2017年7月6日更新

映画の中の美女と野獣カップル12選

このページにはプロモーションが含まれています
『美女と野獣』

AD

まるで美女と野獣のような落差が激しいカップルをご紹介!

実写『美女と野獣』
外見や内面にかかわらず、女性に対して男性の外見のマイナス度が激しいカップルを‟美女と野獣”のようだと称することがあります。 元になっているのはフランス発のおとぎ話で、2017年にはエマ・ワトソン主演で実写映画化もされる『美女と野獣』です。美しい女性と外見が野獣の怪物と恋に落ちるというストーリーですが、このほかにも美女と野獣のカップルが登場する映画はたくさんあります。 そんな落差が激しいカップルが登場する映画作品を集めました。

1.ベルと野獣(ビースト)

『美女と野獣』
まずは元ネタとなる作品から。 もともとは前述した通りフランスに伝わるおとぎ話でしたが、1991年にウォルト・ディズニーがアニメーション映画化して一躍有名になった作品としてお馴染みでしょう。 タイトル通り、町で一番美しい女性ベルと、見た目が恐ろしい怪物の姿をした野獣が恋に落ちるという物語です。しかしこの野獣は魔法によって姿を変えられてしまっただけで、もともとは人間の王子様なのでした。しかもイケメンの。 王子が元の姿に戻った後は美男美女のお似合いカップルとして落差は解除されてしまいます。

2.ヴァネッサとウェイド・ウィルソン

デッドプール
『デッドプール』はアメリカのマーベルコミックに登場するヒーローで、2016年に主演の実写映画が公開されました。 主人公のデッドプールことウェイド・ウィルソンは元はトラブルシューターとして暮らしていました。そして高級娼婦である美しいヴァネッサと出会い、恋に落ちます。幸せ真っ只中の中、ウェイドは末期がんと診断され、治療と引き換えにある人体実験に協力することに同意することに。 その人体実験によりウェイドは超人的な能力を手に入れますが、引き換えに全身焼けただれた醜い容姿になってしまいます。そして、赤いマスクをかぶり、デッドプールと名乗るようになるのです。 デッドプールとしてヴァネッサと再会した後も、ヴァネッサは彼の見た目を受け入れました。外見の落差は激しいものの本当の愛で結ばれたカップルとなりました。

3.ジョンとロリー

『テッド』
心を持ったまま、持ち主の少年と一緒に成長し、すっかりおっさんになってしまったテディベアが主人公のブラックコメディ『テッド』。この作品に不釣り合いなカップルが登場します。 おっさんテディベア、テッドの持ち主のジョンは35歳。レンタカー店に勤めていますが、優柔不断で頼りなく、いつまでも大人になり切れないという人物です。彼には付き合って4年になる彼女ロリーがいますが、このロリーがかなり美人で広告会社の幹部として働くキャリアウーマンという設定です。 いつまでも子供っぽくぬいぐるみと暮らしているさえない男性と、才色兼備の女性という中身の落差まで激しいカップルです。

4.ルビー・スパークスとカルヴィン

ルビー・スパークス
© 2012 - Fox Searchlight
2012年に公開されたラブストーリー作品です。 主人公のカルヴィンは小説家。19歳の時、天才小説家としてデビューするも現在はスランプに陥ってしまい、何も書くことができなくなってしまっていました。そんな彼のもとに突如ルビー・スパークスという女性が現れます。 明るく陽気なルビーはカルヴィンのまさに理想の女性でした。それもそのはず、ルビーはカルヴィンが小説の中に書いたキャラクターだったのです。最初は自分のなりたいように小説を書き、理想の関係を楽しむカルヴィンでしたが、次第に二人の距離が広がっていきます。 冴えない小説家が、文字通り絵にかいたような魅力的な女性と付き合うという意味では美女と野獣カップルといえるのかもしれません。

5.アンとキングコング

1933年版『キングコング』
『キングコング』は1933年に初めて映画化され、以降シリーズ化し、日本でも影響を受けた作品が制作された特撮映画です。 1993年の『キングコング』では、映画監督と彼の作品で主演する予定だった女優アンが船に乗り込み、孤島”髑髏島”を訪れます。そこでは原住民が、島に住むコングに生贄として女性をささげる儀式を行っていました。 アンもまた原住民たちの手によって生贄に捧げられてしまいますが、船員ジャックの手により救出され、キングコングも生け捕りにニューヨークへ連れ帰ります。 ニューヨークで見世物として公開されたキングコングですが、繋がれていた鎖を断ち切り、アンをつれてエンパイアステートビルに上ります。最終的にコングは銃撃によりビルから落ち、命を落としてしまいますが、まさに美女に恋心を抱いた野獣が登場する作品です。

6.サリーとハリー

『恋人たちの予感』
1989年公開されたラブストーリーで、お互いの第一印象が悪かった二人が、10年の時を経て友人、そして恋人同士になっていくという物語です。 メグ・ライアン演じるサリーと、ビリー・クリスタル演じるハリーは、初めて会った時に‟男と女は友人になれるか”という議論をします。なれるという意見のサリーに対し、セックスが邪魔をして友人にはなれないという持論を持ち出すハリー。二人は口論となり、お互いの印象が最悪なまま別れます。 その後長い時間をかけて惹かれあっていく二人ですが、出会った当初はお互いがお互いに対して野獣の様な印象だったかもしれません。 また若くて可愛らしいメグ・ライアンと顎鬚がもじゃもじゃのビリー・クリスタルという外見の落差もふたりが美女と野獣のカップルと言われる所以でしょう。

7.キムとシザーハンズ(エドワード)

『シザーハンズ』
映画監督ティム・バートンと俳優ジョニー・デップのタッグの代表作と言える1990年公開のファンタジー映画『シザーハンズ』。映画のタイトルにもなっているジョニー・デップ演じるシザーハンズ/エドワードは、両手がハサミになっている人造人間です。 エドワードは町はずれに住むひとり身の発明家によって生み出されましたが、発明家は彼が誕生した瞬間に発作を起こし、命を落としてしまいます。一人残されたエドワードを化粧品売りの女性ペグが発見し、家に連れて帰りますが、そのペグの娘キムとシザーハンズは惹かれあう関係になっていきます。 両手がハサミであるが故、キム自身を傷つけてしまうシザーハンズ。そしてキムを守ろうとして人を殺してしまった彼は、屋敷に再び閉じこもることを余儀なくされてしまいます。彼は毎年の冬、山の上の屋敷で氷をつかって結ばれることのないキムの彫刻を作ります。 そして削られた氷の破片は彼の思いをのせた雪となって町に降り注ぐのでした。これもまた美女と野獣の愛の形の一つなのかもしれません。

8.アニー・ホールとアルビー・シンガー

『アニーホール』
1977年に公開されたウディ・アレン監督のラブストーリー作品です。この作品以前はコメディ監督として知られていたウディ・アレンですが、『アニー・ホール』でまじめなテーマを扱ったことが監督としての転機にもなっています。長い会話や長回しのカット割など、後のアレン作品では定番と言える手法を用いだしたのもこの作品からです。 映画の主人公アルビーは、死ぬことに取りつかれたうだつのあがらないコメディアンです。対して、ヒロインは明るい性格の美少女アニー。美女と野獣のはずの2人は何故か意気投合し、同棲生活を始めます。 最初はうまくいっていた不釣り合いな二人も、やがてお互いの欠点に目が行きはじめてしまい、溝は深まるばかり。そして、アニーのもとに訪れた歌手への誘いが二人の関係に終止符を打ちます。

9.エイドリアンとロッキー

『ロッキー』
1976年公開のボクシング映画『ロッキー』。主人公ロッキーが最後にリング上で恋人‟エイドリアン”の名を叫ぶシーンが有名ですが、この二人もまた美女と野獣のカップルといえるでしょう。 ロッキーは、本業であるボクサー賃金だけでは食べていくことができず、日雇いの仕事をしながら暮らしている落ちぶれ者です。 そんな彼が思いを寄せたエイドリアンは、ペットショップで働き、極度の人見知りという性格。粗野なロッキーと内気なエイドリアンは、最初はなかなか打ち解けることができません。 しかし次第に距離を縮め、2人はお互いにとって大切な存在になっていきます。そして、エイドリアンはロッキーを世界ヘビー級チャンピオンへと導く勝利の女神となるのです!

10.マロリーとミッキー

『ナチュラルボーン・キラーズ』
クエンティン・タランティーノ原案、オリバー・ストーン監督のバイオレンス映画です。 ヒロインのマロリーは実の父親から性的虐待を受けていました。そんな彼女を救ったのは同じく虐待されて育った経験を持つミッキー。マロリーの両親を殺し、逃避行に出た二人は行く先々で殺人に手を染めていきます。そして若者たちの間でダークヒーローとして人気になっていくのです。 人の命を平気で奪うという点では、野獣と野獣のカップルという印象ですが、華奢でかわいいマロリーと筋骨隆々のミッキーは一見美女と野獣?

11.フィオナとシュレック

『シュレック』
© 2011 - Dreamworks/Paramount Pictures
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮をとったフルCGアニメーション『シュレック』の主人公は全身が緑色をしたオーガと呼ばれる怪物です。 彼は人里離れた沼地で暮らしていましたが、ある時そこにファークアード興から追い出された妖精やおとぎ話の主人公たちが押し寄せてきます。静かな自分だけの沼地を取り戻すことを条件に、ドラゴンの城に幽閉されているフィオナ姫を助け出す旅にでるシュレック。 助けられるも、シュレックの外見に驚き拒絶するフィオナ。しかしドラゴンの城から戻る旅を続けるうちに、お互いの内面を知り惹かれあっていきます。 一見、美女と野獣のカップルですが、実はフィオナ姫は、夜になると怪物に姿が変わってしまうという呪いをかけられており、実は野獣同士のカップルだったというオチがついています。

12.サラと毒々モンスター(メルヴィン)

『悪魔の毒々モンスター』
数多くのB級映画やカルト作品を制作しているトロマ・エンターテイメントが1984年に公開した作品です。 本作の主人公メルヴィンはジムの清掃員をしているひ弱な少年で、不良たちからいじめにあっていました。ある日、不良たちに騙されて有毒な廃棄物の中に飛び込んでしまったメルヴィンは、見た目もおぞましい”毒々モンスター”へと姿を変えてしまいます。 見た目は醜悪ですが、悪をかぎつける能力を持ち、モップで市中の悪者を対峙して回るモンスターはヒーローとして称えられるという結果に。そしてある日、盲目の美女サラと出会い恋に落ちるのです。 はたから見れば美女と野獣のカップルですが、目が見えないサラにとっては外見が野獣であることは何の問題もありません。まぁ様子がおかしいことは分かっているかもですが。 以上、【映画の中の美女と野獣カップル12選】をお送りしました。