1.俳優デビュー作は、『ミュージカル・テニスの王子様』だった!
井上正大は、2008年8月『ミュージカル・テニスの王子様』で青学のライバル高の一つ氷帝学園の「跡部景吾」役として、俳優としてデビューしました。
習慣少年ジャンプで連載されていた、原作の『テニスの王子様』は、中学のテニス部・青学の活躍を描く少年漫画です。青学とは青春学園中等部の略であり、そのライバル校の一つが氷帝学園中等部にあたります。
過去に出演した俳優には、後に『ルーキーズ』に出演する城田優、『仮面ライダーカブト』の加藤和樹、『仮面ライダー響鬼』の川久保雄基らがいます。まさに若手の登竜門といった存在ですね。
2.平成仮面ライダー10周年記念作品ディケイドで門矢司役に抜擢!
2009年1月から8月まで放送された『仮面ライダーディケイド』では、井上正大は主人公・門矢司役(仮面ライダーディケイド)を演じています。連続TVドラマは初出演、初主演の大抜擢でした。
本作『仮面ライダーディケイド』は、世界の破滅を防ぐために、門矢司が歴代の平成ライダーの世界を旅するというもの。「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」 というディケイドの決め台詞で親しまれているシリーズです。
平成仮面ライダー・ディケイドには、平成ライダー10週年記念作品、10年に1度のお祭りというコンセプトが掲げられ大々的なプロモーションが行われました。その結果、井上の知名度の一気に上昇。
また本ライダーは、スーパー戦隊シリーズの『侍戦隊シンケンジャー』や、昭和の仮面ライダー作品ともクロスオーバーした作品となっています。
その後井上は2009年5月『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ鬼ヶ島の戦艦』で映画初出演を飾ります。
そして極めつけに、2009年9月に公開された劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で映画初主演を飾りました。
3.井上正大は”もやし”と呼ばれている?
井上正大は一部から”もやし"というニックネームがつけられているそうですが、それは仮面ライダーディケイドの主人公の名前が「門矢司」(かどや・つかさ)と言い、当て字で(もやし)と読むことができるからだそうです。
決して"ひ弱"という意味ではないのです。
4.ドラマ『TAXMEN』では安田顕とW主演を務める
2010年1月から3月まで、ドラマ『TAXMEN』で悪質な税滞納者に取り立てをする財務省捜査官・ニコ役を演じました。本作では、安田顕とのW主演という形での出演です。
安田顕は最近ブレイクしてきている俳優の一人で、ドラマ『ホタルノヒカリ』や『下町ロケット』などに出演し、人気を博しています。安田はニコの相棒ロク役を演じました。
5.特技はテコンドー?
井上正大の特技はテコンドーです。『仮面ライダーディケイド』で知り合ったGacktの影響で習い始めたそう。テコンドー歴4年を超えた今も、週2で欠かさず道場に通っているとのことです。
そしてその特技を活かして、映画『テコンドー魂 RIBIRTH』に主演しました。
本作のあらすじは、父の開いた道場を継ぐために頑張る主人公・一色利通が、ある日落石事故に後輩と巻き込まれ、森の中で目覚めた二人に何者かに次々と襲い掛かられます。そしてその森を抜け出すためにテコンドー技で戦う、というもの。井上は主人公の一色を演じました。
おいしいアクションシーンが満載なのでファン必見と言えそうです。
本作では戦隊もの出身俳優の、馬場良馬(『特命戦隊ゴーバスターズ』)や、白川裕二郎(『忍風戦隊ハリケンジャー』)らと共演。長嶋一茂らも脇を固めています。
6.ゲーム『スーパーマリオメーカー』では「おのれディケイド!」なユーザーが続出??
最近ゲームにハマッているという井上正大は、『スーパーマリオメーカー』で自ら"ディケイド"のステージを作り、いろんな人に挑戦を呼びかけているようです。
コースIDを公開しているので実際にプレー出来ますが、かなり難しいようで、「おのれディケイド!」と叫ぶゲームユーザーが続出してるとのことです。ステージのタイトルは、ディケイドが旅した”9つの世界”だそうです。
7.井上正大と斉藤工はそっくり?
井上正大は、なんとなく雰囲気が上記写真の俳優・斉藤工と似ていると言われているようです。
斉藤工は仮面ライダーシリーズには出演していませんが、井上に間違われるとのこと。2016年のドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」での、斜に構えた演技が鮮烈に記憶される俳優です。
そしてこちらが井上です。大きくて黒目がちな目や太い眉、厚い唇がなかなか似ているような気がします。イケメンで好青年というのも共通ですね。