2020年3月11日更新

『銀魂』沖田総悟は真選組の問題児?超ドSイケメンの人間関係やヤバすぎる5年後まで解説

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銀魂 沖田総悟 サムネイル

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沖田総悟は『銀魂』随一のどSキャラ!真選組の一番隊隊長【ネタバレ注意】

沖田総悟(おきた そうご)は、7月8日生まれの18歳・身長は170cmです。真選組の一番隊隊長であり、そのモデルは史実における新撰組の一番隊隊長・沖田総司。局長の近藤も叶わない組織随一の剣の使い手で、語尾に「~でさァ」、「~ですぜィ」と付けるかったるい江戸っ子口調が特徴です。 顔は中性的なイケメンですが、中身は好戦的で腹黒なドS。現実やゲームなどを問わず、一瞬で女性を調教してしまうという特技を披露したこともありました。その一方で、ナイーブで打たれ弱い不器用な一面や自分を追い詰めて楽しむなど、ドSだけでは説明不可能なエキセントリックな性格をしています。 普段は悪ノリして大人を困らせていますが、沖田も自分なりの正義感を持っている立派な侍。有事の際には真選組の隊士として闘いに参加し、一番隊隊長の名に恥じない働きを見せています。 ※本記事では『銀魂』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

お人好しすぎる真選組の局長、近藤勲(こんどういさお)を誰よりも慕う

両親がおらず姉・ミツバに甘やかされた育った沖田は、小さいころから性格が悪く友達がいませんでした。そんな沖田が1人で遊んでいたところに声をかけてきたのが、近藤勲(こんどういさお)だったのです。そして沖田も近藤が通っていた道場に行き始め、その頃からずっと彼のことを慕っています。 『銀魂』の物語序盤でも真選組がカエル天人の護衛をしていた時に、盾になって守った近藤に対し「サルでも盾がわりになった」といったカエルを沖田は反射的に斬ろうとしました。間一髪土方が制止しましたが、それがなければカエルは斬られていたでしょう。 「真選組動乱篇」の時も、近藤の横に副長として並びたいという気持ちから土方をおとしめるために伊東鴨太郎に協力。しかし伊東が近藤の暗殺も計画していると知り、四面楚歌でも1人近藤の味方をしました。 近藤を安全な所へ閉じ込めた沖田は、敵の渦の中に飛び込んだのです。この時近藤は、自分の愚かさを呪い涙を流していました。 沖田はどんなところでも近藤共にあると決めています。そして人のよすぎる近藤を心配しサポートするために、彼のそばには自分や土方のような性悪がいないといけないと考えているのです。

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本気で殺そうしてる!?真選組副長・土方十四郎への執拗な執着

初登場以降、沖田は隙あらば真選組の副長・土方十四郎(ひじかたとうしろう)の命を奪いにかかっており、そうでなくてもあらゆるネタで常にイジリ倒しています。バズーカを向けるのは当たり前で、尊敬している局長・近藤の隣のポジションである副長の座を虎視眈々と狙ってきました。 沖田と土方は旧知の仲のはずですが、それにしてはあまりにも懐いていない様子。実はそれらの言動の裏には、姉であるミツバに関わる事情があり、土方個人に対する恨みを晴らす目的がありました。ですが、何だかんだと信頼はしているようで、共に行動して息の合った掛け合いも見せています。

神楽とは腐れ縁!?喧嘩するほど仲が良いとはまさにこの2人のこと

万屋坂田銀時と行動を共にする神楽とは会う度にくだらない喧嘩を繰り広げる犬猿の仲です。初対面になった花見回の「叩いて被ってじゃんけんポン大会」では、戦闘種族である夜兎族の彼女と互角に戦っていました。 その後は、「カブトムシ狩り」やお祭りの「射的」などの勝負を経てお互いの実力を認めた様子で、まさに「喧嘩するほど仲が良い」という良きライバルになりました。また、万事屋と真選組が同じ敵に対峙した時には、絶妙なコンビネーションで共闘することもあります。

姉である沖田ミツバを溺愛!重度のシスコンだった

沖田は早くに両親を亡くしており、姉のミツバに女手一つで育てられました。そのため、姉の前では一人称が「僕」の超絶良い子になり、「姉上」・「おねーちゃん」と呼んで慕うお姉ちゃんっ子。つまりかなりのシスコンで、相思相愛だったにも関わらず、想いを受け入れずに身を引いた土方を長年恨んでいました。 しかし一方で、それぞれの想いや土方の真意については、納得できなくても理解はしていたようです。その後、結婚を機に江戸へ出てきたミツバですが、持病が悪化して長くはない状態だったため、弟に看取られながら静かに息を引き取りました。

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沖田総悟が愛用するアイマスクのデザインが謎すぎる……。

沖田が愛用しているのは、何とも言えないデザインの赤いアイマスク。物語序盤から登場しており、任務中の居眠りや真選組の訓練中にも使用していました。ある意味、アイマスク=サボリ中とも言える沖田のトレードマークです。 このアイマスクは商品化されていて、忠実に再現されたものが通販などで購入可能です。ちなみに、海外ドラマ『私はラブ・リーガル』では、なぜか高級アイマスクという設定に。なんと、シワを防止する効果があるという触れ込みになっていました。

「性転換編」で女の子になった沖田総悟がかわいすぎる!

性転換編の第275話「9+1=柳生重兵衛」にて、デコボッコ教という謎の宗教によって江戸の人々の性別が逆転します。もとから中性的だった沖田は、群を抜いた美少女に変わったうえ、巨乳だったことで嫉妬したお妙に胸をわし掴みにされていました。 ネット上でも可愛すぎると話題になり、女としての自信を無くした!という人も続出しました。しかしとった行動は、セーラー服で援助交際を迫ったり、いつも通り土方をイジったりなど。性別が変わっても中身は沖田のままだな、と納得してしまう流石の通常運転です。

いろいろと大丈夫?沖田の5年後が某流浪人にそっくり

原作の5年後の世界を描いた『劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ』。真選組はなくなり沖田は攘夷志士になっていました。 しかし長髪を1つに束ね逆刃刀を手にした赤と白の袴を着た沖田の姿は、某有名幕末マンガの主人公のよう……。幕府を守る側から攻める側になっただけでなく、その見た目から「いろいろ大丈夫?」と話題に。 もともと神楽の兄の神威にも「同じ人殺しの目をしている」と言われていただけあり、単独で行動し人を斬る沖田は攘夷志士として様になりすぎていました。 沖田は幕府にしょっぴかれた近藤を救うために攘夷志士になったのですが、「人斬り沖田」とよばれすっかり有名人。作中で処刑されそうになっている近藤を助けて目標を達成していましたが、もはや人を守る真選組の時より輝いていました。

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最大の敵・虚との戦いから2年後、沖田はマフィアに!?

虚との激闘から2年後、将軍制度がなくなり真選組は解体し、沖田は黒スーツに身を包み「大日本国国土安全保障局環境調整課執行……」という最後まで言うのも煩わしい仕事をしていました。本人いわく、「マフィア」です。 一流の殺し屋になった沖田は、総理大臣を殺せる武器を陸奥に依頼。そこで届いたのが、神楽の娘と名乗る少女・神流(かんな)でした。「万事屋の2年後を見せてみろ」と沖田はいきなり、新八と神流に襲い掛かります。 沖田は神流と話しながら戦ううちに、彼女の正体が神楽だと気づきました。神流が神楽だと認めさせるために、沖田は新八を攻撃しようとした瞬間、少女の姿から大きくなって神楽が現れたのです。 沖田はライバル関係にあった神楽と2年ぶりの再会を果たし、「おかえり」と言い戦いを続行。最後には爆撃で神楽と新八を吹き飛ばしました。 新八ですら気づかなかった神流の正体を、唯一見破ったのは沖田だけでした。さすがなんだかんだ言いながらも、仲がよかっただけあります。

ただひたすらにかっこいい!沖田総悟の名言

「得るもんなんざ何もねェ、わかってんだよ、んなこたァ。だけどここで動かねーと、自分が自分じゃなくなるんでィ。」

幕府を裏で牛耳る天道衆が開いた地下闘技場・煉獄関。そこで人斬りをしていた男のため、弔い合戦に向かう銀時に同行する時に言った言葉です。 死者は戻らないし、真選組の自分が行けば幕府から睨まれることにもなる。それでも、自分はここで動かなければいけないという強い信念が感じられますね。

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「汚れた目ん玉だから見える、汚しちゃならないものがあるんだよ。」

復讐に利用されて自分を殺しに来た少女に、真実を明かそうとしなかった沖田。 それを揶揄(やゆ)交じりに追及した神楽に返した台詞で、「人殺し」と言われるような自分だからこそ、手を汚してでも守るべきものが見える。という思いが込められた名言です。

「俺ァ幸せもんだ。長げェ人生でもそうそう会えるもんじゃねェ。そんな悪友を人生で3人も得たんだ。」

沖田は、近藤・土方・銀時の3人を、人生でそう会えるものじゃない“悪友”だとミツバに告白。つるんで悪さするような友人は2人もできたら上等、という話からいつの間にか銀時が3人目になっていました。普段は憎まれ口ばかり叩く沖田が、珍しく本音を漏らした名言です。

アニメ版『銀魂』で沖田総悟を演じる声優は鈴村健一

沖田総悟の声を演じるのは鈴村健一です。1994年に『マクロス7』モーリー役でデビューし、以降アニメ・ゲーム・ラジオなどに多数出演。歌手としても複数レーベルに所属しており、ソロやユニットで精力的に活動している人気声優です。 沖田総悟、『D.Gray-man』ラビ役といったかったるそうな喋り方、特徴的な語尾のキャラで有名で、絶妙なイントネーションを披露しています。その他の出演作には、『半分の月がのぼる空』戒崎裕一役や『監獄学園』シンゴ/岩本真吾役などがあります。

実写版『銀魂』で沖田総悟を演じる俳優は吉沢亮

実写映画『銀魂』で沖田総悟を演じるのはアミューズ所属の俳優・吉沢亮です。甘いマスクから若い女性を中心に人気上昇中の俳優で、代表作には『仮面ライダーフォーゼ』の朔田流星役などがあります。 なお吉沢は実写化で演じる前から『銀魂』を知っていたようで、子供が見てはいけない漫画だと思っていた、と語っていました。