『国宝』三友社長・梅木は死亡した?演じたキャストは嶋田久作!初登場や原作との違いを徹底解説
歌舞伎の世界で2人の若者が切磋琢磨し、日本一の歌舞伎役者を目指す本作。多くの魅力的なキャラクターが登場し、物語を盛り上げていきます。 この記事では、主人公たちの行く末に大きく関わる梅木について紹介していきます。
梅木の初登場は?喜久雄・俊介との出会い
| 名前 | 梅木 |
|---|---|
| 年齢 | 不明 |
| 所属 | 興行会社三友 |
| 俳優 | 嶋田久作 |
梅木は歌舞伎の興行を手がける興行会社・三友の敏腕社長です。早くから俊介と喜久雄の才能を見込み、2人の初舞台を仕掛けた彼は、その後もさまざまな大舞台を用意します。 若き喜久雄「東一郎」と俊介「半弥」を「東半コンビ」として売り出し、『二人道成寺』などの興行を成功に導きました。 喜久雄にとっては運命の出会いともいえる相手で、梅木には、“血”よりも「売れる」ことのほうが重要だったのではないでしょうか。
梅木は半二郎の死後、左遷された後死亡した?
原作では半二郎の死後、梅木は常務に降格させられ「大国テレビ」の代表取締役へと左遷されてしまいます。梅木は鶴若という歌舞伎役者に喜久雄を託しますが、彼は喜久雄を冷遇しました。これまで喜久雄を積極的に売り出していた梅木がいなくなったことで、喜久雄は後ろ盾を1つ失ってしまいます。 梅木は60歳ごろに三友に復帰しますが、原作ではその後の描写はほとんどありません。歌舞伎の世界から遠ざかった彼が、死亡したかどうかについても触れられていません。
原作小説における梅木はどんな人物?映画との違いを解説

原作では、梅木は映画での描写以上に喜久雄の運命を大きく左右する人物として描かれています。 梅木の目にとまったことから、喜久雄は「歌舞伎界の若きスタア」として俊介とともに成功することができました。一方で梅木の失脚によって喜久雄は後ろ盾を失い、地方をドサ回りするほどに落ちぶれてしまったのです。 原作のほうが、梅木の失脚と喜久雄の凋落の裏事情が強く結びついているのがわかります。
『国宝』梅木を演じたキャストは嶋田久作

梅木を演じた嶋田久作は、コンピュータプログラマー、キーボード奏者、庭師などを経て劇団東京グランギニョルの旗揚げ公演に参加し、29歳で俳優になった異色の経歴の持ち主です。 1988年に『帝都物語』で映画初出演を果たし、その演技が評価され、同作の実相寺昭雄をはじめ、岡本喜八や大林宣彦ら大物監督の作品にひっぱりだこになりました。 その後も数多くのドラマや映画に出演しており、ほかにもゲーム「キングダムハーツ」シリーズで声優やサカナクションのMVへの出演などでも知られています。
『国宝』梅木は喜久雄と俊介を見込んだ三友の社長
三友の社長・梅木は、若き喜久雄と俊介にとって、彼らを成功に導いた恩人でした。特に歌舞伎界で“血”の支えがない喜久雄には、彼の“芸”を評価して取り立てた梅木は大きな存在だったのです。

