2023年3月16日更新

マッドアイ・ムーディの本当の正体は?実はホグワーツで教えた事がない!?【ハリーポッター】

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アラスター・ムーディー ハリー・ポッターと炎のゴブレット
© Warner Bros./Zeta Image

「ハリー・ポッター」シリーズ4作目の「炎のゴブレット」で物語のカギを握る人物・マッドアイ・ムーディ。 この記事では魔法省一優秀な闇祓いであるムーディを徹底的に紹介!果たして彼は一体どんな登場人物なのでしょうか?

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アラスター・マッドアイ・ムーディって一体どんなやつ!?

本名 アラスター・ムーディ
職業 闇祓い
俳優 ブレンダン・グリーソン

マッドアイ・ムーディは、歴戦の負傷により顔は傷だらけで、鼻は大きく削がれています。左足は義足で、左目には物を通しできる「魔法の目」を義眼としてパッチを装着して着けています。 「闇祓い」使いとして、多くのデスイーターをアズカバンへ葬るなど華々しい功績を飾るも、警戒心が強い余り周囲から浮いてしまい、「いかれている」と評されることも。 『炎のゴブレット』において、一年限りの「闇の魔術に対する防衛術」の教授として登場します。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では「闇の魔術に対する防衛術」を担当

ハリー・ポッターと炎のゴブレット
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マッドアイ・ムーディは、『炎のゴブレット』で、1年限りという条件つきで「闇の魔術に対する防衛術」担当の教授としてホグワーツ魔法学校へ派遣されてきます。 派遣された理由としては、彼が不死鳥の騎士団創設メンバーで、ダンブルドア校長とは旧知の仲であり、前述の通り、闇祓いの魔法使いとして輝かしい実績を残していたからとされています。 また、ムーディに教授就任を打診した背景として、三校対抗試合開催に際し、元デス・イーターのイイゴール・カルカロフがダームストラング専門学校の校長としてホグワーツへ訪問するため、その監視役という意味もあったとされています。

ホグワーツで教鞭を取っていたのは偽者だった!

アラスター・ムーディー ハリー・ポッターと炎のゴブレット
© Warner Bros./Zeta Image

マッドアイ・ムーディの偽者の正体は?

マッドアイは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、「闇の魔術に対する防衛術」の新任として登場します。しかし、映画のクライマックスで彼が本物のマッドアイではなく、ポリジュースでマッドアイになりすましていた、死喰い人のバーテミウス・"バーティ"・クラウチ・ジュニアだった事が判明します。 実は、ムーディに化けたクラウチ・ジュニアが三大魔法学校対抗試合でハリーが優勝杯を手にするように、裏で糸を引いていたのです。

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いつからムーディは偽者に入れ替わっていた?

クラウチ・ジュニアがマッドアイ・ムーディに入れ替わっていたのは、新学期が始まるよりも前。つまり、本物のムーディは一度もホグワーツで教鞭をとっていないのです。 ヴォルデモートの命令を受けたクラウチ・ジュニアから襲撃され、自身の魔法のトランクに閉じ込められていました。マッドアイ・ムーディがクラウチ・ジュニアに殺されなかったのは、ムーディに変身するポリジュース薬に変身したい人の体の一部が必要だったからです。

マッドアイ・ムーディの魔法の目

ムーディの義眼である「魔法の目」には透視能力があり、『炎のゴブレット』では、ハリーの靴下を透視したり、本人曰く透明マントも見透かせたりできるそうです。 ちなみに、同作で、ムーディに扮していたクラウチJr.がつけいていた義眼は本物です。本物であることは、閉じ込められていた本人が登場した際、義眼の方を手で押さえていたことからわかります。 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、騎士団本部のタンスの中にまね妖怪ボガートが潜んでいることを突き止めたことも。何かと便利な義眼のようですね。

マッドアイ・ムーディの杖はどんな杖?

他の魔法使い同様、ホグワーツ魔術師学校で教育を受ける前11歳の時にオリバンダーで購入したか親から受け継いだとされています。 マッドアイ・ムーディはこの杖で強力な魔法を実行しています。例えば、『不死鳥の騎士団』では、「目くらましの術」を唱え、ダーズリー宅からブラック邸に移動するハリーを守っています。 また、『炎のゴブレット』では、マッドアイ・ムーディに扮したクラウチJr.が、授業でハリー達にこの杖を使い、3つの「許されざる呪文」を披露しています。

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「闇祓い」使いとしてのアズカバンでの輝かしい功績

マッドアイ・ムーディは、代々魔法省に仕える闇祓いを歴任してきた高名な純血の魔法族ムーディ家出身で、父母共に闇祓いでした。 ホグワーツ魔法学校を卒業後は、魔法省に闇祓いとして所属し、デスイーターと渡り合っています。旧友のダンブルドア率いる不死鳥の騎士団幹部として闇の魔術と戦い続け、一人でアズカバン収容所の半分をデスイーターで埋めるという偉業を成し遂げています。

不死鳥の騎士団としての活躍

前述でも述べた通り、ムーディは数少ない不死鳥の騎士団創設メンバーの生き残りで、ハリー達が参戦した第2次魔法戦争でもリーダーとして先輩としてチームを引っ張っています。 ロンの監督生就任の際には、「ダンブルドアがロンならあらゆる呪文に耐えられるとみて、監督生にしたのだろう」と発言し、ロンの才能を彼も見出している様子が伺えます。 また、7人のポッターの戦いでは、ロンやハーマイオニーら6人の不死鳥の騎士団メンバーをハリーに変身させ、敵をかく乱させる作戦を指揮しました。 リーダーとして作戦を指揮したり、その強力な魔法でハリー達をサポートし続けてたりしていただけに、彼がヴォルデモートとの戦いで死亡した時、不死鳥の騎士団メンバーは深い悲しみに暮れました。

マッドアイ・ムーディのあっけない死因

『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』(2010年)ヴォルデモート
© Warner Bros./Photofest/Zeta Image

『死の秘宝』では、不死鳥の騎士団メンバーをまとめるリーダー、そして参謀役として7人のポッター作戦を指示する重要人物だったムーディ。 しかし、「全員、無事でな」「一時間後に隠れ穴で会おう」とハリー達にかけた激励の言葉が彼の最後の言葉となってしまいます。ハリー達は出発して間もなく、待ち構えていた数10体のデスイーターに襲われます。その際、ヴォルデモートは一番優秀な闇祓いであるムーディの下に本当のハリーがいると考えます。ヴォルデモートが放った死の呪文は、ハリーに化けていたマンダンガス・フレッチャーが怯えて姿くらましをしたことで、ムーディに直撃、彼は箒から投げ出され、落下します。 遺体は発見されなかったものの、襲撃の様子を見かけたビルから「マッドアイが死んだ……」とムーディの死がハリー達に伝えられます。その後、ハリーが魔法省へ潜入した際、ドローレス・アンブリッジのオフィスから彼の魔法の目を取り戻し、森の中に埋葬するのでした。

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マッドアイ・ムーディの正体は歴戦の猛者で心強い仲間!

少し怖い見た目に反して、周りの人間から頼りにされていたり、仲間想いの本当は良い人!そんなマッドアイ・ムーディの魅力をお伝えしました。