2019年3月26日更新

プロフェッサーXこと、チャールズ・エグゼビアの全て【息子がいた!】

このページにはプロモーションが含まれています
プロフェッサーX

AD

地上最強のテレパス、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア

アメリカの老舗コミックレーベル、マーベルコミックに登場するヒーローチームのXメン。数々の超能力を持つヒーローが所属していますが、その中でも重要なキャラクターが「プロフェッサーX」という呼び名で親しまれている、チャールズ・エグゼビアです。 地上最強のミュータントでありながら、下半身付随のため移動には車椅子を用いているエグゼビア。そして何よりXメンの創設者である彼について、押さえておきたい基礎情報をまとめました。

X-MENの創設者!プロフェッサーXのプロフィールは?

プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアは生れながらにして強力な超能力に恵まれた人物です。10代の頃から自身の能力に気づいていましたが、うまくコントロールすることができませんでした。プロフェッサーXのトレードマークの一つがスキンヘッドですが、それは自分の能力をコントロールできないストレスから禿げてしまったからだそうです。 成績優秀なプロフェッサーXは、名門オックスフォード大学に進学します。遺伝学、生物物理学、心理学の博士号を習得し、力をコントロールできるようになったプロフェッサーXは”精神医学の魔術師”との異名を持つようになります。 その後アメリカ軍に入隊して活動し、除隊後は世界を周り各地の精神治療を施す施設で働きます。この時期に凶悪な宇宙人シファーとも戦いますが、戦いの中で脊髄を損傷、車椅子が必要な体となってしまいます。 ミュータントの中にも悪人がいることと、世間のミュータントに対する偏見の強まりを危惧したプロフェッサーXは、人類とミュータントの共存のために、ニューヨーク州にある施設を設立します。それが「恵まれし子らの学園」という超能力を持つ子供達の保護施設で、そこで正しい能力の使い方を教育されたミュータント達はXメンとして世間に仇なす存在と戦う特殊部隊になっていったのです。

AD

プロフェッサーXの能力は?

プロフェッサーXは非常に強いサイオニック能力を持っており、他人の精神を自分の思うままにコントロールすることができます。具体的には、幻覚を見せたり、テレパシーで会話したりなど初歩的な能力から、その人の目の前にあるものを見えなくしたり、精神攻撃を仕掛けたりすることもできます。 さらに、「セレブロ」という能力増幅装置を使うと、世界中にいるミュータントの位置を把握できてしまいます。感知したミュータントをさらに操ることも可能なので、ミュータントの中でも最強なのはプロフェッサーXであると言っても過言ではないでしょう。

Xメンの最初の敵、マグニートーとは

マグニートーは磁力を操る能力を持ったミュータントです。少年時代にナチスの強制収容所で家族を皆殺しにされた過去を抱えており、ミュータントによる人類の支配を企んでいます。 ある日、マグニートーは米軍のミサイル基地略奪計画を企てましたが、プロフェッサーX率いるXメンにより阻止されました。それ以降、マグニートーはXメンに対抗する悪のミュータント組織を結成し、Xメンとの戦いの始まりとなったのです。 マグニートーはテレパシー攻撃を防御するヘルメットをかぶっているため、プロフェッサーXの精神攻撃が効きません。

AD

プロフェッサーXの息子、リージョンとは?

プロフェッサーXには、世界中を巡っていた時に関係をもった看護婦ガブリエル・ハラーとの間に授かった息子、リージョンがいます。リージョンの本名はデヴィッド・ハラーといい、父親と同じく強力なサイオニック能力を保持しています。しかし、統合失調症をわずらっており、心の中に数百人規模の人格を抱えています。 そんなリージョンを主人公にしたテレビドラマシリーズが制作され、2017年2月よりアメリカのFX局にで放送されています。精神の病により入退院を繰り返してきたリージョンが、ある女性と知り合ったことにより希望を見出していくというストーリーとなっています。

プロフェッサーXはサイクロップスに敗れて死亡?

サイクロップスことスコット・サマーズは目から破壊光線を放つことができるミュータント。「恵まれし子らの学園」の初期生でしたが、次第にプロフェッサーXに不信感を抱き、敵対勢力となっていきます。そして最後には自身の師であるプロフェッサーXを殺害してしまいます。 しかし、その時死んだのはプロフェッサーXではなく別のミュータントでした。変身能力を持つそのミュータントが影武者となり、プロフェッサーXは生きていたのです。

プロフェッサーXを演じた俳優は?

パトリック・スチュワート

数々の実写映画が制作されているXメンシリーズ。プロフェッサーXも、2000年の『X-メン』を皮切りに、2017年の『LOGAN/ローガン』までに合計7つの実写映画に登場しています。それら7作品全てでプロフェッサーXを演じているのが、イギリス出身の俳優パトリック・スチュワートです。 トレードマークの禿頭も見事に体現したはまり役でしたが、スチュワートは『LOGAN/ローガン』を持ってプロフェッサーX役を引退することを発表、ファンの多くは悲しみに暮れていました。 しかし、2017年ファンMTVによるインタビューで、スチュワートは”デッドプールにプロフェッサーXが登場するなら再び演じてもいい”と答えています。プロフェッサーXも登場した2009年の『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』にも実は出演していたミュータントのデッドプール。彼の活躍により、再びスチュワートによるプロフェッサーXを見ることができる日が来るのでしょうか。

AD

ジェームズ・マカヴォイ

ジェームズ・マカヴォイ
©︎Oscar Gonzalez/WENN.com

『X-MENファースト・ジェネレーション』(2011)からのX-MENシリーズにおいて、若き頃のプロフェッサーXを演じたのは、イケメン俳優として名高いジェームズ・マカヴォイです。 彼は本気で役作りをする事でも知られており、今作においてもプロフェッサーXのトレードマークとも言えるスキンヘッドに実際にしてみるなどして好演しました。