2017年7月6日更新

NHKドラマ『精霊の守り人2 悲しき破壊神』あらすじ・キャスト【綾瀬はるか】

このページにはプロモーションが含まれています
精霊の守り人2 悲しき破壊神

AD

ドラマ『精霊の守り人2 悲しき破壊神』が気になる

人気児童文学『精霊の守り人』は2016年3月より綾瀬はるか主演で放送されました。大きな人気を博した本作は2017年1月21日より第二部『悲しき破壊神』が放送されます。 綾瀬はるかの激しいアクションシーンが大きな話題を呼び、高視聴率を記録したファーストシーズンを超える作品になるのか、期待が高まる『精霊の守り人2』のあらすじ等をまとめました。

NHKドラマ『精霊の守り人2』のあらすじ

主人公となるバルサ(綾瀬はるか)は暗殺未遂の罪で国を追われています。隣国であるロタ王国に身を潜めて用心棒の仕事を続けていました。 その中でアスラ(鈴木梨央)という女の子の命を助けることに。王国内で虐げられる民族である彼女は凄まじい力を持つ破壊神を身に宿していたのです。その力を狙う人々から守るため、バルサとアスラ、さらに囚われの身となってしまったチャグムの物語が始まります。

主人公バルサ/綾瀬はるか

バルサは、カンバル王国出身の短槍使いの女用心棒。第一部で新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒を務めました。4年後のストーリーとなる第二部ではロタ王国でアスラという少女に出会い、アスラを暗殺者から守ることになります。 主人公のバルサを演じるのは、広島県出身、1985年生まれの綾瀬はるか(あやせ・はるか)です。 「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で入賞し芸能界デビュー。ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』廣瀬亜紀役で注目され、初主演ドラマ『ホタルノヒカリ』のコミカルな演技が話題を呼び人気を確立しました。以降もNHK『八重の桜』や映画『海街diary』など多くの作品で活躍しています。

新ヨゴ国皇太子チャグム/板垣瑞生

体内に精霊の卵を宿した新ヨゴ国の王子チャグムが父の帝から命を狙われ、バルサに助けてもらったのが4年前。バルサとの逃亡時に精霊の世界を見る能力を得たため、帝からさらに疎まれる存在になっていました。 皇太子になったチャグムを演じるのは、東京都出身、2000年生まれの板垣瑞生(いたがき・みずき)です。 スカウトで芸能界入りし、「EBiDAN」のメンバーになります。映画『ソロモンの偽証』のオーディションで重要な役柄の神原和彦役を掴み取り、見事に演じ切りました。その後、NHK『花燃ゆ』で毛利元昭役を務めるなど、俳優経験を積み成長中です。

ロタ王国の人々

アスラ/鈴木梨央

ロタ王国に住むロタ人とは別の民族“タルの民”の少女。恐怖や怒りを感じると異能力が発動し周囲の人間を殺戮してしまうため、その力を欲する者と抹殺しようとする者、両者から狙われている存在です。 アスラは、埼玉県出身、2005年生まれの鈴木梨央(すずき・りお)が演じます。 芦田愛菜に憧れて芸能界入りし、ドラマ『カエルの王女さま』でデビュー。NHK大河『八重の桜』では、綾瀬はるかが演じた主人公の幼少期を務めて注目を浴びました。ドラマ『Woman』での青柳望海役も印象深く、今後も大きく期待される子役です。

シハナ/真木よう子

ロタ王国の呪術師のシハナは、王家に仕える密偵カシャルのメンバー。王弟のイーハンによって国がまとまることを望み、そのためにはアスラの力が必要と考えます。 シハナを演じるのは、千葉県出身、1982年生まれの真木よう子(まき・ようこ)です。 『モテキ』や『SP』などの人気作に出演し、『さよなら渓谷』では体当たりの演技が高い評価を受け各賞を総なめにしました。2016年11月3日にはヒロインを務める映画『ぼくのおじさん』が公開となっています。

スファル/柄本明

シハナの父であり、カシャルの頭領のスファル。異能力を持つアスラの殺害を企み、アスラを利用しようとするシハナとは考えが異なるようです。 スファルは、東京都出身、1948年生まれの柄本明(えもと・あきら)が務めます。 ベンガルらと結成した劇団「東京乾電池」でのコントが人気を博し、その独特のムードと存在感で俳優としてテレビや映画にも多く出演。現代劇から時代劇、シリアスからコミカルまで巧みに演じ分ける個性派のベテランです。

イーハン/ディーン・フジオカ

イーハンは、ロタ国王ヨーサムの弟。抑圧されている“タルの民”の解放を願っていますが、国の中では反発する意見もあります。演じるのは、福島県出身、1980年生まれのディーン・フジオカです。 香港を拠点にモデル活動をスタートさせ、その後、俳優として台湾でも活躍。日本にも進出すると、NHK『あさが来た』で五代友厚役を演じディーン旋風を巻き起こしました。2016年10月期のドラマ『IQ246〜華麗なる事件簿〜』では、無敵の執事役を務めています。

トリーシア/壇蜜

トリーシアは、“タルの民”でアスラの母。かつて、王弟のイーハンと恋に落ちたことがありました。演じるのは、秋田県出身、1980年生まれの壇蜜(だん・みつ)です。 グラビアアイドルとして活動し、妖艶なルックスと過激な発言で人気となり、独自のポジションを確立。バラエティやテレビCMでも活躍するほか、ドラマ『半沢直樹』や主演映画『私の奴隷になりなさい』など、女優活動もこなしています。

チキサ/福山康平

“タルの民”でアスラの兄チキサは、東京都出身、1998年生まれの福山康平(ふくやま・こうへい)が務めます。 映画『予告犯』のヒョロ(ネルソン・カトー・リカルテ)役をオーディションで獲得し俳優デビュー。その後、新春ドラマ『坊っちゃん』めがね役や本作のチキサ役など、一つひとつ経験を積み重ねています。

ヨーサム/橋本さとし

内紛の多いロタ国を治めてきた国王のヨーサム。演じるのは、大阪府出身、1966年生まれの橋本さとし(はしもと・さとし)です。 「劇団☆新感線」の団員として活躍し、退団後はドラマや映画への出演が中心となりました。その骨太の演技で、多くの作品で存在感を示しています。また、『プロフェッショナル 仕事の流儀』のナレーションでもお馴染みです。

スーアン/品川徹

ロタ王国南部の領主であるスーアンは、北海道出身、1935年生まれの品川徹(しながわ・とおる)が演じます。 家具職人から演劇の世界へ。舞台で多くの経験を積み、重厚な演技が持ち味の大ベテラン。ドラマ『白い巨塔』での風格のある大河内教授役も印象的でした。

新ヨゴ国の人々

トーサ/伊武雅刀

トーサは、新ヨゴ国の海軍大提督。チャグムの母である二ノ妃の父で、チャグムにはとって祖父になります。演じるのは、東京都出身、1949年生まれの伊武雅刀(いぶ・まさとう)です。 渋い風貌とバリトンボイス。主に刑事役やクセの強い脇役などを演じ、多くの作品で活躍しています。まだ俳優として売れていなかった頃に声を担当したアニメ『宇宙戦艦ヤマト』デスラー総統役でも有名です。

マーサ/渡辺えり

マーサは、四路街(しろがい)という新ヨゴ国とロタ王国の国境の街に住み、衣装店を経営している女性。山形県出身、1955年生まれの渡辺えり(わたなべ・えり)が演じます。 「オフィス3○○」を主宰し、女優だけでなく劇作家や歌手としても幅広く活動。気のいいオバチャン役を演らせたら右に出る者はないくらいにハマり、ドラマ『100の資格を持つ女』シリーズなどでも人気です。

トウノ/岩崎う大

マーサの息子トウノは、東京都出身、1978年生まれの岩崎う大(いわさき・うだい)が務めます。 槙尾ユウスケとのお笑いコンビ「かもめんたる」として人気を博し、『新・牡丹と薔薇』や『スペシャリスト』などのドラマにも出演。小さい役ながら、コント仕込みの演技力で存在感を見せています。

聖導師/平幹二朗

聖導師は星読博士の最高位で、新ヨゴ国に仕え政治にも介入しながら帝のサポートをしています。務めるのは、広島県出身、1933年生まれの平幹二朗(ひら・みきじろう)です。 『ハムレット』をはじめとする多くの舞台で喝采を浴び、時代劇『三匹の侍』への出演で、お茶の間でも人気となりました。 数々の功績を残した名実ともに日本を代表する俳優ですが、2016年10月23日に急逝。『精霊の守り人 2 悲しき破壊神』の撮影はすでに終えているため、平の風格に満ちた演技と元気な姿を見ることができます。

タルシュ帝国の人々

ヒュウゴ/鈴木亮平

ヒュウゴはヨゴ国出身ですが、タルシュ帝国第二王子ラウルに重用されている優秀な密偵です。兵庫県出身、1983年生まれの鈴木亮平(すずき・りょうへい)が演じます。 モデルから俳優へ。NHK『花子とアン』でヒロインの夫を演じ、広く知られるようになりました。また、『HK 変態仮面』でのムキムキヒーロー、『天皇の料理番』の病身の兄役、『俺物語!!』の巨漢の高校生役など、驚異的なカメレオン俳優ぶりを見せています。

セナ/織田梨沙

ヒュウゴの情報網のひとりで、サンガル王国の海賊のセナ。演じるのは、千葉県出身、1995年生まれの織田梨沙(おだ・りさ)です。 モデルとして各雑誌で活躍しながら、女優の勉強も始めました。映画『秘密 THE TOP SECRET』では重要な役どころの露口絹子を務めています。

クールズ/小市慢太郎

タルシュ帝国の宰相であるクールズを務めるのは、大阪府出身、1969年生まれの小市慢太郎(こいち・まんたろう)です。 「劇団M.O.P.」の団員として解散するまで看板俳優を務めた実力派。その後、ドラマや映画に数多く出演し、『救命病棟24時』の日比谷学役で知られるようになりました。2017年1月には、主要キャストを務める『惑う〜After the Rain〜』が公開されます。

ラウル/高良健吾

タルシュ帝国の第二王子であるラウル。野望達成のため優秀な人材ならば他国出身者でも部下にし、隣国を侵略していきます。演じるのは、熊本県出身、1987年生まれの高良健吾(こうら・けんご)です。 ドラマ『ごくせん』の船木健吾役でデビュー。映画中心の俳優活動が続き『蛇にピアス』での全身刺青の特殊メイクと過激な演技で話題となりました。『時計じかけのオレンジ』で初舞台に立ち、以降も多くの作品で活躍する若手の実力派です。

NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』

ドラマ『精霊の守り人』の原作は、上橋菜穂子のファンタジー小説『守り人(もりびと)シリーズ』。壮大な世界観の中、女用心棒バルサや王子チャグムのストーリーが生き生きと描かれ、児童文学のジャンルではあるものの幅広い年代に愛されている作品です。 全10巻と短編集ほかの構成で、累計400万部を突破。ラジオドラマ化やアニメ化もされ、2016年3月、「NHK放送90年大河ファンタジードラマ」として初の実写映像化となりました。全三部を予定し、3年をかけて放送されます。 前作の第一部は、小説の『精霊の守り人』をもとに新ヨゴ国の中でのバルサとチャグムの旅が繰り広げられました。今回の第二部では、『神の守り人』『蒼路の旅人』『天と地の守り人』などがベースとなり一段と物語の世界が広がるそうです。 原作者の上橋菜穂子は第二部の放送にあたり、以下のようにコメントしました。
「守り人シリーズ」は、「ファンタジーの皮をかぶったハードボイルド大河物語だ」と評されることがありますが、シーズン2では、きっと、それを実感していただけるでしょう。ご覧いただけたら、日本でこんなドラマを作ろうと思った人たちの、でっかい心意気が胸に響いてくるはずです。 多くの、本当に多くの制作スタッフさんたち、役者さんたちと一緒に、私も帆綱を握って、かつて見たことのない世界へ船出していきますので、応援していただけたら幸せです。
引用:www.nhk.or.jp
テレビドラマのスケールを大きく超え、まるで映画を見ているかのような映像美と迫力の『精霊の守り人』シリーズ。さらに壮大なドラマが展開される『精霊の守り人 2 悲しき破壊神』は、2017年1月21日(土)放送開始です。