2020年11月11日更新

『僕のヒーローアカデミア』荼毘(だび)の正体がついに判明!轟一家との関係を徹底考察【ネタバレ】

荼毘 僕のヒーローアカデミア サムネイル

『僕のヒーローアカデミア』でヴィラン連合の幹部として暗躍する荼毘。そんな彼の正体が、原作でついに判明しました!ボロボロに剥けた皮膚が不気味だけど不思議とかっこよく見える、イケメン担当の荼毘。今回はそんな彼を徹底解説します。

目次

『僕のヒーローアカデミア』荼毘(だび)を徹底解説!遂に正体が明らかに【ネタバレ注意】

週刊少年ジャンプの人気マンガ、堀越耕平による『僕のヒーローアカデミア』。人類が特殊な能力「個性」を持って生まれるようになった近未来では、その力を悪用しようとする者が登場します。 悪用する者は「敵(ヴィラン)」、取り締まる者は「ヒーロー」と呼ばれ、ヒーローという存在が職業として成り立つようになりました。 荼毘(だび)は、ヴィラン連合の一員として、ヒーローたちの前に立ちはだかります。顔や体に火傷の痕と縫い目があり、非常に不気味な人物です。 ステインというヒーロー殺害を繰り返していた人物を崇拝し、彼の思想に惹かれて連合に参加。その後も、幹部として悪事の限りを尽くしています。 今回はそんな荼毘の個性や、正体について解説していきます! ※この記事は2020年11月現在のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

荼毘はどんなキャラなのか!個性や性格は?

荼毘の見た目はつぎはぎだらけで非常に不気味。特に顔は顎から首元に掛けて広い範囲で皮膚が変色しており、口の端から耳元までを覆うように縫い留めてあります。目の下にも変色した皮膚が縫い留め、クマのようになっており顔の不気味さが際立っているのが特徴。 口数が少ない荼毘ですが、ヒーロー殺しをしていたステインに心酔しており「ヒーローは全てオレが殺す」など物騒な発言が多いです。また、ヴィラン連合に属してはいるものの組織の一員として存在しているというより、ステインの思想を継ぐためにいるといった姿勢の荼毘。 荼毘の「個性」は、蒼い炎を掌から放出することができる力です。「個性」の詳細は明らかになっていませんが、炎の勢いで周りの人たちが吹き飛ぶほど強力。氷を操る「個性」を持つ男との戦いでは、そのほとんど溶かしてしまいました。 ちなみに「荼毘」とは、仏教用語で「死者を火葬にする」こと。炎を扱うヴィランとして、ふさわしい名前ですね。

荼毘の「個性」には弱点があった!変色した皮膚との関係も……。

強烈な炎で広範囲攻撃が可能な荼毘の「個性」ですが、230話で彼の欠点が明らかになりました。それは“炎で自分の身体も焼いてしまうこと”です。氷の戦士に対抗するために、炎を大量に放出した荼毘の頬や腕から煙が出始めます。 この異変に気付いた氷の戦士は、荼毘の変色し爛れた皮膚を見て、「おまえ長く戦えないんだろ。己の炎に身を焼かれるから」といいます。この言葉を荼毘が無言で聞いていたということは、図星だったのかもしれませんね。

ついに明かされた荼毘の正体とは……【原作290話で判明】

2020年11月に掲載された「ヒロアカ」290話にて、ついに荼毘の正体が明らかになりました。 超常解放戦線の指導者である死柄木弔(しがらきとむら)を追い詰めたエンデヴァー達。焦凍と波動ねじれのコンボ技が炸裂する中、大型ヴィランのギガントマキアが荼毘と共に駆けつけてきます。 その場にエンデヴァーと焦凍の姿を見つけた彼は、自身を荼毘と呼ぶエンデヴァーに対して「そんな名前で呼ばないでよ」と言い、続けて「燈矢って立派な名前があるんだから」と自身の正体を明らかにしました。 ちなみに、以前ホークスと戦闘を繰り広げた際にも、荼毘は自らの素性を明かしています。しかし、その部分の台詞は黒塗りになっており、読者が荼毘の正体を知ったのは今回が初となりました。

【最新ネタバレ】記者会見で明かした「個性婚」の闇

荼毘がエンデヴァー達に向かって自分の正体を話していたのと同時に、テレビでは事前に録画された荼毘の暴露映像が流れていました。轟家の長男として生まれた彼は、いかにしてヴィランへと変貌したのでしょうか?「個性婚」に翻弄された荼毘の過去が明かされます。

「過去は消えない」

エンデヴァーの妻・冷(れい)も視聴している中、荼毘は自分がエンデヴァーの長男であること、そして自分が個性婚によって生まれた「失敗作」であることを暴露します。 かつてエンデヴァーはオールマイトを越えられない絶望から、自分よりも強い個性を持った子供を求めて「個性婚」を行いました。長男の燈矢はエンデヴァーよりも強い個性を持っていたものの、冷の個性を受け継げなかったために見捨てられてしまった様子。 激しい憎悪を抱いた彼は、いつか「成功作」である焦凍を殺そうと考えていたようですが、未来に目を向け始めたエンデヴァーの変化は応援していたと言います。 しかし、それはあくまで復讐の為。「過去は消えない」「自業自得だぜ」「さァ、一緒に堕ちよう轟炎司」などと言い放ち、エンデヴァーに「燈矢」という過去を突きつけました。

正体が分かる伏線を徹底解説!そんなところにもフラグが!?

ついに正体が明らかになった荼毘改め轟燈矢。原作を読み返してみると、彼の正体が分かる伏線がこれまでにも多々確認されています。ここでは、荼毘=轟燈矢だと匂わせているフラグをみていきましょう!

伏線①:個性や見た目が轟を彷彿とさせる

荼毘は炎を使いますが、炎の個性と言えば真っ先に轟と彼の父・エンデヴァーが出てきます。似たような個性を操れるだけなのでは?とも思いますが、炎はかなり強力な個性。血縁者だと推察がされてもおかしくはありません。 父のエンデヴァーは「焦凍以外は望む個性が出なかった」と語っていることから、他の兄弟は炎のみ、又は氷のみを引き継いだ可能性があります。あくまで推測ですが姉の冬美など、名前からして氷のみという可能性ありそうですよね。 また、76話のカラーにて荼毘がカラーで描かれているのですが、彼の瞳の色と5巻の表紙の轟の瞳の色が非常に酷似していました。こちらも血縁関係を匂わせるフラグだったのですね!

伏線②:82話での台詞「哀しいなあ 轟焦凍」

雄英の生徒たちが林間合宿に行った際、肝試しの会場にヴィラン連合が襲いかかりました。ヴィラン連合の仲間のコピー能力を使ってプロヒーローたちを翻弄していた荼毘ですが、爆豪を奪って今まさに退却しようとしたその時。 初めて顔を合わせたはずの轟に対して「哀しいなあ 轟焦凍」と言葉を発しています。実際、轟には幼少期、父の英才教育が行き過ぎた所為で追い詰められた母に疎まれたという辛い過去があります。荼毘が初対面で轟を知っていた事、そして彼を「哀しい」と表現する辺り、何か事情を知っているとしか思えないセリフですね。 実は兄である自分に気がつかないことに対する「哀しい」だったのかもしれません。

伏線③:エンデヴァーの発言「燈矢は惜しかった」

エンデヴァーは自身の子どもたちを話題にした際、「燈矢は惜しかった。俺以上の火力を備えているのに、冷の体質を持ってしまって……」と発言しています。この「冷の体質」とは、轟家の次男・夏雄がいっていた「暑がり」=熱に弱い体質のことではないでしょうか。 荼毘が個性で放出する炎は青色。一般的に、「青い炎」は、通常の赤い炎と比べて温度が高く、ガラスなども溶かすことができます。ここから、エンデヴァーよりも強力な炎=青い炎と推測ができるのです。そして、能力を使いすぎると身体が焼け焦げてしまうという「冷の体質」も荼毘に当てはまります。 また、氷の戦士が戦いの最中で「異能(個性)の強さ意外に、生の価値はない」と、かつてのエンデヴァーを彷彿とさせる言葉を口にしたとき、荼毘は「そりゃ哀しいな。死ね」と返しました。もし焦凍と同じような地獄の特訓を受けていたなら、その考えには反論したくなりますよね。

「初めましてかな?エンデヴァー」「精々頑張れ死ぬんじゃねぇぞ、轟炎司!」

エンデヴァーが注目される要因となったハイエンド戦の直後、満身創痍のエンデヴァーの前に荼毘が現れました。そのとき、エンデヴァーに「初めましてかな?エンデヴァー」と、鎌をかけるようなあいさつをします。しかしエンデヴァーの様子は、いたって普通でした。 さらに普段は言葉数の少ない荼毘から、「少し話そうぜ?せっかくの機会だし」と、エンデヴァーに興味を示していたことも燈矢かもしれないと推測できる要因の1つです。結局、No.5ヒーロー・ミルコの乱入でエンデヴァーとゆっくり話すことはできませんでしたが、去り際に「精々頑張れ死ぬんじゃねぇぞ、轟炎司!」と、因縁を感じさせるようなセリフを吐き捨ていました。

「考えすぎてイカれたよ」

全国放送の最中に、今まで30人以上の罪無き人を殺害してきたことを告白した荼毘。その被害者の中には、サンドヒーロー・スナッチの姿もありました。 スナッチとの戦闘時、「遺族のことを考えたことがないのか」と聞かれていた荼毘は、後に「(遺族のことを)考え過ぎてイカレたよ」と返答。そのセリフからは、プロヒーローの家に生まれた彼ならではの苦悩がうかがえます。 個性婚によって歪んでしまったものの、家族のだんらんを取り戻しかけていた轟家。燈矢の登場によって家族がどのような変化を迎えるのか、今後の展開が見逃せません。

アニメ「ヒロアカ」で荼毘を演じる声優は下野紘

荼毘を演じるのは人気声優・下野紘。荼毘の正体が明らかになっていなかった頃のインタビューでは、演じる彼も「どう演じていこうかドキドキしています」とコメントをしていました。 下野紘といえば『うたの☆プリンスさまっ♪』マジLOVEシリーズの来栖翔役や、『進撃の巨人』のコニー・スプリンガー役でご存知の方も多いのではないでしょうか?元気な男の子キャラが多めですが、『ACCA13区監察課』のジーン・オータスのようなクールなキャラも見事に演じてくれる方です。 荼毘は普段はドライですが、声を荒げたり残酷なことを口にしたりもしますので、演じ分けにも注目です。下野紘のクールな声は、少し色気もあるのでミステリアスな荼毘にはピッタリ!

遂に明かされた荼毘の正体!今後の活躍や轟との関係にも注目

「個性が似ている」「轟に兄弟がいる」「炎を使い続けたら轟も荼毘のようになる?」と轟家との関係性について噂が飛び交っていた荼毘。ついに原作では彼の正体が明らかになりましたね。 衝撃の記者会見映像を公開した荼毘は、今後の『僕のヒーローアカデミア』でも重要なキャラとして活躍しそうです。轟家は、凄惨な過去とどう向き合っていくのか、彼の「過去は消えない」に対する答えが気になるところです。 そんな盛り上がりを見せている「ヒロアカ」は第5期が2021年の春から放送開始予定です。原作を読んでいる方も、そうでない方も、是非アニメ4期までを振り返ってみてはいかがでしょう。