2017年7月6日更新
映画『エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)』あらすじ・キャスト・公開日【岡田准一主演】
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世界的ベストセラー作品を映画化!『エヴェレスト 神々の山嶺』
実在のクライマーをモデルに描かれた夢枕獏の小説『神々の山嶺』が壮大なスケールで映画化。岡田准一が主演、阿部寛、尾野真千子といった実力派俳優が多数出演。過酷な自然との闘いと人間ドラマを描いた作品となっています。
撮影のために世界最高峰の地エヴェレストに実際に登頂したという、日本映画史上初の試みが話題の超大作です。2016年3月12日公開です。
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』あらすじ
二人の滑落死者を出したエヴェレスト登山隊のメンバーであるカメラマン深町誠(岡田准一)は、失意の中、偶然立ち寄った骨董屋で見つけた年代物のカメラが、かつてエヴェレスト初登頂に挑みながらも消息を断ったイギリスの登山家ジョージ・マロリーの遺品であることを知ります。
カメラの謎を追いかけるうちに辿り着いたのは、伝説のクライマーと呼ばれながらも姿を消した羽生丈二(阿部寛)でした。
目標を見失いかけていた深町ですが、羽生丈二がエベレスト最難関ルートである南西壁の冬季単独登頂を計画していることを知り、世界最高峰の“神々の領域”へと再び足を踏み入れるのでした。
標高8848メートルの壮絶な自然との闘いの先に待っているものとは…?
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』キャスト
岡田准一(深町誠)
山岳史上最大の謎に魅せられたカメラマン深町誠(ふかまちまこと)を演じる岡田准一。『図書館戦争』シリーズや『東京タワー』など数々の映画で主演を務めています。
主演を務めた映画『永遠の0』では、第38回日本アカデミー賞では史上初の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞のW受賞を達成するなど、アイドルの枠を超え、日本を代表する俳優の1人として活躍中です。2016年には『永遠の0』と同じく百田尚樹原作の映画『海賊とよばれた男』で主演を務めることが発表されています。
深町は、カメラをきっかけに伝説の登山家・羽生と出会い、物語が展開していきます。
阿部寛(羽生丈二)
史上初の挑戦に取り憑かれた孤高のクライマー羽生丈二(はぶしょうじ)を阿部寛が演じています。TVドラマ『TRICK』でのダンディーなルックスと反する3枚目の演技でブレイクを果たし、その後数々の映画やドラマに出演しています。近年では、主演ドラマ『下町ロケット』が人気となりました。『結婚できない男』『テルマエ・ロマエ』など代表作が数多くある、日本映画界を引っ張る俳優の1人です。
人生のすべてをエヴェレスト登頂に賭けた伝説の登山家を鬼気迫る迫力で演じています。
尾野真千子(岸涼子)
羽生との登山中に事故死した兄を持ちながらも、羽生を愛しその帰りを待ち続ける岸涼子(きしりょうこ)を演じるのは尾野真千子。
河瀬直美監督『萌の朱雀』で1997年にデビュー。2007年に主演した『殯の森』ではカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得し、実力派女優として多くのドラマや映画に出演しています。狂気の殺人鬼を演じた主演ドラマ『フジコ』も話題です。
ピエール瀧(宮川)
深町の上司、宮川役を演じたピエール瀧。
マルチタレントとして多方面で活躍する一方で、存在感のある演技で多数の作品に出演しています。2015年には『寄生獣完結編』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』などの話題作にも出演。
甲本雅裕(井上真紀夫)
羽生のクライマー仲間である井上真紀夫役。
大ヒットシリーズ『踊る大捜査線』シリーズで存在感を示した人気個性派俳優。
風間俊介(岸文太郎)
羽生の後輩で涼子の兄、岸文太郎を演じたのは『3年B組金八先生』シリーズで役者としての実力に脚光を浴びた風間俊介。
ジャニーズですが、グループには所属せず、俳優業に専念している異色の存在です。2016年には映画『猫なんかよんでもこない。』や『後妻業』にも出演することが決定しています。
佐々木蔵之介(長谷常雄)
羽生のライバルの天才クライマー長谷常雄役は佐々木蔵之介。
2015年の舞台『マクベス』での1人20役が話題となった実力派俳優。2016年には他に映画『残穢 - 住んではいけない部屋』にも出演しています。
実際のエヴェレストで撮影!『エヴェレスト 神々の山嶺』の見どころ
実は何度も映像化が検討されながらも、その壮大さを再現することが難しくオファーが実現してこなかったという『エヴェレスト 神々の山嶺』。今回はじめての映像化にあたり、スタッフとキャストが一丸となって過酷なエヴェレスト登山に挑戦しています。
先日行われた完成報告会見では、涼子役の尾野真千子が撮影を振り返り、「この場に3人でいられるのが奇跡」と感慨深げに語ったほど、まさに命がけの撮影だったようです。
これまでにないほどリアルに描かれた自然との極限の闘いが間違いなく見どころになっているでしょう。
エヴェレスト登山で体験した撮影秘話
撮影に挑んだ俳優陣はその過酷さを舞台挨拶で話していました。
エヴェレスト登山中は風が吹けば-20度から-30度になる世界。すぐにエヴェレストに上らずに入り口付近で10日かけて高い標高に慣れる訓練を行ったそうです。その後、さらに高いロッジで3週間ほど生活し、撮影は5200M付近で行われました。
非常に過酷な撮影だったにも関わらず、主演の岡田准一は6000Mを登る挑戦意欲が生まれたのだとか。共演した阿部寛に声をかけましたが、阿部寛はあまり乗り気ではないらしく、返事をしていないとのことでした。
岡田准一が6000Mに挑戦したいと思うように、エヴェレストに魅了された人は、その壮絶な環境にチャレンジしてみたくなるのかもしれません。
過酷なエヴェレストとの闘いから生まれる人間ドラマに注目!
ネパール・エヴェレストでの撮影という日本映画史上類を見ないスケールの大きさで繰り広げられたこの作品。1か月以上のネパールロケと10日間にも及ぶ実際のエヴェレスト登山によって、高度5200M付近という過酷な状況で撮影が行われました。
そんな極限の地で描かれる命懸けの人間ドラマにも期待が高まります。
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年3月12日公開です。