スター・ロードことピーター・クイルの知られざる事実15
タップできる目次
- 1.スター・ロード誕生の秘密
- 2.初期のコスチュームはダサかった?
- 3.インペリアル・ガードに所属していた
- 4.人口頭脳が埋め込まれている
- 5.初回登場号の価値
- 6.スター・ロードのキャスティング裏話
- 7.スター・ロードの船はもともと星だった
- 8.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのオリジナルメンバーではない
- 9.戦争を引き起こした張本人だった
- 10.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは機能していない?
- 11.自分を犠牲にしきれなかったスター・ロード
- 12.母親に不幸をもたらすスター・ロード
- 13.スター・ロード不在の船を救ったクアレル
- 14.スター・ロードのせいで地球が危険にさらされている
- 15.王位よりもヒーローを選んだ
1.スター・ロード誕生の秘密
スター・ロードことピーター・クイルは、宇宙人の父と地球人の母の間に生まれました。 彼の出生にまつわるエピソードは幾度か変更されています。その中の一つは、2月4日に通常は起きないような惑星直列が起こった時に誕生したというものです。生まれたばかりの彼の横には、父親らしい姿が描かれていましたが、見た目は全く似ていません。しかもその父親らしき存在は、生まれたばかりの彼を殺そうとするのです。 しかし、心臓発作に襲われた為にスター・ロードは一命を取り留め、地球人の母であるメレディスによって育てられました。
2.初期のコスチュームはダサかった?
スター・ロードのトレードマークと言えば、レザージャケットにハイテク機能を備えたヘルメットです。 しかし、初めて世の中に登場した時のコスチュームは、今とは全く違っていました。当時のコスチュームは、黒いぴしっとした全身をつつむスーツのようなもので、ヘルメットもフクロウの様なデザインでした。 ところどころ白とイエローがポイントで入っている当時のコスチュームと比べると、今のほうが断然かっこよくなっていることが分かります。
3.インペリアル・ガードに所属していた
スター・ロードは、銀河を支配している帝国の一つであるシーア―帝国の精鋭部隊、インペリアル・ガードに所属していたことがあります。 インペリアル・ガードは、マーベルコミックに登場する異星人ヒーロー達で構成されています。スター・ロードは、インペリアル・ガードの初期リーダーであり後の皇帝であるグラディエーターに引き入れられ、本意に反しながらも短期間の間チームに所属していました。
4.人口頭脳が埋め込まれている
スター・ロードは、惑星の捕食者であるギャラクタスに使役されていた、フォールン・ワンとの戦いで大きなダメージを受けます。 戦いの後、キルン刑務所に投獄されますが、そこに幽閉されていた博士により、人口頭脳を埋め込まれて一命を取り留めます。新しく得た人口頭脳パーツによって、スター・ロードは力の波形を見ることが出来るようになり、メモリーチップによって失われた記憶をすべて取り戻すことが出来ました。
5.初回登場号の価値
他のヒーローと同じように、スター・ロードが初登場したコミック本は希少価値が高いです。 彼は1976年の『マーベル・プレビュー』第四号で初登場しました。初登場号はだいたい3900ドルほど(約39万円)で取引されますが、さらに状態が良ければ7800ドル(約79万円)にまで値段は跳ね上がります。しかし、単純に読める状態のものであれば、117ドル(約1万円)の値がつくそうです。
6.スター・ロードのキャスティング裏話
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— chris pratt (@prattprattpratt) October 20, 2016
2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、『ジュラシック・ワールド(2015)』のオーウェン役で知られるクリス・プラットが実写版スター・ロードを演じています。 実は、ロード役の候補は他にもたくさんおり、その中でもテレビドラマ中心で活躍している俳優のグレン・ハワートンが最も近かったそうです。グレンは、他の俳優より遅れてオーディションを受けました。しかし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督にとって、彼はイメージに近かったそうで、最後までクリスと配役を争っていました。
7.スター・ロードの船はもともと星だった
スター・ロードが使用している感覚を持った宇宙船は、元々はオーロラという名前の惑星でした。 オーロラは、自身の周りの惑星を観察しているうちに自分を含む惑星系を作り上げます。しかし、ある日訪れた生命体によって彼女の惑星系は破壊され、自らも爆発してしまいます。飛び散った彼女のかけらは、ピーターをスター・ロードにした宇宙人、マスター・オブ・ザ・サンによって集められ、ー・ロードは、宇宙人の帝国のひとつ作り直されたのです。
8.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのオリジナルメンバーではない
スター・ロード主演で映画化もされている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ですが、このチームが結成された1969年当初は、今とは全く違ったメンバーで構成されていました。 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの初期メンバーは、20世紀の地球からやってきた宇宙飛行士のアストロや、木星からやってきた戦士のジュピター27などでした。リーダーのスター・ロードの他、ガモーラやドラックスなど映画でおなじみのメンバーになったのは2008年のことです。
9.戦争を引き起こした張本人だった
コミック版では、一度目のアナイアレーション・ウォーという戦争が起こったことにより、宇宙に存在していた国のほとんどが壊滅状態に陥ります。そこに、機械生命体のファランクスが現れ、宇宙を支配しようとします。 実はこの戦争のきっかけを作ったのはスター・ロードなのです。彼は、宇宙人の帝国のひとつであるクリー帝国の警備強化の為に、スペース・ナイツを導入します。しかし、スペース・ナイツは、ウルトロンの息がかかったファランクスに操られており、結果として戦争を引き起こすまでに至ってしまいます。
10.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは機能していない?
二度目のアナイアレーション・ウォーが起こった後、スター・ロードは宇宙をこれ以上の災害から守るために、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをの結成を決意します。 しかし、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが結成された後も、宇宙を揺るがす大きな事件は3回も起きています。もしかしたらスター・ロードは、チームをまとめきれていないのかもしれません。ドラックスやガモーラなど、クセの強いメンバーをまとめることが出来ない彼は、洗脳術を使えるマンティスを使って黙らせているに違いありません。
11.自分を犠牲にしきれなかったスター・ロード
サノスは、マーベルコミックに登場する悪役の中でも、地球上だけに限らずすべての生命を半滅させたことがあるほどの大悪党です。 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはサノスの捕縛に成功し、スター・ロードとノーヴァは自らを犠牲にしてサノスをキャンサーバースという世界に閉じ込め、世界ごと破壊しようとします。しかし、その後サノスは復活しているので、彼は完全に自分を犠牲にすることはできなかったのでしょう。
12.母親に不幸をもたらすスター・ロード
スター・ロードことピーター・クイルがマーベルコミックに初登場したのは1977年ですが、それから2006年のアナイアレーションシリーズが始まるまでは、キャラクターの設定自体があいまいでした。 しかし、宇宙人の父との間に彼をもうけた母親が、ロードを探しに来た宇宙人によって殺されてしまうという設定は一貫して残っています。
13.スター・ロード不在の船を救ったクアレル
実はロードは12年間登場しなかったことがありました。その間の1996年、テレパシー能力者の養成施設で育ったシンジン・クアレルが、彼の船に接触しています。 そのことを知った悪役のダミッシュは、クアレルを使って船を検索しようと企みますが、結果クアレルはスター・ロードの核を受け継ぎ、船の本来の持ち主を探すために宇宙へ旅立っています。
14.スター・ロードのせいで地球が危険にさらされている
たいていのSF作品において、宇宙人は地球人より優れた文明や技術を持っています。そんな宇宙人にとって、地球は常に侵略対象です。 スター・ロードの父親は、実は宇宙を支配している国の一つであるスパルタクス帝国の王です。彼は、息子への復讐という名目で、地球を狙っています。地球をスパルタクスの攻撃から守る術は唯一つ、スター・ロードがスパルタクスに行って王族として暮らす道を選べばいいのです。
15.王位よりもヒーローを選んだ
スター・ロードの父であるスパルタクス皇帝は、銀河系での争いを望んでいるような暴君でした。しかし、息子であるロードの手により失脚します。 スパルタクスの人たちは、息子を次のリーダーに臨んでいましたが、彼はそれを受け入れずに旅立ってしまいます。スター・ロードは、一国の王として重荷を背負うよりも、気楽なスーパーヒーローの道を選んだのです。