2024年2月2日更新

『天官賜福』南風(ナンフォン)の正体は?妻子がいると噂される理由や過去を解説

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『天官賜福』
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南風(ナンフォン)は『天官賜福』の序盤から登場する若い武官の1人です。ですがその姿は本来の姿ではありません。 この記事では南風の正体や上司・風信(フォン・シン)との関係性、仲が悪い扶揺(フーヤオ)との過去、妻子の有無などを要点をまとめて紹介していきます! ※この記事は『天官賜福』の重要なネタバレを含みます。

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『天官賜福』南風(ナンフォン)のプロフィール

年齢 不明
誕生日 不明
身長 188cm(正体時)
所属 南陽殿
初登場 小説版1巻 漫画タテヨミ版2話
声優 古川慎

南風(ナンフォン)は東南を守護する南陽(ナンヤン)将軍・風信(フォン・シン)の配下にあたる、中天庭の武官です。中天庭の神官は、自ら飛翔して上天庭の神官となった者に指名される形で神官となる者のことです。 主人公・謝憐(シエ・リェン)が3度目の飛翔後、鬼花婿事件解決のために単身で与君山(よくんざん)に向かいました。そこに上司に内緒で手助けにやってきた神官が南風と扶揺(フーヤオ)です。

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殿下との出会いのシーンもあとから読み返すと実は伏線だらけなんです

【正体】南風はある武神の仮初めの姿

天官賜福
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南風の正体は、彼の上司である南陽将軍・風信です。アニメでも南風と風信は同じ人物が演じているため、中の人が同じ=同一人物と気づいた人も多いかもしれませんね。 南風の正体である風信は、殿下が800年前に初飛翔する前から彼に仕えていた腕利きの護衛です。殿下の飛翔時に、その篤い忠誠心から、風信は中天庭の武官に指名されました。 殿下の初追放時も風信は一緒に人界に降りますが、不幸な出来事が重なり憔悴した殿下から「一緒にいなくていい」と言われてしまうことに。これを機に風信は殿下から離れ、800年が経ちます。 当時殿下のそばにいられなかった後ろめたさゆえか、正体を隠して助力を申し出たのです。

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【妻】南風には実は妻子がいた?

南風自身は仮の姿のため妻子はいません。ですが正体である風信には、過去に関係を持った女性と子どもがいたことが後に判明しました。この女性はいまは胎霊(赤ちゃんの霊)を連れた鬼・蘭菖(ラン・チャン)となっています。 具体的な描写はありませんが、最初に下界の落とされた頃、風信は蘭菖、人間の頃は剣蘭(ジエン・ラン)という名だったこの女性と親密な仲になったよう。ただ彼女のお腹に子どもがいたことは知らなかった様子から、正式に夫婦になったわけではないことがうかがえます。 鬼となったかつての愛する人と再会した風信は、責任を取ろうと働きかけていますが、蘭菖側の同意が得られていないので復縁はしていません。

【扶揺(フーヤオ)】南風とケンカばかりする理由は800年前が原因

扶揺は南風と一緒に殿下の協力者として駆けつけた武官です。南風とケンカしてばかりな扶揺の正体は、南風と同じくその上司の武神・慕情(ムー・チン)が容姿を変えた姿。 慕情も風信とともにかつて殿下に仕えていた仲です。ところが風信と違って貧民出身だった慕情は、殿下が追放されて極貧生活を強いられた際に早い段階で殿下のもとを離れます。お金のない大変さを知っている彼は、生活基盤を整えることを優先したのですが、これは風信には裏切りに映りました。 これが決定打となり、両者ともに神官となってからも犬猿の仲が続いています。

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【女嫌い】女性が苦手な理由はまさかの巨根にあり?

南風は騒がしい女性が苦手と発言しています。一方で南風の正体である風信を祀る南陽殿は女性に人気です。 というのもかつて、南陽殿は「俱陽(ジューヤン)殿」という名前だったのですが、ある国主が看板を書き間違えたせいで「巨陽(ジューヤン)殿」という名で寺院が建てられるようになってしまいます。 読み方は同じなのですが巨陽は中国語で「巨根」のこと。つまり「巨根殿」とう看板になってしまったのです。寺院名を改めたいまでも女性信徒が巨根にあやかって子宝祈願に来るらしく、それも女性への苦手意識を加速させているのかもしれません。

【声優】南風を演じるのは古川慎

古川慎

日本語版アニメで南風を演じているのは声優の古川慎(ふるかわまこと)です。『吸血鬼すぐ死ぬ』のロナルド役や『ワンパンマン』の主人公・サイタマ役などが有名。「かぐや様は告らせたい」の白銀御行役では本人は歌うまなのにキャラ声で絶妙な音痴を披露して話題となりました。 南風役では男前な雰囲気と多少のツンが混ざった芝居で、南風の魅力を引き立てています。

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これは解釈一致すぎてキャスティングしてくださった方々にお布施を払うレベルで本当にぴったりです!

『天官賜福』の南風&扶揺は殿下へのツンデレが魅力的!

正体を隠して殿下に尽力している南風について紹介しました。扶揺との言い争いや、それを諫める殿下の図は微笑ましくて思わずにっこりしてしまいます。アニメで気になったという人はぜひ、小説や漫画の南風にも会いにいってみてください!