「ゆるキャン」キャラ一覧を相関図で解説！魅力的な登場人物を分かりやすく紹介

漫画・アニメ・実写ドラマと、様々なメディアに展開し人気を獲得している『ゆるキャン△』。 本作には個性豊かな可愛らしいキャラたちが多数登場しますが、この記事ではそんな登場人物たちを相関図付きで徹底解説！各キャラのプロフィールはもちろん、気になる彼女たちの関係性もしっかり紹介していきます。 ※この記事は『ゆるキャン△』の重要なネタバレを含みます。

微笑ましい関係を築いている本作の登場人物たち。ここからは各キャラの詳細なプロフィールや、その魅力についてご紹介していきます。

本作の主人公となる各務原なでしこ。もともとは静岡県浜松市に住んでいましたが、山梨県南部町に転居することに。彼女は引っ越し初日に富士山を見ようと自転車で出かけ、その先で志摩リンと出会いキャンプにハマっていきます。 そして転校先の本栖高校で野外活動サークルに入部し、本格的にアウトドアに没頭。好奇心旺盛な彼女にとってキャンプは大層楽しいものだったらしく、リンやサークルとのキャンプを交互におこなうなど積極的に活動していきます。 ちなみになでしこは成人後、東京都内のアウトドアショップで働くことに。大人になっても変わらず、キャンプを愛し続けているようでした。

本作のもうひとりの主人公となる志摩リン。とてもクールな性格で、一人の時間を大切にしているソロキャンパーです。登場当初は単独行動が多かった彼女ですが、なでしこと出会ったことで少しずつ友人とのキャンプも楽しめるようになっていきます。 リンは口数も少なく感情表現も乏しいことからドライに見られがちですが、特別人間嫌いというわけではありません。なでしこはもちろん、野外活動サークルの面々とも仲良くなっていき、様々な表情を見せてくれるようになります。 ちなみに成人後は山梨を出て「しゃちほこ出版」に入社。編集業に取り組みながら、アウトドア活動も変わらず楽しんでいるようでした。

なでしこたちの同級生にあたる大垣千明。黒ぶち眼鏡とツインテールが特徴的な女の子ですが、その可愛らしい見た目とは裏腹に性格はとにかく活発。常にハイテンションで振る舞っており、なでしこともすぐに仲良くなるなどコミュ力の高さも発揮していました。 またなでしこが所属する野外活動サークル、通称「野クル」を設立したのは千明とその友人である犬山あおい。千明は部長としてサークルを引っ張り、ときには活動費捻出のためアルバイトをするなど真面目な一面も見せています。 ちなみに成人後は地元の観光推進機構の社員に。そこで野クルメンバーと共に、とあるプロジェクトを進めていくことになります。

千明と一緒に野クルを立ち上げた犬山あおい。ゆったりとした関西弁が特徴的で、その口調通りほんわか優しい性格をしています。個性豊かな面々が揃う本作のなかでは珍しい常識キャラで、野クルのなかでもツッコミ役に回ることが多くなっています。 その反面、適当なホラ話をすることも好きなようで、クリスマスキャンプの計画を立てる際には「彼氏と一緒に過ごす」と発言し千明を驚かせていました。 ちなみに成人後は小学校の教師として働いています。優しい彼女にはぴったりの職業に見えますね。

リンの中学校時代からの友人である斉藤恵那。黒髪のショートカットが特徴的な女の子で、朗らかだけどどこかマイペースな性格をしています。また面倒見もいいため、人付き合いを苦手としているリンをひっそりとサポート。彼女に対し様々な助言を与えています。 恵那は登場当初インドア趣味のキャラでしたが、リンや野クルメンバーとクリスマスキャンプをしてからアウトドアの楽しさに目覚めていくことに。それ以降は「ちくわ」と名付けたチワワと一緒に、様々なキャンプに参加し始めます。 ちなみに成人後は横浜でトリマーになったようです。

なでしこたちが通う本栖高校に赴任してくる鳥羽美波。黒髪のロングヘア―が特徴的な優しそうな先生で、ひょんなことから野クルの顧問を任されてしまうことに。最初はサークル活動に消極的だったものの、自身のキャンプ経験を活かし、次第に頼れる顧問として活躍していくことになります。 普段は落ち着いた大人として野クルを支える美波ですが、お酒を飲むと様子が一変！とにかく酒癖が悪く、クリスマスキャンプの際にはリンに酒の買い出しをさせようとしたことも……。また千明がバイトしている酒屋では、毎日ビール500ml缶6本パックを購入していく「グビ姉」として恐れられています。

なでしこの姉にあたる各務原桜。現役の大学生で、ロングヘア―と眼鏡が特徴的な美しい女性です。明るく活発な妹とは正反対で、常にクールでポーカーフェイス。ドライな性格にも見えますが、なでしこやリンの送り迎えをするなど性根は優しいようです。 ただなでしこを大切に想うがゆえに厳しくしてしまうこともあるようで、引っ越し当日に遭難しそうになったなでしこを叱責する場面もありました。また桜はドライブや旅行を趣味としており、その感性は妹よりもリンに近い様子。 ちなみに彼女は大学卒業後、北海道に移住。桜は広大な自然でアウトドアや旅を楽しんでいるのかもしれません。

なでしこの幼馴染である土岐綾乃。なでしこからは「アヤちゃん」と呼ばれ、引っ越した後も連絡のやり取りを続けている良き友人です。どこか気だるそうな雰囲気を漂わせる掴み所のない人物で、なでしこの祖母宅でリラックスして過ごすなどマイペースな性格をしている様子。 また作中では一人旅で静岡にやって来たリンと一緒に過ごしたこともあり、そこで友人としての深い関係を築いていきます。ちなみに綾乃は第二種原付を所持していたため、のちのちリンとツーリングキャンプをすることに。 成人後はバイクショップに就職し、そこでもリンとの付き合いが続いているようです。

恵那の飼い犬として登場するちくわ。人懐っこい性格をしており、恵那はもちろんなでしこたちからも可愛がられています。最初は恵那から送られてくる写真などがメインの登場シーンとなっていましたが、クリスマスキャンプには恵那とともに参加。 そこでキャンプ＝楽しいものと認識し、それ以降は「キャンプ」と聞くだけで寝床から出てくるようになっていました。ちなみに野クル内にはブランケットにくるまりながら過ごす「秘密結社ブランケット」なる組織があるのですが、ちくわは知らないうちにそこの「総統」という役職を与えられています。

リンの母方の祖父にあたる新城肇。白髪とヒゲが特徴的な渋い男性で、愛車のバイクとともに日本中を旅するソロキャンパーです。肇はかつてリンをキャンプに連れて行ったほか、自分が使っていたキャンプ道具をリンに与えたこともあり、彼女の趣味嗜好に大きな影響を与えています。 またリンとの関係は現在も良好なようで、一緒にツーリングをすることも。リンは肇のことを「変わった人だよ」と評していますが、その言葉にはどこか愛情がこもっていました。彼女にとってはいつまでもかっこいい、憧れのおじいちゃんなのかもしれません。

あおいの妹にあたる犬山あかり。あおいがそのまま小さくなったような見た目をしており、特徴的な眉毛もそっくりそのまま。姉のことを「あおいちゃん」と呼び慕っているほか、千明のことも「あきちゃん」と呼び実の姉妹のようにじゃれ合っています。 あかりはそもそもキャンプやアウトドアに興味を示していませんでしたが、「温泉に入るカピバラ」が伊豆にいると知り伊豆キャンプに同行。そこで野クルメンバーとの仲を深めていました。 ちなみに彼女はのちのち美術を専攻する大学生となり、野クルメンバーが立ち上げるキャンプ場のロゴデザインを担当することになります。

野クルの顧問を務める美波の妹にあたる鳥羽涼子。ボーイッシュな雰囲気を纏っており、なでしことリンは初めて会ったとき男性と勘違い。2人は涼子のことを「美波の彼氏」だと思い込んでいましたが、そののち性別が明かされ誤解が解けることになります。 涼子はとても面倒見のいい性格をしており、酒癖の悪い姉を常に心配。また火おこしがうまくいかないリンを手助けしたほか、野クルメンバーのキャンプに車や道具を貸し出したことも。姉だけでなく全てのひとにやさしく接する、作中でも屈指のいいひとキャラとなっています。

個性あふれる登場人物たちが集まり、楽しいキャンプライフを疑似体験させてくれる『ゆるキャン△』。 本作にふれれば自然と笑顔になり、きっと「こんな人と友達になりたい！」と思える大好きなキャラを見つけられるはず。これを機に『ゆるキャン△』をチェックし、自身の推しキャラを探してみるのはいかがでしょうか。