『半沢直樹』とは
出典: www.amazon.co.jp
『半沢直樹』は池井戸潤の小説『半沢直樹シリーズ』を原作に作られた、TBSのテレビドラマです。堺雅人、上戸彩、及川三博、香川照之、北大路欣也という豪華キャストが共演し、大きな注目を集めました。また最終話は42.2%と高視聴率を記録。社会現象を巻き起こしたテレビドラマです。
そんな『半沢直樹』といえば、インパクトが強いキレのある台詞の数々。今回は『半沢直樹』の心に残る台詞をご紹介していきます。
ドラマ『半沢直樹』あらすじ
主人公、半沢直樹は東京中央銀行に勤めるバンカー。融資課長であり、銀行の重要な役割を担う彼がある融資契約をきっかけに、金融業界を牛耳る”悪い上司たち”と真っ向から対ケチしていく、というストーリーです。
原作者も元銀行員というリアルさ、そして善と悪をはっきりと描いた時代劇を彷彿とさせる内容に、社会派ドラマながら多くの年代層からのファンを獲得しました。
ではさっそく、『半沢直樹』の名言を見ていきましょう!
「やられたらやり返す。倍返しだ!」
出典: www.amazon.co.jp
『半沢直樹』といえば、真っ先にこの台詞を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
理不尽な銀行の上司たちに「復讐してやる」という気持ちがこもった、主人公の決め台詞です。この「やられたらやり返す。倍返しだ!」は2013年度のユーキャン新語、流行語大賞を受賞しました。
「私たちは上司や組織のために仕事をしているわけではありません」
『半沢直樹』第6話で、半沢と香川照之演じる大和田が話をしているシーン。「自分は日本経済のために仕事をしている、そのためなら犠牲はいとわない」と言い放つ大和田に向けて半沢が言った台詞です。
銀行という組織ではなく、その銀行に携わる人々のために仕事をしている。仁義を思んじる、半沢の意思と人柄がうかがえる言葉です。”人のために働く”ということについて、改めて考えさせられます。
「さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃねーぞ記録!」
このインパクト大の台詞は、なんと第1話で登場しました。理不尽な上司と尋問に対して、書記にぴしゃりと半沢が放ったもの。観ている私たちもスカッとするようなキレのいい台詞です。理不尽な場面に遭遇してしまった時、使えそうですよね。
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」
大和田による、部下が思わず震えてしまいそうな台詞。彼の憎たらしい人物像に溢れた台詞です。日常生活でこんなことを言われたら恐ろしいですが、まさに強烈な印象を残す『半沢直樹』らしい台詞です。
「土下座をしてください!」
『半沢直樹』といえば名ゼリフとは他にもう1つ重要なキーワードがありました。それは”土下座”です。
ドラマ最終話にて、半沢が宿敵大和田常務に言い放つ台詞。この台詞で大和田は、苦悶の表情を浮かべながら完全に土下座をします。半沢の粘り強い執念が大和田を打ち負かし、善が悪に勝利したこのドラマを象徴するシーンの台詞です。
「俺はお前を許さない。自分のしたことを、一生悔やんで生きろ。」
石丸幹二演じる浅野支店長に対して半沢が言った台詞。言われたら思わずグサリと胸に刺さりそうな台詞です。実生活では口に出せない台詞ですが、見ていて思わず爽快な気分になった方も少なくないはず。
普段は言えない不満や憤りを代弁してくれる台詞が多いことも、この『半沢直樹』ブームの秘密かもしれませんね!