2018年11月23日更新

ホグワーツ魔法学校について知っておきたい基礎知識とトリビア13選

ハリー・ポッター、ハーマイオニー、ロンなどが通うホグワーツ魔法魔術学校!993年ごろに創立された歴史あるこの魔法学校には多くの謎や秘密が隠されていました。今回はあまり知られていないホグワーツ魔法魔術学校のトリビア13選を紹介します。

「ハリー・ポッター」シリーズの舞台!ホグワーツ魔法魔術学校の知られざるトリビア

「ハリー・ポッター」は1997年にイギリスのJ・K・ローリングが発表した著書で、当時無名作家であったにもかかわらず、物語の壮大さから瞬く間に世界的大ヒットとなりました。 小説は2007年に発売された『ハリー・ポッターと死の秘宝』をもって完結、小説を原作にした映画も2011年までにすべて製作されています。 2016年にはスピンオフとして『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開され、2018年11月23日にはシリーズ第2作となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を控え、ファンの熱はまだまだ冷め止むところを知りません。 今回は、そんなハリーポッターの舞台となっているホグワーツ魔法魔術学校に関する13のトリビアをご紹介します。シリーズのネタバレとなっている見出しもありますので、作品未鑑賞の人は注意してください。

1. ホグワーツの概要

子供の魔法使いや魔女が魔法の理論や技術を学ぶために作られた、7年制かつ全寮制の教育機関が、ホグワーツ魔法魔術学校(通称ホグワーツ)です。 その年の9月1日の時点で11歳になっている魔法使いと魔女に入学資格が与えられます。 ホグワーツのモットーは、“Draco dormiens nunquam titillandus(眠っているドラゴンは絶対にくすぐってはならない)”です。これは紋章にも刻まれており、ラテン語で書かれています。

2. ホグワーツの規則

基本的に学外での魔法の使用は禁止です。マグルに見られてしまうと厄介ですし、何か事件を起こす可能性もあるからです。 一度学外で魔法を使うと、魔法省の魔法不適正使用取締局から公式警告状が届き、さらにもう一度使うと退学処分となり、杖を折られてしまいます。ただしこの規則は、魔法使いと魔女においての成人である17歳(7年生)を迎えれば解放されるのです。 また、1年生はフクロウ、猫、ヒキガエル以外の持ち込みは許可されていますが、個人用箒の所持は原則として禁止されています。ただし例外で、寮監が特別に許可を与えた場合のみ持ち込むことができるため、マグゴナガル先生にプレゼントされたハリーは自分の箒を持つことが許されていました。 夜中の寮以外での遊行、3階の禁じられた部屋、裏にある禁じられた森への侵入も禁止されています。そこに万が一いたところを発見された場合は、寮監によって厳しい罰則が課せられてしまいます。

3. ホグワーツ魔法学校はどこにある?

原作ではホグワーツは「どこにもない場所」にあるとされています。実際に日没時間や気候など、原作で提示されている条件に当てはまる場所は地球上に存在しません。 ホグワーツに行くためにはまず、ロンドンに実在するキングス・クロス駅の9と3/4番線から特急に乗車する必要があります。学校行きの列車の発車時刻は午前11時ちょうど。 ホグズミード駅下車後は、魔法学校一年生はグレートレイクからボートに乗船しますが、上級生たちはセストラルの馬車でホグワーツへと向かいます。 ホグワーツの外観モチーフはイギリスのパブリックスクールであると考えられています。ホグワーツの外観は、イングランド北部に位置するアニック城やイングランド南部に位置するスタンフォード大学、ホグズミード駅はゴースランド駅でロケが行われました。

4. 寮について

組み分け基準とは

上級生がホグワーツに到着後、1年生たちは大ホールへと連れて行かれ、組み分け帽子による組み分けの儀式が開かれます。 4つの寮の組み分けは創設者4人の資質をベースに、生徒がどの資質をもっているのかによって決定されるのですが、生徒の意思を組み分け帽子が汲み取ることもあります。

ホグワーツの創設者たち

ホグワーツは、ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンの4人の魔女と魔法使いによって、993年頃に創設されました。 創設者たちは自身の名を冠した寮を設け、好みの生徒を自身の寮に選び取る方式を最初は取っていましたが、早い時期に寮生を選ぶための組分け帽子を生み出し、それからはずっとこの帽子に組み分けをさせています。 組み分け帽子を使うようになったのは、スリザリンと他の創始者たちとの間に溝ができてしまったためです。スリザリンはマグル生まれの生徒を学校で教えることに反対し、両親とも魔法使いの下に生まれた、純血の生徒のみ受け入れるべきだと考えていたのです。 他の創始者たちはスリザリンと対立し、とりわけもともと親友であったグリフィンドールは、彼と激しく言い争いました。 やがてスリザリンは学校内に秘密の部屋を作り、マグル生まれを一掃するためバジリスクを住まわせ、学校を去って行きました。 ホグワーツの寮については、以下の記事からより詳しく知ることができます!

5. 各寮に所属する代表的な生徒

生徒数は約1000人で、単純に考えると各寮約250名となりますが、作中でスリザリンの生徒は約200とされているので、寮によって多少のばらつきはあるようです。

グリフィンドールの生徒

メインキャラクターのハリー・ポッターをはじめ、ハリーの親友であるロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャー、そして作品内で1番といっていいほど成長を感じることのできるネビル・ロングボトムなど、とにかくお馴染みの生徒がたくさん所属しているのがグリフィンドールです。 特に入学したばかりの頃は度胸がなく常におどおどしていたネビルは、ラストでヴォルデモートの蛇であり分霊箱でもあるナギニをグリフィンドールの剣で斬り殺し、ヴォルデモート消滅に大貢献する、見所の多いキャラクターですよね。 実は物語終了後、ネビルは薬草学の教授としてホグワーツの先生になるんです!その後も、ハリーやロンと共に闇祓いになるなど、魔法界での活躍は続いていきます。

スリザリンの生徒

ハリーの最大のライバルであるドラコ・マルフォイや、彼に付き従うクラッブとゴイル、そしてハーマイオニーが敵対するパンジー・パーキンソンなどが属しているのが、スリザリンです。 ドラコはシリーズを通して悪者として描かれているように感じますが、実はそんなことないんです! 思い返してみれば「賢者の石」で初めてハリーにドラコが対面した時、彼は友達になろうと握手を求めます。ハリーの存在を知らない人は魔法界ではいませんし、有名人で純血な彼と友達になれることを楽しみにしていたのでしょう。 シリーズが終結に向かっていくにつれて、闇から抜け出したいが後退りできない、弱い面もたくさん見せるドラコ。人の道から外れることを恐れ、罪悪感も持ち合わせたドラコは犠牲者側であり、実に人間らしい憎めないキャラクターなのです。

ハッフルパフの生徒

ファンタスティック・ビースト
© Warner Bros. Pictures

「炎のゴブレット」では、三大魔法学校対抗試合でホグワーツ代表として雄姿を見せたセドリック・ディゴリーや、ハリーの大ファンであり、「秘密の部屋」ではバジリスクを見たことによって石化してしまうコリン・クリービーなどが、ハッフルパフには所属しています。 「ファンタスティック・ビースト」の主人公ニュート・スキャマンダーも、ハッフルパフ出身です。実は「アズカバンの囚人」の中で、忍びの地図上にニュートはすでに登場していたんです!よく注意して見てみると見つけられるかもしれません。

レイブンクローの生徒

とにかく賢い生徒が多いレイブンクローには、ハリーと恋人だったチョウ・チャンや、「炎のゴブレット」のクリスマスパーティーでロンとダンスパートナーになるパドマ・パチル、空想的でマイペースなルーナ・ラブグッドなどが所属しています。 ルーナの近しい友人であるハリーとジニーの夫妻が3番目に生まれた娘に「リリー・ルーナ・ポッター」と名付けるほど、ルーナの周りに対する優しさや心配りは群を抜いていました。

6. ゴーストと絵画について

ホグワーツのゴーストは怖くない

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Dinner wouldn't be the same without the ghost of Gryffindor house.

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ホグワーツにいるゴーストは、生徒の話し相手になったり、喜怒哀楽を持っていたりと、ホラー的な印象をもつ存在ではありません。 グリフィンドール専属のゴーストはほとんど首なしニックで、生徒からは「サー・ニコラス」という愛称で親しまれています。 スリザリン専属のゴーストは、血みどろ男爵。彼は非常に無愛想で、ヘレナ・レイブンクローを死に至らしめた張本人です。 ハッフルパフ専属のゴーストは、太った修道士。彼は、上役の聖職者たちに不審がられた末に殺されてしまい、未だにそのことを引きずっています。 レイブンクロー専属のゴーストは灰色のレディ、生前の名前はヘレナ・レイブンクローです。彼女はハリーの説得によって、分霊箱を見つける手助けをするエピソードで有名です。

絵画は動く!喋る!

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A new headmistress calls for some redecorating.

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ホグワーツに飾られている絵画は話すことも、動くこともできます。またお互いの絵を行き来する、なんてこともできてしまいます。 一番有名なのは、やはり「太った婦人」ではないでしょうか?グリフィンドール談話室の入り口を守る絵で、彼女に合言葉を言わないと入れてもらえません。 またレンブラント作の「テュルプ博士の解剖学講義」をモデルに作られたと思われる絵画は、ホグワーツで事件が起こるごとにガヤガヤと騒ぎ出します。管理人のアーガス・フィルチによって彼らが振り落とされるシーンは、かなり印象的ですよね。 金の額縁のブロンドの人魚は、「炎のゴブレット」で監督生およびクィディッチキャプテン専用の浴室で、ヒントである卵をハリーとセドリックが持ち込んだ際に、彼らを誘惑します。

7. バジリスクの住処である秘密の部屋

スリザリンがホグワーツを去る際に、自分の後継者となる純血の魔法使いだけが開ける部屋をつくりました。それこそが、秘密の部屋。3階の女子トイレの蛇口のずっと下にあるのですが、蛇語(パーセルタング)で命じなければ、決してその入り口が開くことはありません。 また、目を合わせただけで死に至らせる力を持つ巨大で獰猛な蛇・バジリスクの住処でもあります。しかし、「秘密の部屋」でハリーがグリフィンドールの剣によって、バジリスクは息の根を止めることとなります。

8. 「不死鳥の騎士団」で登場したあったりなかったり部屋

強い願いを持つ者がホグワーツ8階の廊下を行ったり来たりすると、“あったり、なかったり部屋”(必要の部屋)が現れます。部屋は同じ場所に現れますが、部屋に対して望むことによって、部屋の内装から中に置かれている道具まで変わってしまいます。 「不死鳥の騎士団」ではダンブルドア軍団が、魔法技術の訓練に使うために使用されました。

9. ホグズミードの外れにある叫びの屋敷

「叫びの屋敷」はホグズミードの外れにある屋敷のことで、唸り声や叫び声が聞こえる幽霊屋敷として有名でした。しかし実際は、そこで狼人間に変身したリーマス・ルーピンが唸っていただけでした。 リーマスのホグワーツ入学時、ホグワーツ敷地内のグラウンドにある「叫びの屋敷」へと通じる道を塞ぐため、近づくものを激しく攻撃する習性を持つ「暴れ柳」を植え込みました。満月の夜に、リーマスが他の生徒に危害を加えないよう、学校側が配慮したのです。

10. 校長室について

ハリー・ポッターと謎のプリンス ダンブルドア
© Warner Bros.

校長室に入るためには合言葉を言う必要があり、言えなければ部屋に拒まれてしまいます。 部屋の中には、記憶を保存したり再現したりすることのできる「憂いの篩(ふるい)」や、グリフィンドールの剣、組み分け帽子など、作品中に登場する様々な道具も置かれています。 また、ホグワーツ内では姿現し、姿くらましの魔法はダンブルドア校長以外は使用することができません。 姿現し、姿くらましは高度な技術を要し、習得するには試験に合格する必要があるほどです。また失敗すると「バラケ」が起こり、身体がバラバラになってしまいます。

11. 学校で行われる主なイベント

寮対抗クィディッチ

年に1度開催される恒例行事である寮対抗クィディッチは、寮ごとの結束がさらに強まり、各寮ごとの関係が殺伐とした雰囲気になるのも特徴です。 グリフィンドールの最大の敵はスリザリンで、勝ちにこだわり反則だらけの荒いプレーをするスリザリンに、毎年グリフィンドールは苦戦しています。

三大魔法学校対抗試合(トライ・ウィザード・トーナメント)

ハリーポッター 炎のゴブレット
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. - Harry Potter Publishing RightsJ.K.R.

「三大魔法学校対抗試合」はヨーロッパでもっとも大きい魔法学校であるホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの生徒たちが、魔法における様々な力を競う大会です。 基本的に各校から、魔法界の成人である17歳以上の代表者が1人選ばれますが、「炎のゴブレット」では17歳に満たないハリーがアラスター・ムーディに化けたバーテミウス・クラウチ・ジュニアの強力な錯乱の魔法によって、代表に選ばれてしまいます。 さらに、セドリック・ディゴリーがヴォルデモートによって殺害されるという事件も起きてしまっています。

12. ホグワーツにかけられている魔法

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“Let the feast begin!” - Dumbledore #HappyThanksgiving #HarryPotter #TuckIn

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ホグワーツ自体、マグルからは見えません。もしマグルが敷地内に入り込んだら、「DANGER, DO NOT ENTER, UNSAFE.(危険!立ち入り禁止、危険!)」という看板が現れます。また、マグルの携帯、パソコンなどの機器は学校の敷地内では使用できなくなります。 そして、階段にも魔法が!男子生徒が女子寮に潜り込もうとした場合、すぐに階段がスライドして入ることが出来なくなります。生徒たちは階段が変わっていくことに気を付けなければなりません。グリフィンドールタワーの階段では、ネビルが何度も迷子になっていました。 誰もが羨ましいと思ってしまうホグワーツ料理も、魔法で現れます。しかし、「Gamp’s Law of Elemental Transfiguration(魔法の原則)」によると、無から食べ物を魔法で出すことはできないとされています。料理が出てくる理由は、屋敷しもべ妖精たちがキッチンでせわしなく料理を用意しているからです。

13. ホグワーツで起こった事件

1792年、三大魔法学校対抗試合でコカトリスが放たれ、当時の3校の校長全員が負傷しています。コカトリスは魔法動物で、ハーマイオニーが読んだ本に載っていました。 1970年から1981年にかけて「第一次魔法戦争」が勃発し、ヴォルデモート卿を先頭に死喰い人が暗躍。ハリーの両親をはじめ、多くの魔法使いが犠牲になりました。しかし、ヴォルデモートが本当に殺したかったハリー・ポッターは、母親であるリリー・ポッターの愛による保護呪文で、殺しそびれてしまいます。 そして勃発するのが「第二次魔法戦争」。ヴォルデモートの復活がきっかけとなって魔法界だけでなく、マグルにまでも危害を及ぼす大規模な戦争へと転じてしまいました。 1998年5月2日にヴォルデモートが倒れ、第二次魔法戦争は終結を迎えますが、学校が受けたダメージは相当なものでした。しかし、ホグワーツはすぐに修復され、その年の学期始めに再開されました。

誰もが入学したい!ホグワーツ魔法魔術学校

マグルには想像のできない世界が広がる、ホグワーツ魔法魔術学校には、魅力が盛りだくさん! 魔法界の魅力がたっぷり詰まったホグワーツには、校舎の設備だけでなく、道具の詳細部分まで手が込んでいます。 トリビアを知ってから「ハリー・ポッター」シリーズを観てみると、知る前の何倍も楽しめるはずです!ぜひ下記事から呪文もチェックしてみてください。