2022年7月20日更新

センリツの本当の姿は美人?「闇のソナタ」の呪いを解くことはできるのか【ハンターハンター】

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センリツ
©POT(冨樫義博)1998 年-2011 年©VAP・日本テレビ・マッドハウス ©NTV/ForGroove

大人気漫画『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』でクラピカと共にマフィア・ノストラードファミリーに所属するセンリツ。暗黒大陸編でもクラピカに同行しており、活躍が期待されています。 この記事ではセンリツが念能力に目覚めたきっかけや、ハンターとしての目的。そして「闇のソナタ」の呪いについて解説していきます!

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「ハンターハンター」センリツのプロフィール

ハンターハンター センリツ
©P98-21 ©V・N・M  ©NTV/ForGroove
名前 センリツ
性別 女性
念能力 放出系
職業 ネオン=ノストラードの護衛
登場回 ヨークシン編(単行本8~13巻)より登場

センリツはノストラードファミリーに所属する音楽ハンターで、クラピカとは支え合う相棒のような関係。特徴的な見た目をしていますが、「闇のソナタ」という楽曲を聞いた呪いにより、容姿を大きく変えられてしまった結果となっています。 性格は温厚そのもので、他人を思いやる気持ちが随所で見受けられます。また非常事態にも冷静に対処しており、暴走するクラピカをサポートする様子も描かれていました。 クラピカとはノストラードファミリーの採用試験で出会い、協力して試験を突破。その後はクラピカの「蜘蛛」への個人的な復讐にも力を貸すなど、友人や相棒のような関係にあることが分かります。 警戒心が強く、人を遠ざける傾向にあるクラピカですが、センリツのことは深く信頼しています。他にもゴンキルアレオリオなど出会った人間全員から好かれており、センリツの人当たりの良さが伺えますね。

センリツの声優は?

1999年の旧アニメ版・OVA版では、声優のTARAKOが担当しました。2011年の新アニメ版では、声優の冨永みーなが務めています。

センリツの性別は?

その容姿から男性と間違われることもありますが、センリツは女性です。かつて「闇のソナタ」を聴いた影響から肉体が変化してしまっており、センリツは元の姿の写真を持ち続けています。

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姿が変わった代償として得た能力

「闇のソナタ」を聴いた代償として、念能力を得たセンリツ。放出系の念能力者である彼女の能力は、大きく2つに分けられます。 1つ目は人並外れた聴力です。遠くの物音を察知するだけでなく、心音によって相手の心理状態を把握し、嘘を判別する。あるいは足音によって個人を特定するなど、戦闘以外の面で非常に便利な能力となっています。クラピカと「蜘蛛」の対決が描かれたヨークシン編で活躍が観られました。 2つ目は楽曲を演奏し、聴いた人間に影響を与える能力。与える影響は楽曲によって異なりますが、疲労を癒す・心を落ち着かせるなどのヒーリングミュージックが代表的です。また演奏が終わるまでの間、聴いた人間を無防備にさせる演奏も存在します。 センリツの念能力に関してはまだ未知の部分が多く、今後の活躍に期待したいですね。

「闇のソナタ」に呪われた理由は

そもそも「闇のソナタ」とは

「闇のソナタ」は「魔王が作曲した」と言われている独奏曲です。ピアノ、バイオリン、フルート、ハープのためにそれぞれ曲が作られており、人間が演奏すると災いが起こると伝えられていました。 奇想天外な生物が数多く生息する「ハンターハンター」の世界でも、魔王は非現実的な存在であるようです。センリツから「闇のソナタ」について聞いたクラピカも、「怪談の類ではないのか?」と疑っていました。

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どのようにして呪われた?

センリツと彼女の友人も、「闇のソナタ」については半信半疑でした。ある晩酒に酔った友人が、センリツの前でフルートの「闇のソナタ」を演奏してしまいます。 演奏を聴いたセンリツは体を病み、右腕がまがまがしい形へと変貌。容姿も現在の特徴的な姿へと変化してしまします。演奏した友人は、全身がまがまがしい形へと変貌し、亡くなってしまいました。 友人や自分のような犠牲者を出さないために、そして元の姿へと戻るために、センリツは「闇のソナタ」の楽譜を探しています。

呪われる前の姿を考察!美人という説も!?

癖が強い「ハンターハンター」の登場人物たちの中で、優しく思いやりのあるセンリツは、作品ファンから数多くの支持を得てきました。ここでは作品ファンの間で噂される「センリツ美人説」を紹介していきます。

ヒーリング系に美人キャラが多い

これは「ハンターハンター」に限った話ではありませんが、ヒーリングキャラクターには圧倒的に美人が多いです。 「ハンターハンター」だけで言っても、糸を使って肉体を縫合するマチ、マッサージによって不調を解消するビスケ(具現化した念能力を含む)、さらに現代医療のような手術を可能にするネフェルピトー。全員が美形キャラクターとなっています。 また原作者が同じである『幽☆遊☆白書』でも、ヒーリングに関係する力を持つキャラクター、ぼたんや雪菜は美少女です。このことからも、センリツの元の姿は美人なのでは?と言われています。

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センリツのモデルは「ナウシカ」と「アシタカ」

風の谷のナウシカ

原作者の冨樫義博はコミックス11巻で、センリツのモデルが「ナウシカ」と「アシタカ」であることを明かしました。またクラピカのモデルが、『風の谷のナウシカ』に登場する王蟲であることも話しています。 もちろんキャラクターの過去や内面、境遇を参考にしたという考え方はできます。しかし「ナウシカ」と「アシタカ」の大きな特徴として、作中でも触れられる美しい容姿は外せません。モデルとなったキャラクターからも、センリツは美人の可能性が高いと考えられています。

「闇のソナタ」の呪いは解くことが出来る!?

元の姿には戻れるのか考察

元の姿に戻るため、センリツがどのようなプランを持っており、そのプランがどこまで進んでいるのかは、今のところ明らかにされていません。センリツが元の姿に戻るための方法として、作品ファンの間ではいくつかの考察がささやかれています。 魔王に直接的に接触すること。暗黒大陸には様々な未確認生物が生息しており、「闇のソナタ」を作った魔王も暗黒大陸の生物なのではないかと考察されています。センリツが暗黒大陸へとたどり着き、魔王への手がかりを掴む、というのは自然なストーリーに思えます。 次にナニカによる除念です。複数の除念師が投げ出したゴンについても、ナニカは元の状態に戻すことに成功しました。ナニカであればセンリツを元の姿に戻せるのではないでしょうか。

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今後、センリツの呪われた腕の姿は明らかにされるのか

センリツがクラピカに見せた呪われた右腕。コミックスやアニメではシルエットのみが映し出されていましたが、異常に太く、またいびつな形をしているのが見て取れました。 グロテスクな見た目であることが予想されますが、「ハンターハンター」ではある程度のグロ表現もされてきました。そのため「闇のソナタ」や魔王に関する物語が始まった場合、センリツの右腕が描かれる可能性はあります。

センリツの元の姿を明かされるのか?今後の展開にも注目!

美しいとは言えない特徴的な見た目でありながら、作品ファンから大人気のキャラクターとなっているセンリツ。この記事では彼女が呪われたきっかけや、その結果得た能力、そして今後の可能性について言及しました。 暗黒大陸編での彼女の活躍と共に、元の姿に戻るための手がかりを得られるのか、注目していきたいですね!