2017年7月6日更新
岡田義徳、木更津キャッツアイでうっちーを演じた個性派俳優のキャリアを紐解く8つの事実
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(C)山田悠介/幻冬舎/「復讐したい」製作委員会
1:ドラマ『アリよさらば』で俳優デビューを果たした岡田義徳
岡田義徳のプロフィール
1977年3月19日うまれ、岐阜県揖斐郡大野町出身です。岐阜県立池田高等学校卒業をして上京しました。星座はうお座、血液型AB型、身長は172cmです。特技はドラムで、趣味は家具作り。親戚に仏像をつくる職人がいたことから、職人に憧れを持ち、実際、自宅の一部や家具など手作りしたそうです。
姉はタレントの岡田理江
岡田義徳には姉が2人おり、そのうちの一人が同じく芸能界で活躍するタレントの岡田理江です。NHK『探検ロマン世界遺産』のレポーター、フジテレビ『熱血!平成教育学院』の隔週レギュラーの他、女優としても活躍し、2009年の映画『私のなかの8ミリ』では主演もつとめています。
俳優デビューのきっかけ
1993年、テレビ東京系列で放送され人気を博したバラエティ番組『浅草橋ヤング洋品店』のモデルオーディションを姉とともに受けて合格、芸能界デビューを果たしました。翌年の1994年、TBSドラマ『アリよさらば』に出演し、見事俳優デビューを飾ります。
『アリよさらば』は、矢沢永吉を主人公の教師役に迎えた学園ドラマです。矢沢本人が歌った同名の主題歌も大ヒットしました。岡田義徳は、愛陽高校3年C組の生徒の一人、野村肇役で出演しています。
生徒には、井ノ原快彦、加藤晴彦、小沢真珠、長瀬智也、松岡昌宏らが当時まだ若かった豪華キャストが多数出演していた話題の作品です。
2:『木更津キャッツアイ』のうっちー役で一躍人気俳優に!
2002年1月から3月までTBS系列で放送されたテレビドラマ『木更津キャッツアイ』において演じたうっちー役で、一躍人気俳優となり、役者として転機の作品になりました。
ドラマは千葉県木更津市を舞台に、草野球チームの活躍と騒動を描いたもので、脚本は宮藤官九郎、主演はV6の岡田准一がつとめました。
たくさんの個性的なキャラクターが登場する中、岡田義徳が演じたうっちー(内山はじめ)はひときわ目立っています。守備はショート、背番号は「6」、モヒカンヘアがトレードマークの愛すべき天然キャラを、見事に演じ、強烈な印象を残しました。
もちろん、劇場版のシリーズ二作『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003年)、『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』(2006年)にも、うっちー役で出演しています。
3:『電車男』でのオタク役がうますぎる!
確かな演技力で、数々のドラマや映画に出演している中、映画の代表作のひとつが、2005年に公開された『電車男』のオタク役です。オタクである「電車男」が主人公で、2ちゃんねるへの書き込みに沿って展開するラブストーリーは、一躍話題になり、原作はベストセラー、漫画・映画・テレビドラマ・舞台にもなりました。
映画版においては、電車男を山田孝之、相手役のエルメスを中谷美紀が演じましたが、岡田義徳はオタクA(よしが)役で、板についた奇抜な存在感を披露してみせました。岡田の他、ネットの住民役で、瑛太、国仲涼子、三宅弘城、佐々木蔵之介、木村多江ら、豪華なキャストが揃っています。
4:『マダガスカル』など声優業にも挑戦している
秀でた演技力は、声優にも生かされています。それがいかんなく発揮されたのは、なんと言ってもドリームワークスの大ヒットアニメ『マダガスカル』におけるキリンのメルマン役です。
NYを舞台に、セントラルパーク動物園から逃げ出した4頭の動物、ライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリアが繰り広げるドタバタコメディです。
2005年の一作目の世界的大ヒットに続き、製作された2009年と2012年のシリーズ二作目と三作目にももちろん出演しています。キリン以外の3頭は、玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子が担当し、話題になりました。
5:田畑智子と結婚秒読み?菅野美穂との関係は?
田畑智子との熱愛は?
交際中だと言われているのが、実力派女優の田畑智子です。二人は、2011年9月に写真週刊誌のスクープで熱愛が発覚しました。2015年11月、田畑が岡田の自宅で左手を怪我する騒動があり、一部で自殺未遂だと報道。これがきっかけで交際が続いていたことが正式に発覚します。
結婚秒読みとの声も聞かれる中、2015年末には破局したとの噂も。二人は複数回、破局と復縁を繰り返している様子で、2016年現在の真相はよくわかりません。
菅野美穂は元彼女?
田畑智子と交際する前には、菅野美穂と付き合っていたとの噂があります。1996年ごろ、写真週刊誌で温泉デートが報じられたこともありますが、交際が事実だったのかは確証がありません。
菅野美穂は、ご存じのとおり2013年4月に、俳優の堺雅人と結婚しています。
6:音楽活動にも熱を入れている岡田義徳
特技はドラムで、高校時代に始めたそうです。その実力は、2003年公開の映画『ROCKERS』でもいかんなく発揮されました。俳優の陣内孝則が監督し、陣内がかつて在籍していたバンドTHE ROCKERSの青春を描いた自伝的作品で、岡田義徳はドラムのモモちゃん(桃沢力人)を演じました。
他にも、浅野忠信が高校生の頃から組んでいるというバンドPeace Pillのドラマーとしても活動しています。さらに最近はDJとして、ROCK IN JAPANなどのフェスでプレイもしています。
7:堤幸彦監督作品での活躍が目立つ!
ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』
原作は石田衣良の同名小説で、2000年4月から6月までTBS系列で放送され、高視聴率を記録しました。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎、堤幸彦が演出を行っています。
岡田義徳は、2003年3月28日に放送されたスペシャル「スープの回」に、『木更津キャッツアイ』のうっちー役で友情出演しました。
映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』
堤幸彦が監督した映画では、『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』に出演しています。浦沢直樹による人気漫画『20世紀少年』を原作に、主演唐沢寿明で、2008年から2009年にかけ3部作が公開されました。
コンビニ経営の平凡な主人公が、仲間と協力し、地球滅亡計画を阻止しようと立ち上がる物語です。岡田義徳が登場するのは、2009年の三作目、集会場の裏方役です。
8:滑舌の悪さや激やせは病気のせい…?岡田義徳に関する噂
滑舌の悪さや激やせしたことが、病気のせいではないかと報道されたことがあります。しかし、公式に病気であるという情報は発表されていません。一部では、田畑智子との泥沼の恋愛による悩みから痩せた、と噂されているそうです。
一方で、個性派俳優として、様々な作品の中で特異なキャラクターを演じるための、役作りの一環だという声も聞かれます。
多くのドラマや映画で引っ張りだこのバイプレヤー的俳優として、様々な噂がついてまわるのはある意味、人気者の証だと言えるでしょう。