実写映画『美女と野獣』(2017)全キャスト&日本語吹き替え声優一覧 アニメ版も紹介
タップできる目次
- 実写映画『美女と野獣』あらすじ(2017年)
- ベル役/エマ・ワトソン(吹替声優:昆夏美)
- 野獣役/ダン・スティーヴンス(吹替声優:山崎育三郎)
- ガストン役/ルーク・エヴァンズ(吹替声優:吉原光夫)
- ルミエール役/ユアン・マクレガー(吹替声優:成河)
- コグスワース役/イアン・マッケラン(吹替声優:小倉久寛)
- ル・フウ役/ジョシュ・ギャッド(吹替声優:藤井隆)
- モーリス役/ケヴィン・クライン(吹替声優:村井國夫)
- プリュメット役/ググ・バサ=ロー(吹替声優:島田歌穂)
- ポット夫人役/エマ・トンプソン(吹替声優:岩崎宏美)
- マダム・ド・ガルドローブ役/オードラ・マクドナルド(吹替声優:濱田めぐみ)
- チップ役/ネイサン・マック(吹替声優:池田優斗)
- カデンツァ役/スタンリー・トゥッチ(吹替声優:松澤重雄)
- アガット役/ハティ・モラハン(吹替声優:戸田恵子)
- ジャン役/ジェラード・ホラン(吹替声優:安崎求)
- クロチルド役/ヘイドン・グワイン(吹替声優:RICO)
- ムッシュー・ダルク役/エイドリアン・シラー(吹替声優:福沢良一)
- ペール・ロベール役/レイ・フィアロン(吹替声優:田中美央)
- シャポー役/トーマス・パッデン(吹替声優:広田勇二)
- スタンリー役/アレクシス・ロワゾン(吹替声優:根本泰彦)
- ベルの母役/ゾーイ・レイニー(吹替声優:大地葉)
- 2017年版実写映画『美女と野獣』監督・脚本
- 音楽を担当したのはレジェンド、アラン・メンケン
- 実写『美女と野獣』キャスト・吹き替え声優を一覧でおさらい
実写映画『美女と野獣』あらすじ(2017年)
美しい少女ベルは、父モーリスと暮らしていました。しかしある日、モーリスは野獣の住む城へ迷い込み、牢屋に閉じ込められてしまいます。 野獣は、昔は城の王子でした。若くわがままな王子は乞食の醜さをあざ笑ったため、魔女の怒りを買い、野獣の姿に変えられてしまったのです。 父親の代わりに城に残り、野獣と家具になった召使いたちと共に暮らし始めたベル。同じ時間を過ごすうち、野獣の優しさを知ったベルは愛情を抱くようになります。 一方ベルに恋するガストンは、野獣が恐ろしい魔物であると吹聴し、街の住人を先導して城へ襲いにくるのですが……。
ベル役/エマ・ワトソン(吹替声優:昆夏美)
1990年4月15日生まれ、イギリス人女優のエマ・ワトソンが、主人公ベルを演じています。代表作は「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役。実写映画のベルはアニメと同じく読書家なことに加えて、繊細な機械いじりが得意で、斬新なアイデアを生み出す才能に溢れた女性として描かれました。 これはエマ・ワトソンの意見が影響しているのだそう。エマは、ベルが村人から変わり者扱いされるバックグラウンドが必要だったと語っています。 子どもの頃からアニメ『美女と野獣』の大ファンだったという彼女。『ラ・ラ・ランド』のヒロイン役のオファーを断り、『美女と野獣』への出演を決めました。
本作で美しい歌声を披露しているエマですが、実は撮影前は不安でいっぱいだったんだとか。その美声はたゆまぬ努力の賜物だったようです。喉に悪影響を与える食べ物を控えたり、加湿には相当気を使ったと言います。特に辛かったのは、チョコレートを食べられなかったことだと彼女は語っています。 作品を左右するほどの歌唱シーンがある本作は、エマにとって新たなチャレンジでした。ちなみにエマは『ノアの箱舟』(2014)で子守歌を披露しており、ファンはそれほど不安視していなかったよう。結果、数多くの舞台に出演してきた野獣役のダン・スティーヴンスの支えもあってか、堂々とした歌声を披露しました。 アニメでベルの声を担当したのペイジ・オハラ、そしてブロードウェイ版でベルを演じたのはスーザン・イーガンは、エマは実写版ベルにぴったりの女優だと認めています。 実は撮影中、誘拐されかけていたというエマ。2人の清掃員が撮影現場で犯行計画について話していたところ、タクシーの運転手がそれを耳にし、事件は未然に防ぐことができました。
ベル役吹き替え声優:昆夏美
制作発表が終わりました。
— 昆 夏美 (@khooon3) 2017年1月31日
ディズニー映画『美女と野獣』、プレミアム吹替版のベル役を演じさせていただくことになりました。
憧れ続けたディズニーの世界…。
精一杯努めさせていただきます。
よろしくお願いします!! pic.twitter.com/od0L2umq3y
ベルの吹き替え声優を務めるのは昆夏美。 大学生の時にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でデビュー。ミュージカルを中心に活動を広め、ミュージカル界注目の歌姫として知られています。
アニメ版声優:伊東恵里
伊東恵里は、劇団四季に1年間在籍していた経験がある日本の女優・声優です。 劇団四季時代には『夢から醒めた夢』のマコ役を演じ、ディズニー映画では歌の部分の吹き替えを多く担当しています。『メリー・ポピンズ』(1964年)や『ムーラン』(1998年)などの作品の歌唱パートに参加しました。
野獣役/ダン・スティーヴンス(吹替声優:山崎育三郎)
1982年10月10日生まれのイギリス人俳優ダン・スティーヴンスが、野獣を演じました。
2004年の舞台『お気に召すまま』でデビューし、その後も舞台を中心に活躍、テレビシリーズ『ダウントン・アビー』にも出演しています。映画では、2014年の『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』、『ザ・ゲスト』などが代表作です。
野獣役吹き替え声優:山崎育三郎
大発表!!!!
— 山崎育三郎 (@ikusaburo_0118) 2017年1月31日
ディズニー映画「美女と野獣」
日本語吹き替え版野獣役に決まりました!!!!
幼い頃からの夢が叶いました。 pic.twitter.com/Z235QHzrrE
野獣の吹き替え声優を務めるのは山崎育三郎。『レ・ミゼラブル』や『ロミオ&ジュリエット』など人気作をはじめとする多数のミュージカルに出演し、ミュージカル俳優として確固たるキャリアを積んでいます。 爽やかな甘いマスクから女性人気も高く、『下町ロケット』などドラマやテレビの映像界でも活躍しています。
アニメ版声優:山寺宏一
ナレーター、声優、タレントなど幅広く活躍する山寺宏一が、アニメ版の野獣を演じました。 ディズニー作品では、アニメ版と実写版『アラジン』のジーニー、『リロ&スティッチ』のスティッチなど多くのキャラクターを担当しています。
ガストン役/ルーク・エヴァンズ(吹替声優:吉原光夫)
1979年4月15日生まれのイギリス人俳優ルーク・エヴァンズが、ベルを狙うガストンを演じます。彼は自身演じるガストンに対し愛すべき下品な男と評価しており、憎めない悪役を目指して演じたそうです。
彼の代表作には、『ホビット 竜に奪われた王国』(2013)の弓の達人バルド、谷間の町の領主ギリオンや「ワイルド・スピード」シリーズのオーウェン・ショウ、『ドラキュラZERO』(2014)のヴラド公などがあります。
ガストン役吹き替え声優:吉原光夫
happy birthday to me❗️❗️
— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) September 22, 2018
thank you!! pic.twitter.com/IREXzQTYxo
ガストンの吹き替え声優を務めるのは吉原光夫。元劇団四季で多くの舞台で活躍する俳優です。劇団四季時代では、『ライオンキング』(2002)でシンバや『美女と野獣』(2005)で本作と同じくガストンを演じました。退団後には、「Artist Company響人」を立ち上げ多くの舞台出演をしています。 2011年には、帝国劇場海上100周年記念公演『レ・ミゼラブル』において日本公演最年少である32歳で主演のジャン・バルジャンを演じました。
アニメ版声優:松本宰二
アニメ版ガストンの吹き替えを担当したのは、名古屋フィルハーモニー交響楽団のバリトン歌手・松本宰二です。 オペラやディナーショーなど幅広く活躍しており、子供のためのコンサートに意欲的に参加しています。
ルミエール役/ユアン・マクレガー(吹替声優:成河)
1971年3月31日生まれのイギリス人俳優ユアン・マクレガーが、野獣の城のウェイター頭ルミエールを演じます。人をもてなすのが大好きな蝋燭のキャラクターで、とても紳士的な性格です。
『トレインスポッティング』、『ビッグ・フィッシュ』、『ムーランルージュ』など多くの作品に主演しており、「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービとしても有名です。
ルミエール役吹き替え声優:成河
ルミエールの吹き替え声優を務めるのは成河(ソンハ)。舞台を中心に活躍しており、第63回文化庁芸術祭の演劇部門新人賞や第18回読売演劇大賞優秀男優賞などを受賞しています。 『エリザベート』のルキーニ役や『ショーシャンクの空に』のアンディ役など舞台からミュージカルまで幅広く活動。また、2018年にはアニメーション映画『ムタフカズ』に声優として参加したり、『下町ロケット』、NHK連続テレビ小説『マッサン』に出演したりと活躍の場を広げています。
アニメ版声優:江原正士
元劇団四季劇団員の江原正士は、2020年現在は青二プロダクションに所属しています。 吹き替えの担当俳優は、トム・ハンクス、ウィル・スミス、エディ・マーフィー。洋画の吹き替えが多いですが、90年代以降はアニメにも多数参加しています。
コグスワース役/イアン・マッケラン(吹替声優:小倉久寛)
1939年5月25日生まれのイギリス人俳優イアン・マッケランが、野獣の城の執事コグスワースを演じます。真面目な置き時計のキャラクターで、いつも野獣のご機嫌をうかがっています。
イアン・マッケランの出演作は、『リチャード3世』(1995)のリチャード3世や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのガンダルフ、『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(2015)のシャーロック・ホームズなどがあります。 「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドアのマイケル・ガンボンなど似ていると言われる俳優が多く話題になりました。
コグスワース役吹き替え声優:小倉久寛
コグスワースの吹き替え声優を務めるのは小倉久寛。ドラマ、映画を中心に活躍する俳優の小倉久寛は、ナレーターや声優としても知られています。 俳優としては「おかしな刑事」シリーズの坂下純次、ナレーションとしてはNHK『世界ふれあい街歩き』などを務めています。
アニメ版声優:熊倉一雄
2015年に亡くなった熊倉一雄は、俳優や声優、演出家など幅広い分野で活躍していました。 声優としての代表作には、パイロット版『リボンの騎士』のジュラルミン大公などがあり、吹き替えではテレビアニメ『名探偵ポワロ』のエルキュール・ポアロを担当しました。
ル・フウ役/ジョシュ・ギャッド(吹替声優:藤井隆)
1981年2月23日生まれのアメリカ人俳優ジョシュ・ギャッドが、ガストンの手下ル・フウを演じます。2013年にはディズニーアニメーション『アナと雪の女王』オラフ役を務めアニー賞声優部門を受賞しました。
本作でル・フウは、ガストンに好意を持つゲイだということが公式から明かされており、ディズニーの長編映画でゲイのキャラクターが登場するのはこれが初めてです。 ディズニーアニメとは違う新たなガストンとル・フウの関係が描かれました。
ル・フウ役吹き替え声優:藤井隆
ル・フウの吹き替え声優を務めるのは藤井隆。よしもと所属のお笑いタレントとしてバラエティで活躍しらがら、大河ドラマ『真田丸』など俳優としても活動しています。
アニメ版声優:中丸新将
中丸新将は、過去に劇団四季に所属していた過去があり、その特徴的な声を活かし俳優以外に吹き替えでも活躍しました。 インテリ悪役俳優の1人に数えられており、大河ドラマなど100本以上の出演作があります。
モーリス役/ケヴィン・クライン(吹替声優:村井國夫)
1947年10月24日生まれのアメリカ人俳優ケヴィン・クラインが、ベルの父親で発明家のモーリスを演じます。モーリスとの交流が映画のキーポイントにもなりました。 ケヴィン・クラインは、『ワンダとダイヤと優しい奴ら』『海辺の家』などで有名です。
モーリス役吹き替え声優:村井國夫
モーリスの吹き替え声優を務めるのは、俳優・声優として知られる村井國夫。吹き替えではハリソン・フォードの役を多く務めています。
アニメ版声優:あずさ欣平
1997年に亡くなったあずさ欣平は、青二プロダクション所属の声優、演出家でした。 ディズニー作品では、アニメ『美女と野獣』以外にもアニメ「アラジン」シリーズでサルタン国王を演じました。
プリュメット役/ググ・バサ=ロー(吹替声優:島田歌穂)
1983年6月30日生まれのイギリス人女優ググ・バサ=ローが、城のメイドでルミエールの恋人のフェザーダスターを演じます。ダンスが好きな箒のキャラクターです。(写真1番右)
2013年の『ベル~ある伯爵令嬢の恋~』で一躍注目を浴びたググ・バサ=ローは、『コンカッション』(2015)や『女神の見えざる手』(2017)などに出演しています。 珍しいググという名前は、「私たちの誇り」という意味の南アフリカの民族の言葉が由来になっています。
プリュメット役吹き替え声優:島田歌穂
プリュメットの吹き替え声優を務めるのは島田歌穂。『がんばれ!!ロボコン』のロビンちゃんで子役デビューし、声優・女優として活躍しています。 1987年にミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演でエポニーヌを演じ注目を浴びました。2006年に映画『サウンド・オブ・ミュージック』でマリア役、2019年には『メリー・ポピンズ リターンズ』のトプシーの吹き替えを担当。2007年には、大阪芸術大学で教授に就任しました。
ポット夫人役/エマ・トンプソン(吹替声優:岩崎宏美)
1959年4月15日生まれのイギリス人女優にして脚本家エマ・トンプソンが、城のメイド、ポット夫人を演じます。世話好きで料理が大好きなポットのキャラクターです。 エマ・トンプソンは1992年『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞主演女優賞、1995年『いつか晴れた日に』ではアカデミー脚本賞を受賞しています。 本作や「ハリー・ポッター」シリーズで共演しているエマ・ワトソンと名前が似ていますが、2人に血縁関係はありません。エマ・ワトソンは彼女のことを最も美しい女性と評しており、女優としても尊敬しているようです。
ポット夫人役吹き替え声優:岩崎宏美
ポット夫人の吹き替え声優を務めるのは、歌手の岩崎宏美です。 1975年に『二重奏』でアイドルデビューを果たし数々のヒット曲を生みました。 1987年にはミュージック『レ・ミゼラブル』でファンティーヌ役を演じたり、出演したドラマ『男女7人秋物語』は平均視聴率30%の大ヒットを記録するなど女優として積極的に活動を開始します。
アニメ版声優:福田公子
ポット夫人のアニメ版声優を担当したのは、宝塚歌劇団に所属していた福田公子です。 退団後はテレビドラマや映画に多く出演し、吹き替えとしてはディズニー作品『王様の剣』でマダム・ミムを演じました。
マダム・ド・ガルドローブ役/オードラ・マクドナルド(吹替声優:濱田めぐみ)
1970年7月3日生まれ、アメリカ人女優オードラ・マクドナルドが、城の着付け係でオペラ歌手のワードローブを演じます。歌が抜群にうまい洋服箪笥(たんす)のキャラクターです。 マクドナルドは舞台を中心に活躍、テレビシリーズ『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』などに出演している女優です。
マダム・ド・ガルドローブ役吹き替え声優:濱田めぐみ
????????「レ・ミゼラブル」マチネ公演
— 濱田めぐみ (@megumihamada) April 21, 2019
ありがとうございました????
色んな組み合わせも このレミの見どころですね!#愛加あゆ ちゃんご観劇いただきました!
明日もよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/J9mpefXbnF
マダム・ド・ガルドローブの吹き替え声優を務めるのは濱田めぐみ(写真左)。劇団四季でトップ女優の一人として活躍した、ベテランミュージカル女優です。
チップ役/ネイサン・マック(吹替声優:池田優斗)
チップ役吹き替え声優:池田優斗
チップの吹き替え声優を務めるのは、「ポスト福くん」と呼び声高い子役の池田優斗。 映画・ドラマと活躍する彼は、映画『リトルプリンス~星の王子様と私』や『コウノトリ大作戦』では吹き替え声優も務めています。 俳優としての仕事では、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』や2020年公開予定の『糸』などがあります。ミュージカルや舞台などにも活躍の幅を広げており、これからが楽しみな子役の1人です。
アニメ版声優:山口淳史
チップのアニメ版声優を担当した山口淳史は、主に演出家や脚本家、俳優として活動しています。 創作集団「ActorsStyle」を2017年から始動させ、2018年より「グランチャ プロジェクト」に脚本・演出として参加しました。
カデンツァ役/スタンリー・トゥッチ(吹替声優:松澤重雄)
実写映画オリジナルキャラクターのカデンツァを、スタンリー・トゥッチが演じます。カデンツァとは音楽用語で演奏者の即興のソロなどの聴かせどころのことで、グランドピアノのキャラクター。 スタンリー・トゥッチは1960年11月11日生まれのアメリカ俳優で、1998年の『ザ・ジャーナリスト』で、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞している名優です。
カデンツァ役吹き替え声優:松澤重雄
カデンツァの吹き替え声優を務めるのは、俳優・声優として活躍する松澤重雄です。ゲーム「キングダム ハーツ」のバレルの声を担当しています。
アガット役/ハティ・モラハン(吹替声優:戸田恵子)
1978年10月7日生まれのイギリス人女優ハティ・モラハンが、村外れに住む老女アガットを演じます。映画冒頭ではナレーションも担当しています。 ハティは、イギリスのテレビ・映画・舞台とさまざまなジャンルで活躍する女優です。近年の主な映画出演作には『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』でのアン・ケルモット役、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でのエルズメア王妃役などがあります。
アガット役吹き替え声優:戸田恵子
アガットの吹き替え声優を務めるのは戸田恵子。長年のキャリアを持つ声優であり、女優としても映画・テレビで活躍しています。特に声優では『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン役が有名。女優では『ラヂオの時間』をはじめ、よく三谷幸喜作品に出演しています。
ジャン役/ジェラード・ホラン(吹替声優:安崎求)
1962年11月11日生まれのイギリス人俳優ジェラード・ホランが、村の陶芸家ジャンを演じます。ポット夫人の夫、チップの父であることが後にわかります。 主にテレビや舞台で活動し、『から騒ぎ』や『フランケンシュタイン』などのケネス・ブラナー監督・主演作に出演することが多い俳優です。
ジャン役吹き替え声優:安崎求
屋比久モアナと❣️ pic.twitter.com/NQsMU3ui9K
— 安崎 求 (@azaq3537) 2017年7月11日
ジャンの吹き替え声優を務めるのは安崎求。ミュージカル舞台出身の俳優で、主に舞台で活動しています。『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』などアニメ映画の吹き替えも務めています。
クロチルド役/ヘイドン・グワイン(吹替声優:RICO)
1957年生まれのイギリス人女優ヘイドン・グワインが、コグスワースの妻クロチルドを演じます。 キャリア初期から主にテレビで活躍している女優で、コメディが得意ジャンル。2016年には英国王室を茶化したコメディ・ドラマ『ザ・ウィンザーズ』にカミラ役で出演しています。
クロチルド役吹き替え声優:RICO
クロチルドの吹き替え声優を務めるのはRICO。宝塚歌劇団卒業生で、宝塚時代の芸名は桜里湖でした。卒団後は舞台出演のほか、主にアニメやミュージカル映画、海外ドラマなどの吹き替えを務めています。
ムッシュー・ダルク役/エイドリアン・シラー(吹替声優:福沢良一)
1964年2月21日生まれのイギリス人俳優エイドリアン・シラーが、医者のムッシュー・ダルクを演じます。ダルクはガストンに金で頼まれて、モーリスを精神病院に入れようとする人物です。 イギリスの舞台やテレビ・映画で活動する俳優で、近年の映画では2015年の『リリーのすべて』や『未来を花束にして』、2018年の『ザ・マーシー』などに出演しています。
ムッシュー・ダルク役吹き替え声優:福沢良一
ダルクの吹き替え声優を務めるのは福沢良一。俳優・声優のほか、歌手や演出家としても活動しています。ミュージカルや舞台にも出演し、1973年のテレビ番組『ウルトラマンタロウ』で主題歌を歌ったことでも知られています。
アニメ版声優:渡部猛
俳優・声優として多くの映像作品に出演した渡部猛が、アニメ版ダルクの日本語吹き替えを担当しました。 代表作は、テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のガマブン太や『毎日かあさん』のじいちゃん役など。しかし、2010年に亡くなったため、他の声優に引き継がれています。
ペール・ロベール役/レイ・フィアロン(吹替声優:田中美央)
1973年生まれのイギリス人俳優レイ・フィアロンが、村のチャプレンであるペール・ロベールを演じます。教会の図書館の本をベルに貸してあげる優しい人物です。 イギリスの舞台・映画・テレビなど幅広く活動している俳優で、主な映画出演作は『ハムレット』、『ハリー・ポッターと賢者の石』、2017年の『ザ・フォーリナー』などがあります。
ペール・ロベール役吹き替え声優:田中美央
ペール・ロベールの吹き替え声優を務めるのは田中美央。劇団俳優座に所属する俳優で、声優・ナレーターとしても活動しています。
シャポー役/トーマス・パッデン(吹替声優:広田勇二)
トーマス・パッデンがコート掛けのシャポーを演じます。パッデンは俳優グラハム・パッデンの息子で、女王エリザベス2世を描いたテレビシリーズ『ザ・クラウン』に出演しています。
シャポー役吹き替え声優:広田勇二
シャポーの吹き替え声優を務めるのは広田勇二。劇団四季出身、音楽座ミュージカル所属の俳優で、舞台やミュージカルを中心とした活動を行なっています。
スタンリー役/アレクシス・ロワゾン(吹替声優:根本泰彦)
1989年9月9日生まれのフランス人俳優アレクシス・ロワゾンが、ガストンの子分スタンリーを演じます。箪笥のマダム・ド・ガルドローブの攻撃により、女装させられるというキャラクターです。 フランスのミュージカル舞台やテレビドラマで活動しており、主な出演作品には2014年の短編映画『Outcast』や2008年のテレビシリーズ『Hard』があります。
スタンリー役吹き替え声優:根本泰彦
スタンリーの吹き替え声優を務めたのは根本泰彦。テアトル・エコーに所属する声優で、主にアニメや海外ドラマ・映画の吹き替えを多数こなしています。『魔法にかけられて』のパトリック・デンプシーや『スター・トレック』のサイモン・ペッグの声優を担当しています。
ベルの母役/ゾーイ・レイニー(吹替声優:大地葉)
イギリス人女優ゾーイ・レイニーが、ベルの母を演じます。これまでの出演作は4本で、ケネス・ブラナー 主宰の「ケネス・ブラナー・シアター・カンパニーの舞台を映像化した『ブラナー・シアター・ライブ2016「ロミオとジュリエット」』に出演しています。
ベルの母役吹き替え声優:大地葉
ベルの母の吹き替え声優を務めるのは大地葉。日本ナレーション演技研究所の出身で、主にテレビアニメの声優を務めています。
2017年版実写映画『美女と野獣』監督・脚本
監督:ビル・コンドン
1955年生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身の映画監督ビル・コンドンが本作の監督を務めています。 代表作は、監督としては『ドリームガールズ』(2007年)や『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1,2』(2012年)、脚本家としては『シカゴ』(2003年)や『グレイテスト・ショーマン』(2018年)などがあります。
脚本:スティーブン・チョボスキー
脚本を務めるスティーブン・チョボスキーは、1970年生まれ、アメリカ出身の脚本家です。 代表作は、エマ・ワトソンが出演した『ウォールフラワー』(2013年)。スティーブン・チョボスキーは同作の原作者であり、監督・脚本も務めました。
音楽を担当したのはレジェンド、アラン・メンケン
1949年7月22日生まれのアメリカ人作曲家であるアラン・メンケンが音楽を担当。1991年のアニメ『美女と野獣』でも、音楽を担当しています。 今回はアラン・メンケンによって新たに3曲が書き下ろされました。その3曲とは城の住人たちが魔法にかけられる前の物語を歌った「日差しを浴びて(Days in the Sun)」、野獣が愛を知る瞬間を描く「ひそかな夢(Evermore)」、エンディングソングとしても使用された「時は永遠に(Our Song Lives On)」です。 メンケンは『リトル・マーメイド』(1991年)や『アラジン』(1992年)といったディズニー映画で音楽を手がけ、数々の名曲を生み出しています。 さらに彼は、モーリスが赤ちゃん(ベル)を抱っこする妻の絵を描いているシーンを考案したんだとか。アラン・メンケンは音楽だけでなく、設定やストーリーなど様々な面でアドバイスしたそうです。
実写『美女と野獣』キャスト・吹き替え声優を一覧でおさらい
キャスト、吹替声優共に豪華かつ実力者が勢ぞろいした映画『美女と野獣』。今回は、本作を支えた全キャスト、吹替声優を一挙に紹介しました。 長い間愛され続ける『美女と野獣』の実写映画ということで、公開前は多くの期待が本作には向けられていました。彼らはそれぞれの役を見事に演じ切り、映画は大成功を収めました。キャスト、声優陣の活躍がヒットの大きな要因であることは間違いないでしょう。 ぜひ本記事でキャストや声優陣への理解を深めて映画『美女と野獣』をご覧ください!