2018年3月10日更新
観れば元気になれるドラマ『アグリー・ベティ』!ブサイクな女の子がファッション業界に入っちゃった?!
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観れば元気になれる!痛快キュートなポジティブドラマ『アグリーベティ』
舞台はファッションの最先端である大都会、ニューヨーク。下町クイーンズ育ちのベティは出版業界で働くことを夢見るマジメな女の子でしたが、ひょんなことから一流ファッション誌「モード」で編集長のアシスタントになることに…!
題名についている通り外見が少々“アグリー”なベティーがファッションセンス、そして外見が人間の価値を決めるファッションの世界に飛び込んで奮闘する姿を描いた痛快なロマンティック・コメディドラマです。
魅力たっぷり!『アグリーベティ』はファッショナブルで面白いサクセスストーリー
本作のみどころはなんといってもそのファッション!有名ブランドの名前がポンポンでてくる、そしてファッション業界の裏側をこれほど覗けるドラマはあまりありません。
そして、美男美女に溢れている米国ドラマには珍しく垢抜けない容姿のヒロインが「見た目がすべて」の世界で同僚たちのイジメや偏見、様々な逆境に立ち向かいながら困難を乗り越えていくという要素がこのドラマの魅力のひとつ。
もう一つは現在米エンターテイメント業界でも注目されているラテン系の俳優たちが活躍しているということ。そしてベティのみならず家族や友人など個性豊かなキャラクターたちがテンポよく織り成す会話がみどころです。
注目の若手実力派女優、ベティを演じたアメリカ・フェレーラ
アメリカ・フェレーラは南米ホンジュラス出身の両親の元に生まれ、映画『旅するジーンズと16歳の夏』で主人公の1人、カルメンを演じ注目されました。彼女は「アグリー・ベティ」のベティ役でエミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞、SAG 全米俳優組合賞など数々の主演女優賞を総なめ!
一躍スターの仲間入りを果たし、現在ではアメリカドラマ界きっての若手実力派女優とされています。ドラマではブサイクキャラを演じていますが、本作の成功により有名女性誌をはじめとした全米の一流雑誌のカバーを飾るなど、世間の注目と話題を集めています。
全米で圧倒的な知名度を誇る彼女は雑誌“TIME”誌が選ぶ“いま最も影響力がある100人”の1人にも選ばれ、「テレビや映画界におけるヒスパニックの地位を前進させた・・・」として米ハリウッド・レポーター誌とビルボード誌が選ぶヒスパニック・ウーマン・オブ・ザ・イヤーにも選出された経歴を持つなど、今後が気になる女優のひとりです。
『アグリーベティ』に登場するその他のキャストを紹介
父はいったい誰?ベッキー・ニュートンが演じるアマンダ・タネン
ベッキー・ニュートンが演じるアマンダは1982年1月14日生まれ。ベティが働いているファッション雑誌「モード」の受付嬢。脅されると恐怖と不安から逃れるため爆食いをしてしまいます。過去に完璧な女性になろうとしたことで、食事を制御できなくなったのが関係しています。
実の母親は亡くなった前任の編集長フェイ・サマーズ。フェイが仕事で忙しいためアマンダが小さい頃タネン夫妻に引き取ってもらいました。アマンダはシーズン1の最後に初めてこの実の母親の存在を知ります。
それからアマンダは実の父親探しをするようになります。いろいろな勘違いの末、最後のシーズンでゲイのソープオペラで働いているスペンサー・キャノンが父親だということがわかりました。まだスペンサーが父と知らなかったアマンダは親友マークを紹介し、二人のデートをセットアップしてしまいます。
同性愛者マーク・セントジェームスはマイケル・ユーリーが演じる
マイケル・ユーリー演じるマークはウィルミナの忠実なる部下。次期編集長の座を狙っているウィルミナを助けるため、何でも言うことを聞いてしまいます。アマンダと仲が良く、一緒になってベティに意地悪をします。
母親にゲイだということを隠すため、カナダに彼女がいると嘘をついていました。母親が訪ねて来た時、ベティに彼女役を演じてもらい一緒に食事をします。その時、母親がベティの甥のジャスティンを「女々しい」と卑下したことに怒り、自分も同じ同性愛者だということを告白します。
母親にゲイの自分を受け入れてもらえなかったことでマークは悲しんでいましたが、同時にもう隠す必要がないことに幸せを感じていました。ベティと編集部の座を争い負けますが、最終話ではクリエイティブ・ディレクターに任命されました。
ベティの弟のような存在のジャスティン・スアレスを演じるのはマーク・インデリカート
マーク・インデリカートが演じるのはベティの甥っ子のジャスティンです。ジャスティンはファッションに詳しく、まるで自分がモデルのような行動をします。食事制限をしたり自分の体を評価したり...ゲイっぽいところはあったのですが、はっきりとそれがわかるのはシーズン4です。
母親のヒルダと祖父のイグナシオと住んでいます。父親のサントスはシーズン1の最後にコンビニ強盗に撃たれ殺されました。
母ヒルダはベティがファッション業界に入ることに否定的でしたが、ジャスティンはベティをサポートしていました。そんな優しい面もありますが、学校の舞台の主役を得るため、ビーナッツアレルギーの子にビーナッツ入りのサンドイッチを食べさせるなど過激な一面もあります。
ベティの恋人???クリストファー・ゴーラム演じるヘンリー・グラブスティック
クリストファー・ゴーラム演じるヘンリーはベティの働き先の会計士で記憶力に優れた人物です。ヘンリーとベティはお互い惹かれあっていましたが、ヘンリーがモデルに無理矢理キスされているところ目撃したベティは二人がデキていると勘違いし、元カレのウォルターとよりを戻してしまいます。
様々な勘違いを繰り返し、ベティはウォルターと別れましたが、ヘンリーは元カノのチャーリーと付き合うことになりました。ベティがヘンリーをチャーリーから奪うことを決意した矢先にチャーリーは自分が妊娠していることを明かします。ただし、チャーリーは浮気をしていたのでヘンリーの子供とは限りません...。
しかし結果やはりヘンリーの子供でした。ベティとヘンリーはお互い好きなのにうまくいかず、なかなか思うようにことが進みません。付き合ったり離れたり...そんな二人のもどかしい恋愛も『アグリー・ベティ』の見所でしょう。
三角関係にもちこんだ重要人物ジオ・ロッシを演じるのはフレディ・ロドリゲス
フレディ・ロドリゲス演じるジオはサンドイッチ屋台を営む男性。300席あり、世界で一番長いコンディメントバー(お肉や野菜などサンドイッチに挟む具材が並んで置いてあるコンテナ)があるサンドイッチ店を持つのが夢だと最初に登場したとき語っていました。
ベティに恋をし、一時はベティもその気になりますが、ヘンリーの存在により上手くいきませんでした。ベティとは恋人にはなれませんでしたが、良き友達にはなれました。
ジオがいたからこそベティがヘンリーのことを好きなのを改めて知ることができるので、脇役とはいえ存在は侮れないです。
まるで『アグリー・ベティ』用に作られたかのような主題歌
主題歌はKTタンストールの『Suddenly I See』という曲。映画『プラダを着た悪魔』でも流れた曲です。KTタンストールは歌手のパティ・スミスに刺激を受けて作曲したそうです。『Suddenly I See』はイギリスで26週間トップ75入りをしました。
曲の内容は女性の力強さを表しており、なりたい自分はこうだ!と歌っています。内面の美しさを探すベティにピッタリです。
『アグリーベティ』の最後はどうなった?最終回を紹介【ネタバレ】
4シーズンの最終回は2010年4月14日にアメリカのABCチャンネルでオンエアされました。視聴者は500万を越え、シーズンの中で1番の視聴率でした。
ベティの姉のヒルダはマンハッタンのアパートに引っ越すことを決めます。ただ、父イグナシオを一人にするのが心配でなかなか言えないでいます。このことをイグナシオが知ったとき、一人でも大丈夫だとヒルダに話します。
クリエイティブディレクターのウィルミナは銃で撃たれ、昏睡状態だったところから目を覚まします。受付嬢のアマンダは父が誰かを探し当てます。
ベティはロンドンで新しい仕事をみつけ、今の仕事を辞めようとダニエル編集長含む職場仲間と友達に言おうとするが言えず葛藤します。しかし、ダニエルは疾うに知っており、ベティに辞めないでほしいと懇願。残念ながらベティの決意は固く、ロンドンに行ってしまいます。
ロンドンでベティは楽しく仕事をしています。ダニエルと偶然会い、見送りもせず別れてしまったことをダニエルはベティに謝りました。そして、ベティは今アシスタントを探しているけど一緒に働かないかと誘います。ダニエルは履歴書を送ると返答し、エピソードは終わります。
ベティはもうすっかり魅力的な女性になったようです。