2017年11月29日更新

ナオミ・ワッツ出演おすすめ映画10選

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ナオミ・ワッツとは

ナオミ・ワッツは1968年9月28日生まれのイギリス出身の女優です。14歳まではイギリスで育ち、その後シドニーに移住、その頃から演劇学校に通い始めます。15歳の時にオーディションで
と出会っており、それ以来30年以上親友なのだそうです。 親友ニコール・キッドマンは1990年代後半からハリウッドで有名になっていましたが、ナオミ・ワッツにとって90年代は苦しい時代でした。2001年に主演した映画『マルホランド・ドライブ』が数多くの賞を受賞し評価されて知名度を上げていきます。 2002年にはハリウッドリメイク作品『ザ・リング』に主演、2003年の『21グラム』でアカデミー主演女優賞ノミネート、2005年にヒロインを演じた『キング・コング』が5億ドルを超える興行収入をたたき出すなど、2000年代前半に一気にスターダムを駆け上がりました。 今回は、女優ナオミ・ワッツのおすすめ出演作をご紹介いたします。

ナオミ・ワッツの出世作【2001年】

southpumpkin 難解として有名な映画に挑戦してみました。デヴィッド・リンチにはロスト・ハイウェイで痛い目(良い意味で)を見たので、今回はと意気込みましたが完敗です。時間は飛び飛びで妄想と現実を行き来した挙げ句、完全に振り落とされてしまいました。解説サイトでふむふむと納得してしまう始末。この映画を初見で読み解ける方はそうそう居ないでしょう。 しかし解説サイトを見なくても十分に楽しめます。凄すぎる迷路を上から眺めて「うわあ、すげえ迷路だ・・」と楽しむその感覚です。雰囲気だけでも、味わうことができれば十分なのではないでしょうかね。ナオミ・ワッツ可愛いです。
HMworldtraveller デヴィッド・リンチ監督作。ハリウッドでの成功を目指す女優の卵をナオミ・ワッツが演じ、彼女の出世作となった映画。 非常に難解という評価に身構えて鑑賞。しかし、身構えてと言っても予習して観たわけでなく、あえていろんな知識を入れずに臨んだ。むむむむ〜〜っ、確かに難しい。 人物の名前、状況、人間関係などが前半と後半で異なる。異なるという事実から、なんとなく朧げに、一方は夢または妄想、一方は現実だということはかろうじてわかるが、自分の中でそれ以上の意味合いを持ってピースが繋がらない。完成形は知らされていないが、ピース1つ1つの意味ありげな雰囲気から、出来上がったらきっと素晴らしい絵になりそうな予感のするジグソーパズルに取り組まされているかのようだ。不穏で奇妙で不可解で翻弄される。 理解できない自分を歯がゆいと思いつつも、鑑賞後、解説サイトのお世話になることに。不明だったピースの意味や真相がわかったうえであらためて観ると、かなり切ない気持ちになった。。 『大き過ぎる夢は現実とのギャップの残酷なまでの大きさを自覚させ、身を滅ぼす』なのか『大き過ぎるくらいの夢を抱いてこそ、成長する』なのかは夢の対象や年齢にもよるだろう。が、ハリウッドという特殊で限定的な世界でのそれは、きっと実力はもちろん運や政治力などあらゆる要素に左右されるのだろうし、人の気持ちはもっと難しく自分が努力したからといって手に入るものじゃない。 夢と現実と回想が入り乱れ、そこここに暗喩のある本作は、好みかと問われると二つ返事でYESとは言い難い。が、それでも、細部まで計算された作りと、鑑賞後の何とも言えない儚さと切なさには惹きつけられてしまう。

ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、べネチオ・デルトロの素晴らしい演技合戦【2003年】

Tate_Keigo 終始暗くて重いストーリーです。とにかく重たい。ただ大切なテーマ。 人は死ぬと21g軽くなるという。 1つの心臓をめぐり、3つの物語がひとつになっていきます。 ドナーの家族とレシピエントはどんなに会いたくてもやっぱ会うべきじゃないのかなー。 ナオミ・ワッツ、ベネチオ・デルトロ、ショーン・ペン この3人はやっぱり素晴らしい。 それぞれの表情、震え、間の取り方、、、全て一級品です。 非常に時系列が前後するため、油断するとおいてかれます。細切れになったシーンをつなぎあわせ、ラストでつながる手法。 テーマが良いので、そこまで前後させる必要はあるのかすこし疑問ですww
k1ller_aka_tKo 悲惨な交通事故を機に運命が交錯する男女3人の物語。 タイトルの“21グラム”とは、人間が亡くなった後に体重が21グラム軽くなったことから、「魂の重さ」であるとした実験が由来だという。 死にゆくもの、死の淵から生還するもの、 殺すもの、殺されるもの、 罪を償うもの、罪を責めるもの、 感情がある故に対立し合い、苦しみ合う命の物語。 一体、いつか失う重さとは何なのか。人の命とは、涙とは、苦しみとは、そんなことを考えさせられる。

ナオミ・ワッツが37歳にしてかわいすぎるヒロインを熱演!【2005年】

whentheycry 小学生か中学生の時に見て、最近になってナオミ・ワッツとジェイミー・ベルが出てると知り見直した! シリアスな映画に出てるような俳優さんが出ててなんか新鮮だった! 特にナオミ・ワッツさんが良くいるヒロインのように叫んでるのとかとても新鮮だった! ニューヨークに戻って来て、ジミー全く出てこんのかい!ってツッコミ入れてしまったけど面白くて切ない。 ティラノサウルスっぽいのと戦うとこらへんが個人的好み。
Chanichz すごい臨場感!コングがいい味。男の中の男を感じた。ヒロインとのロマンス?にグッときた。畳みかける展開に退屈する暇なし。

ナオミ・ワッツ主演のメロドラマ映画【2006年】

jamquestion エドワードノートン、ナオミワッツ 2人の演技がすごい。 そして映像音楽も良い。 次第に変化していく2人の描き方 罪を犯したナオミワッツへ対する ノートンあの演技 観てるこっちまでキツイっす それをさらに引き立てるナオミワッツ。 そしてストーリー。やばい。 最後はとても切なく ただのメロドラマではない とてもいい作品です この2人じゃないとダメよダメダメ そうそうこの2人といえば バードマンでまた共演しますね バードマンかなり期待してるんすけど(笑) 2015年の春よ早く来い!! エドワードノートン信者ですので評価高めかもー?★多めでございやす!
whentheycry こういう映画を見てると生きていて中々経験できないことをほんの少しだけ経験できるから映画が好きなんだと思う。 お互いに愛することの大切さを教えてくれる。 要素的にはどこにでもあるラブストーリーだけど舞台が舞台なだけに伝わるものがある。 ナオミ・ワッツとエドワード・ノートンの2人が作り出す雰囲気が素敵。

ナオミ・ワッツとヴィゴ・モーテンセンがとにかく素晴らしい!【2007年】

tora 久しぶりにDVD借りてみようかなとレンタルショップに足を運んで適当に散策しながら「クローネンバーグ。あーヒストリーバイオレンスの監督だ」くらいの軽い気持ちで借りて帰った作品。だったのですが観たらめっちゃツボでした。監督得意のバイオレンス描写のエグさは毀誉褒貶ありそうですが、サウナでの格闘シーンは最高で爆笑してしまいました。一人の少女の死と赤ちゃんの誕生、それに繋がる人身売買事件に端を発したスリリングな展開に時間を忘れて楽しむ事が出来ました。ヴィゴ・モーテンセンかっこよすぎるなと!ヴァンサン・カッセル、ナオミ・ワッツっていう配役も好物です。アーミン・ミューラー=スタールさんもすごく良かった。
southpumpkin クローネンバーグは監督する映画で脚本も務めることが多いのですが、今作はその脚本から外れています。そのせいか映画はクローネンバーグらしくなく、重厚なマフィアものでしたが、節々に彼を感じさせる作品でした。クローネンバーグ作品では珍しいのでしょうか、アクションシーンというか格闘シーンがあるのですが、これがクローネンバーグらしい。片方が全裸なのです。一歩間違えれば致命傷のヒリヒリとしたアクションシーンは見物です。クローネンバーグがアクション映画撮ったらどうなるんだろう・・・。観たい・・・。 この映画で賞を総なめしたヴィゴ・モーテンセンの痺れる男らしさは素晴らしいですし、個人的にはナオミ・ワッツが良い。撮影当時40歳だそうで奇跡的な美しさです。

コミカルなナオミ・ワッツが観れるウディ・アレン監督作品【2010年】

kohei0215 'ミッドナイト・イン・パリ'よろしく、ウディ・アレン監督の色が出ていて、くすくすと笑顔にさせてくれる作品。アンソニー・ホプキンスやナオミ・ワッツ等が絶妙な演技を見せており、気軽に愉しめた。

何度も共演しているショーン・ペンと再び共演。ナオミ・ワッツファンは必見【2010年】

lion_kenji 実際にあったプレイム事件の映画化。全編緊張感が途切れないし、題材も興味深い。個人的にイラク戦争が絡んでいる物は結構好きなので楽しむことができた。アメリカという国の恐ろしさを改めて感じることができた。臭いものには蓋をする、というアメリカの政策を垣間見た。ナオミ・ワッツ、ショーン・ペンは熱演。政治の話が飛び交って時々混乱しそうになるが、それでも面白かった。
Daichi_Yamada 実話だと言うから驚き。エンドタイトルに本物のヴァレリー・プレイムが出てくる。ナオミ・ワッツのファンとしてはおいしい映画。

ヒューマンサスペンスの隠れた良作【2011年】

Daichi_Yamada ビックリした!期待しないで観たのに凄いいい映画なんでビックリした。 ダニエル・クレイグはどうでもいいが、大好きなナオミ・ワッツと大好きなレイチェル・ワイズが揃って出てて嬉しいし、脚本もよく出来てた。
tophelos 2012/12/08 TOHOシネマズなんば 公開タイミングが明らかに「スカイフォール」を意識したと思われるダニエル・クレイグ主演のサスペンス映画。夫婦役として実生活でも妻であるレイチェル・ワイズと共演(この映画きっかけで結婚したらしい)、さらにナオミ・ワッツも出ているのだから結構豪華な配役である。内容としては、幸せを夢見て念願のマイホームに引っ越した一家を襲う得体の知れない脅威、というありがちな導入で、基本的なネタもすぐに分かってしまうものである。しかし、そこから先の展開がこの映画の本番とも言える。ネタバレになるのでこの先は自主規制。ただ、ポスター等が明らかにちょっとホラー寄りなイメージに見えるので、その手の映画が苦手な人が敬遠してしまいそうなのが勿体ないところ。

スマトラ島沖地震を題材にした映画。ナオミ・ワッツの迫真の演技に注目【2012年】

lilliput_lily 泣いてなかった瞬間がどこかにあったろうかーそんな作品でした。とにかくリアルにこだわり抜いて、音と映像が伝える本物の脅威を疑似体験し、ひとつの家族を追いかける中にあまりにも多くの犠牲者の面影を見、それぞれの立場に思いを馳せてまた更に泣く。ナオミワッツの迫真は凄まじく、長男役の子役の演技は頭を殴られるようにインパクトがあった。すごくつらく、人にすすめるのに少し気が引けるところはありますが、見ることにただならぬ価値があるだろうと、私は感じました。
tiaremomo もう涙が止まらない。号泣。 涙活にぴったり。 スマトラ島沖地震の津波に遭った家族の実話をリアルに再現した映画。 リアリティがあり素晴らしい映画。ナオミワッツもだし、子供たちの演技の素晴らしさ、可愛さ。 家族のかけがえのなさをこんなシチュエーションに遭遇した家族に投影して改めて痛感。 お父さんとお母さんと観れて良かった。

好き嫌いが分かれるけれど、年間ベストに挙げる人もいる映画【2015年】

whentheycry 最高だった! ワンカット風の撮影方法、BGMのドラム音!ももちろん最高なんだけど、簡単に客を引けるヒーロー映画やその主演俳優に溢れかえってるハリウッド映画界にも、週末の興行収入がどーたらこーたら言うニュースにも飽き飽きしている僕にとっては冒頭から「よく言った!!!」って声を大にして言いたいくらいのセリフ、ギャグがある!! バットマンを演じたマイケル・キートンも、過去にハルクを演じるも今ではすっかりマーク・ラファロのものにされてしまったエドワード・ノートン、それにたまたまだろうけどリブート版が打ち切りになり再リブートされるアメイジング・スパイダーマンでヒロインを務めていたエマ・ストーンというのも最高! どの批評家もそこには触れず撮影方法やBGMのことしか絶賛してないんだよね。。。 ちなみにプロの映画評論家も嫌いなのでそこも「よく言った!」って思うところもあったり笑 それでも派手なアクションシーンに魅力はあるんですよね。あのシーンでは鳥肌が立ってしまったし! と、完全に否定してるわけでもなさそうなとこもいい。 普通にリーガンの人生、またラストシーンに勇気を貰えたりもします。 ナオミ・ワッツも含め、みんな良い演技っていうのも最高!!
tora タルコフスキーやヒッチコックには全く明るくないのですが、レビュアーの多くの方が触れていた通り、やはりあの長回しは鮮烈で作品の中で繰り広げられているストーリーの臨場感が否が応にでも伝わってきます。こういう効果があるのかと大変勉強になりました。音響のドラム音も。出来れば劇場で観たかった…配役もかつてバードマンで一世を風靡した落ち目のハリウッド俳優をマイケル・キートン!バットマン!まんまじゃないかと!あとナオミ・ワッツ。マルホランド・ドライブのオマージュみたいなシーンもありおおっ!となりました。かつては名声をほしいがままにしていたであろう主人公のリーガンが薬物リハビリセンターに通う程精神的に追いつめられた娘からの信任を勝ち取る為に、そして俳優としての自身の再起をかけて挑んだ道は自ら手掛けるブロードウェイの世界。でもそこでも七顛八倒で全てが空回り。自分が招聘したキャストにいいところを持っていかれるわ、娘との不和、批評家による手厳しい批判。そんな中自分自身の存在に疑心暗鬼なリーガンの心の一側面として出現するバードマン。愛に飢え、自己肯定の気持ちと否定の狭間で虚ろうリーガンに悪魔の囁きのような言葉を投げかけるんですが、二面性というか肯定的な気持ちの時に反面表出してくる否定的感情の映像表現が妄想という形で上手く処理されているなあと。リーガンは自身の中の欠落したもの失ったものに苛まれていて、言い換えれば愛や自信なさなのかなと思いました。そして物語が進行するごとにまさしくブロードウェイの舞台で繰り広げられているカーヴァーの作品が己の心理にぴたりと重なっていくという。そして舞台上でのあの演出とラスト。ネタバレになるので書きませんが僕個人的にはポジティブな気持ちになる作品でした。今の時代の映画、演劇業界におけるソーシャルメディアと批評家、制作側の相関関係について言及している部分も非常に興味深い作品でした。