2017年8月3日更新

ホワイトラスカルズ、白き悪魔と呼ばれる謎の集団に迫る!【White Rascals】

このページにはプロモーションが含まれています
White Rascals『HiGH&LOW/ハイアンドロー』
(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

AD

誘惑の白き悪魔ホワイトラスカルズ

リーダーのロッキーが経営するクラブ「heaven」を拠点に活動する、全身白で固めたチームがホワイトラスカルズ(White Rascals)です。「誘惑の白き悪魔」との異名を持ち、様々なチームの中でも謎めいた異質さにおいて突出しています。 ひとつには、おぞましい異名にもかかわらず、その根本精神は頑ななほどの正義感に貫かれていること。暴力や搾取などで男に虐げられた女たちを保護し、逆に相手の男には残酷なほどの制裁を与えるというのが信条であり、チームカラーの白は、黒い闇に染まらないという象徴でもあります。 「heaven」は女たちの駆け込み寺のような場所だとも言え、徹底した監視体制と保護ネットワークを確立していますが、湾岸地区のDOUBTやMIGHTY WARRIORSに襲撃され壊滅的なダメージを負ったこともありました。白づくめのイメージは、映画『時計じかけのオレンジ』からインスピレーションを得たようです。

『ハイアンドロー』シリーズとは

『HiGH&LOW/ハイアンドロー』
(C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

『HiGH&LOW』は、元EXILEでLDH JAPAN会長を務めるHIROがプロデュースを手掛けた総合エンターテインメントです。2015年からドラマ・映画・コミック・ライブ・イベントなど多岐に渡るメディアで展開し、常に大きな話題を巻き起こしてきました。 描かれるのは、とある街の支配をめぐって繰り広げられる壮絶な権力抗争、そして愛と憎しみ、友情が交差する人間模様です。毎回多数の豪華なキャストが出演し、個性あふれるキャラクターを演じるのも大きな見どころのひとつになっています。 まずテレビドラマが2015年から放送され、ライブは大都市でのドームツアーが開催されました。映画は2016年の『HiGH&LOW THE MOVIE』とスピンオフ『HiGH&LOW THE RED RAIN』に続き、いよいよ2017年8月と11月に続編が公開されます。シリーズはいよいよ大団円に向かって動き始めています!

AD

ホワイトラスカルズはG-SWORDのW

エリア一帯を最強の力で支配していたムゲンが解散したのち、混沌とした状態の中で頭角を現したのが、山王連合会、White Rascals(ホワイトラスカルズ)、鬼邪高校、RUDE BOYS(ルードボーイズ)、達磨一家という5つのギャングチームです。 その総称が5つのチーム名の頭文字をとったG-SWORDであり、Wがもちろんホワイトラスカルズを意味しています。危ういながらも微妙なバランスで均衡が保たれたその地域をSWORD地区と呼んでいます。 G-SWORD以外にも、元ムゲンの琥珀や九十九、孤高の雨宮兄弟、湾岸地区のDOUBTやMIGHTY WARRIORS、裏社会に繋がる九龍グループなど、多数のチームが入り乱れて熾烈な抗争が繰り広げられます。特にホワイトラスカルズは、女性売買を手掛ける極悪集団のDOUBTとは、それゆえ激しい敵対関係にあります。

ホワイトラスカルズのリーダー・ロッキー

ロッキー/黒木啓司

独特の丸型サングラスとステッキがどこか不気味な雰囲気を醸し出すロッキー(ROCKY)は、チームの創設者にしてカリスマのあるリーダーです。ちなみに演じている黒木啓司の苗字から命名されました。 幼少時の家庭内暴力とその後の悲劇から、力で女性を守ることを信念に創設に至りました。常に手にしているステッキは、闘いの際は強力な武器と化します。 演じる黒木啓司はEXILEおよびEXILE THE SECONDのメンバーとして活動するかたわら、俳優としても着実にキャリアを重ねています。2015年の映画『クロスロード』では主人公の沢田樹を熱演し、テレビドラマでも『最高の離婚』や『残念な夫。』など複数の話題作に抜擢されています。

AD

ロッキーの右腕であるコウ

コウ/遠藤雄弥

クールで飄々とした佇まいから、どこか紳士的な印象すら与えるコウ(KOO)は、ロッキーの言わば右腕的存在です。ところが普段のポーカーフェイスから一転し、敵対する相手には驚くほどの残虐性を示すことがあり、その極端な二面性が謎めいた雰囲気を醸し出しています。 チームでは確たる地位を築いていますが、White Rascalsへのメンバー入り自体は創設されてからです。 演じているのは、ワタナベエンターテインメントに所属する遠藤雄弥です。かつてD-BOYSの初代リーダーを務め、『ミュージカル テニスの王子様』で越前リョーマを演じて注目されました。2012年のD-BOYS卒業後は、映画・ドラマ・舞台を縦横無尽に活躍しています。

ゴールデンボンバーがWhite Rascalsのメンバーに

アイザワ/鬼龍院翔

人気ビジュアル系バンド「ゴールデンボンバー」の4人が抜擢され、White Rascalsの主要メンバーを演じました。鬼龍院翔が扮したのが、いつもハットを被ったアイザワ(AIZAWA)です。 ビトウ、エナリ、シムラの4人で行動することが多いものの、それぞれ個性的過ぎる4人の中では最もまっとうな役回りです。繁華街を白いビッグスクーターで駆けまわり、武器は警棒です。 演じている鬼龍院翔は、ゴールデンボンバーの中でも作詞・作曲・編曲を手掛ける中心的存在です。ステージ構成も担当するという多才ぶりで、2011年から2015年まで人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』ではパーソナリティを務めて人気を博しました。

AD

ビトウ/喜矢武豊

何やら中性的な雰囲気が漂うビトウ(BITO)を演じているのが喜矢武豊です。軽口が多く軽薄なわりに、喧嘩早いところがあります。 実際に中性的なビトウのみならず、メンバーたちがしばしば口癖のように「女々しい」という言葉を使うのは、もちろんゴールデンボンバーの大ヒット曲「女々しくて」に由来することは言うまでありません。 バンド内ではギター・パフォーマンスを担当している喜矢武豊は、俳優業にも積極的にチャレンジしています。映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』やドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』などのほか、2017年の舞台『犬夜叉』では主人公を見事に演じ切りました。

エナリ/歌広場淳

歌広場淳が演じるのは、ビトウとは真逆で、寡黙ゆえに一見物静かな印象を与えるエナリ(ENARI)です。ところがさすがWhite Rascalsのメンバーらしく、急に激高する一面をみせることもあります。 見た目の特徴はなんといっても右側と左側で色が違うヘアスタイルであり、いかにもビジュアル系バンドらしい雰囲気を漂わせています。 バンドでの歌広場淳は、ベースギター・パフォーマンスのほか曲の振り付けを担当しています。ゲイではないようですがイケメン好きを公言しており、また大学で文芸を専攻したように文学やカルチャー全般に造詣が深いインテリの側面もあります。

AD

シムラ/樽美酒研二

樽美酒研二が演じるのは、ゴーグル型のサングラスが特徴のシムラ(SHIMURA)です。さらに坊主頭という異様な容姿でありながら、口調には何やらチャラさが漂います。 白塗りの奇抜メイクでバンド内でもひときわ目立つ存在の樽美酒研二は、ドラム・パフォーマンス担当です。高校までプロを目指すほど本格的に野球に取り組んだだけあって、筋肉質な体の持ち主であり、シムラの役柄もそのような存在として造形されています。 残念ながらゴールデンボンバーの4人は、『HiGH&LOW THE MOVIE』で描かれたコンテナ街の戦いを最後に、バンド結成を目的にWhite Rascalsを脱退しました。

『HiGH&LOW』シーズン2から登場するメンバー

キジー/稲葉友

キジー(KIZZY)はもともと凶悪なDOUBT(ダウト)のメンバーでしたが、ロッキーとの出会いにより、White Rascalsを結成するに至った創設メンバーです。オネエ口調からもわかる通りゲイであり、そのことをロッキーに見抜かれたのがそもそものきっかけでした。 一時カイトと共に海外へ飛びチームを離れていましたが、襲撃をしかけるDOUBTに対抗するためロッキーに呼び戻されました。 キジーを演じる稲葉友は、2009年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き、翌年俳優デビューしました。レプロエンタテインメントに所属し、『仮面ライダードライブ』の詩島剛(仮面ライダーマッハ)役で、一躍注目の若手俳優へと躍り出ました。

AD

カイト/栁俊太郎

キジー同様にDOUBT脱退後、ロッキー・キジーと共にWhite Rascalsを結成した創設メンバーがカイト(KAITO)です。口数が少なく普段は表情に乏しいところもありますが、それゆえ戦闘のときには狂暴な顔をさらします。 キジーの恋人であり、常に行動を共にしているカイトを栁俊太郎が演じています。2009年にファッション誌MEN'S NON-NOの専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、モデルデビューを果たしました。 同誌で人気モデルとして活躍する一方、2012年から俳優としても話題の映画やドラマに出演しています。2017年の実写映画『東京喰種トーキョーグール』には四方蓮示役で登場します。

ホワイトラスカルズのテーマ曲は「WHITEOUT」

激しい権力抗争と人間関係がドラマチックに描かれる『HiGH&LOW』シリーズにおいて、忘れてはならない重要な柱が音楽そのものです。音楽を全面に押し出したドームツアーは各地で大好評を博し、また劇中でもそれぞれのチームごとにテーマ曲が設定されています。 White Rascalsのテーマ曲は、チーム名の通り「WHITEOUT」です。EXILEおよびEXILE THE SECONDでボーカルとパフォーマーを務めるSHOKICHIが楽曲を担当しています。 SHOKICHI はEXPG札幌校から2007年にJ Soul Brothersのメンバーに抜擢され、2009年にEXILE入りを果たしました。ちなみに山王連合会に属する伊集院甲を演じている八木将康は実の弟です。

AD

ドラマ『ハイアンドロー』でのホワイトラスカルズの活躍

『HiGH&LOW』シリーズは、2015年10月から翌年6月まで2つのシーズンに分けて放送されたテレビドラマで幕を開けました。各シーズンそれぞれ10のエピソードが描かれますが、シーズン1は山王連合会を中心に、シーズン2はそれぞれのチームが物語の主役に躍り出ます。 シーズン2の第6話で描かれたのがWhite Rascalsにまつわる物語でした。 まだDOUBTのメンバーだったキジーとカイトが、スカウトマンだったロッキーと出会ったいきさつ、さらに3人がWhite Rascalsを結成するに至る過程が描かれます。またロッキーの壮絶な過去がついに紐解かれるのもこのエピソードです。

『HiGH&LOW THE MOVIE 2』に登場するSMGたち

いよいよ2017年8月19日に『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が、11月11日に『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』が公開されます。White Rascalsは、主要メンバーだったアイザワやビトウらゴールデンボンバーの4人が前作で脱退し、代わりに登場するのがSMGと呼ばれる若手4人組です。 ヘイヂ(HEIDI)役にCMでも活躍する西村一輝、マルコ(MARCO)役に映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』に主演した廣瀬智紀、ラッシー(LASSIE)役は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』で伊賀崎天晴を演じた西川俊介、コセット(COSETTE)役でドラマ『男水!』主演の松田凌の名が発表されています。 「MOVIE 2」、さらには「MOVIE 3」とファイナルに向けて動き出した『HiGH&LOW』シリーズ。「白き悪魔」と呼ばれるWhite Rascalsが新しいメンバーを組み入れ、いったいどんな動きを見せるのか、引き続き注目していきましょう。