『呑金(タングム)』あらすじ・キャスト紹介!見どころも解説【Netflix】
Netflixでの配信が決定した『呑金(タングム)』は切ない愛と運命を描いた話題の韓国ドラマです。この記事では『呑金(タングム)』のあらすじやキャストについて紹介していきます。見どころについても解説していきますので、配信前にチェックを済ませておいてくださいね!
『呑金(タングム)』作品概要
タイトル | 탄금/タングム |
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話数 | 12話 |
配信開始日 | 未定 |
日本配信先 | Netflix |
監督 | キム・ホンソン |
脚本 | キム・ジナ |
原作 | 呑金:金を飲み込む/チャン・ダへ |
『呑金(タングム)』は同名の原作小説をもとに、12年ぶりに再会した兄妹の運命を描いた韓国ドラマです。日本ではNetflixで配信されることが決定していますが、配信開始日はまだ未定となっています。 監督は『ボイス』(2017年)のキム・ホンソン、脚本は『Dr.ブレイン』(2021年の)のキム・ジナです。
『呑金(タングム)』あらすじ
韓国の巨大商団の団主であるシム・ヨルグクは、「家の跡継ぎを得るために雇う、子を生むための女性=シバジ」から娘ジェイを得ました。一方、正室夫人はホンランという息子を生みます。 ジェイにとってホンランは命に変えても守りたい大切な腹違いの弟です。しかし、ホンランが8歳になったある日、ホンランは行方不明になってしまいました。 シム・ヨルグクと夫人はお金も人も惜しまずホンランを探しますが見つかりません。ついにホンランの遺体にまで懸賞金を与えますが、ホンランの行方について糸口も見出だせないのでした。 シバジが生んだ娘のジェイはホンランの守護部を奪ったとして離れに監禁され、両班の血筋である11歳のムジンが養子として入ってきます。ホンランが行方不明になったことで一夜にして兄妹になったジェイとムジンは、冷たい商団の中でお互いを頼りにして育ちました。 12年の月日が流れた頃、ホンランが見つかりミステリーロマンスが始まっていきますーー。
ホンラン役/イ・ジェウク
生年月日 | 1998年5月10日 |
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出身地 | 韓国ソウル |
身長 | 187cm |
主な出演作 | 『偶然見つけたハル』(2019年) 『ドドソソララソ』(2020年) |
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韓国巨大商団の団主の正室夫人から生まれた息子のホンランを演じるのは、イ・ジェウクです。ホンランは8歳で行方不明になり、12年の月日が流れたある日突然姿を現します。仲の良かった姉からは正体を疑われ微妙な関係に。 イ・ジェウクは少年らしさと大人っぽさが同居する、注目の若手俳優です。代表作には『偶然見つけたハル』(2019年)、『ドドソソララソ』(2020年)などがあり、今後に期待が集まっています。
ジェイ役/チョ・ボア
生年月日 | 1991年8月22日 |
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出身地 | 韓国デジョン |
身長 | 165cm |
主な出演作 | 『インヨ姫』(2014年) 『この恋愛は不可抗力』(2023年) |
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韓国巨大商団の無邪気な娘・ジェイを演じるのは、チョ・ボアです。ジェイは厳しい環境の中、雑草のように育ち異母弟のホンランを頼りに生きていきますが、ある日ホンランが失踪するという試練に直面。そして12年後に帰ってきたホンランが本物か真偽を暴こうとします。 チョ・ボアはきれいな外見のジェイを演じるのにピッタリな美貌の持ち主です。代表作には『インヨ姫』(2014年)、『この恋愛は不可抗力』(2023年)などがあります。
ミン・ヨンイ役/オム・ジウォン
生年月日 | 1977年12月25日 |
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出身地 | 韓国デグ |
身長 | 170cm |
主な出演作 | 『サイン』(2011年) 『感染家族』(2019年) |
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韓国巨大商団の正室夫人であるミン・ヨンイを演じるのは、オム・ジウォンです。ミンは失った息子のホンランを取り戻すためなら何のためらいもない人物。一方、ホンランの異母妹や養子には辛く当たります。 オム・ジウォンは1977年生まれで長く活躍し続ける演技派女優です。代表作には『サイン』(2011年)、『感染家族』(2019年)、『残酷なインターン』(2023年)などがあります。
シム・ヨルグク役/パク・ビョンウン
生年月日 | 1977年7月14日 |
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出身地 | 韓国ソウル |
身長 | 181cm |
主な出演作 | 『この恋は初めてだから』(2017年) 『ムービング』(2023年) |
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ホンランとジェイの実父で商団の団主のシム・ヨルグクを演じるのは、パク・ビョンウンです。シムは商団を巨大にした人物で、自分の野望のために冷静な選択を続ける人物。 パク・ビョンウンは映画『暗殺』(2015年)のサイコパスな日本人役で注目され、Netflixの人気シリーズ『キングダム』で世界中に知られる俳優となりました。その他の代表作には『この恋は初めてだから』(2017年)や『ムービング』(2023年)があります。
『呑金(タングム)』見どころ
原作は韓国の小説!
『呑金(タングム)』の原作は、韓国の人気小説です。小説のタイトルは『呑金:金を飲み込む』で、2021年にチャン・ダへが発表しました。 小説は1980年代初めにフランスで起きた実際の事件からインスピレーションを受けて書かれたものです。時代劇の独特な面白さを持っている作品で、しっかりとしたストーリー展開が魅力的と評判。 原作小説は韓国のE-Book代表サイトであるRIDIで小説部門で1位を獲得しており、その面白さはお墨付きです。 ドラマは原作をもとに2人の切なく純粋な恋物語が描かれるでしょう。また文字では表現のしづらいアクションが実写化されるのも見どころの1つです。文字の世界が映像の世界になり、視聴者を楽しませてくれるでしょう。 人気作だけにファンも多く実写化のハードルは高くなっていますが、ドラマ『呑金(タングム)』はその期待を超えてくれるはずです!
タイトルの「呑金(タングム)」の意味は?
呑金は私たち日本人にとっては見慣れない文字ですが、いったいどういう意味なのでしょうか。 呑金は古代中国の刑罰の1つで、“金を飲み込む”という意味の言葉です。古代中国では金の精製技術が発達しておらず、完全に精製されていない金は毒となりました。 また、完全に精製されていたとしても金を飲み込んでしまえば、内臓に傷がついて出血したり腸が詰まったりして死んでしまいます。しかも金を飲むと死ぬまでに時間がかかり、かなり苦痛な刑罰だったそうです。 このドラマのタイトルが「呑金(タングム)」となっているのは、巨大な商団内でのことを描いているから。物質と豊かさを維持し大きくするためには、不条理と葛藤も大きくなってしまいます。 このような「金=物質」によって苦しみながら刑罰だとは知らずにじわじわと死に向かっていく彼らの様子を見ていると、彼らの人生そのものが「呑金(タングム)」だと思えてくるのです。 ゆっくりと死に向かっていく人々のドラマを見届けられるのが、このドラマの見どころでしょう。
イ・ジェウク×チョ・ボアの切ない愛
『呑金(タングム)』はどのジャンルのドラマと区切ることができないドラマです。ドラマの中で描かれるのは、政治の不条理さ、切ない愛、激しいアクションと多岐にわたっています。 中でも注目したいのは切ない愛の部分です。仲が良くお互いを大切に思っていた異母兄弟の姉と弟ですが、弟は失踪し、12年ぶりに見つかったときには以前と違う様子になっています。 姉のジェイは弟のホンランを疑い真実を暴こうとしながら、友情とも恋慕ともつかない思いを募らせていくことに。 ホンランを演じるイ・ジェウクとジェイを演じるチョ・ボアは、2人とも時代劇への出演経験があります。同じく時代劇となる『呑金(タングム)』では、息の合った演技を見せてくれるでしょう。 恋なのか友情なのか自分たちでもわからない感情の揺れ動きに注目です。イ・ジェウク×チョ・ボアの2人が生み出す切ない愛の行方を見守っていきましょう。
『呑金(タングム)』あらすじ・キャスト!Netflixで配信予定
韓国の人気小説を実写ドラマ化した『呑金(タングム)』はNetflixで配信予定です。この記事で『呑金(タングム)』のあらすじやキャストをチェックしてドラマを楽しむ準備をしておきましょう!