2016年12月8日更新 2,318view

空条承太郎の魅力まとめ『ジョジョ』3部の主人公はクールで熱い

荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する個性的なキャラクターの中でも、ずば抜けた人気と強さを誇る第3部の主人公・空条承太郎。今回はそんな空条承太郎について、能力のほか奇抜なファッションなどについてもまとめてみました。

『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部主人公・空条承太郎

空条承太郎『ジョジョの奇妙な冒険』画像

出典: jojosoku.com

1987年から連載をスタートし、『ジョジョ』の愛称でコアなファンの支持を得てきた荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。2012年にテレビアニメ化されファン層を拡大すると、2017年の実写映画化も決定しました。

原作は2016年現在も続き第8部が絶賛連載中ですが、空条承太郎は第3部の「スターダストクルセイダース」から第6部「ストーンオーシャン」まで登場し、『ジョジョ』の登場人物の中で最も長く活躍したキャラクターです。

今回は、歴代主人公の中でもダントツに人気の高い空条承太郎(くうじょう・じょうたろう)についてまとめてみました。

歴代主人公たちの家系であるジョースター家とは?

ジョースター家『ジョジョの奇妙な冒険』

まずは、空条承太郎の家系・ジョースター家について整理します。誇り高きイギリス貴族であり、社会的にも地位の高い人物を輩出しているジョースター家。その血を引く者に共通する特徴として、首や肩付近に星型の痣が認められ、例外もありますが男性は生涯ひとりの女性を愛し短命の傾向です。

1880年代が舞台の第1部では、初代主人公のジョナサン・ジョースターが活躍。第2部では1938年に時代が移り、ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターを主人公としたストーリーになります。

そして、1980年代の第3部で主人公として登場するのが、ジョセフの孫の空条承太郎。ジョースター家と、吸血鬼ディオが率いる能力者たちとの2世紀以上にもわたる壮絶な戦いを描いた物語が『ジョジョの奇妙な冒険』なのです。

空条承太郎が操る圧倒的なパワーの「スタープラチナ」

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』画像

『ジョジョ』シリーズで大きな見どころとなるのが「スタンド」という一種の超能力です。この能力は第3部から登場し、主人公とその仲間だけでなく敵側も備え、激しい戦いが繰り広げられます。

空条承太郎が操る「スタンド」は「スタープラチナ」。逞しい身体の人型スタンドで、パワーとスピードが持ち味です。

動体視力が並外れて良く発射された弾丸を指でひょいとつまめるほか、圧倒的なパワーの拳を高速で打ち込み相手を叩きのめします。また、宿敵ディオとの対決の最中に時間を止める能力も発動できるようになりました。

第3部「スターダスト クルセイダース」での主人公・空条承太郎

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』

出典: topicks.jp

日本に住む17歳の承太郎は、195cmの屈強な体躯を持った硬派な高校生。ある日、自身に異変を感じ悪霊に憑りつかれたと思いますが、実はこれが「スタンド」でした。

承太郎の高祖父ジョナサンが倒したはずの宿敵ディオが甦ってしまい、その影響で承太郎だけでなく祖父ジョセフや母親のホリィにもスタンド能力が発動したのです。そして、ホリィの体はスタンドのパワーに耐えられず瀕死の状態に。

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』画像2

ホリィを助けるにはディオを倒さねばならず、アメリカから駆け付けた祖父ジョセフやスタンド使いの仲間たちとともに、ディオが居るというエジプトへ向かいます。

普段は冷静沈着ですが、正義感が強いため、非道な相手は容赦なく打ちのめす承太郎。そんなクールで熱い空条承太郎が主人公として活躍するのがこの第3部で、テレビアニメでは2nd Seasonの『スターダストクルセイダース』にあたる物語です。

第4部「ダイヤモンドは砕けない」での空条承太郎

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』

エジプトでディオを倒してから10年以上が過ぎ、海洋学者となった28歳の承太郎が登場するのが第4部。日本の某県にある杜王町が舞台となり、主人公は高校生の東方仗助(ひがしかた・じょうすけ)に移ります。

第4部主人公・東方仗助

東方仗助『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』

出典: ckworks.jp

少しややこしいのですが、仗助はジョセフ・ジョースターの隠し子であるため、承太郎にとって一回りも年下の叔父になります。ジョセフが高齢になり承太郎がもしもの時に備えて相続に関して調べていたところ、仗助の存在を知り杜王町にやってきました。

実は杜王町には多くのスタンド使いが住み、仗助とその仲間たちはスタンド能力を生む秘密やスタンドを使う殺人鬼の捜索をします。承太郎は、「クレイジー・ダイヤモンド」というスタンドを使う仗助らの心強い味方となってサポート。アニメでの3rd Season『ダイヤモンドは砕けない』がこのストーリーにあたります。

第6部「ストーンオーシャン」で承太郎が死亡?!

空条承太郎『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』

出典: jojosoku.com

第5部「黄金の風」での出番は少なく、アメリカが舞台となる第6部「ストーンオーシャン」に40歳を超えたとは思えない若々しい承太郎が登場します。この物語の主人公は、承太郎の実の娘である空条徐倫(くうじょう・ジョリーン)。

4部の終わり頃に結婚していた承太郎が家庭を顧みない生活をしていたのは妻と娘を恐ろしい戦いに巻き込みたくないからですが、そうとは知らない徐倫から恨まれ関係は険悪です。そんな時、徐倫が濡れ衣を着せられ刑務所に。これは、かつて承太郎が倒したディオの部下による策略でした。

第6部主人公・空条徐倫

空条徐倫『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』

徐倫を救出に向かった承太郎は敵に記憶と能力を奪われ仮死状態になり、徐倫のおかげで復活するものの、結局徐倫を守るために命を落とします。この最期は頭を裂かれるという壮絶なものでした。シリーズを通し能力も人気も高い承太郎の無残な死に方に、ファンの衝撃は大きかったようです。

その後、承太郎の死の甲斐なく「ストーン・フリー」というスタンドを操る徐倫も倒されますが、徐倫の遺志を受け継いだ仲間が敵を倒し、ジョースター家とディオ側との長年の戦いに本当に幕が下ろされました。

ちなみにこの時、時を加速する能力を持った敵との戦いでパラレルワールドが発生し、原作漫画の第7部からはこれまでの登場人物によく似ているけれど違うキャラクターたちの物語になっているそうです。

名言『オラオラ』や『やれやれだぜ』とは?

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!」

空条承太郎

承太郎がスタンド「スタープラチナ」で得意の連続拳を繰り出す時に発する気合の入った掛け声です。この「オラオララッシュ」は、原作漫画では52オラ、アニメではさらに増えて66オラが記録されているのだとか。

「やれやれだぜ」

空条承太郎『ジョジョの奇妙な冒険』画像2

ラッシュ時の「オラオラ」とともに承太郎の名言となっているのが「やれやれだぜ」。登場人物のおかしな言動に対してや、問題が解決した時などにつぶやくセリフです。

「やれやれだぜ」と言いながらも仲間のために助けに入ってくれるのが、正義感溢れる承太郎の優しく男らしいところ。成人してからは「やれやれだ」になるそうで、娘の徐倫もこの名言を受け継ぎ「やれやれだわ」が口癖だそうです。

帽子が髪と一体化しているってホント?

空条承太郎『ジョジョの奇妙な冒険』画像3

個性的で奇妙なファッションも魅力の『ジョジョ』シリーズ。高校生として登場した第3部の承太郎は、学ランにいかついチェーンを付け、常に帽子を被っています。第4部の承太郎は白いコートと白い帽子で、第6部になると黒いコート姿に黒い帽子。大人になってもやはり帽子は欠かせません。

また、右手で相手をビシーッ!と指さす大胆不敵なポーズも承太郎のトレードマークです。

空条承太郎『ジョジョの奇妙な冒険』画像4

ここで特に注目すべきが帽子であり、脱いだ描写がほとんどなく、画では帽子が髪と繋がっているようにも見えるのだとか。

原作者の荒木飛呂彦は、後姿でも承太郎と分かりやすくするため、その方が自身も描きやすいためにそうしていると語り「一体化」説を肯定したそうです。

空条承太郎の声を務めた声優は?

小野大輔

出典: ddnavi.com

テレビアニメの承太郎の声を担当するのは、高知県出身、1978年生まれの小野大輔(おの・だいすけ)です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹役で知名度を上げ、『黒執事』セバスチャン役などでブレイク。『おそ松くん』の大人版『おそ松さん』では、ハイテンションな五男・松野十四松を演じ、『おそ松さん』ブームを支えます。

『ジョジョ』に関しては、原作漫画が自身の青春時代のバイブルと語り大ファンを公言。第3部をアニメ化した『スターダストクルセイダース』の空条承太郎役を務めるにあたり持てる力を全て出し尽くしたため、終了すると燃え尽き症候群のようになってしまったのだとか。

しかし、声優仲間から「第4部があるじゃあないかッ!」と渇を入れられ、2016年現在放送の『ダイヤモンドは砕けない』で引き続き承太郎を熱演しています。

PAGE TOP

カテゴリー一覧