2017年1月公開の注目映画期待度ランキングトップ15!

2017年7月6日更新

2017年1月公開のおすすめ映画15本はずばりこれ!スコセッシの新作、マーベル・コミックのヒーロー映画、『プリンセス・トヨトミ』のスタッフ・キャストが再結集した邦画、『荒野の七人』のリメイクなどよりどりみどり。あなたはどれを観る?

2017年も1月から映画が熱い!注目の15作品をCiatr編集部がランキング

『ドクター・ストレンジ』

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いよいよ2017年が始まります。1月も新作が続々と封切られますが、日本を舞台にした歴史映画や、アメコミ原作のヒーローものなどバラエティーに富んだラインナップになっています。

年の初めを盛り上げるのにピッタリの映画、15本を一気にご紹介いたします。

15位:『僕と世界の方程式』【1月28日公開】

国際数学オリンピックで金メダルを目指す少年を描いたイギリス映画です。主演は『ヒューゴの不思議な発明』『縞模様のパジャマの少年』などのエイサ・バターフィールド、監督は本作が長編初監督作品となるモーガン・マシューズ。

監督自身が手がけたテレビ・ドキュメンタリーの映画化で、スタッフもキャストもイギリス映画界を代表するメンバーが集結しています。数学一辺倒だった少年が人生の意味を見出すハートウォーミング・ストーリーです。

14位:『ダーティ・グランパ』【1月6日公開】

妻に先立たれた祖父(ロバート・デ・ニーロ)を心配して旅行に誘うジェイソン(『セブンティーン・アゲイン』などのザック・エフロン)ですが、祖父は落ち込むどころかはしゃぎ回って飲酒、ナンパ、喧嘩のし放題……。メガホンをとるのは、『ブルーノ』、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』などの脚本に参加したダン・メイザーです。

やりたい放題のパワフルなおじいちゃんを演じるロバート・デ・ニーロ。本作は彼にとって久々のコメディですが、衰えを感じさせない演技を見せているようです。

13位:『新宿スワンII』【1月21日公開】

新宿歌舞伎町のスカウト・バトルを描いた『新宿スワン』の続編が公開されます。

キャストは綾乃剛、伊勢谷友介、深水元基らが前作に引き続き出演し、新たに浅野忠信、広瀬アリス、上地雄輔、高橋メアリージュン、要潤らが加わります。監督は鬼才・園子温が続投。

本作は、原作漫画でも人気の高い「横浜編」の映画化で、綾乃剛演じる主人公と、横浜を拠点とするスカウト会社社長(浅野忠信)との死闘を描きます。

12位:『スノーデン』【1月27日公開】

国家安全保障局(NSA)による盗聴の実態を内部告発した、エドワード・スノーデンの半生を描いた映画。スノーデンを演じるのは『(500)日のサマー』、『LOOPER/ルーパー』などのジョゼフ・ゴードン=レヴィット、監督は『プラトーン』、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』など問題作を録り続けるオリバー・ストーンです。

内容のせいか、アメリカ企業が出資を渋り、イギリスやドイツから資金調達をして制作されたという作品で、NSAの干渉を恐れてロケ地も外国が多かったようです。果たしてどのような仕上がりになっているのでしょうか。

11位:『ブラック・ファイル 野心の代償』【1月7日公開】

『トランスフォーマー』シリーズのジョシュ・デュアメル、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスらが出演する『ブラック・ファイル 野心の代償』は、巨大な製薬会社が関与した薬害訴訟の調査に乗り出した弁護士が陰謀に巻き込まれる法廷ドラマです。ほかに、アル・パチーノ、イ・ビョンホンらも共演する豪華キャスト作品です。

『呪怨』のハリウッド・リメイクの脚本を担当した日系アメリカ人、シンタロウ・シモサワの初監督作品となります。長回し、180度回転ショットなども駆使された、意欲作になりそうです。

10位:『マグニフィセント・セブン』【1月27日公開】

言うまでもなく『荒野の七人』のリメイクであり、『七人の侍』のハリウッド翻案版です。

監督は『トレーニング・デイ』や『イコライザー』などのアントワーン・フークワ、キャストはその2作でも監督とタッグを組んだデンゼル・ワシントン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンら。

フークワ監督は黒澤作品、『七人の侍』のDNAを守ることを心がけたと言い、ただし、もっと現代的に、もっと過激に描けたと自負しています。邦画ファンにとっても必見です。

9位:『恋妻家宮本』【1月28日公開】

『家政婦のミタ』、『女王の教室』などのテレビドラマで脚本を担当した遊川和彦が映画監督デビュー! 

重松清の『ファミレス』を原作として、監督が脚色を加えています。『歩いても歩いても』の阿部寛と『アマルフィ 女神の報酬』の天海祐希が夫婦を演じ、菅野美穂、相武紗季、奥貫薫、富司純子らが脇をかためます。

すでにモントリオール世界映画祭に出品されていて、高い評価を得ています。優柔不断な中学教師を演じる阿部寛に注目です。劇中歌は吉田拓郎の「今日までそして明日から」です。

8位:『アンチポルノ』【1月28日公開】

日活ロマンポルノが45周年を記念して、「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」と題して、5本の新作がリリースされます。

監督は『黄泉がえり』の塩田明彦、『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌、『悲しき熱帯魚』の園子温、『リング』の中田秀夫、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲というそうそうたるメンバー。

『アンチポルノ』は園子温監督作品です。主演は元AKB48の冨手麻妙で、女優としては園監督の『新宿スワン』や『みんな!エスパーだよ!』にも出演しています。本作は園子温作品に特有の虚構と現実が極彩色の中で入り交じるカオスの世界ですが、初ヌードを披露する冨手麻妙はその中でどんな演技を見せるのか、注目です。

7位:『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』【1月7日公開】

検事フリッツ・バウワーは、ナチスの残党でホロコーストに関与していたアドルフ・アイヒマンが、戦後、ブエノスアイレスで逃亡生活を送っているという情報を入手します。バウワーはアイヒマンをドイツの法廷で裁くために、イスラエルの諜報機関モサドと接触、次第にアイヒマンを追い詰めていきます。

アイヒマン逮捕の真実を実話にもとづいて描いたサスペンス作品です。ヨーロッパでは多くの観客を動員し、アメリカでも絶賛された話題作。

6位:『パリ、恋人たちの影』【1月21日公開】

ドキュメンタリー映画作家のピエールは献身的な妻マノンに支えられて、映画制作を続けていました。ピエールは若いエリザベットと出会い、恋に落ちます。

不倫関係であることを承知でピエールとの関係するエリザベット、身勝手だと感じつつも2人の女性との関係を絶てないピエール、そしてマノンにも別の男性が……。それぞれの愛のかたちをモノクロームの映像で追った作品です。

演出は「ポスト・ヌーヴェルヴァーグ」の旗手として名高い監督フィリップ・ガレル。共同脚本はゴダールやルイス・ブニュエルの作品も手がけたジャン=クロード・カリエール。撮影監督はエリック・ロメール、ルイ・マル、ダニエル・シュミット作品での名カメラマン、レナート・ベルタです。

5位:『The NET 網に囚われた男』【1月7日公開】

鬼才キム・ギドクの最新作は、脚本・製作をつとめた『プンサンケ』『レッド・ファミリー』に見られた「南北分断」がテーマとなっています。

漁師ナム・チョルは北朝鮮の寒村で平穏な日々を送っていましたが、ある日ボートが故障して韓国に漂着します。スパイ容疑で韓国警察に拘束されるナム・チョルでしたが、北に、家族のもとに帰りたいと切実に訴えます。

キム・ギドク作品特有の暴力シーンは極力抑制され、南北双方のダークサイドを鋭い切り口でえぐり出しています。