2017年7月6日更新

シェーンは仲間?ライバル?それとも?【ウォーキング・デッド】

このページにはプロモーションが含まれています
ウォーキング・デッド

AD

『ウォーキング・デッド』のキャラクター、シェーン・ウォルシュはいい人?

大人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の登場人物ジョン・バーンサル演じるシェーン・ウォルシュは主人公リックの親友であり仕事仲間。しかしシーズンを追うごとその関係は変わってゆきました。リックにとって大切であるはずのシェーンについて、海外の情報を元におさらいしておきましょう。

シェーン・ウォルシュの基本情報

シェーンは保安官事務所ではリック・グライムズのパートナーであり、高校からの親友でもあります。大災害が起きリックが昏睡状態に陥っている間、彼はリックの妻ローリと息子のカールを連れてアトランタへ逃げて二人を救いました。

シェーンV.S.リック

避難から程なくして、シェーンはローリと関係を持ち始めます。 しかしリックがアトランタの外にいるグループの中に彼らが生きているとわかり合流すると、彼は突然ローリに対する愛情が自分の一方的なものであることや、またグループの事実上のリーダーとしての彼の立場が厳しくなるということがわかってしまうのです。 彼はリックのリーダーシップに苛立ちを露わにし、二人の間に緊張が生まれます。論争の後、彼はリックの背中に銃を向けますが、撃つことは思いとどまりました。

シェーン&ローリ

一方シェーンとローリの関係も、すぐに崩れてしまいます。ある夜、彼は酔っ払ってローリを襲ってしまったのです。後にシェーンは彼女に謝り、グループから出て行く計画を立てていることを告げました。 しかし、カールの命を守るため彼は殺人を犯し、その後ローリの妊娠が発覚し彼は出て行くことをやめます。 自分が父親であると信じ、彼は再びローリを追いかけることに。彼はローリにリックではなく自分だけがローリとカールを守れるのだと伝え“俺たちのしたこと、それこそが真実だ。”と主張します。

AD

シェーンとローリ、コトの始まり

そもそもシェーンとローリがどこから始まったのかと言いますと・・・始まりはなんと既にシーズン1のエピソード1!! リックはゾンビ騒動の中、家族を案じ帰宅します。そしてローリたちが家を出た痕跡を発見した後のことです。リックは警察無線を使って応答がないか確かめます。 リックの知らぬ所に、実は彼のメッセ-ジを聞いていた生存者たちがいて、その中にはシェーンとローリ、カールも含まれ、共に野外生活をしていました。メッセージを聞いたローリはアトランタに行く人たちに向けて、ゾンビがたくさんいて危険という標識を設置すべきだったと言います。 しかしシェーンにそんな余裕はないと告げられ、仕方なくローリはものすごい勢いでテントに戻ることに。シェーンも中に入りローリを説き伏せます。そして会話の最後は熱~いキス!!あらら...。

最大の裏切り?それとも......

シーズン2のエピソード3での出来事です。カールは内出血がひどく、瀕死の状態でした。リックが輸血してくれているおかげでなんとか生き延びている状況でしたが、見る見る弱っていきました。 ハーシェルがカールの手術をしてくれることになり、シェーンとオーティスが学校に必要なものを取りに行くことになります。しかし体育館の観覧席の上に閉じ込められてしまうのです。 ハーシェルはローリとリックに手術が無事成功し、カールの容態は落ち着いていることを伝えます。

シェーンはオーティスと押し寄せるゾンビから逃げている時のことを思い出します。突然シェーンは最期の弾丸をオーティスの脚に撃ち込みました。すると叫びながらオーティスはシェーンにつかみかかります。 しばらく格闘した後、彼はオーティスをウォーカーの群れに置き去りにして、その隙に逃げてきたというわけでした。 オーティスを犠牲にしたおかげで彼は逃げることができ、カールは救われたのですが、しかし、そこまでしてシェーンにはどんなメリットがあるというのでしょう。

AD

シェーンの最期

危険な捕虜、ランダルをどうしようかと決めているときもシェーンはリックに色々伝え、結果的にひどい殴り合いになりました。“俺を殺したいならもっとましにならなきゃ無理だ。”リックはパートナーに後でそう忠告しました。数日後、彼にチャンスが訪れます。 ランダルを追い詰めるためリックを森におびき寄せた時でした。ランダルは逃げてしまったように見えましたが、実は彼がランダルを殺し、逃げたように見せかけておいたのです。 リックに銃を向け、彼はこう言い放ちます。“ローリとカール、二人はお前のことは乗り越えるさ。” リックはおもむろに銃に手をかけました。 彼は一瞬にしてリックが自分の心臓を刺す姿を目撃することになるのです。シェーンが地面に崩れ落ちていく中、リックはこう泣き叫びます。 “おまえのせいでこんな事になったんだ。これをやったのはお前だ!俺じゃない!お前が俺たちにこんな事をしたんだ!” しばらくすると彼はウォーカーになって起き上がり、ゆっくりとそして重々しくリックに向かっていきます。カールが銃を引き抜きシェーンの頭を打ち抜き父リックを救いました。

ジョン・バーンサルのいない『ウォーキング・デッド』なんて......

予想通りの展開がついに起きましたね。そう、シェーン・ウォルシュの死です。厳密に言うと2回亡くなりましたね。 『ウォーキング・デッド』シーズン2の終わりの方のエピソード“深い森の中で”の中で、不機嫌な元刑事に扮するジョン・バーンサルが今や敵になってしまった旧友、リック・グライムズの手によってとうとう殺されてしまいます。 彼の死はファンたちの心の中でいつでも予測できる結末でした。しかし、『ウォーキング・デッド』の製作総指揮者グレン・マザラは、彼の死が常に計画されていたわけではないことを明らかにしています。

マザラは、MTVニュースでシェーンの死に関して語っています。 実のところ、当初はシェーンを殺さない方針で話が進んでいました。しかし、物語全体が次のステップに進むためにはリックとシェーンとの対立に決着をつける必要があると考え、彼の死が必要だという結論でまとまったそうです。

多くの視聴者が『ウォーキング・デッド』シーズン2の目玉はシェーンを演じたバーンサルであると納得するはず。シェーンとバーンサルを失うことは、特にジェフリー・デマン亡き後は本当にドラマへのダメージが大きいのではないでしょうか。 しかし作者たちは、シーズン2の中で、最初は渋々リーダーにならざるを得なかったリックを、自信に満ちて決定を下していけるリーダーへとうまいこと変化させていけたようです。 マザラの見解によると、彼の死によってそれが実現したということ。皆さんはシェーンがいなくなって寂しいですか?それとも彼の死は必要だったと思いますか?