漫画『ONE PIECE(ワンピース)』を全巻無料で読めるアプリやサービスを調査

アニメ・漫画ともに日本を代表する大人気作品『ONE PIECE(ワンピース)』。単行本は2023年10月10日現在106巻まで発売されています。 本記事ではそんな漫画『ONE PIECE』をお得に読める漫画サービスがないのか調査しました。また、あらすじや見どころなども合わせて紹介します。

2023年10月の時点で漫画『ONE PIECE』は、コミックシーモアやまんが王国など複数のサービスで配信していました。 コミックシーモアでは、初回登録時にかならずもらえる70%オフクーポンを配布しています。無料会員登録するだけで獲得できるため、お得に漫画を読むことができますよ。

アプリの配信状況を調べたところ、『ONE PIECE』が全巻無料で読めるアプリはありませんでした。 少年ジャンプ+では最初の3話が、めちゃコミックとLINEマンガでは最初の1話が無料で読め、それ以降は有料で読むことができます。 しかし、コミックシーモアなら初回の無料登録で70%オフクーポンがもらえ、お得に全話読むことができるためおすすめです。

2023年10月現在、106巻もの単行本が出ている漫画「ワンピース」。全巻買い集めて読破するのは少し遠い道のりですが、毎日こつこつ読みたい人にとっておきの、お得な読破方法があるのです。それは、集英社の公式無料アプリ「ONE PIECE 公式漫画アプリ」を使って毎日1本ずつ無料で読んでいく方法です。 「ONE PIECE 公式漫画アプリ」は、毎日13時に貯まる「ログ」を使って毎日1話ずつ無料で「ワンピース」が読めるアプリです。一気読みしたい人は有料購入も可能で、自分のペースでコツコツ読んでいきたい人にはぴったりのアプリといえるでしょう。

主人公の少年・モンキー・D・ルフィは、「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べた影響で、全身が伸び縮みするゴム人間になってしまいます。さらに実の影響で泳げなくなったルフィは、海で溺れかけているところ海賊・赤髪のシャンクスに救出されるのでした。 ルフィを救出する際に片腕を失ったシャンクスは、トレードマークの麦わら帽子をルフィに託して村を去ります。それから10年後、17歳になったルフィは海賊王を目指して旅に出るのでした。 その旅のなかでルフィは、海賊狩りの異名を持つ賞金稼ぎのロロノア・ゾロ、海賊専門の泥棒で航海術を持つナミ、ウソつきの少年・ウソップ、凄腕の料理人・サンジを仲間に加えていきます。

ルフィ率いる麦わらの一味は、偉大なる航路(グランドライン)への突入を果たします。双子岬では、仲間の帰還を待ち続ける巨大クジラ・ラブーンと出会い、ルフィは偉大なる航路一周後の再戦を約束するのでした。 サボテン島のウイスキーピークで歓迎を受けたルフィたちは、その町が、秘密犯罪会社バロックワークスの社員である賞金稼ぎたちの巣だと耳にします。さらに、バロックワークスの一員であるビビがアラバスタ王国の王女であることを知り……。 ビビは、バロックワークスによるアラバスタ王国乗っ取りについて調査していたのです。ルフィたちは、その計画を阻止するためにアラバスタ王国へ進路を向けるのでした。

ルフィたちがアラバスタ王国に辿り着いたところ、バロックワークスの扇動により王国は内乱の危機に瀕していました。 ルフィは、アラバスタの反乱を煽っていたバロックワークスの社長・クロコダイルに挑むのですが、彼の圧倒的な力の前に敗れてしまいます。さらに、王国の首都・アルバーナでは戦闘が始まってしまい……。 クロコダイルが古代兵器プルトンを獲得しようとした時、ルフィが復活しアルバーナに到着します。そしてルフィは再度クロコダイルに戦いを挑むのでした。

アラバスタ王国を後にしたルフィたちは、バロックワークスの副社長であった考古学者のニコ・ロビンを仲間に加えます。さらに、伝説とされる空に浮かぶ空島の地図を手に入れるのでした。 空島の情報を得るため、海賊が跋扈する島・ジャヤに上陸し、そこで冒険家のモンブラン・クリケットに出会います。彼の助けもあり、ルフィたちは空島へと舵をきり……。 上空1万メートルにある空島に辿り着いたルフィたちの眼前には、これまでには見たことがない未知の文化が広がっていました。

空島から帰還したルフィたちは、ロングリングロングランドに上陸します。そこで、彼らはフォクシー海賊団から仲間をかけたゲーム「デービーバックファイト」を挑まれるのでした。 一時、仲間のチョッパーを奪われてしまいましたが、ルフィはフォクシーとの直接対決を制し、見事勝利を収め、海賊旗を奪って島を去ります。 そして偉大なる航路を航海するルフィたちの前には、新たな冒険が待ち構えていて……。

新たに船大工・フランキーを仲間に加えた麦わらの一味は、魚人島を目指して船を進めます。その途中で、深い霧の海域「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」に入りこんでしまい……。 魔の三角地帯では、話ができるガイコツのブルックに出会います。さらにルフィたちの前に、ゴースト島と呼ばれる巨大な船「スリラーパーク」が現れるのでした。 ルフィたちは、スリラーパークに乗り込み、探索に乗り出すのですが……。

偉大なる航路を半周した麦わらの一味は、シャボンディ諸島に上陸します。そこで、深海にある魚人島に向かうには、船のコーティングが必要だと知らされるのでした。 コーティングができる職人に出会うために、ルフィはハチと人魚のケイミーに案内してもらいます。そこには、麦わらの一味同様に、偉大なる航路前半の冒険を終えた海賊たちが来ていて……。 そんななかルフィが世界貴族を殴り飛ばす事件を起こしてしまい、海軍から追われることになってしまいます。

シャボンディ諸島での騒動で、麦わらの一味は全員、散り散りに飛ばされてしまいます。男子禁制の女人国アマゾン・リリーに飛ばされたルフィは、あわや処刑されそうになってしまいます。 しかしルフィは、恐れを知らぬ度胸と器量の大きさを見せ、女帝・ハンコックの心をつかむことに成功するのでした。 その後、兄・エースが海軍本部で処刑されるという知らせを受けたルフィは、ハンコックの力を借りて、エースのいる大監獄インペルダウンへ向かい……。

兄・エースを救うためにルフィは、ハンコックの助けを借りてインペルダウンへ潜入します。エースを奪還すべく彼のもとへ急ぐ中、ルフィはかつて敵対したバギーやMr.3、Mr.2と再会し共闘することに。 遭遇した革命軍の幹部イワンコフとも共闘し、ルフィはインペルダウンの最下層に到着します。しかし、すでにエースは処刑場に連行されたあとでした。 ルフィたちは、エースを救うべく彼が連行されたマリンフォードへ向かい……。

エースを奪還しようと、世界最強の海賊と呼ばれる白ひげがマリンフォードに現れます。そこで、ルフィは白ひげ海賊団と海軍の全面戦争に巻き込まれるのでした。 全面戦争の中でエースの救出に挑んだルフィでしたが、エースは海軍大将赤犬によって討ち取られてしまいます。 目の前でエースを失ったルフィは自暴自棄に陥ってしまい……。

各々の島での2年間の修行を終え、成長したルフィたちはシャボンディ諸島に集結します。そして、海軍の妨害をかわして、深海1万メートルにある魚人島・リュウグウ王国に到着するのでした。 そこでルフィたちは、島を治める国王・ネプチューンの招待を受けます。そして王国が、人間への復讐を目論む新魚人海賊団に狙われていることを知ります。 ルフィは、頂上戦争で共に戦ったジンベエと再会し、彼からの頼みを受けて新魚人海賊団との対決に臨むのでした。

新世界に辿り着いたルフィたちは、灼熱の地と極寒の地に分断された異常な島パンクハザードに上陸します。そこでルフィは、頂上戦争で命を救ってくれたトラファルガー・ローと再会し……。 新たに七武海の一人となっていたローと同盟を結んだルフィは、四皇の百獣のカイドウを倒すための作戦を開始するのでした。 ルフィたちは、王下七武海ドフラミンゴの部下で、パンクハザードを根城にする元政府の科学者シーザー・クラウンを誘拐します。そして彼を人質に、ドフラミンゴに王下七武海を辞めるように要請し……。

ドフラミンゴが治める王国・ドレスローザに到着したルフィたちは、3チームに分かれて行動をすることに。そんななか、ドフラミンゴの罠にはまったローが捕らえられてしまい……。 その一方で、「コリーダコロシアム」で開催される剣闘会で、亡きエースの悪魔の実「メラメラの実」が懸けられていると知ったルフィは、剣闘会に参加し決勝まで進みます。 しかし、そこでローが瀕死の状態にあると知って、救出に向かうのでした。

ドレスローザを出発したルフィたちは、次の目的地ゾウに向かいます。1000年も生きている巨大な象であるゾウに到着した彼らは、ミンク族の案内もありナミたちと再会するのでした。 象の背中の上にあるミンク族の国・モコモ王国は、ワノ国の侍を狙うカイドウの部下ジャックによる襲撃を受けて壊滅状態にあり……。 ワノ国の大名の跡取りである光月モモの助、家臣の錦えもんたちから、ミンク族とワノ国の実情を聞かされたルフィたちは、打倒カイドウを目指すのでした。

サンジを奪還するために、ルフィたちは、ビッグ・マムがいるホールケーキアイランドを目指します。そこで再会したサンジは、ルフィに一味を脱退すると告げるのでした。 彼は、島から逃げると爆発する腕輪をはめられ、さらに恩人ゼフを人質に取られており、逃げ場のない状況に追い込まれており……。 サンジの真意を見抜いたルフィは、サンジを待ち続けると伝えるのですが、その後、ビッグ・マム海賊団に敗北し捕まってしまうのでした。

ワノ国に上陸したルフィは、錦えもんたちと再会します。彼は、主君・光月おでんの遺志を継ぐため、カイドウたちを討つ計画を立てていました。 さらに、錦えもんたちが20年前のワノ国から時を超えてやってきた存在だと聞かされたルフィたちは、彼の策のもとで任務を実行していくのですが……。 任務を実行していたルフィの前に、巨大な流の姿をしたカイドウが現れます。ルフィは戦いを挑みますが、相手にならず捕まってしまうのでした。

ワノ国を出港したルフィたちは、とある海域で渦に巻き込まれている女性を助けます。彼女はジュエリー・ボニーといい、最悪の世代に一人と言われる人物でした。 彼女を救助した直後、ルフィたちは武装した巨大なサメに襲われてしまい、離れ離れになってしまいます。とある島に漂着したルフィたちは、ボニーからその島が政府の島「エッグヘッド」だと聞かされるのでした。 ボニーと共にルフィたちは散策した島で見たのは、途轍もなく高度な技術で作られた未来都市そのもので……。

『ONE PIECE』の魅力は壮大すぎる世界観と、そこに張り巡らされた伏線の数々です……！ 作者の尾田栄一郎は新しい舞台に移るたびに、ノート何冊にも及ぶ設定資料集を描いています。それだけ背景を固めているからこそ、長期連載にも関わらず、ストーリーがぶれることがありません。 物語前半で名前だけ登場していた場所に、後半になって行くことになるなど、計画的に連載が進められてきたのだと感じることができます。 ルフィたちと一緒に旅の進行を感じられる仕組みとなっているからこそ、これからも一緒に歩んでいこうとファンが思えるのではないでしょうか。

『ONE PIECE』は舞台背景だけでなく、キャラクターの設定も緻密です。 登場するメインキャラクターたちにはそれぞれに過去があり、それを克服したり認められたりするかたちで麦わらの一味に参加します。 たとえば、三刀流の剣士であるゾロは麦わらの一味のなかでも主力の戦闘員ですが、ゾロが世界一の剣豪を目指したのは、今は亡き、幼なじみの少女剣士がいたからでした。コワモテなゾロの優しい一面にグッとくるとともに、彼の覚悟の裏づけとなるエピソードです。 そのほかにも泣けるシーンが無数にある『ONE PIECE』。ぜひこの感動を体験してみてください。

『ONE PIECE』は、現在の「ジャンプっぽさ」と言われる友情・努力・勝利・バトルが物語中に取り入れられており、その後本誌で連載されていく作品たちに大きな影響を与えています。 大きな目標に向かう主人公の周りに、長所短所のある仲間が集い、能力を活かして悪と戦い勝利していく展開は誰が読んでもワクワクしてしまいます。さらにルフィたちの評価や立ち位置が懸賞金という形で数値化されるので、彼らがどんどん大物になっていく様を強く実感できる仕組みも見事。 バトルシーンも「THE 少年漫画」の格好良さ。強敵に対して諦めることなく立ち向かい続けて、最後には勝利を掴む麦わらの一味に何度勇気をもらったかわかりません。描きこみの多さから生まれる迫力と、大胆かつわかりやすい構図も見事です。 本作以降に連載が始まったそのような作品は、多かれ少なかれ『ONE PIECE』の影響を受けていると言っても過言ではないでしょう。それだけ漫画業界で偉業を成し遂げた作品ということですね。

『ONE PIECE』は全世界にファンがいて、国民的どころか世界的に見ても知らない人はいないくらいの圧倒的な知名度を誇ります。読者の年齢層も子供からお年寄りまで幅広く、多くの人に愛されてきました。 本作を全巻読破していない人でも、知人との間で本作について話題となったことが、一度はあるのではないでしょうか。ネット上には本作に関する考察が溢れていますし、ある種のコミュニケーションツールになってすらいます。 本作の内容をある程度知っていれば、初対面の人との会話でも盛り上がれる可能性が高くなりそうですね。

この台詞は単行本23巻、アラバスタ編のラストシーンでビビが去っていく麦わらの一味に対して涙ながらに叫んだ台詞です。この台詞に対して、麦わらの一味が拳を突き上げて｢仲間の印｣をビビに見せるという描写は、ワンピース史に残る名シーンとして有名ですよね。 海軍にビビが目をつけられないよう、仲間にしかわからない合図を送った彼ら。無言のシーンながらルフィたちの気持ちがダイレクトに伝わってきて、涙なしには読めない名シーンとなっています。

この台詞が登場するのは、単行本35巻のウォーターセブン編にて、メリー号をどうするかでルフィとウソップが対決したエピソードのワンシーン。対決に勝利したルフィがボロボロのウソップに投げかけた台詞です。 普段は逃げ腰なウソップが、絶対にかなわないとわかっていながらルフィに立ち向かっていく姿はグッとくるものがありました。ウソップとルフィ、どちらの気持ちもわかるだけに、胸が苦しくなった読者も多いことでしょう。

ワンピース史上最も泣ける名シーンといえばこちら。単行本59巻の頂上戦争編で、ルフィの兄・エースが死の間際に仲間たちへの感謝を伝えるシーンです。ルフィを庇って致命傷を負ったエースは、ルフィの腕の中でこの台詞を最期に息を引き取ります。 死線を何度もかいくぐり、やっとの思いでエースの元にたどり着いたルフィへの残酷すぎる結末。エースは人気キャラだったこともあり、誰もがルフィと同じように絶望し、涙したのではないでしょうか。

TVアニメ『ONE PIECE』は、1999年10月20日よりフジテレビ系列で放送されています。フジテレビ系列のアニメとしては『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』に次ぐ長寿番組です。 原作に登場する残虐なシーンやお色気シーンはテレビ向けに編集されながらも、迫力あるバトルシーンや、感動の名シーンなどアニメならではの演出で人気を集めています。 複数の動画配信サイトでアニメ『ONE PIECE』が配信されていますが、なかでもおすすめはU-NEXTです。 U-NEXTを利用すればアニメ『ONE PIECE』を無料で観ることができます。初回登録から1ヶ月間はトライアル期間で、映像が見放題だけでなく600円分のポイントがもらえて、書籍を購入して読むことも可能。 ただし、使わなかった月でも月額料金が発生するため、映像や書籍を利用しなくなった際には注意が必要です。