ポール・ニューマン出演のおすすめ映画15選

2017年7月6日更新

アカデミー賞を3度受賞した往年の名俳優ポール・ニューマンは、数多くの名作を残しています。年齢を重ねるごとに役の幅も広がり、いろいろな顔を見せてくれています。いずれも劣らぬ代表作を紹介します。

アカデミー賞を3度受賞した名優ポール・ニューマン

ポール・ニューマン

ポール・ニューマンは1925年1月26日にアメリカオハイオ州・クリーブランドに生まれ、2008年9月26日に83歳で亡くなりました。第2次世界大戦で海軍に入隊し、1945年春に沖縄戦に従軍しています。終戦後、地元の劇団で修業をして1952年にジェームズ・ディーンやマーロン・ブランドと共にアクターズ・スタジオに加入後、ブロードウェイの舞台『ピクニック』で演技を認められ長いキャリアをスタートさせます。

以後、多数の映画やドラマに出演しました。第58回アカデミー賞名誉賞(1985年度)、第59回アカデミー賞『ハスラー2』主演男優賞(1986年度)、第66回アカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞(1993年度)と、アカデミー賞に3度輝いています。その他ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭、英国アカデミー賞など輝かしい賞を受賞しています。

『傷だらけの栄光』【1956年】/ロッキー・グラジアノ役

傷だらけの栄光

Keimiyazato ボクシング映画って数は少ないけど良作が多い 誰もが知っているボクシング映画はロッキーだろうけど この作品の主人公の名もロッキーで実在したボクサーの自伝が原作です、本作のロッキーを演じているのはポール・ニューマンで 不本意なデビュー作゛銀の盃゛に次ぐ2作目、若さをもてあまして暴力沙汰ばかりのロッキーがボクシングに出合い成功していく過程での親子愛や夫婦愛が描かれていて ロバート・ワイズのキャリアハイな演出が楽しめます、あと何気にマックイーンのデビュー作!

監督ロバート・ワイズの作品です。第29回アカデミー賞で撮影賞と美術賞の2部門を受賞しました。ロッキー・グラジアノが軍隊を除隊後プロボクサーとなり世界チャンピオンまで登りつめるストーリーです。

映画デビュー間もないポール・ニューマンの迫力ある拳闘シーンも見ものです。交通事故死したジェームズ・ディーンの代わりに出演しました。またフィデル役でスティーブ・マックイーンが映画デビューしています。

『ハスラー』【1961年】/エディ・フェルソン役

ハスラー

grace_diary 明るく楽しい映画かと勝手に思っていたので、勝負の影の深い人間ドラマ部分にどんどん引き込まれ、とっても興味ぶかくみました。面白かった! また「スティング」を見直したら感想が変わるだろうか? そのまえに「ハスラー2」もぜひみてみたい。(2011/12/23@TOHO二条)
southpumpkin スコセッシが「ハスラー2」を撮っているという話を聞いて、今作から鑑賞。若きハスラー(ビリヤードプレイヤー)が最強の男に挑む、という話。なんだか週刊少年ジャンプにありそうな話ですが、抜群に渋くてお洒落です。熱っぽくなく、勝利とは何かについて問いかけます。 やはりこの映画の魅力は脂の乗ったポール・ニューマンでしょう。残念ながらこんなに色気のある男はもう世界では絶滅してしまったのだと思います。ビリヤードを突く彼の目はとてもきらきらしていて綺麗です。お相手のパイパー・ローリーもちょっと見ないくらい謎めいた雰囲気で魅力たっぷりです。キャリー・マリガンに似てますよね!?

監督ロバート・ロッセンの作品です。第34回アカデミー賞において撮影賞と美術賞を受賞しています。“ファースト・エディ”として知られる若きハスラー、エディ・フェルソンは、自分こそ最強のハスラーと信じ、長年の不敗伝説を持つ“ミネソタ・ファッツ”に勝負を挑み、長時間の心理戦の果て敗北します。自分に尽くしてくれた恋人の死などを糧に強靭な精神を手に入れ、再度“ミネソタ・ファッツ”に対戦を挑みます。

『動く標的』【1966年】/ルー・ハーパー役

動く標的

tophelos 2014/08/15 BS ロス・マクドナルド原作によるハードボイルド探偵映画。主演はポール・ニューマンで、60〜70年代に活躍した、ブロンソンや、マックイーン、レッドフォード等と同様に、やはり子供時代に観た刷り込みが強いのか、いま観ても断然カッコいい。この映画、ハードボイルド物にありがち(というか、こっちが原型なのかもしれないが)な展開なのだが、人によっては「何これ?」となりかねないラストが待ち受けている。ちなみに、オープニングシーケンスで、主人公が朝起きてコーヒーを飲もうとするくだりがあるのだが、これってTVドラマ「探偵物語」でコーヒーを吹き出す松田優作の元ネタのような気がするのだがどうなんだろう?
cla_sta 古き良きハードボイルド映画は観てて安心する。どこか影のある主人公が黙々と真相に迫る様はこういうタイプの映画には王道だが、それが寧ろ作品内に入り込める要因だと思う。

監督ジャック・スマイトの作品です。私立探偵のハーパーは、友人の弁護士アルバートから前日に失踪した大富豪サンプスンの捜索を依頼されます。調査が進むうちに犯罪組織がらみの誘拐だとわかりました。やがて犯人が身近な人物だと知ります。1975年に続編『新・動く標的』にも主演しています。

『引き裂かれたカーテン』/【1966年】マイケル・アームストロング役

引き裂かれたカーテン

aimi 1966年 アルフレッド・ヒッチコック監督 

冷戦期の東西ドイツを舞台にしたスリラー映画。 主人公はスパイなので、追っ手に捕まれば殺されるし、逃走劇は見ていて息がつけないから苦手。 焼却炉に敵を頭から突っ込むシーンは、引きずられていく足だけ撮っているのが逆に不気味で怖い。 一番最後、船の上で追っ手をすり抜けるトリックが最高。

polo1026 「鉄のカーテン」に隠された東ドイツが舞台のサスペンス映画。 ヒッチコック要素薄め?と感じましたがクライマックスが近づくにつれ、どきどき! 今となってはベタな脱出手法ですが、1966公開当時の観客はびっくりしたんだろうな。 さすがサスペンスの神様。

監督アルフレッド・ヒッチコックの50本目の記念作品です。冷戦時代のドイツが舞台です。アメリカ人原子物理学者マイケル・アームストロングは、国際学術会議に出席するため婚約者のサラ・シャーマン(ジュリー・アンドリュース)と船でコペンハーゲンに向かいました。何かの暗号を受け取ったマイケルは、着いて早々にサラを残して東ドイツに向かうと言い出します。

疑問を持ったサラが後を追いかけると、マイケルはアメリカの核技術を持って東ドイツに亡命しようとしていたことがわかります。マイケルの目的は・・・。

『暴力脱獄』【1967年】/ルーク・ジャクソン役

暴力脱獄

southpumpkin 投獄されたカリスマが強制労働の中で囚人たちの心をグイグイ引っ張っていくお話。ポール・ニューマンのカリスマ性が映画の中で生き生きと発揮される名作だと言えます。こんなの見たらみんなポール・ニューマン好きになっちゃうよ。『大脱走』のスティーブ・マックイーンを彷彿とさせます。 随所にキリスト教への言及が見られます。神に祈る主人公や、明らかにキリストを意識したポーズなどです。有名な卵をバカスカ食べるシーンの後、倒れるポール・ニューマンは十字架に架けられているようでした。宗教的知識があればもう少し深読みした鑑賞ができたのかもしれません。
fafnir_dpimpct ポールニューマンといえばハスラー、スティング、明日に向かって撃て!、評決などなど代表作と呼ばれる作品の多い「顔にスターと書いてある男」です。彼の最も魅力的な部分といえば、チャーミングな笑顔ですがそれがどの作品よりも発揮されているのがこの暴力脱獄。 今作のポールニューマンは楽しくて笑っているのではありません。人生に絶望し、他愛のない犯罪を犯して刑務所に入り、塀の外側でも内側でもシステムのやっていることは変わらないじゃないかと嘲笑し、自虐的に笑うのです。何も失うものがない彼は決して屈することなく笑い続けます。それが周りの人の希望にもなり、同時に看守に目をつけられてしまいます。そしてその帰結は、、、 クライマックスがゆで卵を食べるシーンという珍妙な脚本も工夫に富んでいて素晴らしいです。そして何よりもラストで連続するポールニューマンの笑顔に救われ、もう少し人生頑張ってみようかなと思えます。

監督スチュアート・ローゼンバーグの作品です。ルーク・ジャクソンは戦場で勇敢に戦い多くの勲章を得ましたが、一兵卒としての除隊をさせられた過去を持ちます。ある日酒に酔ったルークは、パーキングメーターを壊した罪でフロリダの刑務所に収監されます。

そこで待っていたのは新入りを力で押さえつけようとする監守やドラグライン(ジョージ・ケネディ)をはじめとする囚人たちでした。やがて力をつけて囚人のリーダーとなったルークは、母親の死をきっかけに管理されることに嫌気がさし、凄惨な懲罰をうけながらも不屈の精神で脱獄を繰り返します。反体制の姿勢が1960年代当時の視聴者の共感を呼び多くの支持を得ました。

『明日に向って撃て!』【1969年】/ブッチ・キャシディ役

明日に向って撃て

TaMaP97 この映画といえば、ラストシーンが本当に印象的。 かなり前に鑑賞しましたがいまだにあの画はしっかり記憶に焼き付いている。 直前の二人のやり取りも実に「らしく」て、これが格好よさというものなんだと思いました。
southpumpkin 色褪せない。非常にいい映画です。少し時代遅れのガンマン二人の冒険劇となっており、出だしからアリキタリ…かと思いきや全然違う。深い。めちゃめちゃに深いし、見応えも十分あるのです。特にラストシーンは鳥肌が立ちます。見たことがない方は是非。 時代に逆行した主人公は日本の時代劇でも侍を通して描かれるものがあり、破滅的な部分に男としてのかっこよさを感じるのだと思います。そのかっこよさはこの秀逸な邦題からも感じられます。この邦題が作品の魅力を高めていると言っても過言ではありません。

監督ジョージ・ロイ・ヒルの作品です。1890年代の西部を舞台に、実在の強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド (ロバート・レッドフォード)が主人公です。2人は大きな罪を犯した後アメリカを追われ天然鉱物に恵まれた南米ボリビアを目指しますが、そこで待ち受けていたものは・・・。ラストに映画史に残る屈指の名シーンがあることで有名な作品です。

『ロイ・ビーン』【1972年】/ロイ・ビーン役

ロイ・ビーン

Keimiyazato 用心棒の三船敏郎よろしく流れて来た町で居座り 俺が規則だ!と言わんばかりに町を牛耳るポール ニユーマン演じるロイ ビーンにイギリスやアメリカをダブらせて観るのは単純かな?主人公がここまでふてぶてしいのも旧タイプの西部劇には無いとは言わないけど珍しい、賛否を真剣に語りあえるくらい力強い作品です。

監督ジョン・ヒューストンの作品です。主人公ロイ・ビーンは無秩序な土地、1890年代のテキサス州・ペコス川の西岸地域に流れ着き、自分を襲った悪党達を退治しその地に住み着きます。自ら“判事のロイ・ビーン”と名乗り、自分の価値判断においてマンガの様に悪人を処罰し、自分が法律といった政治をしながら富と名声を手にいれます。しかしある人物から恨みを買ったビーンは・・・。

女性に頭が上がらないポール・ニューマンの珍しい演技も見られます。

『スティング』【1973年】/ヘンリー・ゴンドーフ役

スティング

Ryo_Matsumura 久しぶりに鳥肌立った。これぞミスリード…一度見た後も登場人物とかちょっとした仕草が格好よくて、何度でも見れる。ポールニューマン美しい…
taisukeinoue マフィアのボスの復讐に詐欺師、警察などを巻き込んだ復讐劇。どんどん引き込まれていくし本当に面白かった。ラストには観ている人が必ず、絶対に騙される大大どんでん返しが待っている。まんまと騙された。まんまと。

監督ジョージ・ロイ・ヒルの作品です。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが再共演したことで話題になりました。第46回アカデミー賞では作品賞、監督賞など7部門で受賞を果たしました。

1930年代のシカゴを舞台に若い詐欺師ジョニー・フッカー(ロバート・レッドフォード)と父親代わりの師匠ルーサーが、ある男をだまして奪い取った大金はギャングのボス、ドイル・ロネガンの金だったため、怒ったロネガンは2人に刺客を差し向けます。

フッカーは間一髪で逃げ出しますが、ルーサーは殺されてしまいます。復讐を誓ったフッカーはルーサーの旧友、伝説の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフに協力を求めます。やがてフッカーはルーサーの妻を守るために、ゴンドーフを裏切るように迫られますが・・・。

『タワーリング・インフェルノ』【1974年】/ダグ・ロバーツ役

タワーリング・インフェルノ

EllyMimy 超高層ビルで火災が発生し、人々の救出劇を描くパニック映画です。超豪華キャストも見どころ。 9.11の時も中ではこんなパニックが起きていたのだろうか、と実際の事件を思い浮かべてしまい、途中で苦しくなり一旦観るのをやめて休んでから続きを観たほど、惨劇の描き方がリアルでした。 それにしてもポール・ニューマンとスティーブ・マックィーンの共演とは!この2人がカッコよすぎて、シビれました。今の時代にこれだけのカリスマ性を持った俳優はなかなかいないでしょう。 クラシック好きな私は、往年のスター、フレッド・アステアやジェニファー・ジョーンズの姿が見られたのも嬉しかったです。
Keimiyazato 豪華過ぎるキャストにまずワクワク!悪役から改心するウィリアム ホールデンも良かったけど 自分はアステアに涙でした、数ある豪華キャストを集めたパニック映画の中でもポセイドンアドベンチャーとこの作品は群を抜いています。

監督ジョン・ギラーミンの作品です。ダグ・ロバーツが設計した高層ビルの完成披露式が開かれる直前、漏電が原因のボヤ騒ぎが起こりました。オーナー一族の建設責任者が、予算を削るため設計通りに建設しなかったためです。さらにオーナーの初期対応が悪く、大勢の来賓を巻き込んでの高層ビル火災へと進展していきました。

駆け付けた消防隊のマイケル・オハラハン隊長(スティーブ・マックイーン)とロバーツは、凄まじい火災の中ビルに取り残された人々を救出しようと努力します。この作品は1970年代中盤に起こった「パニック映画ブーム」の中でも最高の出来と評されています。

『スラップ・ショット』【1977年】/レジ役

スラップ・ショット

Keimiyazato ロイ ヒル監督1977年のコメディ映画、売却寸前のホッケーチームがラフプレーに活路を見い出し再建をはかるスラップでスティックでショットなコメディ、ポール ニューマンの格好良さとハンセン3兄弟のキャラが良い、アメリカンニューシネマからの流れの浮き足立ったアメリカンドリームの終焉もサラリと感じます。

監督ジョージ・ロイ・ヒルの作品です。選手兼コーチのレジ率いるアイスホッケーチームは万年最下位の弱小チームです。チーム存続をかけてあれこれ画策し、乱闘騒ぎに乗じて勝利しようと乱暴者の3人組を加入させます。作戦は功を奏してチームは連勝し始めます。

しかしオーナーがチームを持つ目的は税金対策だったため、お金を儲けるチームはいりません。結局最後となった試合ではスポーツマン精神にのっとり暴力なしの試合を、と思いますが次に勝つために使った方法は・・・。

『評決』【1982年】/フランク・ギャルヴィン役

評決

Masako_Yoshimi ほこりっぽい映像のなか 淡々とポール・ニューマンが事件を追いかけていく。かっこいいなぁ。
blueberry_98 医療過誤をテーマにした作品。落ちぶれた中年弁護士が正義感を取り戻し、被告側の敏腕弁護士相手に戦っていく様は見応えがありました。アクションもサスペンスもなく、静かな映画ですが好きです(*^_^*)

シドニー・ルメット監督作品です。初老の弁護士フランク・ギャルヴィンは、アルコール依存症でもあり、なかなか仕事が見つかりません。知らない人の葬式に出かけては、営業活動をするような有様で参列者からも嫌がられていました。

それを見かねたギャルヴィンの先輩弁護士が、簡単にケリの付きそうな、妊婦の医療過誤裁判を紹介します。早々に金で解決する裁判と思われましたが、何の落ち度もなく昏睡状態にさせられた妊婦を見ているうちに、ギャルヴィンは忘れかけていた何かがこみ上げてきたのでした。