2023年4月6日更新

「ヒロアカ」ハリウッド実写映画化が決定!キャスト予想・ひどいと言われる理由は?

このページにはプロモーションが含まれています
僕のヒーローアカデミア ヒロアカ
© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

人口の8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持つ社会で、「無個性」の主人公が最高のヒーローになるまでの物語を描く堀越耕平の少年漫画『僕のヒーローアカデミア』。そんな「ヒロアカ」が今度はハリウッドで実写映画化決定! 本記事では実写版の最新情報やキャスト予想、仕上がり予想まで、注目必至の内容を紹介していきます。

AD

実写版「ヒロアカ」の最新情報

製作 レジェンダリー・ピクチャーズ
監督 佐藤信介
脚本 ジョビー・ハロルド
公開日 未発表
キャスト 未発表

2023年4月現在、公開日・キャストともに未発表です。 監督を務める佐藤信介は漫画原作の実写化作品を多数手がけています。近年だと映画『キングダム』やNETFLIX配信ドラマ『今際の国のアリス』が記憶に新しいですね。過去には『BLEACH 死神代行篇』や『GANTZ』なども担当しています。 脚本を手掛けるのはジョビー・ハロルド。2022年にディズニープラスで配信されたドラマ『オビ=ワン・ケノービ』の脚本を担当した人物です。

ひどいと言われる理由!実写化に対する懸念と期待

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』
(C)2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 (C)堀越耕平/集英社

実写化って失敗するイメージ……

人気少年漫画は大ヒットの末に実写化することもしばしば。とくにアクションが映えるバトル漫画はそのターゲットになりやすいのでしょう。実写化されるほど人気というのは嬉しいことですが、ファンにとって実写化はリスクの高い賭けでもあります。

DRAGONBALL EVOLUTION
©Supplied by LMK/Zeta Image

製作陣が世界観を理解していない、作品の魅力を掴みきれていない、タイトルとキャラ名だけ使って中身はまるで別物……といった要素が重なると、原作者である鳥山明に酷評され、脚本家がファンに向けて謝罪を行う事態となった映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の悲劇が再来してしまいかねません。 とくに「ヒロアカ」はキャラデザがかなり個性的で、漫画的な造形のキャラも多いです。そのあたりをどうするのかも含め、解釈違いが起きないことを願うばかりですね。

AD

製作陣に対する期待

作者・堀越耕平は「ヒロアカ」はアメコミ作品の影響を受けていると述べています。 そんな「ヒロアカ」の実写化を担うレジェンダリー・ピクチャーズはアメコミ原作作品でもヒットを飛ばしている映画会社。大きくコケることはないのでは、と期待したくなります。 また同じく大ヒットジャンプ少年漫画では、『ONE PIECE』もNetflixドラマシリーズとして配信が決定。こちらはキャストが発表され期待が高まっているので、本作もそれに続いて欲しいところです。

レジェンダリー・ピクチャーズとは

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE〜2人の英雄〜
Ⓒ2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 Ⓒ堀越耕平/集英社

実写化に挑むのは、米レジェンダリー・ピクチャーズ。過去に『パシフィック・リム』やハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』を手がけています。 『パシフィック・リム』は、日本の「ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなどの怪獣・特撮映画のオマージュを数多く取り入れており、『GODZILLA ゴジラ』は1954年に日本で公開された『ゴジラ』を元にして作られています。 つまり、レジェンダリー・ピクチャーズは日本にかなり馴染みの深い映画会社だといえるでしょう。 本作の製作に関わるのは、『GODZILLA ゴジラ』の製作総指揮者であるアレックス・ガルシアや、『パシフィック・リム アップライジング』のアソシエイトプロデューサー、ジェイ・アッシェンフェルターなど、そうそうたるメンバーです。

AD

ハリウッド版「ヒロアカ」キャスト予想まとめ!

トム・ホランド
©️WENN.com

主人公・緑谷出久は心優しい少年。「スパイダーマン」シリーズで主人公を演じるトム・ホランドが似合いそうです。アメコミヒーロー経験者という点も推したいポイントです。 出久の幼馴染でライバル、過去には彼をいじめていたこともある爆豪勝己役は、いじめっ子役に定評のあるウィル・ポールターを予想。やや顔の雰囲気が違うのでヘアメイクに期待するとしましょう。 端正な顔立ちの轟焦凍役は吉沢亮が大本命ですが、髭を剃ったローガン・ラーマンと予想。天然なところもマイペースな轟に合いそうです。 オールマイトのマッスルフォームにはゴリゴリ筋肉系でドウェイン・ジョンソンが来ると予想してみました!

日本で実写化するなら誰?キャスト予想まとめ!

ここでは日本でもし実写化するならキャスティングが誰になるのか、実写作品の経験・ビジュアル・演技力といった3つの軸で予想しました!実写映画化には賛否両論ありますが、誰が適役かを予想するのはどの作品でも盛り上がりますよね。 どの俳優がどのキャラクターを演じるのか、ぜひ一緒に予想してみてくださいね。

緑谷出久役……神木隆之介

『屍人荘の殺人』神木隆之介
©2019「屍人荘の殺人」製作委員会

本作の主人公である緑谷出久の実写化予想として一番多かった声が、俳優の神木隆之介。 彼はこれまでに様々な漫画・アニメの実写化作品に出演しており、特に映画『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(2014年)における瀬田宗次郎役や映画『3月のライオン』(2017年)の桐山零役ではビジュアル・キャラクター共に高い評価を受けています。 もし実写化したら主人公らしい正統派のビジュアルと誰もが認める高い演技力で、緑谷出久役も演じきってくれること間違いなしです!

AD

爆豪勝己役……菅田将暉

菅田将暉
©️2020『花束みたいな恋をした』製作委員会 ©ヤン・ブース(whiteSTOUT)

主人公・緑谷出久の良きライバルである爆豪勝己役が適役だと呼び声が高いのは、歌手としても活躍する俳優の菅田将暉。auのCMで見せた金髪ショートヘアが似合っていたこともあり、ビジュアル的にもマッチするのではないかと言われています。 演技力も申し分なく高く、映画『銀魂』シリーズ(2017年・2018年)では万事屋の一員である志村新八を好演したことも記憶に新しいです。それ以外に彼は映画『帝一の國』(2017年)や映画『となりの怪物くん』(2018年)といった実写化作品にも出演しています。

轟焦凍役……吉沢亮

キングダム  吉沢亮
(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

ヒロアカの中でも、特に人気の高いキャラクターである轟焦凍の実写版キャストとして予想されているのは、その美しい見た目から多くのファンを虜にする俳優の吉沢亮。彼は菅田将暉と同じく映画『銀魂』シリーズ(2017年・2018年)に出演しており、沖田総悟役を見事に演じきりました。 演技力も確かな彼は多くの実写化作品に出演しており、特に1人2役演じた映画『キングダム』(2019年)や映画『東京リベンジャーズ』(2021年)は話題になりました。

麗日お茶子役……広瀬すず

広瀬すず『ちはやふる 結び』(プレス)
(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会  (C)末次由紀/講談社

本作におけるヒロイン的立ち位置のヒーロー・麗日お茶子のキャストとして予想されているのは、透明感のある可愛らしさが魅力の女優の広瀬すず。彼女はたびたびお茶子のようなボブヘアーにしていることもあり、ビジュアル的にもお茶子にぴったりとの声も多いです。 演技力も高く数々の作品に引っ張りだこの彼女ですが、これまでにも少女漫画の実写化作品に度々出演しています。代表作には、映画『ちはやふる』シリーズ(2016年・2018年)や映画『四月は君の嘘』などがあります。

AD

飯田天哉役……岡田健史

『死刑にいたる病』岡田健史
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

7・3分けに眼鏡といった見た目に学級委員長という、いかにも“真面目”なキャラクターである飯田天哉の実写化として予想されているのは、福岡出身の若手俳優の岡田健史。 真面目で熱血漢な役から、少しおちゃらけた役まで幅広くこなす彼は、飯田天哉のキャラクターにピッタリなのではないかと言われています。 正統派イケメンである彼のビジュアルもハマり役で、眼鏡をかけるとますます似ているというファンの声も多いです。そんな彼はこれまでにドラマ『中学聖日記』(2018年)やドラマ『いとしのニーナ』(2020年)といった実写化作品に出演しています。

相澤消太役……オダギリジョー

オダギリジョー
(C)2018 STUDIO PONOC

緑谷出久たちの担任である相澤消太の実写版キャストとしては、ベテラン個性派俳優であるオダギリジョーが予想されています。ウェーブがかったロングヘアのイメージが強いオダギリジョーはビジュアル的にはもちろん、演技力的にも相澤にピッタリだと言われています。 そんな彼は最近は目立った実写化作品には出演していませんが、間違いなく実写化作品に映える俳優の1人だと言えるでしょう。

実写版「ヒロアカ」の成功を祈る!

「ヒロアカ」実写化の基本情報からクオリティ予想まで紹介しました。実写化に対する不安を打ち消すことはできませんが、本作のクオリティに期待するのも悪くはないかもしれません。 これからも新情報を随時紹介していきますのでお見逃しなく!