2018年3月6日更新

『仮面ライダーディケイド』で歴代ライダーシリーズに浸る!

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『仮面ライダーディケイド』

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歴代ライダーが勢揃い!『仮面ライダーディケイド』

『仮面ライダーディケイド』
昭和シリーズから10年のブランクを経て、2000年にスタートした平成仮面ライダーシリーズ。その第10作目に当たる作品が『仮面ライダーディケイド』です。「ディケイド」とはまさしく10年の意味。2009年1月25日から8月30日まで全31話が放送されました。 他の作品に比べて放送期間が短いのは、玩具販売上の戦略から、スーパー戦隊シリーズと最終回の時期をずらしたため。そのため、本作以降のシリーズは9月スタートの1年間放映になっています。全シリーズ中、1974年の『仮面ライダーアマゾン』に続いて少ない話数となりました。 10周年記念作品として、コンセプトはずばり「10年に1度のお祭り」。これまでの全平成ライダーと一部の昭和ライダーが登場する、クロスオーバー的な作品となっているのが大きな特徴です。主人公の「ディケイド」は、「クウガ」から「キバ」までの平成ライダー9人に変身可能。またゲストとして、過去のライダーを演じた俳優が特別出演したりするなど、お祭り的要素が随所に見られます。

『仮面ライダーディケイド』のあらすじは?

『仮面ライダーディケイド』
「光写真館」で働く光夏海。大勢の仮面ライダーたちが「ディケイド」に倒されて全滅するという奇妙な夢を見ます。やがて、世界中で様々な怪人が出現し、人類襲撃を開始! 一方、「光写真館」に居候していた門矢士は、謎めいた青年・紅渡から自分が「ディケイド」と呼ばれる仮面ライダーであることを告げられます。夏海の力を借りて、ついに「仮面ライダーディケイド」に変身した門矢士は、見事、怪人たちを撃破。 ところが、再び現れた紅渡から、「クウガ」や「キバ」「電王」ら平成ライダーたちが戦う9つの並行世界が融合し、全てが崩壊しようとしていると教えられます。こうして、門矢士は世界を救うというミッションのもと、9つの異世界を巡る旅に出るのです。

最終回に批判殺到!?<ネタバレあり>

『仮面ライダーディケイド』
様々な並行世界を旅し、最終回ではついにこれまで訪れた世界が一つに融合した世界に到達します。そして、ついに敵であるスーパーアポロガイストを倒すことに成功。しかし、自分の使命が「破壊」によって世界を「再生」させることであると気づき、平成ライダーたちに戦いを挑む「ライダー大戦」を勃発させるに至ります。 ところが、最終話はそこで唐突に終了。そして、続きは映画で見よう!との告知。それは、同年12月12日公開される映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の宣伝でした。そのため、一部視聴者から批判が殺到し、BPOで審議される騒ぎとなりました。 BPOでは適切ではなかったとの判断が下され、後に再放送がなされる際には、最終回が差替えられることになります。

続きが描かれた『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』

『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイドMOVIE大戦2010』
放送が終了した『仮面ライダーディケイド』と、放送中の『仮面ライダーW』が共演する設定の劇場版です。『ディケイド』『W』『MOVIE大戦』の3部構成になっています。 1編目の『ディケイド』において、まさにテレビシリーズ最終回の続きが描かれます。「ライダー大戦」で、全ての仮面ライダーたちを打倒し、使命を成し遂げた門矢士。そんな彼の前に、仮面ライダーキバーラに変身した夏海が立ちはだかるのです。 『W』では『仮面ライダーW』誕生の秘密が描かれ、そして最終エピソードの『MOVIE大戦』において、ディケイドとW、スーパーショッカーの最後の戦いが描かれます。

『仮面ライダーディケイド』のメインキャスト

門矢士 / 井上正大

井上正大
仮面ライダーディケイドに変身し、並行世界を旅することになる主人公・門矢士。自称・写真家で、世界を救うためであると同時に、世界のすべてを写真に記録することをも目的として、9つの異世界を巡ります。演じたのは井上正大です。 井上正大は1989年3月20日生まれで神奈川県出身。2008年、人気舞台『ミュージカル・テニスの王子様』で俳優デビュー。本作は、ドラマ初出演にして初主演という大抜擢になりました。門矢士として、その後も複数のシリーズや劇場版に出演し、文字通りの代表作となっています。 他にも、映画・ドラマ・芝居・ミュージカルなど幅広く活躍。プライベートでは、2016年にタレントのジェイミー夏樹と結婚し、2017年春に第一子誕生予定とのことです。

小野寺ユウスケ / 村井良大

村井良大
ディケイドを倒すという目的を託され、仮面ライダークウガに変身する力を得る青年が小野寺ユウスケです。しかし、戦いを通じて信頼するにたる友情関係を築くに至ります。演じたのは村井良大です。 村井良大は1988年6月29日生まれ、東京都出身。2006年、舞台『赤毛のアン』でデビューし、翌年にはドラマ『風魔の小次郎』の小次郎役で初出演・初主演の幸運なスタートを切りました。 本作以後、ドラマや映画の他、特にミュージカルや演劇での活躍に目覚ましいものがあります。『ミュージカル・テニスの王子様』の宍戸亮役、『弱虫ペダル』の小野田坂道役、『RENT』のマーク役などが代表作です。

海東大樹 / 戸谷公人

戸谷公人
仮面ライダーディエンドに変身し、旅する青年・海東大樹。ドライで生意気、単独行動をとることを好みましたが、やがて門矢士が大事な仲間であることを認識するに至ります。演じたのは戸谷公人です。 戸谷公人は1990年5月7日生まれ、東京都出身。2005年、「第1回アミューズ王子様オーディション」で準グランプリを受賞。2007年に映画『椿三十郎』の守島広之進役でデビューしました。本作以前には、『ごくせん』の第3シリーズに高橋公人役で出演しています。 父親は、人気声優の戸谷公次です。

光夏海 / 森カンナ

森カンナ
光写真館で受付の仕事をしている光夏海は本作のヒロイン的存在です。すべての結末を象徴するような予知夢を見ており、門矢士の旅に同行することになります。演じたのは森カンナです。 1988年6月22日生まれ、富山県出身。ファッション誌でモデルとして活躍したあと、女優に転身。本作の光夏海役が本格的なデビューになりました。2010年には、連続ドラマ『警視庁失踪人捜査課』で主要キャストの刑事役・明神愛美役に大抜擢。連続ドラマ初主演を果たしました。映画・ドラマの他、CMでも活躍しています。

仮面ライダーの枠を超えたクロスオーバー!

『侍戦隊シンケンジャー 』
本作は、歴代仮面ライダーが登場するクロスオーバー作品であるばかりか、同時期に放送されていた『侍戦隊シンケンジャー』ともクロスオーバーしています。仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのテレビ共演は、本作品が初めてでした。 24話と25話において、シンケンジャーの世界が舞台に。シンケンジャーが外道衆と戦っている世界に、ディエンドライバーによりこの世界初の仮面ライダーとして出現します。 『侍戦隊シンケンジャー』は、2009年2月15日から2010年2月7日まで放送されたスーパー戦隊シリーズの第33作目。シリーズとしては初となる「侍」がテーマでした。第20幕・第21幕が、『ディケイド』の24話・25話とリンクする形になっています。

『仮面ライダーディケイド』のOP主題歌は?

『Journey through the Decade』Gackt
オープニングの主題歌「Journey through the Decade」を歌っているのはGacktです。 主演の井上正大とは、プロモーションビデオで共演したことをきっかけに親しくなり、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』ではGackt自身、ライダーマンに変身する結城丈二役で登場します。 ちなみに挿入歌は「Ride the Wind」を井上正大が、仮面ライダーディケイドのテーマソングとして歌っています。