ドラマ『ウエストワールド』が注目に値する9つの理由【シーズン2放送決定】

2018年5月22日更新

ユル・ブリンナーが主演した同名SF映画を原案に、人工知能を持つアンドロイドが自我を芽生えさせ、人間の脅威となるSFドラマ『ウエストワールド』。今回は『ウエストワールド』の世界を9つのポイントを分けて紹介します。知れば知るほどこの作品がただごとじゃないってわかるはず!

ドラマ『ウエストワールド』とは?

テレビドラマ『ウエストワールド』とは、2016年10月2日からアメリカのケーブルテレビ局HBOで放送されているSFスリラーテレビドラマです。今作は全10話から成るシーズン1で構成されており、日本では2016年10月13日から映画専門チャンネルのスターチャンネルにて放送され、2017年4月13日からはネット配信サービスhuluでも配信が始まりました。

本作はとあるテーマパーク「デロス」を舞台に、人工知能を持つアンドロイドに芽生えるはずのない自我や感情が芽生えてしまったことで人類に危機が訪れる様子を描かれます。

2018年5月24日からはスターチャンネルにてシーズン2の最速独占放送が決定。今回は本作のことが気になっている皆様へ、ぜひ知っておいてもらいたい9つの注目ポイントをご紹介いたします。

1.原案は、ユル・ブリンナー主演のあの映画

ウエストワールド

このドラマは、1973年に公開されたユル・ブリンナー主演の映画『ウエストワールド』を原案に制作された作品です。

この映画は、ドラマと同じく近未来テーマパーク「デロス」の中にある西部時代エリア「ウエストワールド」を舞台に繰り広げられます。人工知能を植え付けられたアンドロイドは、エリア内のそれぞれのアトラクションに自分の持ち場があり、観客と戦いを繰り広げたり、お互いに交流を深めあう役目を与えられていました。

そしてアンドロイドたちは観客が帰ると記憶がリセットされるプログラムが組み込まれていたのですが_。

アンドロイドたちは次第に制御できる範囲を逸脱したレベルで感情や意識を持ちはじめます。『ウエストワールド』に来たゲストたちは、当然アンドロイドたちは奴隷のように自分たちの為すがままに従うと思っていましたが、突如自我を芽生えさせた彼らは、人間への反逆をはじめるのでした。

2.制作陣が超豪華!

人気テレビドラマ『エイリアス』シリーズや、近年の劇場版『スタートレック』の数作、そしてあの2015年の大作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで監督を務めたことで知られているJ・J・エイブラムス。

今作では総製作指揮を務めるJ・Jは、今まで壮大な世界をテーマにした作品や、スリリリングでアクション豊富な作品に多く携わってきた人物。本作も相当に充実した映像が展開されることは言うまでもないでしょう。

また総製作指揮として、彼のほかにも4人の人物がプロデュースに携わっています。その中には『ダークナイト』シリーズの監督で知られるクリストファー・ノーランの弟で、『ダークナイト』などの脚本を担当したジョナサン・ノーランも含まれます。彼は本作では総製作指揮の他に本業である脚本家としても作品制作に携わっている人物です。

また、彼の妻でテレビドラマ『プッシング・デイジー 〜恋するパイメーカー〜』や『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』で脚本を担当したリサ・ジョイも脚本兼総製作指揮でクレジットされています。

 そしてさらに、映画『ベスト・キッド』シリーズや映画『オーシャンズ11』シリーズのプロデューサーでも知られているジェリー・ワイントローブや、テレビドラマ『LOST』シリーズや、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプロデュースも行ったブライアン・バークも制作に携わっているんです。

3.あの名俳優が初ドラマ出演!

スリラー映画の金字塔ともいえる映画『羊たちの沈黙』で、優れた頭脳を持つ猟奇的殺人犯のハンニバル・レクターを熱演した俳優アンソニー・ホプキンスが、『ウエストワールド』で初めてテレビドラマに出演しているのは要注目ポイントでしょう。

アンソニーは今作で、テーマパーク「ウエストワールド」を作った天才科学者ロバート・フォード博士という物語における重要な役どころを演じています。

4.足を引きずる演技は実は演技ではなかった!?

ウエストワールドの観客として来園し、物語に巻き込まれていくローガン役を演じるベン・バーナーは、片足を引きずる様な歩き方が特徴です。

これは一見、役作りのための歩き方に思えますが、実は引きずらないといけない理由があったそう。

その理由は、足を本当に骨折していたから、というものでした。というのも、ベンは撮影初日の前に片足を骨折していたのですが、「制作陣に知られたらローガン役を降板させられてしまうんじゃないか」と怯えて誰にも言えずに撮影に突入。また製作陣もローガン役には足を引きずる様に歩くことが骨折をカバーした上で出来る最善の演技だという結論で納得し、ベン・バーナーは足を引きづり続けて事なきを得たのでした。

5.制作陣にはこういう構想を持たれた作品

脚本を担当しているジョナサン・ノーランは、ウエストワールドについて「我々人間が主役ではなくなった時の人類の次章的物語だ。」と説明しています。

現在実際に最先端技術によって人工知能が搭載されたアンドロイドやロボットが日常生活の中に存在したり、将棋のプロ棋士と勝負をする人工知能が存在したりします。

今は人類の操作のもとで作動している彼らですが、もし自分たちが彼らアンドロイドに多くを委ねすぎ、社会の第一線から退く時が来たら?と考えるとジョナサンが言っている意味が分かる気がしますね。

6.オリジナル作品をリスペクトした音楽

今作は、原案となった映画『ウエストワールド』のアイディアやストーリーに最大限のリスペクトをもって制作されていますが、それは作品のBGMにも及びます。

今作では3つのコードから成るフレーズが幾度も繰り返されていますが、これは今作のために描き下ろされたものではなく、原案映画『ウエストワールド』でユル・ブリンナー演じるガンスリンガーが主役を容赦なく追撃する場面で用いられている音楽を使っています。

ストーリーや世界観を見比べるだけでなく、音楽にも注目してドラマと映画作品を見比べると新たな発見ができますね。

7.ユル・ブリンナーが出演!?

今作はキャストも新たに制作されたリブート作品ですが、映画『ウエストワールド』でアンドロイドのガンスリンガーを演じたユル・ブリンナーが登場しているのをご存知ですか?

エピソード6「スパイの正体」でバーナードが施設の地下82階へ行った際、壁にユル・ブリンナー演じたガンスリンガー登場するのです。是非見つけてみてくださいね。

8.西部劇の金字塔である"あの作品"へのオマージュも登場

1968年に公開された、西部劇の金字塔として名高いセルジオ・レオーネ監督の映画『ウエスタン』。西部開拓時代を描いた『ウエスタン』ですが、そこに登場する街の名前“スイートウォーター”を、総制作指揮のジョナサンが『ウエストワールド』に登場させています。

本作でアンドロイドが最初に暴走した西部の町は“スイートウォーター”と名付けられているんです。西部劇へのリスペクトというより、名付けたジョナサンがお気に入りの西部劇が『ウエスタン』だからというのが理由だそう。

9.観客が死なない秘密は、テーマパークの名前にあり!

「ウエストワールド」とは、テーマパーク内の西部時代エリアのことであり、テーマパーク自体は「デロス」という名前のものです。この“デロス”とは、エーゲ海にあるギリシャの島の名前であり、ギリシャ神話と深い関係にあるとされるこの島では、人間が生まれること、そして死ぬことが禁じられていたと伝えられています。

作中では、ウエストワールドの決まりとして、ここでは観客である人間は死ねない、ということが言及される場面があります。これは、テーマパークに敷かれた掟だからという理由はもちろん、“デロス”という名前が一役担っている側面がありそうです。

『ウエストワールド』のシーズン2も要チェック!!

いかがでしたか?『ウエストワールド』が見たくなったのではないでしょうか?本作はamazon primeなど各種VODで絶賛配信中ですので、気になった方はぜひチェックして見てください。 また5月からはシーズン2が日本に初上陸!実は、シーズン2は1よりもヤバさが倍増されているんです…。気になる方は以下の記事からシーズン2のヤバさを味わってくださいね!