にアビスはマッシュの怒涛の攻撃を受け、ボコボコにされて敗北しました。しかしマッシュは戦いの中で彼の人となりを知り、「友達になりたい」と思うように。アビスも「次は一緒にシュークリーム食べましょう」と言って立ち去る彼を「面白い子」認定しており、友情の芽生えが感じられました。
【声優】アビス・レイザーを演じるのは七海ひろき
アニメ「マッシュル」でアビスを演じるのは、アンドステア所属の七海ひろきです。元宝塚歌劇団の男役スターで、現在は俳優や歌手、声優として活動しています。 声優としてのおもな代表作は、『SHAMAN KING』の麻倉葉王役や『薬屋のひとりごと』の女華役など。中性的かつ落ち着いた声質の持ち主で、性別不詳といわれることもあるアビス役にもぴったりです!
七海さんの声も演技も、アビスにぴったり!かっこよさと美しさのバランスが絶妙だった。
【性格】アビス・レイザーはクールで穏やかな人物
アビスは初登場時、仮面をつけていて少し不気味なキャラでした。その後描かれた戦闘時も冷静沈着そのもので、少し近寄りがたいような印象を受けます。 しかし回が進むと穏やかな表情を見せてくれる瞬間もあり、本来は心優しく誠実な人柄であることがうかがえるように。女子の前ではポンコツになるなど可愛らしい一面もあり、基本的にクールではあるものの愛すべきキャラだといえるでしょう。
初登場時の印象とかなり変わったよね。女性に話しかけられるとカチコチになるのには笑った。
「マッシュル」アビス・レイザーは強くて優しい魔法使い!
この記事では、中性的な雰囲気や圧倒的な強さが魅力のアビス・レイザーについて紹介してきました。悲しい過去や敬愛するアベルとの関係、マッシュとの友情など、何かと見どころが多いアビス。ぜひその活躍を、原作でもアニメでもチェックしてみてくださいね!