1:デビュー前にテレビ企画でかわいい子1位に選ばれている
原沙知絵は、福岡県福岡市出身、1978年5月1日生まれの元モデル・女優です。
小学生時代は木登りや川遊びが好きなお転婆でしたが、芸能界デビュー前には、九州朝日放送『ドォーモ』の企画「街で見かけたかわいい子」で1位に選ばれたこともある美人です。高校在学時、地元のモデル事務所・グレートジェマーのスカウトを受け、「沙知絵」として活動していました。
身長も173cmと長身ですし、中学時代は陸上部とバレーボール部に所属していたこともあり、当時からスレンダーな美しい容姿をしていたのでしょうね。
2:ドラマ『ビーチボーイズ』で女優デビュー
高校を卒業後に上京、現在の芸名「原沙知絵」に改名し本格的な活動を始めました。CM出演を経て、1997年にフジテレビで放送されたドラマ『ビーチボーイズ』で女優デビューを果たしました。
海辺にある古ぼけた民宿「ダイヤモンド・ヘッド」を舞台に、正反対な人生を送ってきた2人の男が、様々な人々との交流を通して人生を問い正していく青春物語。当時の「夏の月9」としては珍しい男同士の友情を中心に描き、高視聴率を獲得した作品として話題になりました。
竹野内豊、反町隆史主演、広末涼子や稲森いずみなど豪華なキャストで制作されています。原沙知絵は、「ダイヤモンド・ヘッド」の近くの別荘で療養する女の子・寺尾はづき役で出演しました。
3:ドラマ『シンデレラは眠らない』でドラマ初主演
2000年1月から日本テレビで放送されたドラマ『シンデレラは眠らない』。原沙知絵は、主人公・橋本(剛)瑤子を演じドラマ初主演を果たしました。
父親を知らず溶接工として働いていた橋本瑤子は、父親の秘書を名乗る剛義則(上川隆也)から父親に会ってほしいと頼まれます。しかし、父親は約束の当日に心筋梗塞で亡くなり、遺言により一流ホテルの後を継ぐことになるものの、その死には謎があって……というサスペンスドラマです。
明るく健気な主人公が、一夜にして一流ホテルの女社長になるというただのシンデレラストーリーでは終わらず、欲望渦巻くサスペンス要素も同居しています。サスペンスドラマへの出演が多い原沙知絵ですが、初主演作品からサスペンスものと縁があったのですね。
4:漫画が原作のドラマ『逮捕しちゃうぞ』で伊東美咲とW主演
藤島康介の同名の漫画作品をテレビドラマ化し、2012年からテレビ朝日で放送された『逮捕しちゃうぞ』。警察という男社会で、恋にオシャレに一生懸命な美人警官2人が、凶悪犯にも果敢に立ち向かっていく姿を描いたコメディドラマです。
原沙知絵は、メカなどに強く冷静沈着、頭脳明晰な墨東署交通課の巡査・小早川美幸役で出演し、人並み外れた運動神経を持つ辻本夏実を演じた伊東美咲とW主演を果たしました。
漫画作品によく見られる架空の都市ではなく、実在する東京都墨田区を舞台としたこと。警察の描写も現実から逸脱していないことが視聴者に親近感を抱かせ人気に繋がったと言われています。また、ゲストとしてボブ・サップ、水泳選手のイアン・ソープなどが出演したことも当時話題になりました。
さらに、アクションシーンやカーチェイス・メカなどのハイテク要素は、国内だけではなく海外の人気にも火を点けました。
5:ドラマ『新・警視庁捜査一課9係』シリーズでは監察医早瀬川真澄を演じる
2006年4月からテレビ朝日で放送されている刑事ドラマシリーズ。2015年までにシリーズ10本、スペシャル2本、スピンオフ1本が放送され、2016年4月からはSeason11が放送されている大ヒットシリーズです。
警視庁は、東京で日々多発する凶悪犯罪事件の解決にのり出し、捜査第一課に「第9係」を設置。捜査一課9係の課長・加納倫太郎(渡瀬恒彦)、浅輪直樹(井ノ原快彦)らを始めとする6人の刑事が難事件を解決する物語です。
9係のメンバーは、個性が強すぎる故に捜査でも衝突を繰り返しますが、全員がそれぞれ熱い正義感を持っています。胸の内に事情を秘めた刑事たちが、反目しながらも犯人逮捕に全力を注ぐという人間ドラマでもあります。
原沙知絵は、2004年に放送されたSeason4から関東監察医務医院の監察医・早瀬川真澄役で登場。それ以降、コミカル要素があった物語がシリアス路線に変更し、より事件性が増しています。
原沙知絵演じる早瀬川真澄は、冷静沈着で能力があり、9係では加納倫太郎と気が合うらしく手料理を振る舞ってもらったりしています。その他のメンバーともそれぞれ付き合いがあるようですが、毒親の影響で摂食障害になった経験から、生身の人間よりも遺体とのコミュニケーションを大切にするという変わり者でもあります。
2016年現在放送中の新シリーズでは、変わり者の監察医がどんな活躍を見せてくれるのか注目ですね。
6:NHK教育『テレビでドイツ語』でナビゲーターを務める
原沙知絵は、2010年と2015年にNHK『テレビでドイツ語』でナビゲーターを務めました。
「NHK語学番組発表会見」では、ドイツ語で好きな言葉は”一緒に”を意味する「zusammen(ツザメン)」という言葉だと明かしています。2015年に再び就任した際には、番組の内容もレベルアップしており、視聴者と一緒に楽しんで勉強したいとコメントしました。
ドイツ語を話せるようになったら、旅行に行ったり現地で生活したり、日本語が全くない中でコミュニケーションをとってみたいとも語っています。
ドイツ語との出会いは、2006年『世界ウルルン滞在記』の企画で、ドイツにホームステイをしたことがきっかけだったのだとか。帰国後も、誕生日のお祝いをもらったり、プレゼントを贈るなどの交流が続いていたそうです。
7:2012年に結婚!
2012年9月25日、所属事務所・研音を通じて3歳年下の一般男性と結婚したと発表しました。婚姻届けは、9月中旬に都内区役所に男性が1人で提出したそうです。
2人は、2015年の初め頃に友人の紹介で出会い、交際に発展したのだとか。お相手については一般の方なので詳細不明ですが、3歳年下ということで30代、長身でロングヘアのイケメンとの噂があるようです。
原沙知絵曰く、とても優しくて頼りになる人だそうで、笑いの絶えない家庭を築きたいとコメントしていました。また、数は押さえているようですが、ファンへの言葉通り結婚後もテレビドラマを中心に安定して出演しています。
「お互いの仕事を尊重し、期待にこたえられるよう努力しながら精進して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します」