「転スラ」ハクロウ(白老)の死亡説とは？強さや溺愛する娘や声優まで徹底解説！

「転スラ」に大鬼族の1人として登場し、テンペストになくてはならない存在となった白老(ハクロウ)。彼は剣術においてはリムルをも凌ぐ腕前を誇り、作中では驚きの家族事情も明かされました。 そこで本記事では「転スラ」重要人物の1人であるハクロウの死亡説や強さ、家族について徹底解説していきます！ ※この記事は『転生したらスライムだった件』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。　

白老(ハクロウ)はベニマルに従う大鬼族(オーガ)として、リムルと出会った人物です。外見は白髪が特徴的な老人で、見た目通りの厳格な性格をしています。 優れた剣術と観察眼を持っており、テンペストの指南役としてゴブタたちに剣術を教えていました！

里をオークに滅ぼされたオーガの6人は、リムルを見かけます。仮面を被り強大な妖気を持つリムルを、オークを操る彼らの仲間だと勘違いした6人。オーガはそのままリムルを襲撃したのです。 もちろんリムルには敵わなかったものの、ハクロウはリムルの腕を斬り落としてみせます。後に首を落とすつもりだったと語っている彼ですが、リムルとの戦いから剣術の腕前がわかりますね！

大鬼族だった6人はリムルから名前を与えられ、ハクロウも「白老」と名付けられました。そこで彼らは、鬼人族に進化します。 またリムルは6人への名付けで寝込んでしまうほどの、魔素不足に陥っていました……！

リムルが魔王に進化した際の「収穫祭(ハーヴェストフェスティバル)」では、彼の配下である者が全員進化しました。 ハクロウも鬼人から妖鬼に進化していますが、前回の進化とは違い外見は変わっていません！

敵キャラの死亡は多いものの、味方キャラの完全な死亡は少ない本作。ハクロウも例外ではなく、Web版でも最後まで生き残っています。 彼は物語が進むにつれて指導者としての役割が多くなっていくので、漫画版でも死亡しないのではないでしょうか！

作中にはファルムス王国軍の先遣隊である異世界人が、テンペストにやってきて暴れるシーンがあります。そこでハクロウは敗北し、重傷を負っていたことが13巻に書かれています。 本来であれば魔物たちが負ける相手ではなかった先遣隊ですが、結界の効力で魔物の力が弱まっていました。そしてハクロウはキョウヤに負け、回復魔法も通用しない重体になります。 リムルの帰還によって助かった彼ですが、あと一歩遅ければ亡くなっていたかもしれません。

ハクロウが使う朧流の基本と言われている気闘法。 こちらは読んで字のごとく、自身が持つ魔素を気のように纏い闘う技術となっています。そのなかには武器や肉体を強化する気操法や、超スピードで動ける瞬動法が存在。また自身の存在を認識しづらくする隠形法をはじめとしたサポート技も使用できます。

ハクロウは人間と大鬼族との混血です。そして祖父は、日本から転生してきた異世界人である荒木白哉でした。そしてこの白哉が朧流の使い手であり、ハクロウは彼から直々に剣術を教わっていたのです。 白哉の死後も単身で稽古を続け、剣術だけでみれば彼の強さは「特A級」以上に。ガゼル王に剣術を指南した経験もあり、彼も使用していた奥義は下段から切り上げ二太刀目で決める「朧・地天轟雷」です。 またハクロウ自身もファルムス王国のキョウヤと交戦した際に、朧流の華麗な剣技を披露しています。彼はキョウヤの放った連続攻撃をあっさりといなし、天空眼の力を大きく解放。そこから「朧流水斬」を放ち見事キョウヤを撃破しました。 ちなみにこちらの技はその名前通り、流水のような動きで相手を斬る華麗な剣技です。このシーンだけ見ても、ハクロウの剣術レベルがトップクラスだと伝わってきますね。リムルでさえも敵わないとされる、彼の剣術は作中最強と言っても過言ではないでしょう。

「天空眼」は自分を中心とした360度を俯瞰で観察し、敵の魔素の流れや代償を解析できるスキルです。このスキルは剣術の達人であるハクロウと相性抜群で、不意打ちでさえ無効化する強力なもの。 テンペストでキョウヤとハクロウが戦った際には「四方印封魔結界」（プリズンフィールド）による弱体化が原因でハクロウが敗北してしまいました。しかし、再度キョウヤと戦うことになった時は「天空眼」を使用することで危なげなくキョウヤに勝利しています。 ちなみにこちらのスキルはもともとエクストラスキルに分類されており、そこまで強力な能力ではありませんでした。しかしハクロウがリムルの配下となり進化を遂げることで、天空眼も大きく成長していきます。 天空眼はやがてユニークスキルへと成長し、最終的にはアルティメットスキル寸前のレベルにまで到達しました。これによりハクロウはアルティメットスキルを有する敵とも渡り合える、驚異的な強さを手に入れたのです。

朧流の必殺奥義「八重桜ー八華閃ー」は、敵の斬るべき場所を見定め瞬時に8度の斬撃を浴びせる技です。 非常に高度な剣術が必要で、白哉はハクロウにのみ伝承しました。そしてハクロウはガゼル王にのみ伝承しているため、彼も使用可能です。

「梅花ー五華突ー」は朧流、及び朧心命流に伝わる技のひとつです。その名の通り梅の花を模したような技となっており、人体が持つ5か所の急所を連続で刺突する大技となっています。瞬時に8度の斬撃を放つ「八重桜ー八華閃ー」の下位互換とも言える技ですが、その威力は絶大です。 ちなみに朧心命流では「梅花ー五華突ー」を必殺技として扱っています。

長鼻族の長老代理である少女・モミジは、ハクロウの娘です。彼女の母であるカエデが1人で育ててきたため、ハクロウもその存在を長く知りませんでした。 プライドが高く気性も荒い彼女ですが、交渉のためやってきたベニマルに一目惚れ。その後は彼の心を射止めるため、奮闘しています。 またモミジはカエデが持つ力のほとんどを受け継いでいるので、戦闘経験が浅いながらもその実力はトップクラス。自身と同じくベニマルに惚れている獣人族のアルビスと交戦した際には、圧倒的な力を見せつけ勝利を手にしていました。 ちなみに普段は厳しいハクロウも娘が可愛くて仕方がない様子です。作中には合間を縫ってデートをしたり、申し出を受け入れ弟子にしたりする描写もあります！

カエデは長鼻族の長老をしている女性です。元々白哉のもとで剣術の指導を受けていたカエデは、兄弟子であるハクロウの剣技に一目惚れ。 告白をし、一夜限りの契りを結びました。そして娘・モミジに力のすべてを託し、今では力を失ってしまっています。

荒木白哉は約400年前に日本から転生してきた、転生者です。戦国時代の生き残りであり、元々「剣鬼」の異名で呼ばれる剣豪でした。 大鬼族の女性と結ばれ生まれた子供の子供が、ハクロウなのです。ハクロウは祖父である彼から直接剣術を習い、類まれな戦闘能力を獲得しています。 また白哉は亡くなってから悪魔として転生しており、カレラの従者であるアゲーラの正体が彼。アゲーラは元が人間であることもあり、マナーを重んじる性格でした！

こちらはファルムス王国の襲撃を受け負傷したハクロウが、心配するリムルに対してかけた言葉です。実際は相当なダメージだったはずですが、主君を気遣うハクロウの忠誠心がこの言葉を選ばせたのでしょう。このあとハクロウは弟子のゴブタとともにリムルの治療を受け、しっかりと回復していました。

こちらはファルムス王国のキョウヤと交戦した際に放った一言です。口調自体は落ち着いていますが、そこにはキョウヤに対する激しい怒りや嫌悪が込められています。 このあとキョウヤは首を斬られ、自身の「思考加速」により何倍もの苦痛を感じることに。ハクロウは「引き延ばされた時間を有効に使い、自らの悪行を十分に反省するがよいぞ」と最後の言葉を投げかけていました。

こちらはハクロウがファルムス王国との交戦中に放った一言です。本来であればリムルは温厚な良識派で、怒りに任せて過度な攻撃を加えたりはしません。しかし仲間たちを失ったリムルは覚悟を決め徹底的な殲滅戦を仕掛けました。 この言葉には仲間のために激怒するリムルへの想い、そして慈悲なく倒されるファルムス帝国への同情が込められています。

アニメ「転スラ」でハクロウ役を演じているのは、クレイジーボックス所属の声優である大塚芳忠です！ 渋い役所にぴったりとハマる声質が特徴的で、代表的な役には『ゴールデンカムイ』の鶴見中尉役や、『NARUTO』の自来也役などが挙げられます。 ハクロウの声が気になる人は、ぜひアニメをチェックしてみてください！

ハクロウは剣術だけで考えれば、作中最強レベルの人物です。普段は厳格な彼が、娘であるモミジにだけは親バカを発揮するのも可愛らしいポイント。 ハクロウは最後まで死亡せずリムルを支えられるのか、今後の展開に注目です！