2017年7月6日更新

『仮面ライダーオーズ/OOO』キャストから多彩な変身まで紹介!

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仮面ライダーオーズ

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平成仮面ライダーシリーズ第12作目『仮面ライダーオーズ/OOO』

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『仮面ライダーオーズ/OOO』は、2010年9月5日から2011年8月28日かけて、テレビ朝日系列で全48話が放送された特撮TVドラマ。平成仮面ライダーシリーズでは第12作目にあたり、キャッチコピーは「俺が変身する!!」です。 タイトルの”オーズ/OOO”とは、変身に必要な3つの「オーメダル」のほか、敵怪人の幹部である王たち(=王s)を表しているのだとか。”人間の欲望”をメインテーマとして、昭和・平成仮面ライダー両シリーズの要素を取り込み、原点回帰的な側面からも描かれています。 また、2011年4月3日放送の第28話で、『仮面ライダー』シリーズのTV放送が1000回を突破。これを記念して、第27・28話(前後編)は1000回にちなんだエピソードが放送されました。

『仮面ライダーオーズ/OOO』のあらすじ

西暦2010年の秋。「鴻上ファウンデーション」が運営する美術館で、人々の欲望によって作られた”オーメダル”の封印が解かれてしまいます。800年の眠りから目覚めた怪人「グリード」は、怪人・ヤミーに人間を襲わせてメダルを手に入れ、完全復活を遂げようと企んでいました。 実はこの時、美術館のアルバイト警備員だったものの、気付かず眠り込んでいた主人公・火野映司。目覚めた翌朝、落ちていた赤いメダルをバイト代と勘違いして持ち帰ってしまいます。 働き口を失った映司のもとに宙に浮く腕の怪物「アンク」が現れ、人々を襲うヤミーに立ち向かおうとする彼に、2枚のメダルとベルトを授けました。こうして、その日暮らしの無欲な青年は仮面ライダーオーズに変身し、オーメダルを巡る戦いに巻き込まれていきます。 しかしその裏では、不完全なまま復活したグリード・アンクと、「鴻上ファウンデーション」らが暗躍していて・・・・・・。

『仮面ライダーオーズ/OOO』のメインキャスト

火野映司・仮面ライダーオーズ/渡部秀

今日はカカオ食べる日 #バレンタイン#らしい

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本作の主人公で、わずかな日銭と祖父の言いつけのパンツだけを持ち、世界を放浪する青年。旅先で出会った家族を内紛で失った過去の経験などから、今生きている人々を助けるべく奮闘します。 本作の主役を射止めた渡部秀は、小さい頃から『仮面ライダー』に憧れており、役者を志したのも「仮面ライダーになりたかったから」とのこと。見事にその夢を叶えた後、中島かずき脚本の舞台『真田十勇士』や映画『進撃の巨人』などに出演し、俳優としてのキャリアを重ねています。 2017年1月からは、人気ドラマ『科捜研の女 第16シーズン』に新メンバーとして出演しており、今後の活躍がますます期待されているようです。

アンク・泉信吾/三浦涼介

撮影。 ある方と、10年ぶりにお仕事させていただきました。とても、貴重な時間になりました。

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不完全なまま復活を遂げた怪人集団「グリード」の上級怪人(鳥系)。右腕だけの状態では行動が制限されるため、瀕死の重症を負った刑事・泉信吾に憑依して生活しています。 三浦涼介は、2002年の映画『おぎゃあ。』で俳優デビューしました。主な出演作は、ドラマ『超星艦隊セイザーX』や『ごくせん 第2シリーズ』、映画『るろうに剣心 京都大火編』など。『仮面ライダー』シリーズでは、本作の前に2009年放送の『仮面ライダーディケイド』でゲスト出演しています。 火野映司を演じた渡辺秀とは、正反対すぎる性格が災いして時に衝突しつつも、お互いかけがえのない相棒になっっていったそうです。

泉比奈/高田里穂

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泉比奈は、多国籍料理店「クスクシエ」でアルバイトをしているデザイナーの卵です。アンクが実兄である信吾の体身体を使用し始めたことから、2人の間で葛藤することになります。 ヒロイン役の高田里穂は、2007年に雑誌『ピチレモン』の専属モデルとしてデビューしました。同年に女優活動も開始し、本作の他に映画『マリア様が見てる』や『俺物語!!』などに出演。2014年には、雑誌『non-no』のオーディションで準グランプリを獲得し専属モデルを務めています。

鴻上光生/宇梶剛士

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巨大な財団「鴻上ファウンデーション」の会長で、「オーメダル」の研究に没頭する謎の男。自身もメダルを収集しており、事態を予見していたかのようにオーズに装備などを提供します。 謎の鴻上会長を演じるのは、ドラマ『ひとつ屋根の下2』でブレイクした個性派俳優・宇梶剛士です。本作の台詞「HAPPY BIRTHDAY」は4年以上経ってもファンの記憶に刻まれており、Twitterのフォロワーからこの台詞を依頼されることもあるようです。 長年様々な分野で活躍しており、2016年の話題作『逃げるは恥だが役に立つ』にも出演しました。

伊達明・仮面ライダーバース/岩永洋昭

もとは世界を飛び回る医者でしたが、自身の手術費用の1億円を稼ぐために真木から「バースドライバー」を受け取り、新ライダー「仮面ライダーバース」に変身します。 岩永洋昭は2000年にモデルとしてデビューし、2004年頃から俳優業を開始しました。2008年の『トミカヒーロー レスキューフォース』で知名度を上げ、多くの舞台や映画・ドラマで幅広く活躍。『ベルセルク』のアニメ映画3部作とTVアニメ第2作では、声優として主人公・ガッツの声を担当しています。

後藤慎太郎・仮面ライダーバース(2代目)/君島麻耶

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君嶋麻耶 Asaya Kimijimaさん(@asayakimijima)がシェアした投稿 -

「鴻上ファウンデーション」のバイク隊隊長で、オーズをサポートする任務に就いています。バース登場後は伊達のサポートにも回り、成長を遂げた末に「バースドライバー」を引き継ぎました。 2代目仮面ライダーバースを演じたのは、ファンションモデルとしても活躍する君嶋麻耶です。主な出演作は、ドラマ『潜入探偵トカゲ』や『家政婦のミタゾノ』、映画『起終点駅 ターミナル』などがあります。

真木清人/神尾佑

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「Dr.真木」と呼ばれる鴻上生体工学研究所の所長で、様々なメダルシステムを開発した功労者。誕生や始まりを重視する鴻上会長と違い、終末や結末に大きな価値を見出している人物です。 神尾佑は、舞台『蒲田行進曲完結編~銀ちゃんが逝く~』でデビューしました。ドラマ『家政婦のミタ』や映画『シン・ゴジラ』などのほか、2017年1月からドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』に出演しています。 本作で真木が肩に乗せている人形は、番組制作スタッフの間で”キヨちゃん”と呼ばれており、名付け親は神尾本人なのだそうです。

物語のキーアイテムは2種類の「オーメダル」!

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「オーメダル」は、800年以上前の錬金術師たちが人工の生命を創るため、地球上の様々な生物のパワーを凝縮して生み出した神秘のメダルです。 それぞれのメダルの表面には、パワーが込められた生物のシンボルマークが刻まれています。

オーズの変身にも使用される重要な”コアメダル”

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コアメダルは、グリードたちの核(コア)になるもので、このメダルを巡る争いを軸に物語は展開します。非常に貴重で数が限られており、物理攻撃によって破壊することはできません。 金色の基盤に、鳥系(赤)・猫系(黄)・虫系(緑)・重量系(灰)・水棲系(青)・恐竜系(紫)・爬虫類系(橙)と、7つの属性ごとに配色されたメダルです。各カテゴリーに10枚のコアメダルがあり、その内3枚をオーズドライバーに挿入することで仮面ライダーオーズに変身できます。 逆にグリードがコアメダルを得ると力が増強され、自身の属性が10枚揃うと完全体として復活します。他属性のものも取り込むことはできますが、暴走するリスクを負うことになるそうです。

グリードやヤミーの身体を構成する”セルメダル”

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セルメダルは銀色で統一されており、裏面には全種類共通で×マークが刻まれています。 コアメダルほどの力はないものの、人間の”欲望”を糧に無限に増殖することが可能で、グリードの身体を構成・強化したりヤミーを生み出す力を持つとのこと。「鴻上ファウンデーション」による開発や研究が行われ、装備やバイクの燃料として利用されますが、一度使うと消滅してしまいます。 また、グリードがセルメダルと割ると低級ヤミーの「屑ヤミー」が生まれるのも特徴です。

仮面ライダーオーズは多彩な変身が魅力

『仮面ライダーオーズ/OOO』
各コアメダルは頭・胴・脚部と担当部位が設定され、オーズドライバーにセットする3枚のメダルのモチーフ動物に応じた、外見的特徴や特殊能力などが発生。歴代作品の”~~フォーム”のように、同じ属性の動物を3つ揃えた形態を”~~コンボ”と呼び、様々な特殊効果を発動できます。 TVシリーズ内では、タカ・トラ・バッタを使用したバランス重視の「タトバコンボ」が基本系です。そのほか、昆虫系「ガタキリバコンボ」・猫系「ラトラーターコンボ」・重量系「サゴーゾコンボ」・鳥系「タジャドルコンボ」・水棲系「シャウタコンボ」恐竜系「プトティラコンボ」の約7種類が登場したそうです。 劇場版では、「タマシーコンボ」などの特殊コンボ、爬虫類系の「ブラカワニコンボ」が登場。メダルの属性が揃っていない”亜種形態”も含めると、数え切れない程のバリエーションがあります。

op主題歌は大黒摩季が歌う『Anything Goes!』

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主題歌を制作するに当たって、「とにかくハデハデなロックサウンドを」との番組制作側の要望があり、ロックテイストの楽曲を手がける大黒摩季とのコラボレーションが実現しました。 作詞は、『平成仮面ライダー』シリーズ第1作目『仮面ライダークウガ』ほか、各作品の世界観やコンセプトを反映した歌詞に定評のある藤林聖子が担当。明るいアップテンポの曲調で、大黒の力強い歌声がサビをダイナミックに盛り上げるという、『仮面ライダーオーズ/OOO』らしい曲だそうです。 またed主題歌として、火野映司(渡辺秀)などが歌唱した劇中歌のほか、op主題歌をバラードにした『Anything Goes!”BALLADE”』が最終話で使用されました。

『仮面ライダーオーズ』の結末とアンクの最後はどうなったのか

仮面ライダーオーズ
アンクは真木清人との最終決戦で、無限のセルメダルと800年前の王が使用した10枚目のメダルにより、真のオーズに変身した映司と共闘しました。 この時、グリード化が進む映司の暴走を止めるべく、自身のコアメダルを全て彼に託します。セルメダルに戻ってしまったアンクは、幻影の状態でオーズを援護し真木を倒すことに成功。しかし、ギガスキャンによってブラックホールが出現し、ほぼ全てのコアメダルが吸収されてしまいます。 さらには、アンクの意識を宿すタカ・コアも割れてしまい、映司に「メダルの塊だったグリードが死ぬ所まで来られた」ことへの感謝を告げて消滅しました。全ての戦いが終わった後、再び放浪の旅に出た映司の傍らには、アンクの右腕の幻が浮かんでいたのですが・・・・・・。 2011年冬、映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』にて、消滅前と変わらない姿で映司の前に現れたのです!「オーズ編」の終盤で、いつかの未来でアンクは復活を遂げており、”仮面ライダーポセイドン”を追って過去に来たことが判明しました。