2018年3月8日更新

ドラマ『クリミナル・マインド』のヤバい犯人15選

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大人気ドラマシリーズ『クリミナル・マインド』って?

アメリカで2005年から放送され2016年にはシーズン12に突入した大人気ドラマ『クリミナル・マインド』。 FBIのBAU(行動分析課)を舞台に、凄腕プロファイラーたちが連続殺人鬼をプロファイリングにより突き止め、逮捕する姿を描いたクライム・ミステリーです。

1. ジョージ・フォイエット 通称"リーパー"

BAUのリーダーであるFBI捜査官アーロン・ホッチナーの宿敵ジョージ・フォイエットは、通称”リーパー(死神)”と呼ばれ歴代の殺人鬼の中でも最も恐れられる存在です。ジョージは殺人を犯しながらも、被害者を装い自らを傷つけることで捜査の手を逃れていました。しかし、ホッチの元相棒が亡くなったことをきっかけに、再び殺人を犯し始めます。 ジョージが提示した契約をホッチナーが受け入れなかったことを逆恨みし、ついにはホッチの家族の命までも狙うのです。 幼少期に父親から身体的虐待を受けたジョージは力を欲し、他者を支配することで満足感を得ようとし、36人もの犠牲者を出しました。

2.フランク

BAUで最も優秀と言われるベテランプロファイラーのジェーソン・ギデオンを追い詰めたのが、高度な知性を持った殺人鬼フランクです。ギデオンはフランクが殺した人数が100人を遥かに上回るだろうと推測しています。 フランクはアメリカ国内をトレーラーで転々としながら、金や物を奪うために殺人を繰り返してきました。 ある時フランクはジェーンという若い女性を殺そうとしますが、彼女が全く怯えた様子を見せなかったために思いとどまります。そしてジェーンの存在を手がかりにBAUは捜査を進めるのでした。

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3.ロジャー・ロイスウッドとアニタ・ロイスウッド

ロジャー・ロイスウッドとアニタ・ロイスウッドは10年以上にわたり12人もの子供を誘拐した夫婦で、誘拐した子供たちを自分たちの子供のように育てていました。 しかしそれだけではなく、夫婦は自宅に葬儀場を所有しており、言うことを聞かない子供たちをそこで火葬していたのです。

4.ビリー・フリン ”暗闇王子”

“暗闇王子”と呼ばれたビリー・フリンは、猛暑により輪番停電が実施されているロサンゼルスで無差別に殺人を犯し、人々を恐怖に陥れました。 悲惨な子供時代の経験から歪んだ性格を持ったフリンは、『クリミナル・マインド』史上、最も記憶に残るグロテスクな殺人鬼の一人とも言われています。

5.マーカス・ヤンガー

マーカス・ヤンガーは3人の女子サッカー選手を誘拐しました。ヤンガーの目的は、選手たちの両親を罰することでした。 彼は子供の頃に大けがを負い、それ以来、運動することができなくなっていたのですが、けがをした時にその場に居合わせた彼女たちの両親がヤンガーを助けなかったことを恨んでいたのです。 誘拐した3人を監禁すると金槌を渡し、1人を選んで殺すようにと残酷な命令を下しました。

6.ウィリー・ケスラー

ウィリー・ケスラーは、病院の隣のベッドで性犯罪者であるラッセル・スミスが亡くなった直後に、誕生しました。大人になったケスラーは自身を性犯罪者ラッセル・スミスの生まれ変わりだと信じるようになります。 その考えに取りつかれ正気を失ったケスラーは、スミスの被害者からの復讐を恐れ、スミスの被害者の生まれ変わりだと判断した人々を殺害しようと決めるのです。 死んだ人の魂は一番近くの新たな生命に宿るという持論から、彼は被害者のそばに幼虫を置いていきます。そして彼自身も最後は昆虫の隣で死んでいくのでした。

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7.トビアス・ハンケル

ジョージア州ブルーリッジに住むトビアス・ハンケルは、多重人格障害を持つ連続殺人鬼です。彼の中にはハンケル自身と、狂信的な宗教信者である父親の二つの人格が混在していました。 ハンケルは人々が犯した“罪”を理由に人々を殺し、その動画をインターネットにアップロードしていました。この捜査では、BAUのリードとJJが危険にさらされることに。JJは人を殺したこともある血に飢えた複数の猛犬に命を狙われます。そしてリードは2日間にわたり麻薬性鎮痛薬を投与され、解放されてからも後遺症に苦しみました。

8.メイソン・ターナー

メイソン・ターナーは四肢麻痺で生命維持装置により命をつないでいる医師です。この事件はカナダで実際に起きた、連続殺人鬼ロバート・ピックトンによる事件が原案となっています。 メイソンは自身の麻痺の治療方法を研究するために、知的障害者である弟ルーカスにホームレスの殺人を指示していました。 彼は犯罪の実行者ではありませんが、その身勝手な悪人ぶりは他の連続殺人鬼に匹敵します。

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9.アダム・レイン

アリゾナ州ウィンスロウのある病院で、アダム・レインという男性が数年にわたる昏睡状態から回復します。しかし目覚めたレインは、10歳程度の知能しか持っていませんでした。 レインの父親は強盗により殺されており、レインは事実とは別の結末で父親を救うために強盗事件を再現するパペット劇を作ります。しかしそこに登場するパペットには恐ろしい秘密が隠されていました。

10.レット・ウォルデン

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1920年代に女優をしていたメイ・ウォルデンの息子レット・ウォルデンは、支配的な母親から虐待を受けて育ちました。レットはある理由から、1950年代の映画の有名なシーン再現するために、若い女性を誘拐します。 虐げられた環境で育った子供の混乱は、原因となる両親がこの世を去った後も続く、という『クリミナル・マインド』で繰り返し語られるテーマが、このエピソードでもポイントになっていました。

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11.アンバー・カナード

ある朝、ジャクソンヴィルに住む夫婦の元に娘からDVDが届きます。しかし、そこには娘が暴行を受ける様子が映っていました。彼らの娘は、2年前からつづく連続レイプ殺人事件の5人目の被害者となってしまったのです。 当初犯人は、支配者トニー・カナードと従者ジョーイ・ダヴィンの男性二人組と思われていましたが、実際には、トニーの妻アンバーが彼を支配して暴行・拷問・殺害を行わせていました。アンバーは幼い頃から父と兄から性的虐待を受けており、助けてくれなかった母にも恨みを持っていました。 アンバーは、他人を自分と同じ目に遭わせることによろこびを覚えるようになっていたのです。

12.ダニー・マーフィー

7歳のカイル・マーフィーが、深夜に自宅の寝室から誘拐されました。この事件は、子供の連続誘拐事件の3件目と見られ、最初の2件は近隣に住んでいた小児性愛者の犯行であることがわかります。 しかし、カイルは誘拐されておらず、兄のダニーによって殺されていました。 カイルの遺体を発見した両親は、知人の警察官に相談し、カイルが誘拐されたことにしました。両親はダニーをかばおうとしましたが、彼は罪悪感を感じない社会病質者(ソシオパス)だったのです。ダニーは自分のプラモデルを壊されたことに激怒してカイルを殺害。その喉にプラモデルの破片を詰め込んでいました。 生まれながらに正常な感情の欠如した人間、しかも子供が犯人という衝撃的なエピソードです。

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13.チャド・ブラウン

公園でバイオテロが発生。使用された炭疽菌が品種改良された新種であることから、犯人は防衛に詳しい科学者とプロファイリングされました。陸軍生物兵器研究所フォート・デトリックの将軍は、このプロファイルから、生物テロの可能性を異常なほど訴えていたニコルズ博士を容疑者としてあげます。 しかし、ニコルズ博士にはチャド・ブラウンという弟子がいたことが判明。公園は、ブラウンが個人的にストレスを受けた場所であることがわかり、彼が犯人と確定。 ブラウンは、フォート・デトリックに入所できなかったことに恨みを持っており、そこに勤務する人たちが利用する地下鉄が次のターゲットであると目星をつけます。 ブラウンは自分の能力を認めさせたいという思いから、バイオテロを起こしたのでした。

14.トーマス・イェーツ

大学の講義に招かれたBAUの面々。取り扱うのは、BAU史上最多の殺人を犯したシリアルキラーについてでした。この日、ロッシには刑務所での面会というもうひとつの仕事がありました。 このシリアルキラー、トーマス・イェーツは学生から子持ちの主婦、娼婦まで103人を殺し、子宮を摘出していました。死刑宣告を受けたイェーツは、被害者はわかっているだけではないと言い、減刑と引き換えに毎年同じ日に残りの被害者の名前を自白するとロッシと取引しました。 レイプ犯の子供であるイェーツは、生まれたこと自体を恨んでおり、毎年ロッシの誕生日に一人ずつ被害者の名前を伝え、遺族に告知をさせるという拷問を続けているのです。

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15.ジョン・ネルソン

ニューメキシコで、二人の男性が誘拐され右足を切断されるという事件が発生。一人は一命を取り留めましたが、もう一人は脚の切断中に死亡していました。切断面の処置から、犯人は医師ではないものの訓練をうけた人間。目的は殺人ではなく、脚の移植手術と考えられました。 そのプロファイル通り、他人の脚を移植された3人目の被害者が自らの足で病院にたどり着きますが、その場で死亡してしまいます。犯人は、自分を神だと信じる人物で自然の摂理にも逆らえると考えていると推測。 葬儀社に勤めていた犯人のジョン・ネルソンは、先天性四肢切断を患ったの妻のために脚の移植手術をしようとしていました。万能感と愛のために殺人を犯した犯人です。