2018年8月20日更新

【序・破・Q】ヱヴァンゲリヲン新劇場版のあらすじ解説【「シン・エヴァンゲリオン」公開前に復習!】

ヱヴァンゲリヲン新劇場版-序 オリジナルサウンドトラック

90年代後半を席巻した人気アニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』。21世紀に入ってリメイクされた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」も大好評で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を待望する状況となっています。最新作の公開に備えて、『ヱヴァンゲリオン新劇場版』シリーズのあらすじを把握しておきましょう。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が2020年に公開!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の完結編、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開が2020年に決まりました。初報から12年、3作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開時の告知から7年という長い延期を経て、ついにシリーズが終りを迎えます。 今回はヱヴァンゲリヲン新劇場版の紹介と、シリーズ3作品のあらすじをまとめたいと思います。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開前の予習や、忘れてしまった作品の復習に役立ててください。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版とは?アニメからの流れを解説!

ヱヴァンゲリヲン新劇場版のもととなったのは1995年に放送されたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』です。同作は謎が謎を呼ぶ刺激的でスケールの大きいストーリーが視聴者をひきつけ、社会現象を起こしました。 TVアニメは終了時点で多くの謎を残し、最終2話はそれまでの流れを無視するような内容だったため、更に視聴者の話題と議論を呼びます。これを受け、最終2話を別側面から描く新作映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が制作されました。これが旧劇場版です。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版は、これらのリメイク作品として制作が開始されます。当初はTVアニメ版及び旧劇場版の映像の全面リテイクと追加映像を合わせて全4作を作成し、2007年から2008年までに3回に分けて公開(3作目・4作目は同時公開)する予定でした。 ですが、2作目にあたる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の制作準備段階でリテイクが不可能であると発覚し、急遽新作同然の作り直しを行うことが決定。当初の公開予定は大きく後へとずれ込むことになります。 結果、「破」の公開は当初の予定から1年遅れの2009年。更に3作目の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は路線変更の影響でストーリーをまとめるのに時間を要し、当初の予定とは違って完結編とは別個に2012年に公開となりました。 完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、さらに8年後の2020年に公開されることとなっています。 ちなみにアニメシリーズ、旧劇場版は「エヴァンゲリオン」だったのに対し、新劇場版は「ヱヴァンゲリヲン」表記でした。しかしシリーズ完結編となる最新作は「エヴァンゲリオン」表記に戻っています。これらの要素をヒントに、映画公開前からさまざまな考察が行われているようです。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』あらすじ解説【2007年】

人類の半分が死んだとされる大災害「セカンドインパクト」から15年。主人公・碇シンジは数年ぶりに父親の碇ゲンドウに呼び出され、ゲンドウが国連直属の特務機関「NERV」の最高司令官であることを明かされます。 NERVのある第3新東京市に向かう途中、人類の敵・使徒と国連軍の戦いに巻き込まれるシンジ。シンジは使徒に唯一対抗できる汎用ヒト型決戦兵器、エヴァンゲリオン初号機のパイロットとして呼び出されたのです。 ゲンドウから初号機に乗るように迫られ、1度は拒否するシンジ。しかし、もうひとりのパイロット・綾波レイが重症をおして初号機に乗ろうとしているのを見て覚悟を決め、エヴァンゲリオンに搭乗します。 なんとかエヴァンゲリオンを動かせたシンジでしたが、使徒相手に為す術もなくやられてしまいます。初号機は突如、気絶したシンジを乗せたまま暴走。使徒を圧倒し、自爆に追い込んで勝利します。 第3新東京市の中学校に転校したシンジは、妹が戦闘に巻き込まれた同級生・鈴原トウジの恨みを買ってしまいました。そこへ現れる新たな使徒と戦っている最中、シンジは戦闘に巻き込まれかけたトウジを助け、撤退命令を無視して使徒を殲滅しました。 さらに新たな使徒が現れ、初号機で迎え撃ったシンジは遠距離から狙撃されて負傷してしまいます。使徒はNERV本部地下に磔になっている使徒「リリス」と接触し、セカンドインパクト同様の災害「サードインパクト」を引き起こそうとしていたのです。 負傷により恐怖を覚えて初号機への搭乗を渋っていたシンジ。しかし使徒の目的を聞き、再び初号機に乗ることを受け入れます。負傷から回復したレイと共に、使徒を遠距離から狙撃するヤシマ作戦に参加します。 一度目の狙撃が致命傷とならず反撃されたシンジは再び恐怖に震えますが、奮起して再度引き金に指をかけます。再び初号機を狙ってきた使徒の攻撃をレイが捨て身で防ぎ、シンジは今度こそ使徒を撃ち抜くことに成功。使徒を無事撃退したのでした。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』あらすじ解説【2009年】

エヴァ弐号機のパイロット、式波・アスカ・ラングレーが来日。謎のパイロット、真希波・マリ・イラストリアスも初登場するなど、物語は旧劇場版やアニメとは大きく違ったものになります。

アスカの搭乗していた起動実験中の参号機が使徒に乗っ取られて暴走。ゲンドウに参号機撃破指示を出されたシンジですが、中身がアスカだと知って拒否します。戦意喪失したシンジの代わりにダミープラグを起動した初号機が参号機を破壊します。目の前で初号機がアスカの乗っているエントリープラグを噛み砕いたのを目にしたシンジはNERVを去り、エヴァのパイロットをやめました。

シンジがエヴァから降りた後に、NERVに使徒が襲来します。綾波レイが使徒に食べられたのを知り、シンジは再度エヴァに乗ることを決意。これまでにないほど奮起したシンジは見事にレイを救いますが、その過程で零号機のコアと使徒を初号機が吸収したことで擬似的サードインパクトが発生しかけます。地球に大災害が起ころうとした時、空から降ってきたロンギヌスの槍に貫かれて事態は収束。月面からやって来た渚カヲルのエヴァ六号機が世界を救ったところで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は終わります。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』あらすじ解説【2012年】

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の後、作中に描かれなかった場面で、結局はニア・サードインパクトを起こした碇シンジは衛星軌道上に初号機に乗って浮かんでいました。そこから式波・アスカ・ラングレーによってサルベージされたシンジは、自分が14年間の間、眠っていたことを知ります。 ミサトやアスカは反NERV組織ヴィレを結成し、各地で使徒やNERVのエヴァと戦っています。状況がわからずに呆然とするシンジは、ヴィレからいざというときに爆発する首輪を付けられました。誰にも何が起きたか教えてもらえずに彷徨う中、NERVからの刺客、綾波レイのクローンがやって来て碇シンジを勧誘。シンジは綾波について、ヴィレを後にします。 NERVの本拠地にて渚カヲルと出会ったシンジは、自分が起こした大災害によって世界がめちゃくちゃになったことを知り、絶望します。そんなシンジにゲンドウは13号機に乗ることを命令します。強く拒むシンジでしたが渚カヲルにこの機に乗じてニアサードインパクトによってめちゃくちゃになった世界をやり直せる可能性があると聞きます。 シンジと渚カヲルはエヴァ13号機に乗ってニア・サードインパクトの爆心地、セントラルドグマへと向かいます。そこには人類補完計画の発動のキーである槍が二振りありました。それぞれをシンジとカヲルが用いる作戦でしたが、そこにあった槍は本来あるべきものと違うことを渚カヲルは見抜きます。同行者であったクローン・綾波レイが乗っていたMark.06に潜んでいた使徒を取り込んだエヴァ13号機は、フォースインパクトの引き金となってしまいます。 全てがゲンドウの策で裏目になってしまったことを気づいた渚カヲルはフォースインパクトの発動者となるエヴァ13号機にはパイロットが二名必要なのを逆手に取り、首輪によって自殺。これによって搭乗者が欠けた13号機は沈黙し、フォースインパクトは防がれました。 何もかもが裏目に出たことに打ちひしがれたシンジの元にやって来たのはアスカ。彼の手を引いて立ち上がらせるとヴィレが迎えに来る場所へと歩き出します。その後ろからクローン・レイもついていき、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は幕を下ろしました。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』がどういう展開を見せるか、楽しみというものです。