2017年7月6日更新

ドラマ『アウトランダー』がアツい!世界の女子が夢中!

このページにはプロモーションが含まれています
アウトランダー

AD

ドラマ『アウトランダー』とは

『アウトランダー』は2014年に放送が開始された英米合同製作テレビドラマシリーズです。原作は世界的大ベストセラーとなったダイアナ・ガバルドンの『時の旅人クレア』。日本ではシーズン1のレンタルはもちろん、シーズン2もHuluで配信済み。AXNでは2016年6月4日から放送中です。 小説の第三部と第四部に基づくシーズン3、4の製作も発表され、観始めるには最高のタイミング!原作もドラマ新装版が出ているので本編と合わせてチェックしたいところです。

女の夢が詰まったストーリー

原作者のダイアナ・ガバルドンはアメリカ出身の女性作家。元々研究者であった彼女が、異国であるスコットランドを入念にリサーチして書き上げたからこその緻密さと、女性ならではの夢に溢れたストーリーを完全映像化したのがこの『アウトランダー』です。 第二次世界大戦後、夫と二度目のハネムーンでスコットランドを訪れた看護師のクレア。しかし、その地にあった謎のストーンサークルで、200年前に1人タイムスリップしてしまいます。 何が起こったのか分からず動揺するクレアの前に現れたのが、夫フランクの先祖であるランダル大尉。夫そっくりでありながら”ブラック・ジャック”の異名を持つ邪悪なランダルは彼女を襲おうとしますが、ハイランダーの男に邪魔をされて失敗。危ないところを救われたクレアは、連れ去られる様な形でハイランダーたちと暮らす事になります。 イングランド軍の密偵である疑いをかけられながらも、医療の知識を駆使して周りの信頼を得ていくクレア。しかし、元の時代に戻る事はおろか、日に日に迫るランダルの脅威を遠ざけるためにハイランダーのジェイミーと結婚することに。はじめは胸を痛めるクレアですが、次第に夫とフランクへの想いと、ジェイミーの間で揺れ動く様になって…。 とても緻密に、且つ壮大に描かれた本気の少女漫画と言ったら良いでしょうか。1970〜90年あたりの少女漫画が好きな人はまず間違いなくハマるので、大人女性ファンが多いのも納得です。もちろん男性もハマると抜け出せませんよ…。

たくましい女性像

物語を牽引するのが主人公クレアのたくましさ。賢くて勇敢、そして情熱的。厳しい時代に在っても揺るがない芯の強さが、次第に男たちの信用を勝ち取っていきます。たまに汚い言葉を使うところまで魅力に感じられてしまう、女が憧れる女性像に男性ファンも夢中です。

演じるのはカトリーナ・バルフ

そんな主人公クレアを演じるのはスコットランド出身のカトリーナ・バルフ。10年以上スーパーモデルとして活躍してきた彼女は、念願叶って2011年に女優デビュー。今回が初めての大役とは思えない堂々とした演技を見せ、サターン主演女優賞を受賞。第73回ゴールデングローブ主演女優賞(テレビシリーズ部門)にもノミネートされました。 流石と言える衣装の着こなしはもちろん、佇まいから溢れる聡明さや力強さが魅力的です。

守ってくれる年下男子

強い女性だって誰かに守られたいもの。そこで登場するのが、イギリス軍に命を狙われているスコットランドの兵士ジェイミーです。クレアに手当してもらった事を恩に感じ、彼女を見守る彼はまるで大きな忠犬ハチ公。少し謎めいたところがあり、優しく、しかも強い!と女子のツボをしっかり抑えたキャラクターに堕ちる女性が後を断ちません。

演じるのはサム・ヒューアン

ジェイミーを演じるスコットランド出身のサム・ヒューアンは、原作者も太鼓判を押した程のはまり役。今作で大ブレイクを果たした彼は米国「E! Online」が行ったファン投票で2度1位に輝くなど、今最もホットな若手として注目を集めています。 汚れる程イケメンと評判のサム。確かに、観ると納得です。

世界一美しいセックスシーン!?

今作で話題になっているのが、クレアとジェイミーによる官能的な愛の描写の数々。テレビシリーズ史上、世界で最も美しいセックスシーンと謳われ、観客の心を掴んでいます。 クレア×ジェイミーは大人気で、海外雑誌の表紙をこんな風に飾っているほど。サムとカトリーナが体当たりで演じた愛のシーンに注目です。

入り乱れる人間関係

恋愛ドラマに欠かせないのがもつれる人間関係。個性豊かなキャラクター達が織りなす複雑な関係性からも目が離せません!エピソード1から重要人物を見ていきましょう。

フランク・ランダル

失踪した妻のクレアを1945年で探し続ける夫のフランク。自分の祖先であるジョナサン・ウルヴァートン・ランダルつまりは"ブラック・ジャック"ランダルのルーツを探っており、そんな彼の台詞がタイムスリップしたクレアを何度か助ける事になります。

"ブラック・ジャック"ランダル

フランクの祖先であり、"ブラック・ジャック"の異名を持つランダル大尉。執拗にクレアを追う彼ですが、その興味の対象は意外にもジェイミーに向いていきます。

ドゥーガル・マッケンジー

キャラクターの中でもかなり行動が読みにくいジェイミーの叔父、ドゥーガル・マッケンジー。兄のコラムやジェイミーとの微妙な関係性に加え、クレアに魅かれている様子もあり、なかなか複雑な男です。

コラム・マッケンジー

マッケンジー一族の頭首、コラム・マッケンジー。病気のせいで曲がった足を持っていますが、クレアの知恵で幾分か痛みが和らぎ、次第に彼女を認める様になります。弟ドゥーガルとの緊迫した関係にある秘密など、見所も沢山。

ゲイリス・ダンカン

クレアがタイムトリップしてから初めて友達になった女性ゲイリス・ダンカン。妖艶且つ謎めいた女性で、薬草の知識に長けている他、その台詞などから後々"ある疑惑"が浮かんできます。

リアリー・マッケンジー

7歳の頃からジェイミーに思いを寄せるリアリー。クレアに嫉妬し、2人の寝室に呪いの人形を置くなどその行動はエスカレートしていきます。

スコットランドの男たちに囲まれて…

簡単におさらいすると、日本で言うところの"イギリス"はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4国からなる連合国家です。歴史的に見ると、イングランドがその他3国を順番に征服し、いまの"イギリス"があるのです。 クレアのタイムスリップした1743年はイングランドとスコットランドが緊張状態にあり、実際に起きたジャコバイトの反乱が物語の鍵になっています。 クレアが一緒に暮らす事になるハイランド(スコットランドの北の地域)の人々は、現代でもがっしりした人が多いことから分かる様に、力が物を言うタイプ。暴力=会話の様なところがあり、泥や血にまみれてばかりの男達ですが、不器用ながらも優しく、次第にキルト姿が勇ましく見えてきます。

安心してください、履いて…ません

現代でも催しや祭礼の際に用いられる民族衣装のキルト。実は、伝統的な習慣に習ってキャストは下着を付けずに着用しています。サム・ヒューアンは「開放感がある」とコメントしており、みんな結構気に入っている様子です。

圧倒的な映像美

圧倒的なクオリティを誇る映像美も魅力のひとつ。映し出されるスコットランドの雄大な風景は、全編ロケを敢行て撮影されました。衣装や音楽にもこだわり抜き、シーズン1の制作に約1年かけたそう。 一緒にタイムスリップした様な感覚に浸れるだけでなく、観ている内にどうしてもスコットランドに行きたくなってしまいそうです。

目の話せない展開!

一話一話に見所が盛りだくさんの『アウトランダー』。ひとたび観始めれば極上の現実逃避タイムから抜け出せなくなってしまうかも…。日本でもっともっと流行っておかしくない作品なので、観た後は側の女性に勧めてみてくださいね!