柳葉敏郎のプロフィール
柳葉敏郎は1961年1月3日生まれ、秋田県出身の俳優・歌手・タレントです。血液型はO型。
1980年に俳優としてデビューを飾り話題作に多数出演するかたわら、1984年に結成されたユニット「一世風靡セピア」に加入し音楽活動を開始、代表曲として『前略、道の上より』『汚れつちまった悲しみに』などがあります。
近年では俳優業以外にも、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の名物コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」にレギュラー出演するなど、活躍の場をさらに広げています。
『君の瞳をタイホする!』1988年
『君の瞳をタイホする!』は1988年に、フジテレビ系列で放送されました。
渋谷の警察署を舞台に、そこに勤務する刑事たちがナンパやコンパにいそしみ恋愛の駆け引きを繰り広げる姿をコメディタッチで描いた物語で、主要人物のほとんどが刑事であるにもかかわらず事件のシーンがほとんどないことなど、一風変わった刑事ドラマとなっています。
柳葉敏郎はこの作品で、刑事・土門隆を演じました。
『愛しあってるかい!』1989年
『愛しあってるかい!』は1989年に、フジテレビ系列で放送されました。
東京の原宿に隣接する男子高校と女子高校を舞台に、そこで学ぶ生徒や教師たちが織りなす恋模様がコメディタッチで描かれた作品で、男子高校の教師である主人公・日色一平を演じた陣内孝則の「野郎ども、愛しあってるか~い!」という名ゼリフと共に、後にスペシャルドラマも放送されるなど大ヒット作となりました。
この作品で柳葉敏郎は、一平と同じ男子高校の体育教師・甲斐拓実を演じています。
『ホットドッグ』1990年
『ホットドッグ』は1990年に、TBS系列で放送された作品です。
ひょんなことから4人の子供と暮らすことになった主人公のテキ屋・相京信と、子供たちをはじめとする彼の周りの人間関係を描いた物語で、信と同居する子役の1人として幼少期のえなりかずきが出演しています。続編としてスペシャルドラマ『テキ屋の信ちゃん』が制作されるなど、大ヒットを博しました。
柳葉敏郎はこの作品で主人公・信を演じています。
『すてきな片思い』1990年
『すてきな片思い』は1990年に、フジテレビ系列で放送された作品です。
海苔を扱う問屋で働く地味なOL・与田圭子と、小さなおもちゃメーカーに勤務するサラリーマン・野茂俊平が、紆余曲折を経て相思相愛になるまでを描いたラブストーリーで、業界屈指のヒットメーカー・野島伸司が初期の頃に手掛けたドラマとしても知られています。ヒロイン・与田圭子を中山美穂が演じ、柳葉敏郎は圭子と恋に落ちる主人公・野茂俊平を演じました。
『29歳のクリスマス』1994年
『29歳のクリスマス』は1994年に、フジテレビ系列で放送された作品です。
アパレル会社に勤務する矢吹典子、カメラマンの今井彩、商社でクレーム処理を担当する新谷賢というアラサーの3人の男女が、それぞれの仕事や恋愛に奮闘していく中で友情を育んでいく姿を描いた物語で、ヒロイン・典子を山口智子、彩を松下由樹が演じています。
この作品で柳葉敏郎は、典子や彩との同居生活を経て友情を育んでいく新谷を演じました。
『踊る大捜査線』1997年ほか
『踊る大捜査線』は1997年に、フジテレビ系列で放送された作品です。
脱サラの末に念願の刑事となった主人公・青島俊作が、自らが思い描いていた理想とは程遠い現実に戸惑いながらも、確固たる信念に基づいて周りの仲間たちと共に喜怒哀楽を分かち合いながら刑事として成長していく姿を描いた物語で、主人公・青島を織田裕二が演じました。好評だった連続ドラマに続きスペシャルドラマ・映画・舞台などでも展開され、そのどれもが大ヒットを記録しています。
柳葉敏郎はこの作品で、青島に触発されて所轄の刑事が活動しやすい組織を作ろうと奮闘するキャリア官僚・室井慎次を演じ、スピンオフ作品として2005年に公開された映画『容疑者 室井慎次』では主演を務めました。
『きらきらひかる』1998年ほか
『きらきらひかる』は郷田マモラ原作の同名漫画を、一部設定を変えてフジテレビ系列でドラマ化した作品です。
女性監察医・天野ひかるを主人公に、彼女たち監察医が解剖した遺体が導き出すそれぞれの物語を描いた感動作で、ヒロイン・ひかるを深津絵里が演じています。
この作品で柳葉敏郎は、ひかるを温かく見守る上司・田所新作を演じました。
『恋愛結婚の法則』1999年
『恋愛結婚の法則』は1999年に、フジテレビ系列で放送されました。
人事異動によって配属された営業部での仕事が上手くいかない上に、次々と結婚していく友人達に焦りを感じる独身OL・朝子が、知らぬ間に会員となっていた結婚相談所からの紹介で造り酒屋の跡取り息子・耕三と出会い、やがて結婚を意識し合う姿をコメディタッチで描いたラブストーリーで、ヒロイン・中嶋朝子を小泉今日子が演じています。
この作品で柳葉敏郎は、朝子と出会う造り酒屋の跡取り息子・浜崎耕三を演じました。
『それは、突然、嵐のように・・・』2004年
『それは、突然、嵐のように・・・』は2004年に、TBS系列で放送された作品です。
結婚7年目の主婦・小川こずえが年下のダンス講師・深沢拓馬と出会ったことで自分の中に隠れていた女心に目覚め、やがて彼と禁断の恋に落ちていく姿を描いた物語で、ヒロイン・こずえを江角マキコ、拓馬を山下智久がそれぞれ演じています。
柳葉敏郎はこの作品で、こずえの夫で大手銀行に勤めるエリートサラリーマン・小川日出男を演じました。
『Ns’あおい』2006年
『Ns’あおい』(ナースあおい)は2006年に、こしのりょう原作の同名漫画をフジテレビ系列でドラマ化した作品です。
ある事件がきっかけで病院を異動になった看護師のヒロイン・美空あおいが、救命にいた頃の経験を生かして患者に寄り添い精一杯仕事に励む姿を描いた物語で、ヒロイン・あおいを石原さとみが演じ、連ドラ終了の半年後にはスペシャルドラマ『Ns'あおいスペシャル 桜川病院最悪の日』が放送されるなど、大ヒットを記録しました。
この作品で柳葉敏郎は、あおいが信頼を寄せる循環器内科の医師・高樹源太を演じています。
『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』2008年ほか
『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』は2008年に1st season、2009年にスペシャルドラマ、2010年に2nd seasonが放送されいずれも大ヒットを記録したドラマシリーズで、それまであまり知られていなかった“ドクターヘリ”の存在が世の中に広く周知されたことでも注目を集めた作品です。
翔陽大学付属北部病院救命救急センターに赴任してきた主人公・藍沢耕作をはじめとする4人のフライトドクター候補生たちが、フェローシップ(専門研修制度)を受ける中で葛藤を抱えながらも人命救助のために奮闘する姿を描いた作品で、主人公・藍沢を山下智久が演じているほか、彼と共に赴任したフェロードクターとして新垣結衣、戸田恵梨香らが出演しています。
柳葉敏郎はこの作品で、藍沢たちフェロードクターを厳しくも温かく指導し見守るフライトドクター・黒田脩二を演じました。
『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』2014年
『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』は2008年から続く『チーム・バチスタシリーズ』の第4弾として、2014年に制作・放送された作品です。
終末期医療に取り組む地方病院「碧翠院」を舞台に、主人公の田口と白鳥のコンビがそこで繰り広げられる終末期医療とその裏に潜む闇を暴く物語で、前作までに引き続き田口を伊藤淳史、白鳥を仲村トオルが演じています。
この作品で柳葉敏郎は、終末期医療に取り組む姿勢から多くの人々の信頼を集める碧翠院院長・桜宮巌雄を演じました。
いかがでしたか?今後ますます活躍が期待される俳優・柳葉敏郎の次回作が、今から楽しみですね!!