『ウォーキングデッド』の主人公って誰?もちろんグロいゾンビ!
『ウォーキングデッド』は、アメリカのコミックを基にテレビシリーズ化された、ゾンビによるこの世の終わりを描いた物語です。
人間は脳が無傷のまま死ぬと、ウォーカーと呼ばれるあらゆる生物をむさぼり食う動く死人になってしまいます。そんなウォーカーの集団から逃れ小さなグループを作ってアメリカ合衆国を逃げ惑う人々の悲喜こもごも、生死に直面した緊張感から抜け出せない日々の暮らし、人間の暗く悲しい部分などを描くゾンビシリーズです。
2010年に初回を放送してから、2017年終わりにはシーズン8が放送される予定で、日本でも話題沸騰中です。原作はグラフィックノベル・シリーズ『ザ・ウォーキング・デッド』で、日本語訳版が発売されています。
エグゼクティブプロデューサーのデイビッド・アルパートは、シーズン10もしくは11、12も出来るのでは、と語っていて、その人気の陰りは今の所見えない様子ですね。
さてそんな本作ではもちろんおかしな、そしてとても気持ち悪いゾンビが大量に出てくるのですが、ここでBESTゾンビをまとめて発表したいと思います!
10:火を付けられても襲い続けるウォーカー!
第5シーズン、エピソード1では、リック達一行は、怪しい男ギャレスに騙され食肉用として殺されるところを、間一髪でキャロルに助けられます。元は人間だったウォーカーも、ゾンビになってしまった今は火を放とうが腕がちぎれようが活動を止めることはありません。
リック達が殺されそうであることを知ったキャロルは、自分になんとウォーカーの匂いをつけて紛れ込み、ガスタンクに花火を打ち込んで爆発させます。そしてウォーカーの集団をなだれこませて混乱させ、その騒ぎの間に無事にリック達は逃げることが出来ました。勇敢で賢いリーダーの仲間は、また勇敢ですね!
ギャレスの目的は何なのか?新シーズンしょっぱなから、物語を混乱させていきます。
9:女性のウォーカーもやっぱり強い!
シーズン3で登場したガバナーことフィリップがここで再び登場します。彼は、リック達と敵対しており、逆上して住民を虐殺するという、怒りに任せた行動をとる人物でした。
第4シーズン、エピソード6では、そのガバナーが、ある父と娘の親子に出会い、最初は身の上を隠し、架空の名前を名乗って一緒に過ごしていました。病気で体の弱っていた父親はやがて死に、移動中の車が途中で故障した時にウォーカーに襲われます。娘たちをウォーカーから必死に守りながら逃げていました。
火を放ち、その燃え盛る炎の中からもなお襲ってくるウォーカー。脳を破壊しない限り動き続ける彼らから、逃げ切れるのでしょうか?
8:すぐ近くまで迫ってくる恐怖
第2シーズン、エピソード1で、安全だと言うフォートベニングへ向かう一行が、人影のない場所に大量に置き去りにされた車に隠れようとしていたところ、ウォーカーに見つかりました。車の下に隠れ難を逃れようとするのですが、見つかってしまいました。
やはり大群になって襲ってくる、というところにゾンビ映画、シリーズの魅力が詰まっていると言えますね。そこからどうやって逃げられるのか、というはらはらした感情を高めてくれます。
ソフィアは二人のウォーカーに追われて森の中への逃げ込みますが、間一髪の所で主人公のリックに助けられます。
しかしその最中に、リックの息子カールが撃たれると言うアクシデントが起こります。新シーズンの幕開けにふさわしい、恐怖の扉が開かれました。
7:知能の無い怖さ
第7シーズン、エピソード5で、ヒルトップで夫を失くした深い悲しみから立ち直ろうとしていたマギー。
そこへウォーカーが群衆になって襲って来ます。
知能はそれほど高くなく、高い塀やフェンスを登ることができないので、なんとか地の利を生かして戦います。本人の意識も無く、動き続けるウォーカーはまさに本能でのみ活動してると言えるので、少ない人員で如何に効率よく倒して行くかが鍵になります。
火を放ってもしばらくは動くことが出来るため、時間稼ぎをするしかなく、逃げ惑う生き残った人間たち。果たして助かるのでしょうか?
6:コントロールされたウォーカー
稀に、人間にコントロールされ、攻撃を仕掛けてくるタイプもあるので要注意です。
第6シーズン、エピソード16で、負傷したマギーを手当てする為に、リック達はヒルトップに急いで向かっていました。しかし、ヒルトップへ続くすべての道は「救世主」と呼ばれる強盗集団にすでにブロックされ、立ち付くしか無くなるのです。
そしてウォーカー達を使った鎖で繋がれた「壁」にも塞がれ、リック達はなす術も無く救世主らに捕らえられました。そこにリーダーのニーガンが現れ、仲間のうち誰かを殴り殺す為に差し出しよう要求されます。
5:血まみれ、内蔵まみれがナイス!
貴重な食料を生き残りたちと奪い合い、時には人間同士で殺し合いながら、それでも生きようとする彼ら。平和を夢見て、その切ない希望に絶望しながら、どうにか前に進もうとします。
第6シーズン、エピソード11では、作物が育たず食糧難に落ち入ったコミュニティを代表して、リックとダリルは食料を探しに出かけます。その途中でウォーカーに襲われ、倒すことはできたものの、食料が詰め込まれたトラックを見捨てなければならなくなりました。
その倒されたウォーカーは、まだ脳が生きているので、体はトラックに挟まれて動けないにも関わらず手足を動かし続けています。見た目も血まみれで内蔵も飛び出しており、ナイスなグロいシーンです。
そこで彼らは、怪しい男ジーザスに会います。彼は食料が残されている基地ヒルトップを交渉のだしに使い、コミュニティ同士で戦う代わりに取引を提案して来たのでした。
4:地獄の様なウォーカーまみれの現場!
ニーガンの堪え難い暴力的な支配に、コミュニティの人々は疲れ果てていました。
そんな中、第7シーズン、エピソード1ではリックは目の前で仲間のエイブラハムを殺され、逆上し、また殺しの連鎖が起きようとしています。人間同士の戦いが終わらない最中、もちろんウォーカーたちが迫ってくる危険性が無い訳ではなく、人間達は混乱を極めます。
ウォーカーとロープ一つで宙にぶら下がり、さらにすぐ足下には大量のお腹をすかせたウォーター達。数の多さにはどうしても人間は勝てないですね。
そして遂に、長年一緒に戦い生き延びて来た仲間の一人、グレンも命を落とすことになります・・・
3:制御不能!鎖も役に立たない怪力!
このシリーズの見所は、かつて敵だったグループや人物と、己が生き残る為に必要だと判断したら、心のうちはどうであれ、仲間として行動をともにするところにあります。
本当は何を思って、何を望んでいるのか分からないまま、彼らはただ、目の前にある道を歩き進めるしかないのです。
第7シーズン、エピソード3で肉付きが良い体に鎖が食い込んでも襲い続けるウォーカー。コントロール不能な彼らの破壊力に、人間も知恵を使って挑みます。
2:砂浜で足を取られ万事休す!
第7シーズン、エピソード6で、砂に足が取られ、倒れてもなお立ち上がろうとするタラ。手には拳銃を構えていますが、足をウォーカーに掴まれてしまいます。この状況で確実に脳を打つのも難しく、気持ちだけが焦ります!
女、子どものみの編成のグループで来た為、男性の助けは無く、自力でどうにかするしかありません。その後、シンディーという名の少女に助けられ、タラが元来た場所のアレクサンドリアへ帰れる様に手助けをします。
1:群衆で襲ってくるウォーカーたち
第6シーズン、エピソード9では、ウォーカーたちの贓物を体に塗り武器庫へ向かう途中で、ウォーカーの集団と遭遇してしまいます。ウォーカーの攻撃態勢でやがり一番恐ろしいのは、一人一人はそれほどでもなくても、群衆で襲ってきて数で勝とうとする点ではないでしょうか?
戦う意思もそがれるほどの大量のウォーカーを目の前にして、リックの息子、カールの目に弾が当たってしまい重篤状態になってしまいます。これを見たリックはウォーカーへの激しい怒りを爆発させ、劣勢は明らかな状態にも関わらず戦おうとします。それを見たアレクサンドリアの住人達も助けに入り、ダリルたちが池に放った炎へウォーカーたちをおびき寄せることに成功し、皆のちからで見事ウォーカーを全滅させることに成功したのです。
この騒動の後、アレクサンドリアの住民達を軽んじていたリックは自分の間違いを認め、強力なコミュニティ建設を今後の新たな目標に据えます。