アイアンマンの25の真実!持ち上げられる最大重量は100トン?!!
タップできる目次
- 1.意外なスターがアイアンマン有力候補だった!?
- 2.ジャービスのフルネームとは!?
- 3.アイアンマンが持ち上げる最大重量とは!?
- 4.アイアンマン50周年!!
- 5.アイアンマンスーツが現実に!?
- 6.コスプレの完成度が高すぎ!?
- 7.最年長スーパーヒーロー記録更新中!?
- 8.マンダリンの改悪理由とは!?
- 9.トニー・スタークにはモデルが存在していた!?
- 10.テロリストグループ名の意外な由来とは!?
- 11.トニー・スタークは米空軍の秘密基地を所有している?!
- 12.キャプテンアメリカの訓練を受けたアイアンマン!!
- 13.あらゆる場所でスーツを手にしてきたアイアンマン
- 14.ディズニーはトニー・スタークがアル中だと知られたくなかった?!
- 15.『アイアンマン』のほとんどがアドリブ!!
- 16.『アイアンマン』のキーパーソン?!
- 17.ロバート・ダウニー・Jr.はトニー・スタークそのもの?
- 18.『アイアンマン』スタッフ、キャストの技術と努力の賜物?!
- 19.『アイアンマン2』ミッキー・ローク、役への熱意?!
- 20.サミュエル・L・ジャクソンと監督の約束
- 21.イワン・ヴァンコ秘密のタトゥー?
- 22.スーツケースアーマー
- 23.ロバート・ダウニー・Jr.の武術の腕前
- 24.ジョン・ファヴロー、『アイアンマン3』監督を断る
- 25.『アイアンマン3』予算引上げ
1.意外なスターがアイアンマン有力候補だった!?
現在、ロバート・ダウニー・Jr以外の人物が演じるトニー・スターク以外を誰が想像できるでしょうか?しかし、第一作目『アイアンマン』構想時、ロバート・ダウニー・Jrではなく、あるハリウッド大スターがアイアンマンの第一候補でした。そのスターがトム・クルーズです。 彼は作品のオファーを受けていましたが、脚本の出来に満足できず、実現には至りませんでした。(当時、クエンティン・タランティーノが監督をする可能性があったと言います。)トム・クルーズ版のアイアンマンならばまだ許容範囲内かもしれません。しかしニコラス・ケイジならどうでしょう?1997年、彼もまたアイアンマンに興味を持っていたと言います。もしその計画が実現していたら、違う意味で話題作となっていたかもしれません。
2.ジャービスのフルネームとは!?
J.A.R.V.I.S.(ジャービス)と言えば、トニー・スタークが設計した人工知能です。様々な情報を与えて戦闘をアシストしたり、執事となったり、アイアンマンにとってもトニー・スタークにとっても、かけがえのない存在です。J.A.R.V.I.S とは"Just a Rather Very Intelligent System.(ただの超スーパーインテリジェントシステム)の"頭字語です。
3.アイアンマンが持ち上げる最大重量とは!?
アイアンマンはフルパワー時、最大100トンまで持ち上げることができます。ハルクが持ち上げることが出来る最大重量が同じ100トンであることを考えると、それがどれだけスゴイことなのか分かります。トニー・スタークが後にハルクと戦うために開発した“ハルクバスター”が持ち上げられる最大重量はなんと175トンです。
4.アイアンマン50周年!!
1963年、冷戦の中、アイアンマンはTales of Suspense'39巻(アメリカコミックシリーズ)で初登場を果たしました。当時、アイアンマンはアンチコミュニストヒーローとして認知されていました。アイアンマンは年月を経るにつれて、よりテクノロージーに頼るヒーローへと変化しています。その後、マンダリンやドクター・ドゥームなど様々な強敵と対峙し、2013年アイアンマンは誕生50周年を迎えました。しかしヒーローを引退する気配は未だありません。
5.アイアンマンスーツが現実に!?
アメリカの航空機・宇宙船の製造開発会社ロッキード・マーティンは兵士のためにパワースーツ“HULC”を開発しました。このスーツは約90キロまで楽に持ち上げることを可能にするアシスト機能、最大時速16キロで長時間走行可能にする機能が搭載されています。2012年9月には初めてパワースーツが医療用として販売されました。誰もがアイアンマンになれる時代はそう遠くないかもしれません。
6.コスプレの完成度が高すぎ!?
パワースーツが商業ベースに乗り、お手頃な価格になるまではまだ時間がかかりそうです。そのため、アイアンマンファン達は手作りでコスプレを楽しんでいます。そんな中、アイアンマンファンの一人、アンソニー・リーが製作したコスプレが今話題を呼んでいます。彼のアイアンマンスーツは光る目、自動で開くマスク、スタビライザーが搭載され、肩からはCO2が噴射出来ます。彼のスーツはもはやコスプレの域を超えています。
7.最年長スーパーヒーロー記録更新中!?
スーパーヒーローは、クリス・エヴァンズ(キャプテン・アメリカ)、アンドリュー・ガーフィールド(スパイダーマン)、クリス・ヘムズワース(ソー)など若手俳優が演じることがほとんどです。しかし、アイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jrは今年50歳を迎えました。彼は最年長スーパーヒーロー俳優の記録を現在も伸ばし続けています。
8.マンダリンの改悪理由とは!?
『アイアンマン』コミックファンにとって、マンダリンは最も思い入れの強い悪役の一人です。しかし、『アイアンマン3』で登場したマンダリンは多くの改悪が加えられていました。たとえば、中国人設定の変更、宇宙船から回収したパワーリングを所持していないなどの改変です。監督のシェーン・ブラックによると、マンダリンによりリアリティを持たせるために変更だそうです。
9.トニー・スタークにはモデルが存在していた!?
『アイアンマン』原作のクリエータースタン・リーによると、トニー・スタークにはモデルがいるそうです。そのモデルがアメリカ人実業家、映画製作者、億万長者のハワード・ヒューズです(ちなみにディカプリオが『アビエイター』で演じていました。)。 晩年のハワード・ヒューズは脅迫性障害に陥り、4ヶ月間部屋に引きこもっていたこともあったと言います。当たり前ですが、『アイアンマン』にはそういったエピソードは含まれていません。しかし『アイアンマン3』でトニーは戦いのせいで不眠症・パニック障害に陥ったり、アーマーへ過度な依存をしていたりしますね。
10.テロリストグループ名の意外な由来とは!?
映画第一作目『アイアンマン』初期段階の脚本では、マンダリンが登場する予定でした。しかし監督のジョン・ファヴローはこのキャラクターはファンタジー色が強すぎると感じ、スタークがテロリストグループに捕らえられるストーリーへと改変しました。そのテログル―プの名前が“the Ten Rings”です。これは原作版マンダリンが付けている10つのリングから来ています。
11.トニー・スタークは米空軍の秘密基地を所有している?!
主人公トニー・スタークは大富豪で、ジョス・ウェドンに『アベンジャーズ』(2012)で“大金持ちの遊び人の慈善家”とあだ名をつけられたくらいです。数多くのものを所有していることは間違えありません。 中でも驚きなのがちゃっかりコミック版『アベンジャーズ』19話に登場する権利を買収したり、軍から秘密基地“エリア51”を購入したらしいことです。これについての追及は一度もありませんが、そもそも武装した“アベンジャー”(復讐者)が何故そんなものを欲しがっているのか疑うべきですよね。 政府はそこを売却した時、そこに何があったにせよ全てを一掃したでしょうから、おそらく怪しいアイアンマンとUFO合体スーツなんてものは作り出してはいないはずですが…
12.キャプテンアメリカの訓練を受けたアイアンマン!!
アイアンマンスーツがないと、トニー・スタークは明らかにどこにでもいる至って普通の男ではありますが、それはトニーが全くの役立たずだということではありません。 それが証拠にトニーは、何人もから長期に渡り訓練を受けて来たのです。中でも印象深いのがスティーブ・ロジャースとのスパーリングでしょう。 このシーンは昔のマーベル・コミックのアイアンマン・シリーズ『デーモン・イン・ア・ボトル』に出てきますが、残念ながら映画ではそれほど詳しく取り上げられませんでした。
13.あらゆる場所でスーツを手にしてきたアイアンマン
過去数十年に撮影した作品の数々を振り返ると、マーベルは時代に合わせ必要な個所を更新するようになりました。例えば、最近のシリーズでは『スパイダーマン』が登場すると、ユーチューブでちょっとしたお騒がせものになっていることに皆さんはお気づきでしょうか。 その点でいくと、『アイアンマン』のオリジナル作品はここ何年もいじる必要のあった個所は本当に少ないですね。トニーをアイアンマンスーツ作りに駆り立てたのはもはやベトナム戦争ではないということくらいでしょうか。 湾岸戦争の時でもなくて、アフガニスタンでの戦争で攻撃・誘拐され、トニー・スタークはとうとうアイアンマンになったのですね。
14.ディズニーはトニー・スタークがアル中だと知られたくなかった?!
映画でしかトニー・スタークを見たことのない人はトニーがかなりのアルコール依存症だということに気が付かないでしょう。マーベルはそのことについて触れないようにしているものの、『アイアンマン2』でなんとなくそうなんじゃないかと、少し匂わせています。 実は脚本家のシェーン・ブラックは、『デーモン・イン・ア・ボトル』(この作品の中でトニーがアルコール依存症であることが明らかになります)を『アイアンマン3』で映画化したいと思っていました。 しかし、多くの子供たちがマーベルの映画を見るという理由でディズニーがそれを許可しなかったのです。コミック版ではそのことは頻繁に出てきていますし、トニーの依存症が何度か再発していることが問題となっているのですが…
15.『アイアンマン』のほとんどがアドリブ!!
製作者たちは何よりストーリーと動きに集中していたので、『アイアンマン』の撮影が開始された時点で台本はまだ完全には仕上がっていませんでした。 そのため撮影の大半がアドリブだったのですが、ジョン・ファヴローはそのおかげで作品がより自然に仕上がったとの見解を示しています。現場で即興でできたセリフを撮影しておくために、シーンによってはカメラが2台使用された場面もあります。 ロバート・ダウニー・Jr.は何か新しいものに挑戦してみようと思い、たくさん撮影したいとお願いしたのだそうです。一方グウィネス・パルトローは、ダウニーがどんなセリフを言うか見当もつかなかったので、ダウニーのセリフに合わせようとするのに苦労したとのことです。
16.『アイアンマン』のキーパーソン?!
クラーク・グラッグ演じるフィル・コールソンという役は、本来もっと出番の少ない重要でない役でした。 実は最初はただ“エージェント”と呼ばれていた登場人物だったのですが、撮影が進むにつれ、クラーク・グレッグと他の役者たちとの相性の良さが明らかとなり、クラークとのシーンをどんどん増やしたのだそうです。
17.ロバート・ダウニー・Jr.はトニー・スタークそのもの?
ジョン・ファヴローはロバート・ダウニー・Jr.の過去が役にぴったりなので、本作品にダウニーをほしいと思っていました。ジョンは次のようにコメントしています。 ロバートの人生は良い時も悪い時も聴衆の目に曝されてきたんだ。だから彼は自分のキャリアよりはるかに厄介な邪魔なものに打ち勝とうと、自分の中でバランスをとらないといけなかったんだよ。それってトニー・スタークそのものなんだよね。マンガに出てくるトラブルを抱えてる高校生とか、彼女ができないようなキャラクターの域をロバートは超えたんだ。 さらに、ダウニーのおかげでスタークを“ほんとサイテーな奴なんだけど憎めない”というキャラクターに定着させられたとファヴァローは感じているようですが、同時にダウニーのおかげで本当に感動的なエピソードを表現でき、観客を魅了することができたとも感じているそうですよ。
18.『アイアンマン』スタッフ、キャストの技術と努力の賜物?!
トニーがアークリアクターを取り換えるのをペッパーが助けるシーンには、人工胴体が使用されたのですが、ロバート・ダウニー・Jr.自身の胴体とくっつけて、斜めに突き出ている状態で撮影されました。 なんとその時、ロバートは座っている椅子の背中の“中”にいたとのことです。眩しいライトで照らし、人工胴体の“端”の部分を見事に見えなくしています。 『スタートレック ファーストコンタクト』(1997)のボーグ・クイーンの初登場シーンでも似たような手法が使用されました。
19.『アイアンマン2』ミッキー・ローク、役への熱意?!
ミッキー・ローク自身がウィップラッシュのキャラ設定の多くを提案しました。ロークは役の半分をロシア語で演じたいと思っていましたし、タトゥーと金歯があり、ペットに大型オウムのコカトゥーを飼っているキャラクターにしたいと考えました。 なんと実際、オウムと金歯はロークが自身のポケットマネーで支払ったそうですよ。
20.サミュエル・L・ジャクソンと監督の約束
サミュエル・L・ジャクソンはジョン・ファヴロー監督にニック・フューリーの登場機会を増やしてもらう約束を取り付けました。 ジャクソンは契約交渉上の問題のためフューリー役に戻ることはほぼありませんでしたが、ニック・フューリーはこの作品だけでなく他の多くのマーベル・スタジオズの作品に登場することとなったのです。
21.イワン・ヴァンコ秘密のタトゥー?
イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)には元々首にロキのタトゥーが入っていました。 製作者たちは、ファンが同じくマーベル・シネマティック・ユニバースの他の悪役とヴァンコがつながっていると信じ込んでしまうことを恐れて、撮影後の編集段階でCGによる画像処理を施してタトゥーを取り除きました。
22.スーツケースアーマー
コミックス版ではトニー・スタークはスーツケースになっている携帯型アイアンマンスーツを所有しています。 この有名な“スーツケースアーマー”、映画では何枚ものつながった金属板をワイヤーの枠組みに沿ってスライドさせてスーツに改造させるような仕組みに改正されました。
23.ロバート・ダウニー・Jr.の武術の腕前
『アイアンマン3』前半でトニー・スタークが木製のダミー人形(木人樁)を相手に格闘しているシーンがあります。 ロバート・ダウニー・Jr.は数年間、師父エリック・オラムの下で詠春拳という中国武術の訓練を受けてきました。その技術を『シャーロック・ホームズ』(2010)でも披露しています。そして近々黒帯の審査も受けるつもりだとのことです。
24.ジョン・ファヴロー、『アイアンマン3』監督を断る
ジョン・ファヴローは『アイアンマン3』だけ、同シリーズの中で唯一監督を務めていません。『マジック・キングダム(原題)』と『ジャージー・ボーイズ』(2014)(最初の監督候補で、実際はクリント・イーストウッド。)の監督のため『アイアンマン3』のオファーを断りました。 監督を引き受けなかったことでハッピー・ホーガンというキャラクターを演じることをいつも以上に楽しめたと後に認めています。例えて言うなら“孫のおむつの取り換えなんてする必要なくて、ただ遊んでいればいいおじいちゃん”みたいだったとのことです。
25.『アイアンマン3』予算引上げ
『アイアンマン3』の予算は当初約133億円でしたが、『アベンジャーズ』(2012)が大ヒットしたあと、マーベル・スタジオズとディズニーはシェーン・ブラックができるだけ最高の映画を作れるように、予算を約190億円に引上げました。