『特捜戦隊デカレンジャー』は刑事ドラマとしても楽しめる!【あらすじ(ネタバレあり)・キャスト紹介】

2018年3月10日更新

スーパー戦隊でありながら刑事ドラマ、それが『特捜戦隊デカレンジャー』です。2018年から『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』が放送され、スーパー戦隊に警察要素が再び帰ってきましたが、2004年に放送されたこの作品には今でも楽しめる魅力が盛りだくさんです。そんな魅力の数々をご紹介します。

1話完結の刑事ドラマスタイル『特捜戦隊デカレンジャー』

刑事ドラマのように1話で1つの事件を解決していくスーパー戦隊『特捜戦隊デカレンジャー』。近未来の世界で起こる様々な事件を、力を合わせて解決していきます。 物語はしっかりと作りこまれており、笑いあり、涙ありで大人が見ても楽しめるものになっています。そんな『特捜戦隊デカレンジャー』をご紹介していきます。

『特捜戦隊デカレンジャー』のあらすじ【ネタバレ注意】

人類が宇宙に進出し、様々な交流を果たしている近未来。宇宙人の中にも悪人はいて、様々な事件を起こしていました。そういった犯罪に対抗するために作られたのが、S.P.D(スペシャルポリスデカレンジャー)です。 S.P.D地球署に配属された赤座伴番は、4人の仲間たちやボスのドギーと様々な事件を解決していきます。最初は未熟だったデカレンジャーのメンバーですが、切磋琢磨し、またボスの教育もあって刑事としての腕を磨いていきます。 宇宙をまたにかける悪の武器商人、エージェント・アブレラが地球で起きている凶悪犯罪の元凶であることを突き止めたデカレンジャーは、新たに後輩刑事のテツも仲間に加え、アブレラを逮捕することに成功するのでした。

個性的なメインキャストの5人をご紹介

デカレッド/赤座伴番:載寧龍二

通称バンは非常に強い正義感の持ち主。ジュウクンドーと呼ばれる二丁拳銃よ格闘術を組み合わせた武術を使い、敵を追い詰めます。 警察学校時代に担当した事件で、逃げる犯人に跳ね飛ばされてなくなってしまった少年の願いを叶えることを目標にして、「宇宙一のスペシャルポリス」になろうとするまっすぐな青年です。

デカブルー/戸増宝児:林剛史

スーパー戦隊のブルーといえばクールな性格。宝児こと通称ホージーもその例に漏れず、冷静沈着でクールな性格。だったのですが、負けず嫌いなところも関係したのか、伴番と張り合っていくうちに、だんだんと熱い一面を見せるようになります。 最初の頃はバンの熱い性格が気に入らず、「相棒」と呼ばれることを拒否していましたが、紆余曲折を経て、最終回では自ら「相棒」と呼ぶようになります。こういった絆を深めるエピソードが『特捜戦隊デカレンジャー』にはふんだんに散りばめられており、作品の魅力に繋がっています。

デカグリーン/江成仙一:伊藤陽佑

つぶらな瞳が特徴的な通称センちゃん。地球署で一番の穏健派で、逆立ちして推理をすることで集中力を上げる特技を持っており、数々の事件を解決に導きました。 最終回後は、デカピンクの梅子と恋人になり、2017年放送の『宇宙戦隊キュウレンジャー』に出演した時には、結婚していました。

デカイエロー/礼紋茉莉花:木下あゆ美

物に触れることで、その物が持っている記憶を読み取ることができる超能力「サイコメトリー」の力を持つ、通称ジャスミン。その能力のせいで辛い思いをしていましたが、現在のボスであるドギーに諭され、能力を活かす道として警察官を志しました。 5人の中では年長であり冷静なこともあって、お姉さん的なポジションです。一方で、古い流行語が好きだったりあだ名をつけるのが好きで、敵にもあだ名をつけたりと少し変わった一面も。

デカピンク/胡堂小梅:菊地美香

自称リーダーの元気娘、通称ウメコ。お風呂が好きで入浴シーンが何度も出てきたので、視聴者の男性はドキドキさせられたのではないでしょうか。 同じ女性である茉莉花とは意気投合し、二人がメインで活躍する回では素晴らしいコンビネーションと、専用の挿入歌を披露してくれました。

忘れてはいけない、サポート役のスワン博士と警察犬マーフィー

デカレンジャーの活躍の裏には、優秀なサポートメンバーの存在があります。

デカスワン/白鳥スワン:石野真子

石野真子が演じる白鳥スワンはメカニックのプロ。大型ロボから基地のシステムまで、その技術でデカレンジャーを支えます。また、デカスワンと呼ばれるスーツを着て、デカレンジャーと共に戦いましたが、4年に1度しか変身しない主義のようで、それ以後変身することはありませんでした。

マーフィーK9

ロボット警察犬のマーフィーは優秀ですが、頑固者。プライドが高く、デカレンジャーともチームワークがとれませんでしたが、事件の捜査の中で、ウメコが自分のことを信じぬいてくれたことから、ウメコと打ち解け、それをきっかけに他のメンバーとも打ち解けることができました。 捜査の面だけでなく、戦闘では、ディーバズーカに変形し、デカレンジャーの必殺武器となって共に戦います。

刑事ドラマに欠かせないボスは、犬!?

地球署の所長を務めるのが、デカレンジャーのボス、ドギー・クルーガーです。 犬型の宇宙人であり大きい瞳がかわいらしくもありますが、その実力は本物。地獄の番犬と呼ばれたドギーは、デカマスターに変身し、銀河一刀流と呼ばれる剣術で数々の敵を倒すのでした。 精神的にも成熟しており、部下たちの成長を様々な形で促し、見守っています。

デカレンジャーの頼れる後輩、姶良鉄幹

通称テツと呼ばれる鉄幹は、若くして「特キョウ」と呼ばれる特別指定凶悪犯罪対策捜査官の一員でした。少し生意気なところがあり、登場当初は地球署の5人とそりが合いませんでしたが、いくつかの事件を共に解決するうちに、先輩として認めるようになります。 デカブレイクに変身し、体術で戦うテツは、銃を駆使して戦う他のデカレンジャーとはまた違った形で格好良さが表現されています。デカレンジャーやデカマスター、デカブレイクの戦い方の違いを見てみると、変わった楽しみ方が出来るかもしれません。

悪を叩き潰す巨大ロボ

スーパー戦隊恒例の巨大ロボも、もちろん登場します。パトカーなどの乗り物が合体するデカレンジャーロボや、テツの登場するデカバイクロボ。更には基地であるデカベースも変形して戦います。 敵にとどめを刺す前には、特殊な装置を使い宇宙裁判所が一瞬で判決を下す場面が入るなど、デカレンジャー特有の戦い方になっています。

海外版『特捜戦隊デカレンジャー』では心霊現象が!?

スーパー戦隊は海外でも人気を博し、日本版を放送するのではなく、独自に海外版が制作されているのですが、その撮影中に、心霊現象が起こったことがあるのです。 車の上から、デカレッドが飛び降りるシーンで、デカレッドがバランスを崩し着地を失敗してしまいます。スーツアクターは飛び降りた際に違和感を感じたようで、後から録画されていた映像を見てみると、なんと、実際には存在しない何者かの影がデカレッドの足を掴むように伸びていたのです。 心霊とは縁のない作品ですが、背筋のぞっとするような映像でした。

「デカレンジャー」のエンディングは『宇宙戦艦ヤマト』のあの人が歌っていた!

本作のエンディング曲はジャズバーのような場所で宇宙人たちが演奏しているものですが、歌っているのはなんと、『宇宙戦艦ヤマト』のささきいさお。 低い魅力的な声で作品の世界観をハードボイルドに歌い上げ、最後に「ジャッジメントタイム」と入るこの歌はスーパー戦隊屈指の名エンディングと言えるでしょう。