『名探偵コナン』平次の父・服部平蔵の登場回は？コナンの真似シーンや黒幕説も解説

様々なメディアで大ヒットを飛ばし、幅広い世代から支持を得ている漫画『名探偵コナン』。 本作には魅力あふれるキャラクターが多数登場しますが、この記事では大人気キャラ・服部平次の父にあたる服部平蔵をご紹介！基本的なプロフィールはもちろん、登場回やコナンの物真似シーンなど、気になるポイントをしっかり解説していきます。 ※この記事は『名探偵コナン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

本作の人気キャラのひとりである服部平次の父にあたる服部平蔵。口元のヒゲが特徴的な渋い男性で、大阪府警の本部長を務める超大物です。普段は落ち着いた口調で話す紳士的な男性ですが、怒ったときには目を見開いてとんでもない迫力を漂わせることも。 また作中に登場するキャラのなかでも屈指のキレ者で、ときには平次さえも凌駕する推理力を発揮します。ちなみに剣道の腕も超抜群。平次をそのままパワーアップさせたような、ハイスペックキャラになっています。

平次の父ということで随所に登場する平蔵ですが、そのなかでも特に注目したいのが単行本31巻～32巻(アニメ版263話)で描かれた大阪でのエピソードです。 こちらはアニメ版では『大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城』と銘打たれており、平蔵は遠山和葉の父・銀司郎とともに登場。2人で過去の事件を追っていくなかで、平蔵は抜群の推理力を見せたほか、平次を囮に利用するクレバーさも見せ大活躍しました。 また彼の名言として有名な「神妙にして、縄に就けや!!!」が飛び出したのもこの回。平蔵の魅力を知る上では外せない名エピソードとなっています。

普段はぴったり目が閉じている、いわゆる糸目キャラな平蔵。実はこの特徴的な顔つきをコナンが真似しているシーンが存在するんです！この場面が見れるのは、先ほどの見出しで紹介した「大阪ダブルミステリー」の回になります。 このなかでコナンは目を真一文字に閉じ、平次の前でモノマネを披露。声も平蔵を意識して低くしているんですが、その様子がなんとも可愛らしいんです。こちらは是非とも声付きで楽しんで欲しいところ。是非ともアニメでチェックしてみてください！

コナンと敵対している黒の組織。そのボスと言われる人物は長らく謎に包まれており、その正体について様々な説が囁かれてきました。実は平蔵もそんな疑いをかけられた人物のひとり。 その発端となっているのが平次の存在です。平次は作中で様々な事件に顔を出しているにも関わらず、組織から全くマークされていません。そのため「ボスが平蔵で平次を狙わせないようにしているのでは」という噂が流れ始めたのです。 確かに平蔵は表向きも大阪府警本部長で権力があり、知力も武力もトップクラス。ボスにはふさわしい人物かもしれません。ただボスは現在、烏丸蓮耶という人物だと判明しています。姿がはっきりしないので平蔵の可能性も0ではありませんが、その確率はかなり低いのではないでしょうか。

ストーリーが大きく進み、コナンの正体を知る人物もかなり増えてきました。平次もそんな人物のひとりであり、現在はコナン＝新一と知りながら協力体制をとっています。しかし平次の父である平蔵は今のところその正体に辿り着いていない様子。 コナンが新一だという情報はトップシークレット。さすがの平蔵にもまだ明かされていません。しかし平蔵自身はかなりのキレ者で、そのうえ警視監という非常に高い地位に座っています。様々な情報が集まるポジションのため、平蔵が何か勘付いていてもおかしくはなさそう？今後の展開に要注目です！

アニメ版で平蔵の声を担当した声優は2人います。まずは小山武宏です。舞台やドラマでも活躍する多才な人物でしたが、所属劇団を退団した2013年に担当声優を退いています。 そののちバトンを受け取り、2代目平蔵役となったのが山路和弘です。山路もまた俳優として活躍しており、声優としてはジェイソン・ステイサムやヒュー・ジャックマンの吹き替えとして有名。渋みのある声で平蔵のイメージにもぴったりです。

文武両道のハイスペックキャラとして、随所で有能ぶりを見せている服部平蔵。 今後も平次が登場する回を中心に、様々なシーンで顔を見せてくれるはず。これを機に『名探偵コナン』をチェックし、平蔵のこれからの活躍に備えてみてはいかがでしょうか。