『銃夢』が『アリータ:バトル・エンジェル』としてハリウッド実写化!あらすじ・キャストを徹底解説!
人気マンガ『銃夢』が『アリータ:バトル・エンジェル』の邦題でハリウッドで実写映画化!
1990年から95年にかけて連載され、世界多くの言語に翻訳された木城ゆきとのSF格闘マンガ『銃夢(ガンム)』がハリウッドで実写映画化されました! 『アバター』や『タイタニック』で知られる監督ジェームズ・キャメロンが15年以上前から実写化したいと公言していた『銃夢』。監督の多忙の中、制作が延期され続けてきましたが、『アリータ:バトル・エンジェル』のタイトルでついに2019年2月22日に公開されます! 気になるストーリー、キャストや監督など最新の情報をまとめてお届けします。
映画『アリータ:バトル・エンジェル』のあらすじ
舞台は26世紀。荒廃した街ティファレスのスクラップ置き場から、瀕死の若い女性のサイボーグが発見されます。彼女はサイボーグ技術者のドクター・イドーにより「アリータ」と名付けられ修理されますが、アリータに捨てられる前の記憶は一切残っていませんでした。 アリータはその見事な格闘の才能を活かして賞金稼ぎとなり、戦いながら自分は一体何者なのかを解き明かそうとします。 しかしドクター・イドーには分かっていました。アリータこそがティファレスの死と破壊のサイクルを断ち切る存在であることが。アリータは天から使われた「死の天使」なのです。
賛否両論!主人公の目がデカすぎる?
予告を見ての通り、主人公のアリータのが非常に大きいのが本作の特徴。これには若干違和感を感じる人もいるらしく、賛否両論の声が。しかし、これにも理由があります。 上の画像のように、主人公のアリータ(原作ではガリィ)は原作漫画でも瞳の大きなキャラクターとして描かれているサイボーグです。制作者側によると、かつてないリアルなかたちで漫画・アニメ風の瞳を表現したかったとのこと。日本の漫画特有の大きな瞳を尊重した上で、このようなかたちで再現したということです。 さらに、本作のロバート・ロドリゲス監督は、「なぜこのような目になったのかは本作を見たらわかるだろう」ともコメント。大きな瞳の秘密は、本編で確かめて見るしかありませんね!
実写映画『アリータ:バトル・エンジェル』のキャスト
主人公アリータ役に『メイズ・ランナー2』のローサ・サラザールが決定!
ローサ・サラザールは1985年生まれのアメリカ人女優。2015年に公開された『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』でブレンダ役を演じています。 同じく2015年の『ダイバージェントNEO』にもリン役で出演しており、『メイズ・ランナー3』での続投も決まっている、今大注目の若手女優です!
ジェニファー・コネリーも出演!
演技派女優のジェニファー・コネリーも「チレン」という役柄で本作に出演します。 1970年、ニューヨーク州で生まれたコネリーは、1984年のセルジオ・レオーネ監督の大作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で映画デビュー。『レクイエム・フォー・ドリーム』の体当たりの演技も評価されましたが、特に2001年の『ビューティフル・マインド』でオスカーを受賞したことから演技派女優としての地位を確立しました。 近年では、『スパイダーマン:ホームカミング』のスパイダースーツに内蔵されたAI・カレンの声を演じています。
ドクター・イドーを演じるのは名優クリストフ・ヴァルツ
1956年生まれ、オーストリア出身のクリストフ・ヴァルツはクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』に出演しアカデミー賞助演男優賞を獲得!以後ハリウッド大作への出演が増え、最近では『ビッグ・アイズ』や『007 スペクター』で有名ですね。 さらに2012年は同じタランティーノ監督の『ジャンゴ 繫がれざる者』で2度目のアカデミー賞助演男優賞を受賞した実力者なのです。
ジャッキー・アール・ヘイリーが悪役のサイボーグを演じる?
Happy Thanksgiving! pic.twitter.com/W1XMNIInRP
— Jackie Earle Haley (@jackieearle) 2016年11月24日
2006年公開、ケイト・ウィンスレットが主演を務めた『リトル・チルドレン』や、『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編として2016年に公開された『エンド・オブ・キングダム』に出演しているジャッキー・アール・ヘイリー。 彼が本作に出演することが明らかになりました。2016年9月現在、ジャッキーの役どころは不明ですが、悪役のサイボーグを演じるのではないかという見方が強いようです。
ハリウッド期待の新人!ホルヘ・レンデボーグ・Jrの出演が決定!
主人公の恋人の友人を演じるのはハリウッドの若手俳優ホルヘ・レンデボーグJr。まだメディア露出も少ない彼が、本作でどのような演技をみせるのか期待が高まります。
アカデミー賞を受賞したマハーシャラ・アリの出演が決定!
先日、本作にマハーシャラ・アリが出演していることが明らかになりました。 アリといえば、デヴィッド・フィンチャーがメガホンを取った『ベンジャミン・バトン数奇な人生』やジェニファー・ローレンス主演の大人気アクションシリーズ『ハンガーゲーム』など数々の話題作に出演。そして2017年、『ムーンライト』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した最もホットな俳優の一人です。 本作では、ベクターというキャラクターを演じます。
『ワイルド・スピード』のミシェル・ロドリゲスも参戦!
マハーシャラ・アリに加えて、ミシェル・ロドリゲスも本作に出演していることが明らかになっています。 1978年にアメリカ・テキサス州で生まれた彼女は、大人気カーアクションシリーズ「ワイルド・スピード」のレティ役で大ブレイクを果たしました。 また、ダニー・トレホが主演を務めた『マチューテ』シリーズでは本作の監督ロバート・ロドリゲスと共に仕事をしています。
『アリータ:バトル・エンジェル』監督は、ロバート・ロドリゲス!
『銃夢』実写映画化の監督に決定したのはロバート・ロドリゲス。1992年にわずか7000ドルの超低予算で制作した映画『エル・マリアッチ』が大成功を収めてから、主にアクション映画を中心に第一線で活躍を続けています。 代表作は『スパイ・キッズ』シリーズや『シン・シティ』シリーズなど。タランティーノ監督との交友も深く、タランティーノの『フォールームス』や『キル・ビルVol.2』や『デス・プルーフ』の製作にも関係しています。
ジェームズ・キャメロンが脚本・プロデュース!
『アリータ:バトル・エンジェル』はもともと、「ターミネーター」シリーズや『タイタニック』、『アバター」で知られるジェームズ・キャメロン監督が20年近くも温めてきた企画でした。映画化の権利もキャメロンが保持しています。 しかし、キャメロン自身が『アバター』の続編製作の方により力を入れており、非常に多忙であるため、本作の監督はロバート・ロドリゲスにバトンタッチ。キャメロン自身は脚本家やプロデューサーとして『アリータ:バトル・エンジェル』に関わることになります。 ロドリゲスとキャメロンというハリウッドが誇る二人の巨匠の、まさに夢の競演!これはますます気になりますね。
アリータ役の候補にあがっていた女優
アリータ役はローサ・サラザールが決定しましたが、他にもアリータを演じる可能性のあった女優がいます。 最終候補に挙がっていたのはマイカ・モンロー、ローサ・サラザール、ベラ・スローンそしてゼンデイヤの4人。これまでの女優経験が大きく異なる4人の候補でした。 ティーンの間で絶大な人気を誇っているゼンデイヤは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズへの出演を優先するために、本作から外れたと言われています。
『アリータ:バトル・エンジェル』公開日は、2019年2月22日に!
『銃夢』のハリウッド実写映画化『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日公開です。