韓国四天王のひとり、人気俳優ウォンビン
世界的な人気の韓国俳優ウォンビンは、甘いマスクと繊細な演技が魅力。日本でも韓流ブームで大きな注目を集める存在となり、『冬のソナタ』で一世を風靡したペ・ヨンジュンらとともに、韓国四天王と呼ばれ人気を博しました。 韓国ドラマを始め、映画にも多数の出演作を持つウォンビンのことがもっとよくわかる、10のエピソードをご紹介します。
1.ウォンビンのデビューのきっかけは!?
韓国を代表する俳優にひとりであるウォンビンは、1977年9月29日生まれ。弟役や末っ子役を演じることが多いですが、プライベートでも5人兄妹の末っ子です。大学で映画や演劇について学んだ後、1996年にテレビ局のオーディションを受け、芸能界デビューのきっかけをつかみます。 デビュー当初はドラマを中心に活躍2001年に出演した映画『ガン&トークス』をきっかけに多数の映画作品にも出演。日本と韓国の合作ドラマ『フレンズ』でも主演を務めています。
2.深田恭子と共演!日本ブレイクのきっかけとなった『秋の童話』
ウォンビンの韓国でのブレイクのきっかけとなった作品は、2000年放送の韓国ドラマ『秋の童話』。後に放送され大ヒットとなった、『冬のソナタ』を含むシリーズ作品の1作目にあたります。こちらの作品は日本でも、2002年から放送されています。 ウォンビンでの韓国での人気を受け、日本では韓国との合作ドラマ『フレンズ』が放送されました。深田恭子と共に主演を務めたウォンビンは、主人公のOLが旅行先で出会う韓国人青年キム・ジフンを演じました。 会社の先輩と一緒に香港に旅行に来ていた浅井智子(深田恭子)は、ひったくりにあってしまいます。犯人だと思って捕まえた男は、全くの人違い。彼は、韓国人青年キム・ジフンで、映画監督を目指しており、香港で自分の映画を撮ろうとやってきたのでした。
3.これは外せない!ウォンビンの代表作『ブラザーフッド』
数多くの映画作品に出演してきたウォンビンですが、絶対に見ておきたい作品の1本といえば2005年に公開された映画『ブラザーフッド』。本作で彼はチャン・ドンゴンと共演し、朝鮮戦争という激動の時代を生きる兄弟の弟・ジンソクを演じました。 父親の代わりに家族を支えているジンテ(チャン・ドンゴン)には、最愛の弟・ジンソクがいます。頭の良いジンソクを大学に行かせるために必死に働く兄でしたが、ある日二人は強制的に徴兵されることになります。 何とか弟だけでも自由の身にしてやりたいと願うジンテは、自分が手柄を起こせば弟を解放してくれるのではないかと思い、軍事に身を捧げます。弟を思ってのことでしたが、だんだん過激になる兄の行動に信頼を失っていくジンソク。戦争が激化するにつれ、二人の兄弟の心の溝も深まっていくのでした。
4.2005年から兵役へ!
徴兵制度のある韓国では、男性は19歳から29歳までの間に2年間兵役をする義務があります。韓流スターと言えど例外ではなく、ウォンビンも2005年に兵役しています。 入隊後半年ほどたった頃に、彼は左ひざを負傷してしまいます。十字靱帯破裂と診断され、その後の兵役が困難となり除隊を余儀なくされてしまいました。入隊後から6ヶ月間という短い機関で除隊となったことに対し、彼は謝罪会見を行っています。 その後は、リハビリを行いながらもしばらくは、芸能活動を休止していました。
5.女優のイ・ナヨンと結婚!極秘結婚式が話題に
ウォン・ビンは、映画『劇場版 SPEC〜結〜』に友情出演するなど、日本でも人気の女優イ・ナヨンと2015年に結婚しています。ウォン・ビンの故郷で式を挙げた二人ですが、結婚の話は芸能界の仲間などには全く知らせていなかったようです。 これまでの感謝を込めて、家族や親族だけで行う結婚式を二人とも理想としていて、その想いが叶った結婚式。どんな小さなことでも二人だけで決めた、というアットホームでこだわりに満ちた式はとても素敵ですね。
6.気になるウォンビンの現在!映画出演は?
2015年に第一子が誕生しているウォンビンは、子育てにも協力的な姿勢を見せ、プライベートはとても充実している様子が伺えます。しかし、俳優活動はというと、2011年に主演を務めた映画『アジョシ』を最後に、これと言った出演作品がありません。 映画『アジョシ』での演技が絶賛された彼だけに、本格的な復帰はいつになるのか、またどのような作品で復帰するのか、世界中の期待が高まっています。が、2017年現在、本格的な出演の意思の発表はしていません。彼がまた映画の世界に戻ってきてくれる日が待ち遠しいですね。
7.ウォンビンのデビュー当時のエピソード
ウォンビンのデビュー当時のエピソードで、興味深い話をベテラン俳優のパク・グンヒョンが語っています。2000年当時、ドラマで共演していたパク・グンヒョンが、目にかかるくらいの長い髪の彼を見て、「役のイメージに合わないのではないか」と指摘したところ、次の日の撮影には髪をしっかりと切ってきたのだそうです。 大先輩の意見や忠告を素直に聞き、すぐに行動に移せるウォンビン。名俳優の片鱗は、もうこの時にすでにあらわれていたのですね。
8.お酒の席でも変わらずかっこいい!
2009年公開の映画『母なる証明』で、ウォンビンは知的障害を持つ青年を演じています。その作品で共演した女優のイ・ミドは、韓国のラジオ番組で彼の酒の席でのエピソードを語っています。 あまりお酒が強くないイ・ミドはすぐに酔っ払ってしまったようで、今にも眠ってしまいそうな状態に。隣にいたウォンビンは、彼女を気遣い「もたれかかって」と言ってくれたそうです。 ウォンビンは飲んでいる時でも静かでかっこいいと語るイ・ミド。やっぱりイケメンは、いつでもどこでもイケメンなのですね。
9.ウォンビンは実はいたずらが大好き?
ウォンビンが主演を務めた映画『アジョシ』で、ヒロイン・ソミ役を演じたキム・セロン。彼女もまた、ウォンビンの興味深いエピソードを語ってくれています。韓国のバラエティ番組に出演した彼女は、いちばん印象に乗っている俳優は誰か、という質問に答えました。 影響を受けた先輩俳優はたくさんいるけれど、いちばん印象に残っているのはウォンビンだと答えたキム。普段のイメージ通り、とても物静かであまり離さないけれど、実はいたずら好きなのだとか。どんないたずらをするのか気になってしまいますが、とても印象に残って忘れられないと語るキム・セロンの気持ちがよくわかります。