2017年11月11日更新

「ドクターX1期」に登場したキャストまとめ【2012年放送】

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『ドクターX ~外科医・大門未知子~』

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米倉涼子主演の大ヒット医療ドラマ『ドクターX』

「私、失敗しないので」を決め台詞に、言葉通り絶対にミスをしないフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描く痛快医療ドラマ『ドクターX』。 その視聴率の高さから次々と続編が制作され、2017年10月からは5期目もスタートします。第1期で活躍した田中圭や段田安則は5期に出演することが決まっており、ファンの間では話題となっています。 ここでは、2012年に放送された記念すべきシリーズ第1期に出演していたキャストをまとめました。

大門未知子/米倉涼子

群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、全てのしがらみを「いたしません」の言葉ではねつけてしまう孤高のフリー外科医を演じた米倉涼子。しかしそんな破天荒な振る舞いも、患者を救うことだけを常に考えているからこそ。天才的な腕と見事な美脚で医療界を颯爽と渡り歩く大門未知子は視聴者から圧倒的な支持を得ました。 米倉涼子はこれまで数々のドラマで主演に抜擢されており、警察、弁護士、ホステス、家政婦など様々な個性の強い役を演じています。 私生活では2014年に一般男性と入籍したものの2016年に離婚。大門未知子と同様に独身を貫くのか、行方が気になるところです。

城之内博美/内田有紀

どんな時も冷静かつ的確な判断を下す有能な麻酔科医で、大門未知子からも一目置かれる城之内博美を演じたのは内田有紀です。 90年代前半にボーイッシュ系アイドルとして絶大な人気を博した内田有紀でしたが、2002年に『北の国から』で共演した吉岡秀隆と結婚し一時は芸能界を引退します。 しかし2005年の離婚を契機に女優として復帰。40歳を過ぎても衰えない美貌で、数々のドラマやCMに引っ張りだこです。 今作ではシングルマザーを演じ、自分自身と同じ離婚という逆境にあいながらも強く生きる女性の美しさを体現しています。

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森本光/田中圭

型破りな未知子に翻弄される新米の外科医を演じたのは田中圭。 2003年のドラマ『WATER BOYS』で主演の山田孝之の親友役を演じ注目を集め、2011年に女優のさくらと結婚。2人の娘の父親になってからも数々のドラマに出演しています。2017年に入ってからは『東京タラレバ娘』で不倫をするクズ男、『恋がヘタでも生きてます』ではニューヨーク帰りの爽やかエリートマンという相反する役柄を演じ、どちらも女性から多くの反響を呼びました。 そして10月からは『ドクターX』第5期に5年ぶりに登場することが決定。新米だった頃からどのような成長を遂げたか注目されています。

鳥井高/段田安則

次期病院長の座を狙う野心家で、論文と研究には秀でていても手術はド下手な鳥井教授を演じたのは、ベテラン俳優の段田安則。 もともとは舞台俳優として活躍しており、神経質でシリアスな役からコミカルな演技まで幅広く演じられる名脇役として多くのドラマに出演する傍ら、舞台への出演も精力的に行っています。 近年では1996年の大河ドラマ『秀吉』で演じた不運の武将・滝川一益を、2016年の大河ドラマ『真田丸』でも再び演じ、話題を呼びました。段田安則も、田中圭同様5期に再登場する予定です。

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加地秀樹/勝村政信

手術の腕は確かなものの、未知子に対していつも口うるさくケチをつける加地秀樹を演じたのは、勝村政信です。 1993年に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のレギュラーに抜擢されたことで注目を集め、その年の北野武監督の映画『ソナチネ』に出演。翌1994年のNHKの朝ドラ『春よ、来い』では準レギュラーの役をつかみ、ブレイクします。 コメディ番組に出演した経験からか、皮肉屋だったりぶっきらぼうだったりしても、どこかコミカルで憎めない役柄を多く演じ『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(2008年)、『聖なる怪物たち』(2012年)などといったドラマで、これまで何度も医師を演じています。

原守/鈴木浩介

気が弱くお偉い方に頭は上がりませんが、患者の心に寄り添う医療がポリシーの原守を演じたのは鈴木浩介です。 西田敏行に憧れ1997年に劇団青年座に入団し、長らく舞台で活躍していました。しかし西田が退団すると自分も後を追い2004年に退団。その後はテレビドラマを中心に活動しています。 今作で憧れの西田敏行との初共演を果たし、感動のあまり演技ができなくなってしまったほどだったと語っています。 私生活では蒼井優との破局を経て、2015年に女優の大塚千弘と交際期間3ヶ月でスピード婚をしました。

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奥村藍/林丹丹

段田安則演じる鳥井教授の秘書兼愛人の奥村藍を演じたのは、全日本国民的美少女コンテストにてグランプリの経歴を持つ林丹丹。 日本人の父親と中国人の母親を持ち、中国語も堪能であることから両国の架け橋となって活躍することが期待されていましたが、2014年4月に25歳の若さで芸能界を引退。その後の消息は分かっていません。

千葉園子/紫吹淳

常に冷静さと気品を失わないベテラン看護師を演じたのは、宝塚出身の紫吹淳です。 1986年に宝塚歌劇団に入団した紫吹淳は、170cmの長身を活かし男役で月組トップスターまで登りつめました。退団後の2004年には女優宣言をし、それまでの男役とは異なる艶やかな雰囲気を醸す女優として新たなキャリアを築いています。 近年はバラエティ番組にも出演し、「ばあや」と呼ばれているマネージャーが、何もできない紫吹に代わって家事や身の回りの世話を行っていることが暴露されました。

白木透/小松和重

飄々とした放射線科医を演じた小松和重は、松尾スズキの主催する劇団及び芸能事務所である「大人計画」に所属する俳優です。脇役が多く知名度は高くありませんが、同じ大人計画に在籍する宮藤官九郎のドラマにたびたび起用されています。 2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では、直虎の子供時代から時に厳しく時に温かく指導する僧侶・昊天を演じ、視聴者に強い印象を残しました。

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半田正/政岡泰志

室井滋扮する事務長の金魚の糞で、いつも「御意」としか言わない事務次長を演じた政岡泰志は、明治大学の演劇サークル出身の俳優です。 1992年の旗上げから2002年の解散まで、過激でポップなパフォーマンスで知られる劇団「HIGHLEG JESUS」の全作品に参加。また1993年に自身が立ち上げた劇団「動物電気」では、主宰及び作・演出も担当しています。 NHKの朝ドラ『あまちゃん』では銀行員、『ひよっこ』では屋台のラーメン店主を演じるなど、時々テレビドラマなどの脇役として顔を覗かせています。

小池理恵/山本美月

新米看護師を演じた山本美月は、高校3年生の時に出場した東京スーパーモデルコンテストでグランプリを獲得し、2009年から2017年までファッション雑誌「CanCam」で専属モデルをつとめました。 2011年に香取慎吾主演のドラマ『幸せになろうよ』で女優活動を開始し、2012年の映画『桐島、部活やめるってよ』では桐島の彼女を演じ注目を集めました。 明治大学農学部を卒業した理系女子であり、アニメオタクでコスプレが好きだったりと、意外な一面も持っています。2017年の映画『ピーチガール』では主演をつとめるなど、女優として今後の活躍が期待されています。

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神原晶/岸部一徳

未知子が所属する名医紹介所の所長で、謎めいた神原晶を演じたのは岸部一徳です。 京都府出身で、沢田研二がボーカルを務めた「ザ・タイガース」のベーシストとして活躍していたミュージシャンでしたが、解散後の1975年に本格的に俳優に転身。 1990年に小栗康平監督の『死の棘』で、自分の浮気により精神崩壊してしまう妻に寄り添う抑制された演技が高く評価され、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞します。その後大林宣彦をはじめ、市川崑、北野武ら大物監督からもラブコールを受けるようになり、日本を代表する俳優としての地位を確立するようになりました。

寺山金子/室井滋

病院経営の管理を任されているケチな事務長を演じたのは室井滋です。 早稲田大学在学中より自主映画に数多く出演し、「自主映画の女王」と呼ばれていた過去があります。また20代の頃に100以上ものアルバイトを渡り歩いたという逸話も。 1988年にコメディドラマ『猫が好き』で、もたいまさこ、小林聡美と共に3姉妹を演じ注目され、1999年の映画『のど自慢』において日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。2016年のディズニー映画『ファインディング・ドリー』では日本語吹き替え版の主役を演じるなど、今や映画やドラマに欠かせない個性派女優となりました。

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毒島隆之介/伊東四朗

帝都医科大学第三病院院長を威圧感たっぷりに演じた伊東四朗は、コメディアン、俳優、タレント、司会者と、多彩な顔を持っています。 1961年に24歳の時に結成した「てんぷくトリオ」が人気を博すなど、お笑いを中心に長らく活動していましたが、1983年にNHK朝の連続テレビ小説『おしん』で、おしんの父親役に抜擢。そこでの演技が評価を得て、俳優として活動の場を広げることとなります。 2017年に80歳になってからも、『黒革の手帖』『植木等とのぼせもん』といったドラマに出演するなど、精力的に活動を続けています。